JP3208375B2 - 手 摺 - Google Patents

手 摺

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JP3208375B2
JP3208375B2 JP12198398A JP12198398A JP3208375B2 JP 3208375 B2 JP3208375 B2 JP 3208375B2 JP 12198398 A JP12198398 A JP 12198398A JP 12198398 A JP12198398 A JP 12198398A JP 3208375 B2 JP3208375 B2 JP 3208375B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の窓の室外側
に取付けられる手摺に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の窓の室外側に取付けられる手摺
(窓手摺ともいう)としては、種々の取付構造のものが
提案されている(例えば、実開昭53−62024号公
報、実開昭54−114432号公報、特開平9-25
0223号公報等参照)。
【0003】一般に、手摺を建物の窓の室外側に取付け
る場合、手摺本体にこれを建物の外壁に取付けるための
取付部を設け、この取付部をネジ等の固着具で室外側か
ら外壁に取付けることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記手
摺においては、外壁に凹凸があると、手摺本体が室内外
方向に傾いて取付けられてしまう場合がある。また、固
着具が室外側に露出していて見栄えが悪い等の欠点があ
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、手摺本体の室内
外方向の位置および傾きを簡単な構造で調整することが
できる手摺を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、固着具をカバー部材で覆い隠して見栄えをよく
することができる手摺を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
記載の手摺は、建物の窓の室外側に配される手摺本体
に、建物に取付けるための取付部を設け、この取付部と
建物の外壁との間に手摺本体の室内外方向の位置または
傾きの少なくともどちらかを調整するための調整部材を
介在させて、取付部を建物に固着具で固定することによ
り手摺本体を建物に取付けてなり、前記調整部材は前記
固着具との干渉を避けるための切欠部を有すると共に上
側と下側に分けて介在されることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の手摺は、建物の窓の室外側
に配される手摺本体に、建物に取付けるための取付部を
設け、この取付部を建物に室外側から固着具で取付け、
上記取付部に固着具を覆い隠すカバー部材をその少なく
とも一側に設けた係止部を取付部に係止することにより
取付けてなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態で
ある手摺を示す分解斜視図、図2は同手摺に用いられて
いる調整部材の斜視図、図3は同手摺の取付部とカバー
部材の分解斜視図、図4はカバー部材の取付状態を示す
概略的断面図である。
【0009】図1において、1は建物、2はこの建物1
に開口形成された窓である。この窓2には、例えば窓サ
ッシが取付けられている。また、窓2の室外側には、手
摺(窓手摺ともいう)3が設けられている。この手摺3
は、上記窓2の室外側に配される手摺本体4を有してい
る。
【0010】この手摺本体4は、左右の両側部の支柱5
と、両支柱5間に水平に掛け渡された上桟6および下桟
7と、上桟6と下桟7の間に適宜間隔で設けられた格子
8と、上桟6の上方に平行に設けられた笠木9とから主
に構成されている。手摺本体4を構成する部材は、例え
ばアルミニウム合金の押出形材からなっている。上記手
摺本体4の両側下部、すなわち両支柱5の下部には、こ
れを建物1の外壁10に取付けるために、建物1側に突
出した取付部22が設けられている。
【0011】本実施の形態における手摺3においては、
建物1の窓2の室外側に配される手摺本体4にこれを建
物1に取付けるための取付部22を設け、この取付部2
2を建物1の外壁10に室外側から固着具であるネジ2
3で取付けるようにし、この取付部22と建物1の外壁
10との間に手摺本体4の室内外方向の位置および傾き
を調整するための調整部材24を介在させている。ま
た、上記取付部22に上記ネジ23を覆い隠すカバー部
材25をその少なくとも一側に設けた係止部26を取付
部22に係止することにより取付けている。なお、図1
において、27は上記ネジ23を捩じ込むために建物1
の外壁10に設けられた孔部である。
【0012】上記取付部22は、図3にも示すように、
手摺本体4の支柱5の下部に建物側へ突出して設けられ
ており、横断面L字状のブラケットとして形成されてい
る。この取付部22は、建物側後端の一側部に直角に設
けられて外壁10に当接されるフランジ部28を有して
いる。このフランジ部28の周縁部には、上片部28
a、下片部28bおよび側片部28cが室外側へ立ち上
がって設けられており、これによりフランジ部28が室
外側へ開放された箱状に形成されて補強されている。
【0013】上記フランジ部28には、これを建物1の
外壁10にネジ23で取付けるための孔部29が複数、
具体的には上側と下側に3つすつ設けられている。この
ように孔部29を上側と下側に分けたのは、フランジ部
28と建物1の外壁10との間に上側と下側に分けて必
要に応じて上記調整部材24を介在させるためである。
この調整部材24は、いわゆるスぺーサであり、図2に
も示すように、厚さが1mm程度の金属板例えばアルミ
ニウム合金の薄板からなっている。この調整部材24に
は、上記取付部22を固定するネジ23との干渉を避け
るための切欠部24aが設けられている。
【0014】建物1の外壁10に装飾的効果等を持たせ
るための凹凸を有している場合、手摺本体4が室内外方
向へ傾いて取付けられたり、あるいは手摺本体4が窓2
と非平行に取付けられたりする場合がある。そこで、こ
のような手摺本体4の室内外方向の位置や傾きを調整な
いし修正するために、上記調整部材24が適宜枚数用い
られる。例えば手摺本体4が室外側へ傾いて取付けられ
る場合には、手摺本体4を垂直にするために上記取付部
22のフランジ部28と建物1の外壁10との間の下側
に調整部材24を介在させればよい(図3参照)。
【0015】上記カバー部材25は、上記フランジ部2
8の前面開放部28dを覆う覆い部25aと、フランジ
部28の上片部28a上面および下片部28b下面に当
接される上下の当接片部25b,25cとを有するよう
に例えばアルミニウム合金等の金属板により断面コ字状
に形成されている。上記カバー部材25を取付部22の
フランジ部28に取付けるために、カバー部材25の少
なくとも一側、好ましくは下側の当接片部25cの内面
(上面)には、突状の係止部26が設けられ、フランジ
部28の下当接片部25cには上記係止部26を係止す
るための孔状の被係止部30が設けられている。また、
カバー部材25の上当接片部25bとフランジ部28の
上片部28aの対応する箇所には、両者をネジ31で固
着するための孔部32,33が設けられている。
【0016】以上の構成からなる手摺3を建物1に取付
ける場合には、手摺本体4を吊り上げて建物1の窓2の
室外側の所定位置に配置し、手摺本体4の取付部22の
フランジ部28を建物1の外壁10に当接させ、これを
固着具であるネジ23で室外側から外壁10に固定すれ
ばよい。
【0017】このとき、外壁10に凹凸があって手摺本
体4が室内外方向に傾いて取付けられたり、あるいは手
摺本体4が窓2と非平行に取付けられたりする場合があ
る。このような場合には、上記取付部22のフランジ部
28と建物1の外壁10との間に調整部材24を適宜介
在させればよく、これにより手摺本体4の室内外方向の
位置や傾きを簡単な構造で容易に調整ないし修正するこ
とができる。
【0018】また、上記取付部22のフランジ部28を
建物1の外壁10に室外側からネジ23で固定したなら
ば、そのフランジ部28の前面開放部28dを覆うよう
にカバー部材25を取付ければよい。この場合、カバー
部材25の下当接片部25cに設けた係止部26をフラ
ンジ部28の下片部28bの被係止部30に係止し、カ
バー部材25の上当接片部25bをフランジ部28の上
片部28aにネジ31で固着してカバー部材25を取付
けるようにしたので、カバー部材25を確実かつ容易に
取付けることができると共に、ネジ23をカバー部材2
5で覆い隠すことができ、見栄えをよくすることができ
る。また、カバー部材25を固定しているネジ23は、
カバー部材25の上当接部25bにあるため、室外側下
方からは見え難く、見栄えがよい。
【0019】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設
計変更等が可能である。例えば、上記実施の形態では、
カバー部材の下当接片部のみに係止部を設けているが、
下当接片部および上当接片部の両方に係止部を設けて、
カバー部材をネジを使用しないで取付けるようにしても
よい。調整部材は、手摺本体の室内外方向の位置または
傾きの少なくともどちらかを調整するようになっていれ
ばよい。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な効果を奏することができる。
【0021】(1)請求項1記載の手摺によれば、建物
の窓の室外側に配される手摺本体に、建物に取付けるた
めの取付部を設け、この取付部と建物の外壁との間に手
摺本体の室内外方向の位置または傾きの少なくともどち
らかを調整するための調整部材を介在させて、取付部を
建物に固着具で固定することにより手摺本体を建物に取
付けてなり、前記調整部材は前記固着具との干渉を避け
るための切欠部を有すると共に上側と下側に分けて介在
されるため、外壁に凹凸があったとしても、手摺本体の
室内外方向の位置または傾きまたはその両方を簡単な構
造で容易に調整することができる。
【0022】(2)請求項2記載の手摺によれば、建物
の窓の室外側に配される手摺本体に、建物に取付けるた
めの取付部を設け、この取付部を建物に室外側から固着
具で取付け、上記取付部に固着具を覆い隠すカバー部材
をその少なくとも一側に設けた係止部を取付部に係止す
ることにより取付けるようにしたので、カバー部材を容
易に取付けることができると共に、固着具をカバー部材
で覆い隠すことで見栄えをよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第2の実施の形態である手摺を示す分
解斜視図である。
【図2】同手摺に用いられている調整部材の斜視図であ
る。
【図3】同手摺の取付部とカバー部材の分解斜視図であ
る。
【図4】カバー部材の取付状態を示す概略的断面図であ
る。
【符号の説明】
1 建物 2 窓 3 手摺 4 手摺本体 10 外壁 22 取付部 23 ネジ(固着具) 24 調整部材 25 カバー部材 26 係止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の窓の室外側に配される手摺本体
    に、建物に取付けるための取付部を設け、この取付部と
    建物の外壁との間に手摺本体の室内外方向の位置または
    傾きの少なくともどちらかを調整するための調整部材を
    介在させて、取付部を建物に固着具で固定することによ
    り手摺本体を建物に取付けてなり、前記調整部材は前記
    固着具との干渉を避けるための切欠部を有すると共に上
    側と下側に分けて介在されることを特徴とする手摺。
  2. 【請求項2】 建物の窓の室外側に配される手摺本体
    に、建物に取付けるための取付部を設け、この取付部を
    建物に室外側から固着具で取付け、上記取付部に固着具
    を覆い隠すカバー部材をその少なくとも一側に設けた係
    止部を取付部に係止することにより取付けてなることを
    特徴とする手摺。
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