JPH0126816Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126816Y2 JPH0126816Y2 JP13654781U JP13654781U JPH0126816Y2 JP H0126816 Y2 JPH0126816 Y2 JP H0126816Y2 JP 13654781 U JP13654781 U JP 13654781U JP 13654781 U JP13654781 U JP 13654781U JP H0126816 Y2 JPH0126816 Y2 JP H0126816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- shelf board
- wall material
- shelf
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 19
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は棚付壁面材に関し、本考案の主な目的
とするところは、棚板の取付位置を自由に変更で
きるようにすることにある。
とするところは、棚板の取付位置を自由に変更で
きるようにすることにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係る棚付壁面材は、互いに離間して
縦方向に走る複数の縦溝１と、縦溝１に交差し互
いに離間して横方向に走る複数の横溝２とが壁面
材３の前面に形成され、横方向に隣合う一対の縦
溝１間の距離は縦溝１の幅よりも大きく設定さ
れ、縦溝１の底面には上下方向に沿つて複数の係
止孔４が穿設され、任意の横溝２に棚板５の後端
部が挿入されると共に棚板５後端縁より突出する
係止片６が縦溝１底面の係止孔４と係合して壁面
材３に棚板５が取着されたものである。第１図乃
至第３図に示すように、壁面材３前面には複数の
縦溝１と複数の横溝２とが互いに交差して形成さ
れている。この例にあつては、一枚の板金や合成
樹脂板を折曲して縦溝１を形成すると共に、横方
向に走るスリツトを穿設して横溝２を形成してい
るものである。ここに、横方向に隣合う一対の縦
溝１間の距離は縦溝１の幅よりも十分に大きく設
定されている。こうして形成された壁面材３の任
意の横溝２内に棚板５後端部が挿入される。棚板
５後端縁からは先端がフツクとなつた係止片６が
突出しており、この係止片６は棚板５後端部が横
溝２内に収められたときに、縦溝１の底面に上下
に複数並設された係止孔４と係合するものであ
る。すなわち、棚板５は横溝２の上下の周壁に挟
持されると共に係止孔４と係止片６とが係合する
ことによつて壁面材３に確実に固定されるもので
ある。ここにおいて、壁面材３は板金や合成樹脂
板により形成され、しかも横溝２が縦溝１で分割
されているから、壁面材３は若干の可撓性を有し
ており、棚板５の前端部をやや押し下げながら横
溝２に棚板５を強い力で押し込むようにすれば、
横溝２に棚板５を嵌合させることができる。一
方、棚板５を壁面材３から外すときには、棚板５
の前端部を押し下げて係止片６の係止孔４に対す
る係合状態を解除してから、引き抜くようにすれ
ばよい。ここで、棚板５を壁面材３に対して着脱
するときに棚板５を押し下げる力は、棚板５で支
持できる最大許容荷重よりも若干大きな力にな
る。以上のようにして、棚板５を壁面材３に固定
しているときには、横溝２の上下の周壁により棚
板５の後端部を挟持するとともに、係止片６を係
止孔４に係合させて棚板５を強固に取り付けるこ
とができ、しかも、棚板５の壁面材３に対する着
脱が自由に行えるのである。したがつて、棚板５
を任意の横溝２内に収めて、任意の縦溝１内で係
止孔４と係止片６との係合を行なうことができ、
棚板５の取付位置の変更が自由になるものであ
る。このように、棚板５の後端部のみを横溝２に
収めることにより、棚板５の後端部のみを保持す
るから、棚板５を壁面から突出させた形で保持で
きるのであり、しかも、係止片６を係止孔５に挿
入しているから、棚板５の保持強度が大きく取
れ、壁面からの突出量を大きくすることができる
のである。ところで、上述のものでは、壁面材３
は一枚の板を折曲して形成されていたものである
が、第４図に示すように、断面略コ字状の壁パネ
ル７と縦方向に走る支柱８とを交互に連結して壁
面板３とし、連結部に縦溝１を形成してもよいも
のである。このようにすると、支柱８を建物の構
造材として用いることができるものである。
る。本考案に係る棚付壁面材は、互いに離間して
縦方向に走る複数の縦溝１と、縦溝１に交差し互
いに離間して横方向に走る複数の横溝２とが壁面
材３の前面に形成され、横方向に隣合う一対の縦
溝１間の距離は縦溝１の幅よりも大きく設定さ
れ、縦溝１の底面には上下方向に沿つて複数の係
止孔４が穿設され、任意の横溝２に棚板５の後端
部が挿入されると共に棚板５後端縁より突出する
係止片６が縦溝１底面の係止孔４と係合して壁面
材３に棚板５が取着されたものである。第１図乃
至第３図に示すように、壁面材３前面には複数の
縦溝１と複数の横溝２とが互いに交差して形成さ
れている。この例にあつては、一枚の板金や合成
樹脂板を折曲して縦溝１を形成すると共に、横方
向に走るスリツトを穿設して横溝２を形成してい
るものである。ここに、横方向に隣合う一対の縦
溝１間の距離は縦溝１の幅よりも十分に大きく設
定されている。こうして形成された壁面材３の任
意の横溝２内に棚板５後端部が挿入される。棚板
５後端縁からは先端がフツクとなつた係止片６が
突出しており、この係止片６は棚板５後端部が横
溝２内に収められたときに、縦溝１の底面に上下
に複数並設された係止孔４と係合するものであ
る。すなわち、棚板５は横溝２の上下の周壁に挟
持されると共に係止孔４と係止片６とが係合する
ことによつて壁面材３に確実に固定されるもので
ある。ここにおいて、壁面材３は板金や合成樹脂
板により形成され、しかも横溝２が縦溝１で分割
されているから、壁面材３は若干の可撓性を有し
ており、棚板５の前端部をやや押し下げながら横
溝２に棚板５を強い力で押し込むようにすれば、
横溝２に棚板５を嵌合させることができる。一
方、棚板５を壁面材３から外すときには、棚板５
の前端部を押し下げて係止片６の係止孔４に対す
る係合状態を解除してから、引き抜くようにすれ
ばよい。ここで、棚板５を壁面材３に対して着脱
するときに棚板５を押し下げる力は、棚板５で支
持できる最大許容荷重よりも若干大きな力にな
る。以上のようにして、棚板５を壁面材３に固定
しているときには、横溝２の上下の周壁により棚
板５の後端部を挟持するとともに、係止片６を係
止孔４に係合させて棚板５を強固に取り付けるこ
とができ、しかも、棚板５の壁面材３に対する着
脱が自由に行えるのである。したがつて、棚板５
を任意の横溝２内に収めて、任意の縦溝１内で係
止孔４と係止片６との係合を行なうことができ、
棚板５の取付位置の変更が自由になるものであ
る。このように、棚板５の後端部のみを横溝２に
収めることにより、棚板５の後端部のみを保持す
るから、棚板５を壁面から突出させた形で保持で
きるのであり、しかも、係止片６を係止孔５に挿
入しているから、棚板５の保持強度が大きく取
れ、壁面からの突出量を大きくすることができる
のである。ところで、上述のものでは、壁面材３
は一枚の板を折曲して形成されていたものである
が、第４図に示すように、断面略コ字状の壁パネ
ル７と縦方向に走る支柱８とを交互に連結して壁
面板３とし、連結部に縦溝１を形成してもよいも
のである。このようにすると、支柱８を建物の構
造材として用いることができるものである。
本考案は上述のように、壁面材の前面に複数の
縦溝と複数の横溝とを形成し、横方向に隣合う一
対の縦溝間の距離を縦溝の幅よりも大きく設定
し、横溝内に棚板の後端部を挿入して棚板の後端
部の上下を横溝の周壁で支持すると共に、縦溝の
底面に形成された係止孔に棚板後端縁より突出す
る係止片を係合しているので、棚板の後端部のみ
を横溝内で支持して、棚板を壁面から突出させた
形で保持できるのであり、しかも、棚板の後端縁
に突設された係止片を縦溝の底面に形成された係
止孔に係合させていることにより、棚板の脱落が
防止できるとともに、保持強度が大きく棚板の壁
面からの突出量が大きく取れるという利点を有す
るのである。また、縦溝と横溝とがそれぞれ複数
形成されているから、棚板の取付位置を任意に設
定でき、目的に応じた棚作りが行なえるという利
点を有する。
縦溝と複数の横溝とを形成し、横方向に隣合う一
対の縦溝間の距離を縦溝の幅よりも大きく設定
し、横溝内に棚板の後端部を挿入して棚板の後端
部の上下を横溝の周壁で支持すると共に、縦溝の
底面に形成された係止孔に棚板後端縁より突出す
る係止片を係合しているので、棚板の後端部のみ
を横溝内で支持して、棚板を壁面から突出させた
形で保持できるのであり、しかも、棚板の後端縁
に突設された係止片を縦溝の底面に形成された係
止孔に係合させていることにより、棚板の脱落が
防止できるとともに、保持強度が大きく棚板の壁
面からの突出量が大きく取れるという利点を有す
るのである。また、縦溝と横溝とがそれぞれ複数
形成されているから、棚板の取付位置を任意に設
定でき、目的に応じた棚作りが行なえるという利
点を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す部分斜視図、
第２図は同上の上面断面図、第３図は同上の側面
断面図、第４図は同上の他の実施例の上図断面図
であり、１は縦溝、２は横溝、３は壁面材、４は
係止孔、５は棚板、６は係止片である。
第２図は同上の上面断面図、第３図は同上の側面
断面図、第４図は同上の他の実施例の上図断面図
であり、１は縦溝、２は横溝、３は壁面材、４は
係止孔、５は棚板、６は係止片である。
Claims (1)
- 互いに離間して縦方向に走る複数の縦溝と、縦
溝に交差し互いに離間して横方向に走る複数の横
溝とが壁面材の前面に形成され、横方向に隣合う
一対の縦溝間の距離は縦溝の幅よりも大きく設定
され、縦溝の底面には上下方向に沿つて複数の係
止孔が穿設され、任意の横溝に棚板の後端部が挿
入されると共に棚板後端縁より突出する係止片が
縦溝底面の係止孔と係合して壁面材に棚板が取着
された棚付壁面材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13654781U JPS5841812U (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 棚付壁面材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13654781U JPS5841812U (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 棚付壁面材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5841812U JPS5841812U (ja) | 1983-03-19 |
| JPH0126816Y2 true JPH0126816Y2 (ja) | 1989-08-10 |
Family
ID=29929872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13654781U Granted JPS5841812U (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 棚付壁面材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841812U (ja) |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP13654781U patent/JPS5841812U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5841812U (ja) | 1983-03-19 |
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