JPS5948097B2 - 家具設置面の隙間防止装置 - Google Patents

家具設置面の隙間防止装置

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JPS5948097B2
JPS5948097B2 JP21467781A JP21467781A JPS5948097B2 JP S5948097 B2 JPS5948097 B2 JP S5948097B2 JP 21467781 A JP21467781 A JP 21467781A JP 21467781 A JP21467781 A JP 21467781A JP S5948097 B2 JPS5948097 B2 JP S5948097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
architrave
mounting base
prevention device
furniture
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21467781A
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English (en)
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JPS58116319A (ja
Inventor
元 松下
喬行 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家具の下方に備えられる台輪と床面との間にで
きる隙間を塞ぐ隙間防止装置に関する。
従来、この種の隙間防止装置として実開昭56−386
81号公報のものがある。
このものについて説明すると、取付基部を硬質成形素材
で、該基部より延びる耳片を軟質成形素材で夫々成形し
、取付基部を台輪の前面に両面接着テープを介して固定
することにより、床面との隙間を塞ぐようになっている
しかし、このものの隙間を塞げる範囲は耳片の弾性範囲
内であり、この程度のものでは床面の小さな凹凸しか対
応できず、例えば耳片の弾性範囲より大きな隙間や凹凸
等は塞ぐことができない。
そこで、耳片の弾性範囲より大きな隙間や凹凸を塞ぐた
めに、取付基部を下方にずらして貼ったり、床面の凹凸
に沿って屈曲させて貼ったりすることが考えられるが、
前者には接着部分が小さくなって剥がれ易くなるという
欠点があり、後者には取付基部を硬質成形素材で形成し
たので、屈曲させることができないという欠点がある。
本発明はこれらの欠点を解消し、床面の小さな凹凸のみ
ならず、耳片の弾性範囲より大きな隙間や凹凸をも塞げ
るようにすることを目的とするものである。
本発明の基本的な構成は可撓性を有する材質で形成した
断面凹形の取付基部の内寸法を台輪の厚みと略同−に形
成して該取付基部を台輪の下端部に上下に移動可能に嵌
合し、裏面側から固定具を介して台輪に固定することに
より、取付基部を下方にずらしたり屈曲させた状態で化
粧縁を台輪に固定できるようにするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示すように、家具がシステムキッ
チンのフロアキャビネットaの場合を示し、該キャビネ
ットaの下方に設けた台輪すを床面Aに対して上下に移
動自在に取付けたものである。
台輪すは、各々木製の前板1、左右側板2,3、後板4
を、左右側板2,3前端の木口部が前板1に、後板4の
左右雨氷口部が側板2,3に夫々当接するように組立て
て平面四角形の枠状に形成されており、その4隅部には
隣接する前板1と側板2.3、側板2,3と後板4とに
亘たり、固定金具5が取りつけられる。
また、台輪すはその上部にキャビネットaを1乃至数個
並列に並べて載置し得る程度の大きさに形成され、大き
さに応じて必要な補強材(図示せず)が前板1背面と後
板4前面に亘って取りつけられる。
そして、上記側板2,3はその後部が後板4より後方へ
建物に設けられる幅木6の厚さより若干長く突出してい
る。
この突出部2’、3’は台輪す設置時において幅木6に
合せて切欠7される。
一方、上記固定金具5は、鋼板等の金属板材により形成
されており、相互に直角位置にある2つの垂直部8,9
と、これら垂直部8,9をその内方側において連結する
水平部10よりなり、上記垂直部8,9がその外面側を
台輪すの直角方向に隣接する2枚の板、例えば前板1と
左側板2或いは右側板3、左側板2或いは右側板3と後
板4の内面に当接して、これら板に水平部10が水平と
なるように木ネジ11で固定し、隣接する2枚の板を連
結固定する。
尚、垂直部8,9には上記木ネジ11を挿通せしめる取
付孔12が適宜開穿されている。
また、水平部10にはその中央部に後述する立上げボル
ト23を挿通せしめるための通人14が開穿される。
立上げボルト13は、台輪すを床面Aの所定の場所に置
いたとき、台輪すの固定金具5の通人14に対応する位
置に、木ネジ等適当な固定手段15を用いて床面Aに固
定した取付板16に頭部13を係止して床面Aに立上げ
られており、台輪すを床面Aに置いた状態において台輪
すに取付けられている固定金具5の水平部10の通人1
4を挿通し、ボルト13に螺着した2個の座金付ナツト
17.18で上記水平部10を上下両方から締付挾持す
る。
通人14はボルト13の径よりかなり大きい、いわゆる
バカ穴になっていて、ボルト13の床固定位置が少々狂
っていても吸収できるようになっている。
従ってこのバカ穴をカバーするためナツト17は座金性
のものを使用している。
2個のナラ1−17,18の一方17は予めボルト13
に螺着されており、台輪すが床面Aに置かれてボルト1
3が固定金具5の通人14を挿通した後、他方のナツト
18を締付ける前に水準器をみながら台輪すが水平にな
るように調整する。
従って、台輪すは床面Aの水平度に係りなく水平に設置
することが出来る。
他方床面Aの水平度によっては台輪すが床面Aから若干
持ち上がることがあり、その場合、台輪すが上面に数個
のキャビネットaを載置するような長尺のものであると
きは第3図に示すように台輪すの適宜箇所に補助的なア
ジャスター19を設けてキャビネットaの重さによる台
輪すの変形を防止する。
補助アジャスター19は台輪す内面の所要の位置に一片
が水平になるように取付けたL型アングル20と、下端
に座部21を備え上記アングル20を挿通する螺脚22
よりなり、アングル20は螺脚22が挿通する孔に直接
螺子を設けて、これに螺脚22を螺着するか、ナツトを
設けてこのナツトに螺脚22を螺着せしめるようになっ
ている。
一方、上記前板1の下端部には帯状の化粧縁Cが設けら
れており、この化粧縁Cは可撓性を有する合成樹脂やゴ
ム等の成形素材によって形成され上部に肉厚状の取付基
部23を、下部に肉薄状の耳片24を有している。
取付基部23は前後に平行な起立辺部23a。
23bと、これらの下端を連結する水平辺部23cとか
ら断面凹形に形成されており、その内寸法を上記前板1
の厚さと略同−に形成して該取付基部23を前板1の下
端部に上下に移動可能に嵌合する。
また前後両起立辺部23a 、23bは後側の方23b
が前側のもの23aに比べて長く形成されており、後側
の起立辺部23.bの上端部には裏面側より木ネジや釘
等の固定具25を貫通状に設けることによって、取付基
部23を前板1に固定するようになっている。
従って、取付基部23は前板1に対して上下に移動可能
なので、固定具25を前板1に打込む位置により、前板
1からの突出量が定まる。
耳片24は、上記水平辺部23cの下面前端に下方へ突
出状に設けられており、下方に向うに従って漸次肉薄状
に形成されていて、下方に向うほど屈曲し易くなってい
る。
而して斯る台輪す及び化粧縁Cの取付方法を説明すると
、先ず前板1の下端部に取付基部23を嵌着し、補助ア
ジャスター19の座部21が前板1の下面より飛び出さ
ないように螺脚22を螺込む。
次に立上げボルト13に下側のナツト17を螺着し、台
輪すを所定位置に置き、それから台輪すの4隅部で水準
器を見ながら、下側のナツト17を調整して水平にし、
すべての台輪す、b・・・を水平にしたら、上側のナツ
ト18を締めると共に、補助アジオスター19の座部2
1が床面Aに当接するまで螺脚22を回転して固定する
そして最後に化粧縁Cを床面Aとの間に隙間ができない
ように取付基部23を上下に移動させて後側の起立辺部
23bに裏面より固定具25を打ち込んで固定する。
従って、化粧縁Cは第5図に示すように床面Aとの間に
耳片24の弾性範囲より大きい隙間があっても取付基部
23を下方へずらして固定することにより塞ぐことがで
き、また第6図に示すように床面Aに大きな凹凸があっ
ても、取付基部23を床面Aの凹凸に沿って屈曲させて
固定することより塞ぐことができる。
本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
■ 断面凹形の取付基部と、その下面前端より下方へ延
び下方に向うに従って漸次肉薄状とする耳片とを備えた
化粧縁を、可撓性を有する材質で形成し、上記取付基部
の内寸法を家具の下方に設けた台輪の厚みと略同−に形
成して該取付基部を台輪の下端部に上下に移動可能に嵌
合すると共に裏面側からネジ或いは釘等の固定具を介し
て台輪に固定したので、床面の状態に対応させて取付基
部を下方へずらしたり、床面の大きな凹凸に沿って化粧
縁を屈曲させた状態で固定することができ、床面の小さ
な凹凸は勿論、耳片の弾性範囲より大きな隙間や凹凸を
も塞ぐことができる。
■ 取付基部の内寸法を台輪の厚みと略同−に形成して
該取付基部を台輪の下端部に上下に移動可能に嵌合した
ので、化粧縁を台輪に仮固定することができ、床面に対
応させて化粧縁の下方へずらしたり屈曲させた後、固定
具で固定する場合もその作業がやり易く極めて能率的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明家具設置面の隙間防止装置をシステムキ
ッチンに組込んだ状態を示す斜視図でキャビネットと台
輪を分解して示し、第2図は台輪の組立状態における要
部の縦断側面図、第3図は台輪の据付状態を示す斜視図
、第4図は化粧縁の移動状態を示す断面図、第5図及び
第6図は装置状態を示す正面図である。 a・・・・・・家具、b・・・・・・台輪、C・・・・
・・化粧縁、23・・・・・・取付基部、24・・・・
・・耳片、25・・・・・・固定具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面凹形の取付基部と、その下面前端より下方へ延
    び下方に向うに従って漸次肉薄状とする耳片とを備えた
    化粧縁を、可撓性を有する材質で形成し、上記取付基部
    の内寸法を家具の下方に設けた台輪の厚みと略同−に形
    成して該取付基部を台輪の下端部に上下に移動可能に嵌
    合すると共に裏面側からネジ或いは釘等の固定具を介し
    て台輪に固定してなる家具設置面の隙間防止装置。
JP21467781A 1981-12-29 1981-12-29 家具設置面の隙間防止装置 Expired JPS5948097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21467781A JPS5948097B2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 家具設置面の隙間防止装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21467781A JPS5948097B2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 家具設置面の隙間防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58116319A JPS58116319A (ja) 1983-07-11
JPS5948097B2 true JPS5948097B2 (ja) 1984-11-24

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ID=16659744

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JP21467781A Expired JPS5948097B2 (ja) 1981-12-29 1981-12-29 家具設置面の隙間防止装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336257Y2 (ja) * 1986-02-17 1991-08-01
JPS6435939U (ja) * 1987-08-31 1989-03-03

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JPS58116319A (ja) 1983-07-11

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