JP3419211B2 - 陳列台用棚板 - Google Patents

陳列台用棚板

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JP3419211B2 JP22291496A JP22291496A JP3419211B2 JP 3419211 B2 JP3419211 B2 JP 3419211B2 JP 22291496 A JP22291496 A JP 22291496A JP 22291496 A JP22291496 A JP 22291496A JP 3419211 B2 JP3419211 B2 JP 3419211B2
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顯 松田
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前端縁にプライス
カード等を保持する板状の保持部又はプライスカード等
を貼り付け可能な板部材を取り付けて、商品等を陳列す
る目的に使用する陳列台用棚板に関する。
【0002】
【従来の技術】上記陳列台用棚板においては、例えば、
実公昭61−24128号公報に示されているように、
前端縁に取り付けられるプライスカード等を保持する板
状の保持部の上縁を棚板の下面に密接する平板に形成す
るとともに、この保持部の上縁を棚板の下面に密接した
状態でスポット溶接により固定している。
【0003】上記のように、保持部を棚板の下面にただ
単に溶接により固定しているだけのものであり、しかも
保持部が板状であるとともに、保持部と棚板との取付部
に補強部材等を取り付けるという強度上の補強対策が全
く取られていないため、棚板の前端縁に他物が接当した
場合等、棚板の前端縁が変形し易いものであり、改善の
余地があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、特別な部材を用いる
ことなく、棚板の前端縁が変形し難いものに構成するこ
とができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、平板状の棚板本体の前端縁にプライスカー
ド等を保持する板状の保持部又はプライスカード等を貼
り付け可能な板部材を取り付けてなる陳列台用棚板であ
って、前記棚板本体の前端縁を下向きに屈曲形成したの
ち前方側に突出する水平方向に屈曲形成し、この棚板本
体の前端縁の水平板部に下方から面接当し、且つ、この
面接当状態において後端が該水平板部よりも後方に位置
する前後長さを有する水平部と、この水平部の後端から
上向きに屈曲形成した上向き部とからなる略L字型部材
を該棚板本体に固定して、前記棚板本体の下向き板部の
背面側に矩形状部が形成されるように構成するととも
に、前記略L字型部材の前端部に前記保持部又は板部材
を一体的に形成して、陳列台用棚板を構成した。従っ
て、保持部又は板部材と略L字型部材とが一体的に形成
されているから、略L字型部材を棚板本体に固定すれ
ば、保持部又は板部材の取り付けを完了することができ
る。この略L字型部材の水平部が、棚板本体の水平板部
に面接触しているから、棚板本体の水平板部の保形強度
を向上させることができる。又、前記水平部の後端から
上向きに屈曲形成した上向き部により、棚板本体の下向
き板部の背面側に矩形状部が形成されることになり、棚
板本体の下向き板部の背面側の保形強度を向上させるこ
とができる。
【0006】前記略L字型部材の前端部に一体的に形成
した前記保持部又は板部材の背面と前記棚板本体の下向
き板部の前面との間に衝立部材を差し込み可能な間隙を
備えさせてなるから、この間隙を利用して衝立部材を差
し込んで装着することができる。
【0007】前記保持部又は板部材の上部背面を前記棚
板本体の下向き板部の前面と略平行になるように構成す
ることによって、保持部又は板部材の背面と棚板本体の
下向き板部の前面との間に差し込まれた衝立部材を挟持
固定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に商品等を載置することがで
きる陳列台用棚板1が示されている。図に示す2は、陳
列台の支柱、3はブラケットをそれぞれ示している。前
記支柱2の上下方向には、多数の係止孔2A・・が形成
されており、これら係止孔2A・・のうちの特定の係止
孔2A・・に係止固定する4個の係止部3A・・・が前
記ブラケット3に形成されている。そして、前記支柱2
に係止固定されたブラケット3に前記棚板1を載置支持
させている。
【0009】前記棚板1について説明すれば、図2にも
示すように、一枚の金属製の平板状の棚板本体4と、こ
の棚板本体4の下面の前後方向2か所にそれぞれ溶接さ
れる左右方向に長い断面形状略コ字状の中間補強部材
5,5と、前記棚板本体4の下面の左右両端部にそれぞ
れ溶接されるL字型の端板6,6と、棚板本体4の前端
縁に溶接される後述の保持部7とからなり、前記棚板本
体4は、図3及び図4にも示すように、平板部4Fと、
この平板部4Fの後端から下方に折り曲げた縦板部4A
と、この縦板部4Aの下端部から前側に折り曲げた水平
短部4Bと、前端から下方に折り曲げた下向き板部4C
と、この下向き板部4Cの下端部から前側に折り曲げた
水平板部4Dと、この水平板部4Dの前端部から上方に
折り曲げた縦短部4Eとを備えさせている。図に示す棚
板本体4に形成の多数の孔4H・・は、棚板本体4の上
面を前後方向で仕切るための仕切部材(図示せず)を係
止固定するための係止孔である。
【0010】前記棚板1の前端縁に、プライスカード8
等を保持する板状の保持部7を取り付けてある。この保
持部7は、図3に示すように、金属製の板材の略中間部
を折り曲げたくの字状に形成された本体7Aと、この本
体7Aの上下端部をそれぞれ折り曲げてプライスカード
8の上下端部を係止保持する係止部7B,7Cとから構
成されている。そして、この保持部7と前記棚板1の前
端縁を補強するための略L字型部材9に一体形成されて
おり、次に、その略L字型部材9について説明する。
【0011】前記略L字型部材9は、前記棚板本体4の
水平板部4Dに下方から面接当し、且つ、この面接当状
態において後端が該水平板部4Dよりも後方に位置する
長さを有する水平部9Aと、この水平部9Aの後端から
上向きに屈曲形成した上向き部9Bと、この上向き部9
Bの上端から後方水平方向に延出され、且つ、前記棚板
本体4の下面に接当する水平延出部9Cと、前記水平部
9Aの前端から上向きに屈曲形成した縦短部9Dとから
なるとともに、前記縦短部9Dの上端から保持部7が一
体形成されている。そして、前記水平延出部9Cを棚板
本体4の下面にスポット溶接するとともに、前記水平板
部4Dにこれに面接当する水平部9Aをスポット溶接す
ることによって、略L字型部材9及び保持部7を棚板1
に一挙に取付け固定することができるようにしている。
前記のように縦短部9Dを設けることによって、他物が
保持部7に直接接当し難くすることができ、保持部7の
破損を一層回避することができる利点がある。そして、
前記のように棚板本体4の水平板部4Dと略L字型部材
9の水平部9Aとを面接当させることによって、棚板1
の強度を高めることができ、更には、前記略L字型部材
9の水平部9Aの後端側部位と上向き部9B、及び前記
棚板本体4の平板部4Fの前端側部位と下向き板部4C
をもって、該棚板本体4の下向き板部4Cの背面側に矩
形状部を形成して、棚板1の強度を一層高めることがで
きるようにしている。
【0012】前記保持部7の背面と前記棚板本体4の下
向き板部の前面との間に衝立部材であるフロントデバイ
ダー10又は11を差し込み可能な間隙12を備えてあ
り、フロントデバイダー10又は11を間隙12に差し
込むことによって、棚板本体4の上面に載置している商
品が前方から下方に落下してしまうことがないようにし
ている。そして、前記保持部7の本体7Aの上部背面7
aを、前記棚板本体4の下向き板部4Cの前面4cと平
行な面に構成することによって、上部背面7aと下向き
板部4Cの前面4cとにより差し込まれたフロントデバ
イダー10又は11を挟持固定することができるように
している。
【0013】前記保持部7を、図6や図7に示すように
構成してもよい。特に、図6に示すもののように、保持
部7の上端が棚板本体4の上面よりも上方に突出させた
状態にすることによって、前記フロントデバイダー10
又は11を装着しなくても、棚板本体4の上面に載置し
ている商品が前方から下方に落下してしまうことをある
程度回避することができる利点がある。
【0014】前記保持部7に代えて、図8、図9、図1
0に示すように、プライスカード8等を表面に貼り付け
可能な板部材13を略L字型部材9に一体形成して実施
してもよい。この場合、プライスカード8の裏面又は板
部材13の表面を粘着性を有するもので構成することに
なる。又、前記板部材13の上端から下方に向けて縦板
部13Aを延出して、この縦板部13Aと前記下向き板
部4Cとにより隙間12から差し込まれたフロントデバ
イダー10又は11を挟持固定することができるように
している。又、図8、図9では、棚板本体4の縦短部4
Eを省略することによって、略L字型部材9の縦短部9
Dを省略することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1により、棚板の前端縁に保持部
又は板部材を一体的に形成した略L字型部材を固定する
ことによって、棚板本体と略L字型部材とで矩形状部を
形成することができるから、棚板の前端縁を補強して棚
板の前端縁が変形し難いものに構成することができ、ま
た保持部又は板部材にプライスカード等を装着すること
ができる。
【0016】請求項2により、保持部又は板部材の形状
を工夫することによって、衝立部材を差し込み可能な間
隙を備えさせることができ、棚板に特別な加工を要する
ことなく、衝立部材の装着を行うことができる。
【0017】請求項3により、保持部又は板部材の上部
背面を前記棚板本体の下向き板部の前面と略平行になる
ように構成することによって、特別な固定手段を用いな
くても、差し込まれた衝立部材を外れ難くすることがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】棚板を支柱に装着した状態を示す一部切欠き側
面図
【図2】棚板の底面図
【図3】棚板の前端部の縦断側面図
【図4】棚板の縦断側面図
【図5】フロントデバイダーを差し込む前の棚板の前端
部の斜視図
【図6】棚板の前端部の別の形態を示す縦断側面図
【図7】棚板の前端部の別の形態を示す縦断側面図
【図8】棚板の前端部の別の形態を示す縦断側面図
【図9】棚板の前端部の別の形態を示す縦断側面図
【図10】棚板の前端部の別の形態を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 棚板 2 支柱 2A 係止孔 3 ブラケッ
ト 3A 係止部 4 棚板本体 4A 縦板部 4B 水平短部 4C 下向き板部 4D 水平板部 4E 縦短部 4F 平板部 4H 係止孔 5 中間補強
部材 6 端板 7 保持部 7A 本体 7B 係止部 7C 係止部 7a 上部背面 8 プライスカード 9 略L字型
部材 9A 水平部 9B 上向き部 9C 水平延出部 9D 縦短部 10,11 フロントデバイダー(衝立部材) 12 間隙 13 板部材 13A 縦板部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の棚板本体の前端縁にプライスカ
    ード等を保持する板状の保持部又はプライスカード等を
    貼り付け可能な板部材を取り付けてなる陳列台用棚板で
    あって、前記棚板本体の前端縁を下向きに屈曲形成した
    のち前方側に突出する水平方向に屈曲形成し、この棚板
    本体の前端縁の水平板部に下方から面接当し、且つ、こ
    の面接当状態において後端が該水平板部よりも後方に位
    置する前後長さを有する水平部と、この水平部の後端か
    ら上向きに屈曲形成した上向き部とからなる略L字型部
    材を該棚板本体に固定して、前記棚板本体の下向き板部
    の背面側に矩形状部が形成されるように構成するととも
    に、前記略L字型部材の前端部に前記保持部又は板部材
    を一体的に形成してあることを特徴とする陳列台用棚
    板。
  2. 【請求項2】 前記略L字型部材の前端部に一体的に形
    成した前記保持部又は板部材の背面と前記棚板本体の下
    向き板部の前面との間に衝立部材を差し込み可能な間隙
    を備えさせてなる請求項1記載の陳列台用棚板。
  3. 【請求項3】 前記保持部又は板部材の上部背面を前記
    棚板本体の下向き板部の前面と略平行になるように構成
    してなる請求項1又は2記載の陳列台用棚板。
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DE202005021530U1 (de) 2004-12-07 2008-07-24 Inventory Systems Gmbh Halterung für mindestens einen Gegenstand mit Diebstahlwarnvorrichtung

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