JPH0245328Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0245328Y2
JPH0245328Y2 JP8331684U JP8331684U JPH0245328Y2 JP H0245328 Y2 JPH0245328 Y2 JP H0245328Y2 JP 8331684 U JP8331684 U JP 8331684U JP 8331684 U JP8331684 U JP 8331684U JP H0245328 Y2 JPH0245328 Y2 JP H0245328Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sink
side counter
wall
arm
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8331684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60195592U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8331684U priority Critical patent/JPS60195592U/ja
Publication of JPS60195592U publication Critical patent/JPS60195592U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0245328Y2 publication Critical patent/JPH0245328Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、洗面台や流し台等の水廻りの設備に
関するものである。
「従来の技術」 台所の両サイドの壁の間に、洗し台やガス台等
の厨房設備を設置する場合、あるいは、洗面所の
両サイドの壁の間に洗面台等の洗面設備を設置す
る場合には、設置する各設備を個々に居住者の好
みに合わせて購入して据え付けた際には勿論、壁
間の寸法に合わせた作り付けの厨房設備や洗面設
備を設置した際であつても、両サイドの壁と設備
との間に、若干の隙間があいてしまうことがあ
る。この隙間があいてしまう原因は、設備機器の
寸法誤差や壁の仕上材の厚さの差異、あるいは、
壁間距離の誤差等に起因するものであり、上記隙
間があいてしまうと、この隙間に水滴や生ゴミ等
が落下し、壁材の腐朽の原因となつたり、隙間が
昆虫の巣になる等の問題を引き起こすことになつ
ていた。
そこで従来は、上記隙間を隙間調整材で塞ぐよ
うにしていた。ところが上記隙間の幅は、設備す
る機器や場所によつてまちまちなため、隙間に合
つた大きさの調整材をその都度用意しなくてはな
らないという問題がある。また、調整材の使用に
よつて、壁と設備機器との境目に、段差を生じた
り、設備機器と調整材の調和がとれずに美観を損
なう等の問題も生じていた。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案が解消しようとする問題点は、設備と壁
との間にあいてしまつた隙間を調整材で塞ぐよう
にしていたのでは、設備機器設置の度に隙間にあ
つた調整材を用意しなくてはならなかつた問題、
および、調整材と設備機器との調和がとれずに美
観を損ねていることがあつた問題である。
「問題点を解決するための手段」 このような問題を解消するために本考案は、シ
ンクとサイドカウンタと腕金物を備え、シンクの
フランジ下面にボルトを植設するとともに、サイ
ドカウンタに長孔を腕金物に取付孔を各々形成
し、上記長孔と取付孔を挿通したボルトとこのボ
ルトに螺入したナツトによつてシンクとサイドカ
ウンタと腕金物とを一体化して構成したものであ
る。
「作用」 本考案にあつては、ボルトに螺入したナツトを
緩めることによつて、サイドカウンタがシンクに
沿つてシンクの幅方向に移動する。
「実施例」 第1図ないし第5図は本考案の一実施例を作り
付けの洗面台に適用したものを示している。洗面
台Aは、壁1と、この壁1に直角に連設された仕
切壁2,3とによつて区画された凹所内に設けら
れている。すなわち、洗面台Aは、上記凹所を囲
む壁1と仕切壁2に受材(角材)4…を固定して
骨組みを形成し、この骨組みの一部に側板5と正
面板6と扉7を取り付けて凹所の左側(第1図の
左側)に収納部8を形成し、かつ、上記骨組みの
上面を以下に説明するシンク9と左側サイドカウ
ンタ10と右側サイドカウンタ11とにより覆つ
て構成されている。
上記シンク9は、水槽9aと、この水槽9aの
上縁周辺部外方に延設されたフランジ9bとから
なつていて、フランジ9bの両側部下面にはフラ
ンジ9bの奥側から前側に3つのボルト13が相
互に所定間隔をあけて植設されている。上記各サ
イドカウンタ10,11は、各々の奥行きをシン
ク9のフランジ9bの奥行きとほぼ等しくした平
面長方形状にされている。上記左側サイドカウン
タ10の右端部には、左側サイドカウンタ10の
奥側から前側に3つの長孔10aが相互の間に所
定の間隔をあけて形成されている。なお、各長孔
10aは、左側サイドカウンタ10の幅方向に横
長のもので、その横幅は上記ボルト13の直径の
数倍以上の大きさで、かつ、シンク9の左側のフ
ランジ9bの横幅より小さくされている。また、
右側サイドカウンタ11の左端部にも、上記左側
サイドカウンタ10と同様な位置に上記長孔10
aと同じ大きさの長孔11aが形成されている。
一方、第1図中14は、シンク9の奥行きより
若干短かい左右一対の固定アーム14aと連結ア
ーム14bとからなる平面コ字状の腕金物であ
る。この腕金物14は、連結アーム14bを壁1
から離し、かつ、各固定アーム14aの先端を、
壁1に沿つて取り付けられた受木4(すなわち、
収納部8の上面開口部に位置する受木4)に、釘
止めして水平に取り付けられている。なお、上記
固定アーム14にには、3つの取付孔14cが相
互に所定間隔をあけて形成されている。
そして、上記左側サイドカウンタ10は、その
背面を壁1に密接させ、かつ、その左側面を仕切
壁2に密接させ、各長孔10aを腕金物14の左
側の固定アーム14aの取付孔14cに位置合わ
せして受木4の上に設置されるとともに、右側サ
イドカウンタ11は、その背面を壁1に密接さ
せ、かつ、その右側面を仕切壁3に密接させ、各
長孔11aを腕金物14の右側の固定アーム14
aの取付孔14cに位置合わせして受木4の上に
設置されている。さらに、腕金物14の上方に
は、シンク9が、フランジ9bで左側サイドカウ
ンタ10の右端部と右側サイドカウンタ11の左
端部とを覆い、かつ、左側のフランジ9bのボル
ト13…で左側サイドカウンタ10の長孔10a
とその下の固定アーム14aの取付孔14cとを
挿通し、右側のフランジ9bのボルト13…で右
側サイドカウンタ11の長孔11aとその下の固
定アーム14aの取付孔14cを挿通して設置さ
れている。そして腕金物14の取付孔14cを挿
通したボルト13…の下部にはプレート15と座
金16とが挿通され、蝶ナツト17が螺入されて
いて、左側サイドカウンタ10とシンク9と腕金
物14と右側サイドカウンタ11とが一体化され
ている。
次に、上記のように構成された洗面台Aにおい
て、シンク9とサイドカウンタ10,11と腕金
物14とを取り付ける作業について説明する。
シンク9とサイドカウンタ10,11と腕金物
14とを取り付ける場合には、サイドカウンタ1
0,11の長孔10a,11aと腕金物11の取
付孔11aとに通したシンク9のボルト13に螺
入した蝶ナツト17を締め付ける前に、左側サイ
ドカウンタ10を水平移動させてその左端部を仕
切壁2に密接させ、右側サイドカウンタ11を横
に移動させてその右端部を仕切壁3に密接させ
る。ここでサイドカウンタ10,11が横に移動
するのはシンク9のボルト13がサイドカウンタ
10,11の長孔10a,11aを挿通している
ためである。サイドカウンタ10,11が仕切壁
2,3に密接した時点で蝶ナツト17を締め付け
てシンク9とサイドカウンタ10,11と腕金物
14とを一体化する。
すなわち、上記洗面台Aにあつては、仕切壁
2,3間の間隔が、若干、所定の値と違つていて
も、サイドカウンタ10,11を横に移動させる
ことによつて、サイドカウンタ10,11を仕切
壁2,3に密接させることができる。したがつて
サイドカウンタ10,11と仕切壁2,3との間
に従来生じていた隙間は生じなくなり、この隙間
を原因としていた壁の腐朽や昆虫の巣の発生の問
題は生じなくなる。なお、従来必要であつた隙間
調整材が不要になるため、その分コスト安になる
とともに洗面台の据え付け工事も簡単になる。ま
た、洗面台Aの端に調整材がなくなり、サイドカ
ウンタ10,11が仕切壁2,3に直接当接する
と、サイドカウンタ10,11と仕切壁2,3と
の接合部の納まりがよくなり、洗面台Aの美観が
向上する。
なお、上記実施例では本考案を洗面台Aに適用
したが、本考案を流し台に適用できるのは勿論で
あり、また、上記実施例はキヤビネツトを持たな
い作り付け形式の洗面台Aに本考案を適用した
が、キヤビネツトを有する洗面台にも本考案を適
用できるのは言うまでもない。なおまた、サイド
カウンタがシンクの右側か左側の一方のみに設け
られる洗面台や流し台にも本考案を適用できる。
第5図は本考案の他の実施例に用いられる右側
サイドカウンタ11′を示している。このサイド
カウンタ11の左端部には縦長で幅広の長孔1
1′aが形成され、この長孔11′aの横幅の分、
シンクをその幅方向に移動できるようにしたもの
である。
「考案の効果」 以上説明したように本考案は、下面にボルトを
植設したフランジを有するシンクと、端部にボル
ト挿通用の長孔を形成したサイドカウンタと、ボ
ルト挿通用の長孔を形成した腕金物とを備え、シ
ンクのボルトでサイドカウンタの長孔と腕金物の
取付孔とを挿通し、ボルトにナツトを螺入してシ
ンクとサイドカウンタと腕金物とを一体化したも
のであり、ナツトを緩めることによつてサイドカ
ウンタを横に移動させてサイドカウンタの端部を
その横の壁に密接させることができる。したがつ
てサイドカウンタと壁との間に隙間を生じること
はなく、この隙間に水滴等が落下して従来生じて
いた壁の腐朽の問題や昆虫の巣が発生するといつ
た問題はいずれも生じない。また、サイドカウン
タがその横の壁に直接当接し、従来必要であつた
調整材がなくなるので、サイドカウンタと壁との
接合部の納まりがよくなり、美観が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は平面図、
第3図は正面図、第4図は要部の側断面図、第5
図は本考案の他の実施例に用いられるサイドカウ
ンタの斜視図である。 9……シンク、9a……水槽、9b……フラン
ジ、10……左側サイドカウンタ、11……右側
サイドカウンタ、10a,11a……長孔、13
……ボルト、14c……取付孔、17……蝶ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側部にフランジを設けたシンクと、上記フラ
    ンジに接続されるサイドカウンタと、上記サイド
    カウンタの下に設けられる腕金物とが備えられ、
    上記シンクの側部のフランジの下面にはボルトが
    植設され、上記サイドカウンタの端部には、ボル
    ト挿通用の長孔が、また、腕金物には、ボルト挿
    通用の取付孔が各々形成される一方、上記シンク
    のフランジに植設したボルトでサイドカウンタの
    長孔と腕金物の取付孔とを挿通し、かつ、ボルト
    にナツトを螺入してシンクとサイドカウンタと腕
    金物とが一体化されてなることを特徴とするシン
    クを有する水廻りの設備。
JP8331684U 1984-06-05 1984-06-05 シンクを有する水廻りの設備 Granted JPS60195592U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331684U JPS60195592U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 シンクを有する水廻りの設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8331684U JPS60195592U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 シンクを有する水廻りの設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195592U JPS60195592U (ja) 1985-12-26
JPH0245328Y2 true JPH0245328Y2 (ja) 1990-11-30

Family

ID=30631833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8331684U Granted JPS60195592U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 シンクを有する水廻りの設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60195592U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5062823B2 (ja) * 2007-04-17 2012-10-31 株式会社トヨウラ 人工大理石システムキッチンカウンタ
CN109953673B (zh) * 2019-04-19 2024-04-16 中建八局装饰工程有限公司 一种大理石洗手台及安装工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60195592U (ja) 1985-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5711121A (en) Partition system
JPH0245328Y2 (ja)
JPS6217613Y2 (ja)
JPS6363211B2 (ja)
JPS5948097B2 (ja) 家具設置面の隙間防止装置
JPH0813571A (ja) 防水パンの高さ調整構造
JPH0230568Y2 (ja)
JPS6338304Y2 (ja)
JPH0313263Y2 (ja)
JPH0437142Y2 (ja)
JPH0412142Y2 (ja)
JPH0455122Y2 (ja)
JPH0349180Y2 (ja)
JPS6146102Y2 (ja)
JPH0348297Y2 (ja)
JPH061658Y2 (ja) 壁掛形洋風便器の設置構造
JPH0446763Y2 (ja)
JPH0427427Y2 (ja)
JPH08441Y2 (ja) 浴室類の組立構造
JP2917385B2 (ja) 家具ユニット
JPH0446058Y2 (ja)
JPS6326463Y2 (ja)
JPH0542143Y2 (ja)
JP2567598Y2 (ja) ユニットバスルーム
JPS6311368Y2 (ja)