JP3412294B2 - 棚装置 - Google Patents

棚装置

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JP3412294B2
JP3412294B2 JP28620594A JP28620594A JP3412294B2 JP 3412294 B2 JP3412294 B2 JP 3412294B2 JP 28620594 A JP28620594 A JP 28620594A JP 28620594 A JP28620594 A JP 28620594A JP 3412294 B2 JP3412294 B2 JP 3412294B2
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敏夫 松原
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、店舗用システム什器
の商品陳列棚等に適用される棚装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来例を図15ないし図17に示す。す
なわち、この棚装置は、正面にサポートスリット100
を形成した一対のサポート101と、サポートスリット
100に係止する爪102を有するブラケット部103
を両側に一体に垂設した棚板104とを備えている。
【0003】棚板104は、金属の平板に仕切り用係止
孔105,106、支持孔107、爪102および展開
状態の形状を打ち抜くとともに、平板を図のように折曲
加工することにより形成している。仕切り用係止孔10
5,106は棚板104の後端部および前端部に形成す
るとともに、後端部の折返し部に仕切り用係止孔105
に整合する支持孔107を形成している。108はワイ
ヤ製の仕切り、111はサポート101間に設けられた
中央板すなわちセンターパネルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この棚装置
は、棚板104を相互に重ね合わすことができないた
め、輸送、保管および現場管理が大変になるという欠点
があった。またブラケット部103は、サポート側に広
幅部109を設けてサポート101に対するブラケット
部103の強度を確保するとともに、広幅部109以外
の部分は細幅にでき、全体にスリムな印象を与えられる
ので意匠効果が良好であるが、広幅部近辺の強度が比較
的弱い欠点があった。
【0005】さらに、棚板の近傍は爪102のため支持
孔107を形成できないので、棚板104の両側に仕切
り108を立設することができないという欠点があっ
た。また図17に示すように、棚板104の複数を並設
した場合に棚板104間に隙間110ができるという欠
点があった。したがって、この発明の目的は、棚板を重
ね合わせることができる棚装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の棚装置は、正
面にサポートスリットを形成した一対のサポートと、前
記サポートスリットに係止する爪を有するブラケット部
を両側に一体に垂設した棚板とを備えた棚装置におい
て、前記ブラケット部の下端に重ね合わせ用の内向き片
を形成したものである。
【0007】請求項2の棚装置は、請求項1おいて、前
記ブラケット部がサポート側に広幅部を有し、前記広幅
部の下端が上端よりも前記棚板の内方に位置するように
前記広幅部の中間に段部を形成したものである。請求項
3の棚装置は、請求項1おいて、前記ブラケット部が、
段部を介して前記棚板の内方に位置する広幅部をサポー
ト側に設けたものである。
【0008】
【作用】請求項1の棚装置によれば、棚板にブラケット
部を一体に設け、ブラケット部の下端に重ね合わせ用の
内向き片を形成したため、棚板の裏側の内向き片同志を
重ね合わせることができので、棚板の重ね合わせが可能
となる。このため、棚板の輸送、保管等が便利になりコ
ストダウンを図れる。また棚板の両側に仕切り用係止孔
を形成しこれに整合するように内向き片に支持孔を形成
することにより、棚板の両側に仕切りを立設することが
可能となり、この場合陳列の無駄がなくなる。さらに内
向き片によりブラケット部の強度を向上することができ
る。
【0009】請求項2の棚装置によれば、請求項1おい
て、前記ブラケット部はサポート側に広幅部を有し、前
記広幅部の下端が上端よりも前記棚板の内方に位置する
ように前記広幅部の中間に段部を形成したため、請求項
1の作用のほか、サポートに対するブラケット部の強度
を確保できるとともにブラケット部をスリムにできるの
で意匠効果が良好になり、さらに棚板の裏面同志を重ね
合わせた状態で相手の棚板内に広幅部の先端を収容でき
るので重ね合わせ状態に安定性があり、しかも重ね合わ
せ高さを小さくできる。
【0010】請求項3の棚装置によれば、請求項1おい
て、前記ブラケット部が、段部を介して前記棚板の内方
に位置する広幅部をサポート側に設けたため、請求項2
と同作用のほか、棚板を横方向に並べた場合に棚板間の
隙間をなくすことが可能となる。
【0011】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図4に
より説明する。すなわち、この棚装置は、一対のサポー
ト1と、棚板2とを有する。一対のサポート1は、正面
に多数のサポートスリット3を形成している。棚板2
は、サポートスリット3に係止する爪4を有するブラケ
ット部5を両側に一体に垂設しているが、実施例ではブ
ラケット部5が棚板妻部を兼用している。またブラケッ
ト部5の下端の中央に重ね合わせ用の内向き片6を形成
している。このブラケット部5はサポート側に広幅部7
を有し、他を細幅部8としている。また広幅部7の下端
が上端よりも棚板2の内方に位置するように広幅部7の
中間に段部9を形成しているが、実施例では内向き片6
に連続するように形成している。
【0012】これらの棚板2およびブラケット部5は、
一枚の金属板の打ち抜き加工により仕切り用係止孔1
0,13と支持孔11と爪4と展開状態の形状を形成す
るとともに、折曲加工により図の形状に折曲している。
したがって、従来例と同様に仕切り用係止孔10と支持
孔11とは垂直方向に整合する。さらにこの実施例で
は、棚板2の両側にも係止孔10′,13′を形成する
とともに、係止孔10′に整合する支持孔11′を内向
き片6に形成している。
【0013】12,12′は仕切りであり、アームによ
り形成し、仕切り12の脚長の前端脚12a,12a′
を係止孔10,10′および支持孔11,11′に嵌合
するともに脚短の後端部12b,12b′を係止孔13
に嵌合して立設している。図2は保管等のため一対の棚
板2を相互に前後逆で裏面同志相対向した状態であり、
図3は相重ね合わせた状態である。棚板2の内向き片6
同志が相合わせられて棚板2が相互に重ね合わされると
ともに、広幅部7の下端は相手側の棚板2の内部に収容
される。
【0014】図4は棚板2の取付状態であり、仕切り1
2′が棚板2の両側部に取付けられている。14はセン
タパネルである。第1の実施例によれば、棚板2にブラ
ケット部5を一体に設け、ブラケット部5の下端に重ね
合わせ用の内向き片6を形成したため、棚板2の裏側の
内向き片6同志を重ね合わせることができので、棚板2
の重ね合わせが可能となる。このため、棚板2の輸送、
保管等が便利になりコストダウンを図れる。また棚板2
の両側に仕切り用係止孔10′,13′を形成し仕切り
用係止孔10′に整合するように内向き片6に支持孔1
1′を形成することにより、棚板2の両側に仕切りを立
設することが可能となり、この場合陳列の無駄がなくな
る。
【0015】さらに内向き片6によりブラケット部5の
強度を向上することができる。またブラケット部5はサ
ポート1側に広幅部7を有し、広幅部7の下端が上端よ
りも棚板2の内方に位置するように広幅部7の中間に段
部9を形成したため、サポート1に対するブラケット部
5の強度を確保できるとともにブラケット部5をスリム
にできるので意匠効果が良好になり、さらに棚板2の前
後が反対で裏面同志を重ね合わせた状態で相手の棚板2
内に広幅部7の先端を収容できるので重ね合わせ状態に
安定性があり、しかも重ね合わせ高さを小さくできる。
【0016】図5および図6は第1の実施例の変形例で
あり、図5は棚板2のブラケット部5の細幅部が前端か
ら後端にかけて同幅の場合であり、図6はブラケット部
の細幅部が後端側ほど細くなった場合であり、図6のも
のは爪4が1個になっている。いずれも内向き片6が重
ね合わされて広幅部7の先端が相手側の棚板2の裏側に
収容されている。また段部9により強度を確保すること
が可能でる。
【0017】なお、第1の実施例においては、内向き片
6と段部9とが連続して一体に同一平面上に形成されて
いるが、別体に同一または異なる高さに形成されてもよ
い。この発明の第2の実施例を図7ないし図10に示
す。すなわち、この棚装置は、第1の実施例において、
ブラケット部5が、段部9′を介して棚板2の内方に位
置する広幅部7をサポート1側に設けているものであ
る。実施例では段部9′は垂直方向に延びている。その
他の構成は第1の実施例と同様である。
【0018】図9は一対の棚板2を前後反対にして裏面
同志相重ね合わせた状態であり、図10は平面図であ
り、棚板2を横方向に並べた場合、棚板2相互間に隙間
をなくすように幅を設定することができる。この点従来
例は図17に示すように棚板104間にサポートスリッ
ト100の間隔に相当する隙間110が発生していた。
したがって、第2の実施例は棚板2の横幅を最大限に拡
大することが可能である。
【0019】この発明の第3の実施例を図11ないし図
14に示す。すなわち、この棚装置は、第2の実施例の
ブラケット部5の広幅部7の段部9′を第2の実施例が
水平に形成したのに対して上端部がサポート1側に位置
するように傾斜したものである。また傾斜した段部9′
に支持孔11′を形成し、支持孔11′に整合する係止
孔10′を棚板2に形成するとともに棚板2の前端部に
係止孔13′を形成している。
【0020】第3の実施例は、棚板2の両側の係止孔1
1′を棚板2の後端部に近い位置に設けることができる
ので商品陳列の無駄がない。また棚板2の側部に係止孔
10′,13′および支持孔11′を形成しているた
め、仕切り12′を棚板2の両側に設けることが可能と
なる。その他は、第1の実施例および第2の実施例と同
様である。
【0021】
【発明の効果】請求項1の棚装置によれば、棚板にブラ
ケット部を一体に設け、ブラケット部の下端に重ね合わ
せ用の内向き片を形成したため、棚板の裏側の内向き片
同志を重ね合わせることができので、棚板の重ね合わせ
が可能となる。このため、棚板の輸送、保管等が便利に
なりコストダウンを図れる。また棚板の両側に仕切り用
係止孔を形成しこれに整合するように内向き片に支持孔
を形成することにより、棚板の両側に仕切りを立設する
ことが可能となり、この場合陳列の無駄がなくなる。さ
らに内向き片によりブラケット部の強度を向上すること
ができるという効果がある。
【0022】請求項2の棚装置によれば、請求項1おい
て、前記ブラケット部はサポート側に広幅部を有し、前
記広幅部の下端が上端よりも前記棚板の内方に位置する
ように前記広幅部の中間に段部を形成したため、請求項
1の効果のほか、サポートに対するブラケット部の強度
を確保できるとともにブラケット部をスリムにできるの
で意匠効果が良好になり、さらに棚板の裏面同志を重ね
合わせた状態で相手の棚板内に広幅部の先端を収容でき
るので重ね合わせ状態に安定性があり、しかも重ね合わ
せ高さを小さくできる。
【0023】請求項3の棚装置によれば、請求項1おい
て、前記ブラケット部が、段部を介して前記棚板の内方
に位置する広幅部をサポート側に設けたため、請求項2
と同効果のほか、棚板を横方向に並べた場合に棚板間の
隙間をなくすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の分解斜視図である。
【図2】棚板の前後を相互に反対にして裏面同志を相対
向した状態の部分斜視図である。
【図3】棚板を重ね合わせた状態の側面図である。
【図4】全体の平面図である。
【図5】第1の実施例の変形例の棚板を重ね合わせた状
態の側面図である。
【図6】第1の実施例の他の変形例の棚板を重ね合わせ
た状態の側面図である。
【図7】第2の実施例の分解斜視図である。
【図8】その棚板の前後を相互に反対にして裏面同志を
相対向した状態の部分斜視図である。
【図9】棚板を重ね合わせた状態の側面図である。
【図10】全体の平面図である。
【図11】第3の実施例の分解斜視図である。
【図12】その棚板の前後を相互に反対にして裏面同志
を相対向した状態の部分斜視図である。
【図13】棚板を重ね合わせた状態の側面図である。
【図14】全体の平面図である。
【図15】従来例の分解斜視図である。
【図16】その棚板の部分斜視図である。
【図17】全体の平面図である。
【符号の説明】 1 サポート 2 棚板 3 サポートスリット 4 爪 5 ブラケット部 6 内向き片 7 広幅部 9 段部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面にサポートスリットを形成した一対
    のサポートと、前記サポートスリットに係止する爪を有
    するブラケット部を両側に一体に垂設した棚板とを備え
    た棚装置において、前記ブラケット部の下端に重ね合わ
    せ用の内向き片を形成したことを特徴とする棚装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケット部はサポート側に広幅部
    を有し、前記広幅部の下端が上端よりも前記棚板の内方
    に位置するように前記広幅部の中間に段部を形成した請
    求項1記載の棚装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラケット部は、段部を介して前記
    棚板の内方に位置する広幅部をサポート側に設けた請求
    項1記載の棚装置。
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