JPS6310752Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6310752Y2
JPS6310752Y2 JP1986177453U JP17745386U JPS6310752Y2 JP S6310752 Y2 JPS6310752 Y2 JP S6310752Y2 JP 1986177453 U JP1986177453 U JP 1986177453U JP 17745386 U JP17745386 U JP 17745386U JP S6310752 Y2 JPS6310752 Y2 JP S6310752Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
sleeve plate
sleeve
support
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986177453U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62100033U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986177453U priority Critical patent/JPS6310752Y2/ja
Publication of JPS62100033U publication Critical patent/JPS62100033U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6310752Y2 publication Critical patent/JPS6310752Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、薄板製棚支柱を前後に配設し、この
棚支柱の側面部に袖板を係脱自在に取付け、該袖
板に棚板を着脱自在に支持させる複柱式棚に関す
るものである。
従来技術 第16図ないし第17図に図示するように棚の
側板01の前後開口部を内方へ折曲げて側板01
の前後両端部に筒状支柱部02を一体に形成し、
この両筒状支柱部02間の凹みを断面コ字形補助
壁03で塞ぎ、書籍の出入れを容易に行なうこと
ができるようにした書棚(実公昭49−24262号公
報)は、公知である。
考案が解決しようとする問題点 このような書棚では、前後の筒状支柱部02を
全面に亘り側板01で一体に接続するのみなら
ず、両筒状支柱部02間をコ字形補助壁03で塞
いだため、鋼材の使用量が多くなつて、材料費が
嵩み、コストダウンが困難であり、また棚奥行方
向の寸法を変えることが不可能である。
問題点を解決するための手段および作用 本考案は、このような難点を克服した棚の改良
に係り、薄板製棚支柱を所定の間隔を存して前後
に配設し、該棚支柱の両側面部に、棚開口側から
棚奥側に向つて袖板の厚みに略等しい深さの段落
ちを該棚支柱の全長に亘つて形成し、同段落ち部
に上下方向に亘り所定ピツチ毎に多数の袖板係止
用孔を設け、該袖板前縁が前記段落ち部に接触し
うる位置にて該孔に係脱自在に係止しうる係止爪
を前記袖板の棚支柱接触側に上下方向に亘つて少
なくとも2個設け、前記棚支柱の両側面段落ち部
の係止用孔に前記袖板の係止爪を係合し、該袖板
に棚板を支持させることにより、複柱式棚を組立
てることができる。
また本考案では前記棚板に収納物が載けられて
袖板の後部が下方へさがる方向へ傾斜しようとす
る力が加えられた場合に、該袖板前縁下部が前記
段落ち折曲部に衝接して、この力の一部を負担す
ることができるので、前記係止爪や係止孔に過大
な力が作用せず、これらの変形や破損を未然に防
ぐことができる。
実施例 以下第1図ないし第6図に図示されるように書
架に適用した本考案の一実施例について説明す
る。
棚支柱1はウエブ2の両端よりフランジ部3が
直角に折曲されてなるチヤンネル状型鋼よりな
り、前記フランジ部3においては、ウエブ部2の
両縁より所定の間隔X離れた個所3aから、袖板
7の板厚tより僅かに深く内方へ段落ち4が形成
され、同フランジ部3の両端5は内方へ直角に折
曲され、同フランジ部3には一定のピツチ毎に袖
板係止用孔6が穿設されている。
また前記袖板7の外側面の手前側には、前記袖
板係止用孔6の間隔の2倍の間隔(整数倍でもよ
い)を存して係止爪8が打出し加工され、前記袖
板7の内側面の下部には、棚板支持爪9が打出し
加工されており、前記係止爪8は前記棚支柱1の
袖板係止用孔6のいずれかに選択的に係合される
ようになつている。
さらに棚板10の両側部11は下方へ直角に折
曲されるとともに、前記袖板7の棚板支持爪9が
嵌合しうる切欠き12が形成され、棚板10の前
後部13は下方へ直角に折曲されるとともに、さ
らに棚板前後中央に向つて直角に折曲されてから
上方へ向つて直角に折曲されている。
しかして前記支柱1は、前後支柱継ぎ部材14
にて前後一体に結合されるとともに、支柱横継ぎ
部材15にて左右一定の間隔を存して左右一体に
結合され、支柱1の頂端に天板16が張設されて
いる。
第1図ないし第6図に図示の実施例は前記した
ように構成されているので、前記前後支柱継ぎ部
材14および支柱横継ぎ部材15により鉛直方向
に指向して立体的に組立てられた棚支柱1のいず
れかの袖板係止用孔6に袖板7の係止爪8を係止
させると、同袖板7を棚支柱1に装着することが
できる。
また前記棚支柱1に装着された袖板7の棚板支
持爪9に棚板10の切欠き12が嵌合するように
棚板10を上下方向に亘り所定間隔毎に取付ける
ことができる。
このように組立てられた棚においては、袖板7
の厚みは棚支柱1の段落ち4に隠されているた
め、棚の正面より袖板7が見えず、体裁が頗る良
い。
また袖板7の内面が棚支柱1のフランジ部3の
前部3bと面一にあるいはフランジ前部3bより
棚支柱1の中央寄りに位置しているため、棚板1
0上に図示されない書籍がぎつしりと収容されて
いる状態でさらに書籍を棚支柱1に隣接して装入
しようとした場合でも、書籍は袖板10に引掛け
られて破損されることはない。
さらに図示されない書籍が棚板10上にぎつし
りと収容されている状態において、棚支柱1に隣
接した書籍を取出しあるいは棚支柱1に隣接して
書籍を装入しようとした場合に、作業者の手が袖
板7に引掛ることがなく、安全である。
さらにまた棚支柱1のフランジ部3に段落ち4
に段絞り加工が施されたため、棚支柱1の曲げ剛
性、強度および捩り剛性、強度が増大し、従つて
棚支柱1の板厚をできるだけ薄くすることがで
き、コストを低下させることができる。
複柱式棚の棚板10に書籍等の物品を載置した
際に棚板10に袖板7の棚開口付近を中心として
袖板7の棚奥行付近が下に下がるような回転モー
メントが袖板7の発生しても、この回転モーメン
トを係止爪8と係止用孔6との係合のみならず、
棚支柱1の段落ち4と袖板前縁7aとの衝接によ
つても負担することができるので、袖板7、棚板
10等の安定がすこぶる良く、また係止爪8の必
要強度が低くなり、コストが減少する。
第1図ないし第6図に図示の実施例において
は、前後の棚支柱1にそれぞれ袖板7を装着した
が、第7図ないし第8図に図示するように、最下
段の棚板の如く、高さを変える必要のない場合に
は、袖板7の前後巾を前後棚支柱1の間隔と略等
しくするように略倍に広げ、同袖板7′の前後両
端に係止爪8′を打出し加工してもよく、このよ
うな袖板7′を装着すると、前後棚支柱1の前後
方向の振れ強度を増大することができる。
また前記実施例では、フランジ部3の両端5は
直角に折曲されているが、第9図に図示するよう
に、フランジ部3′の両端5′を180℃折り重ねる
ように形成してもよく、このような断面形状の棚
支柱1′はロール成形で製造することができる。
さらに第1図ないし第6図に図示の実施例で
は、袖板7の係止爪8を矩形状に打出し加工した
が、第10図ないし第11図に図示するように、
下方が上方よりも巾狭くなるように逆梯形状に係
止爪8′を打出し加工してもよく、このような実
施例では、係止爪8′が袖板係止用孔6に確実に
安定して係合しうる。なおこのよう袖板7′を用
いる場合に、第12図に図示するように、棚支柱
1の袖板係止用孔6′を逆梯形状に形成すると、
より一層容易にかつ確実に袖板7′を支持するこ
とができる。
また第14図ないし第15図に図示するよう
に、袖板7″の係止爪8″を直角に打出し加工し、
棚支柱1の袖板係止用孔6″に同係止爪8″を係合
させるようにしてもよい。
考案の効果 このように本考案においては、所定の間隔を存
して前後に棚支柱を配設し、該棚支柱の両側面段
落ち部の係止用孔に前記袖板の係止爪を結合し、
該袖板に棚板を支持させたため、該棚板の巾に対
応して前記前後両棚支柱間の間隔を適宜に取り、
棚奥行方向の寸法を自由に変えることができる。
また本考案では、前後両棚支柱間には、棚板両
側方にて起立する袖板によつて該棚板上の収納物
を支持しかつその側面を棚支柱と同一面をなして
押えるようになつているため、実公昭49−24262
号公報記載の書棚に比べ、材料使用量を減らして
コストダウンを図ることができる。
さらに本考案においては、棚支柱の両側面部の
奥側に段落ち部を設けたため、この奥側段落ち部
に袖板係止用袖板縁が衝接して、袖板と棚支柱両
側面前方部とが同一面となり、体裁が良く、また
格納作業的に収納物や作業者の手が袖板の前縁に
引掛かるのが阻止されて、これらの損傷が未然に
防止され、しかも袖板の厚さ分だけ収納容量が増
加する。
さらにまた本考案では、前記直線状の袖板前縁
が前記段落ち部に接触しうる位置にて係止爪を前
記袖板に設けたため、前記棚板に収納物が載せら
れて袖板の後部が下方へさがる方向へ傾斜しよう
とする力が加えられた場合に、該袖板前縁下部が
前記段落ち折曲部に衝接して、この力の一部を負
担することができるので、前記係止爪や係止用孔
に過大な力が作用せず、これらの変形や破損を未
然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る複柱式棚の一実施例を図
示した正面図、第2図および第3図は第1図の
−線および第−線に沿つてそれぞれ截断し
た縦断側面図および横断平面図、第4図はその要
部分解斜視図、第5図および第6図はそれぞれ第
2図および第3図の要部拡大縦断面図および横断
平面図、第7図は他の実施例の縦断側面図、第8
図は第7図の−線に沿つて截断した横断平面
図、第9図は他の実施例の棚支柱の横断平面図、
第10図はさらに他の実施例の袖板の要部側面
図、第11図は第10図のXI−XI線に沿つて截断
した縦断平面図、第12図はさらに他の実施例の
棚支柱の係合孔の側面図、第13図はさらに他の
実施例の棚板の横断側面図、第14図は本考案の
さらに他の実施例の要部側面図、第15図はその
一部平面図、第16図は従来の棚の斜視図、第1
7図はその要部分解斜視図である。 1……棚支柱、2……棚支柱ウエブ部、3……
棚支柱フランジ部、4……段落ち、5……フラン
ジ端部、6……係止用孔、7……袖板、7a……
袖板前縁、8……係止爪、9……棚板支持爪、1
0……棚板、11……棚板両側部、12……切欠
き、13……前後部、14……支柱継ぎ部材、1
5……支柱横継ぎ部材、16……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄板製棚支柱が所定の間隔を存して前後に配設
    され、該棚支柱の両側面部に、棚開口側から棚奥
    側に向つて袖板の厚みに略等しい深さの段落ちが
    該棚支柱の全長に亘つて形成され、同段落ち部に
    上下方向に亘り所定ピツチ毎に多数の袖板係止用
    孔が設けられ、該袖板の前縁は直線状に形成さ
    れ、該袖板前縁が前記段落ち部に接触しうる位置
    にて該孔に係脱自在に係止しうる係止爪が前記袖
    板の棚支柱接触側に上下方向に亘つて少なくとも
    2個設けられ、該袖板に棚板が着脱自在に支持さ
    れたことを特徴とする複柱式棚。
JP1986177453U 1986-11-20 1986-11-20 Expired JPS6310752Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986177453U JPS6310752Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986177453U JPS6310752Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62100033U JPS62100033U (ja) 1987-06-25
JPS6310752Y2 true JPS6310752Y2 (ja) 1988-03-30

Family

ID=31118666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986177453U Expired JPS6310752Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6310752Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331620B2 (ja) * 1972-12-26 1978-09-04
JPS53119164A (en) * 1977-03-25 1978-10-18 Interlake Inc Crossbar and rack construction for connecting beams separated properly to each other

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331620U (ja) * 1976-08-23 1978-03-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331620B2 (ja) * 1972-12-26 1978-09-04
JPS53119164A (en) * 1977-03-25 1978-10-18 Interlake Inc Crossbar and rack construction for connecting beams separated properly to each other

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62100033U (ja) 1987-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2527442B2 (ja) 金属板製棚集合体
JPH0339688B2 (ja)
US6672226B2 (en) Bracket system for shelving
JPS6310752Y2 (ja)
US2992744A (en) Shelving assembly
JP2704707B2 (ja) 複柱式組立棚
JPH0745969A (ja) モジュール収納装置
DE3345906C2 (de) Konfektionstragvorrichtung
JPH0740004Y2 (ja) 支柱への壁パネル等の係止装置
JP2576757Y2 (ja) 棚装置の仕切り構造
JPH048832Y2 (ja)
JP3412294B2 (ja) 棚装置
JPH0527859Y2 (ja)
JPH0243227Y2 (ja)
JPH0428418Y2 (ja)
JPH0529658Y2 (ja)
JPS6031542Y2 (ja) 物置棚用裏板の取付け装置
JPH0444127Y2 (ja)
JPH0610843Y2 (ja) ラック
JPS5812613A (ja)
JPH0118043Y2 (ja)
JPS6222601B2 (ja)
JPH0126816Y2 (ja)
JPS6214923Y2 (ja)
JPS6314668Y2 (ja)