JP2577554Y2 - 浴室等のカウンター - Google Patents

浴室等のカウンター

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JP2577554Y2
JP2577554Y2 JP1993026457U JP2645793U JP2577554Y2 JP 2577554 Y2 JP2577554 Y2 JP 2577554Y2 JP 1993026457 U JP1993026457 U JP 1993026457U JP 2645793 U JP2645793 U JP 2645793U JP 2577554 Y2 JP2577554 Y2 JP 2577554Y2
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JP
Japan
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counter
bracket
edge member
mounting
head
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JP1993026457U
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JPH0677679U (ja
Inventor
明良 太田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば浴室,洗面所
等に付設されるカウンターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室,洗面所等に付設さ
れるカウンター1は、図9に示すように、水平状の載置
部材2と、同端部より垂下される前縁部材3とより略L
字形状に形成され、このカウンター1の載置部材2の中
央部の所定の位置にはナット4が埋設状に取付けられて
いる。この載置部材2は壁面Wに取付けたブラケット5
を介して取付けられるもので、このブラケット5は取付
片6と支持片7とが略L字形状に形成され、この支持片
7には所定の間隔で高さ調整用のアジャスター8が螺着
されるとともに、このアジャスター8間の中央には載置
部材2のナット4と螺合する固定用ボルト9が螺着され
ている。このように設けられたブラケット5は壁面Wの
所定の位置に取付片6を介して取付けられ、支持片7上
には載置部材2が載置されてアジャスター8により高さ
調整がなされ、ナット4に固定用ボルト9が螺合されて
載置部材2を固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の構成では載置部材2に固定用のナット4を埋設する
構成であるから、ブラケット5の位置が特定されるので
室内の仕様に対応が制限され、また、高さ調整用のアジ
ャスター8と固定用ボルト9を必要とし、部品点数が多
くなる問題点があった。
【0004】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、固定位置が限定されず、高さ調整と固
定とをすることのできるカウンター取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術課題
を解決するため、その要旨は、浴室,洗面所等に付設さ
れるカウンター部材と前縁部材とこの両部材を取付け支
持するブラケットとからなるカウンターであって、前記
前縁部材には、前記ブラケットに固定状に取付け可能な
固定用ねじ部材の頭部と係合する係合溝がその下部に長
手方向に沿って形成されていることである。
【0006】
【作用】前縁部材にはには長手方向に沿って係合溝が形
成されているため、この係合溝に固定用ねじ部材の頭部
を係合させ、固定用ねじ部材をブラケットに固定させて
取り付けることができ、固定用ねじ部材は係合溝に沿っ
て取付け位置を調節できるため、ブラケットの取付け位
置が限定されることがない。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は、例えば浴室,洗面所等に付設され
るカウンター11の断面図を示すもので、このカウンタ
ー11はブラケット12とカウンター部材25および前
縁部材20とより構成されている。
【0008】このブラケット12は例えば鋼板部材から
なるもので、図4に示すように断面略L字形状の上枠1
3,下枠14および縦枠15と取付枠16とにより略方
形状に枠組み形成され、上枠13には所定の間隔で雌ね
じ部17が形成されている。また、下枠14の縦枠15
寄りには前縁部材20の取付部材18が溶着手段等によ
り止着され、同取付部材18には前縁部材20の固定用
ねじ部材19が取付けられている。
【0009】また、前縁部材20は押出し成形した合成
樹脂製であって、図3に示すように、その断面形状はブ
ラケット12を遮蔽可能な長さのウエブ21を主体と
し、同ウエブ21の上端には略Z字形状の係合片22が
折曲形成され、また、下端部は係合片22と同方向に折
曲されるとともに、この折曲側のウエブ21の裏面の所
定の位置には、その長手方向に沿って取付部材18に取
付けた固定用ねじ部材19の頭部19aとスライド可能
に係合する係合溝23が形成されている。
【0010】また、カウンター部材25は押出し成形等
した合成樹脂製等であって、図2に示すように所定の幅
を有する載置ウエブ26を主体とし、同ウエブ26の一
端部には図1に示すように、前縁部材20の係合片22
に当接係合する前縁27が形成され、また、他方の端部
には壁Wに当接される当接片28が形成されている。ま
た、この載置ウエブ26の下面の長手方向には所定の間
隔でポケット溝部29が形成されている。また、上記し
たブラケット12の上枠13に形成した雌ねじ部17に
は、カウンター部材25のポケット溝部29に摺動可能
に係合する頭部31を有する調整ねじ30が螺着されて
いる。なお、この頭部31は円板状に形成され、調整ね
じ30は頭部31に対し回転可能に枢着されている。
【0011】このように形成されたカウンター11は、
そのブラケット12が壁面Wの所定の位置に取付けられ
るとともに、その上枠13の雌ねじ部17に螺着された
調整ねじ30を螺進調整して頭部31の高さを整合させ
た状態で、この頭部31にカウンター部材25の下面に
形成したポケット溝部29を挿通して支持する。この状
態でブラケット12の前部には前縁部材20がその係合
溝23に固定用ねじ部材19の頭部19aが係合され
て、そのウエブ21はブラケット12の縦枠15に重合
状に沿わせた状態で、調整ねじ30を引込み方向へ螺退
することで、カウンター部材25の前縁27は前縁部材
20の上端に形成された係合片22に係合され、カウン
ター部材25と前縁部材20とはこの調整ねじ30の引
込みにより係合連結されて、カウンター部材25は所定
の高さ位置に固定支持される。
【0012】このようにカウンター部材25の載置ウエ
ブ26の下面には、調整ねじ30の頭部31と係合する
ポケット溝部29をその長手方向に沿って併設したの
で、ブラケット12の取付け位置が制約されることがな
く、また、カウンター部材25はこの調整ねじ30によ
り固定支持することができて、部品点数を削減すること
ができる。
【0013】なお、上記実施例においては、カウンター
部材25のポケット溝部29は断面略L形状の係合片を
対向状に突出してポケット溝部29を形成して例示した
が、これに限定するものではなく、例えば図5に示すよ
うに、蟻溝形状のポケット溝部33を載置ウエブ26の
長手方向に沿って凹設状に押出し成形する構成としても
良い。
【0014】次に、図6には本考案の第2実施例を示
す。この第2実施例では、前縁部材20を図7の要部斜
視図で示すような構造に形成したものであり、前縁部材
20のウエブ21の下端にはブラケット12側に90゜
折曲して下片20cが形成され、この下片20cには、
上面側が開口した断面チャンネル状の係合溝23が一体
形成されており、また、ウエブ21の上端にはブラケッ
ト12側へ90゜折曲して上片20aが一体形成され、
上片20aには、上方へ立ち上がる嵌合突片20bが一
体形成されている。
【0015】前縁部材20の係合溝23内には固定用ね
じ部材19の頭部を係合させることができ、固定用ねじ
部材19の頭部よりも幅広状に係合溝23は形成されて
おり、図6に示すように固定用ねじ部材19をブラケッ
ト12の下枠14に係合溝23に沿って位置調節してか
ら固定することができ、図1に示した第1実施例のよう
な取付部材18は不要となる。また、固定用ねじ部材1
9の頭部よりも係合溝23の幅は広いために、前縁部材
20の前後方向を微調節することができ、微調節した後
に固定用ねじ部材19を締め付けて固定することができ
る。
【0016】なお、前縁部材20の上端の前記嵌合突片
20bは、カウンター部材25に形成された嵌合溝25
a内に嵌合させ、前縁部材20の上端にカウンター部材
25を嵌合状に一体化させることができる。なお、本例
ではカウンター部材25にはポケット溝部29は形成さ
れておらず、カウンター部材20の下面に調整ねじ30
の頭部31が当接され、この調整ねじ30によりカウン
ター部材25の高さ調節が行われる。
【0017】なお、図8は第2実施例の変形を示すもの
であり、図8では前縁部材20の上端に係合片22を形
成し、この係合片22をカウンター部材25の端部に係
合させたものであり、前縁部材20の下端に長手方向に
沿って係合溝23を形成させた構造は図6と同様であ
る。
【0018】
【考案の効果】本考案は、浴室,洗面所等に付設される
カウンター部材と前縁部材とこの両部材を取付け支持す
るブラケットとからなるカウンターであって、前記前縁
部材には、前記ブラケットに固定状に取付け可能な固定
用ねじ部材の頭部と係合する係合溝がその下部に長手方
向に沿って形成されていることにより、前縁部材に形成
されている係合溝内に固定用ねじ部材の頭部を係合させ
て、固定用ねじ部材を介し前縁部材をブラケットに固定
することができ、係合溝を介し、前縁部材の前後方向の
微調整が可能となり、また、固定用ねじ部材は長手方向
に沿ってその位置を調節できるため、ブラケットの取付
け位置が制約されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】カウンターの断面図である。
【図2】カウンター部材の斜視図である。
【図3】前縁部材の斜視図である。
【図4】ブラケットの斜視図である。
【図5】他のカウンター部材の斜視図である。
【図6】第2実施例のカウンターの断面図である。
【図7】前縁部材の要部斜視図である。
【図8】第2実施例の変形例を示すカウンターの断面図
である。
【図9】従来のカウンターの断面図である。
【符号の説明】
11 カウンター 12 ブラケット 19 固定用ねじ部材 20 前縁部材 20b 嵌合突片 23 係合溝 25 カウンター部材 25a 嵌合溝 26 載置ウエブ 29,33 ポケット溝部 30 調整ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室,洗面所等に付設されるカウンター
    部材25と前縁部材20とこの両部材25,20を取付
    け支持するブラケット12とからなるカウンター11で
    あって、前記前縁部材20には、前記ブラケット12に
    固定状に取付け可能な固定用ねじ部材19の頭部と係合
    する係合溝23がその下部に長手方向に沿って形成され
    ていることを特徴とする浴室等のカウンター。
JP1993026457U 1993-04-21 1993-04-21 浴室等のカウンター Expired - Lifetime JP2577554Y2 (ja)

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JP1993026457U JP2577554Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 浴室等のカウンター

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JPH0677679U JPH0677679U (ja) 1994-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618527Y2 (ja) * 1988-03-29 1994-05-18 サンウエーブ工業株式会社 家具用上板
JPH0513273U (ja) * 1991-08-05 1993-02-23 正一 山田

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