JPH0446763Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446763Y2
JPH0446763Y2 JP1984150288U JP15028884U JPH0446763Y2 JP H0446763 Y2 JPH0446763 Y2 JP H0446763Y2 JP 1984150288 U JP1984150288 U JP 1984150288U JP 15028884 U JP15028884 U JP 15028884U JP H0446763 Y2 JPH0446763 Y2 JP H0446763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extinguisher
opening
wall
wall surface
fire extinguisher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984150288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6165960U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984150288U priority Critical patent/JPH0446763Y2/ja
Publication of JPS6165960U publication Critical patent/JPS6165960U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446763Y2 publication Critical patent/JPH0446763Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、壁に嵌め込んだ収納ボツクス内に
消化器を載置するようにした消化器の収納ボツク
スに関する。
従来の技術 ホテル、病院あるいはオフイスビル、集合住宅
のように、多数の人が出入りする建物には、誰に
でも使えるようにした消化器の設置が義務づけら
れているが、一般には廊下の隅などの床面上に放
置されていたり、あるいは、壁面に取り付けられ
たホルダーに支持されている場合が多い。
考案が解決しようとする問題点 上記のようにして設置された消化器は、廊下等
の利用空間に器具が露出しているので通行を妨げ
たり、接触して怪我をする危険がある上に、美観
を損ねる等の欠点を生ずる。そのために、壁に消
化器の収納ボツクスを埋設することも行なわれて
いるが、構築済みの壁面を一部取りこわしてボツ
クスの埋設空間を形成したり、建築中にボツクス
を埋設するように壁を施工される場合もあるが、
いずれの場合にも、そこに嵌め込む収納ボツクス
は、個々の施工現場からの要望に基づいてオプシ
ヨンとして発注されるために、デザインや設計に
統一性を欠き常にコスト高になり、それが建築費
に加算されたりする欠点があつた。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、合成樹脂を素材として用い、
底面上に消化器を縦に載置して壁面内に嵌め込ま
れるように形成した収納部の正面に、上記消化器
が自由に出し入れできる大きさを有する開口部を
設け、この開口部の周面に、壁への取付け手段を
備えて壁面に重ね合わされる適宜の幅の周縁部を
一体に延設した消化器の収納ボツクスを提供する
ものである。
作 用 上記のようにした本考案によれば、消化器の通
行の妨げにならない位置に、かつ、安全に設置す
ることができる上に、建物の設計段階で消化器の
収納ボツクスの埋設を決めて、その設置が低コス
トにかつ容易にでき、統一性のある施工を行うこ
とによつて前記従来の欠点を除去できる。
実施例 本考案の実施例を図面について説明すると、1
は合成樹脂を素材として背面を断面半円弧形に形
成し、第3,4図に示すように底面2上に消化器
Fを縦に載置して壁面W内に嵌め込まれるように
形成した収納部、3は収納部1の正面に設けら
れ、上記消化器Fを自由に出し入れできる大きさ
を有する開口部、4はこの開口部3の周囲に一体
に延設され、第3,4図に示すように壁面Wに重
ね合わされる適宜の幅の周縁部、5はこの周縁部
4の裏面に一体形成した壁への取付け手段であ
る。
前記底面2はその前縁に消化器Fの滑り止め用
の突条6を有し、第2図に示す実施例は底面2
の前縁が周縁部4よりも若干突出する場合を示
す。また、前記周縁部4は、上方に特に延長され
た平板部7を有し、該平板部7に方形の凹みを形
成した表示部8を有する。上記平板部7は、第1
図に示す実施例において若干前方へ突出する。
また、前記壁への取付け手段5は、実施例の場
合、L字形に鉄棒を突出させ、コンクリート基礎
構築面Sから突出させた連結杆9と溶接するよう
に形成され、実施例の場合は、く字形に突出さ
せた鉄棒の先をボード製壁の内面に固定したL字
形の連結金具10に溶接するように形成されてい
るが、別の実施態様としては、例えば周縁部4に
ねじ孔を設けて壁にねじ止めするか、あるいは接
着材の塗布などに代える場合もある。なお図中、
11は壁面Wと周縁部4裏面との間に介在させた
コーキング材である。
上記のように構成したこの収納ボツクスは、第
3,4図に示すように、壁面W内に収納部1を嵌
め込み、壁面Wに重ね合わせた周縁部4を取付け
手段5を介して固定し、収納部1の底面2上に消
化器Fを縦に載置するように用いる。
考案の効果 以上のように本考案は、合成樹脂を素材として
用い、底面上に縦に消化器を載置する収納部を壁
面内に嵌め込むように形成したので、消化器の設
置が通行の妨げにならず安全に使用できる。ま
た、上記収納部の正面に消化器が自由に出し入れ
できる大きさの開口部を設け、その周囲に壁面に
重ね合わされる適宜の幅の周縁部を一体に延設し
たので、消化器の出し入れが容易である上に、そ
の設置位置を適宜の幅の周縁部が囲んでいるので
屋内の美観を妨げない。また、該周縁部に取付け
手段を備えているので、施工現場での取付けも習
熟を要することなく容易にできる。さらに本考案
収納ボツクスは、予め製品を製作して需要に応ず
ることができるので、個々に受注して製作してい
た従来の場合に比べて、デザイン、設計および施
工に色々の面で統一性を与えることができ、か
つ、コストダウンができるという実用的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
実施例の斜視図、第2図は実施例の斜視図、
第3図は実施例の施工状態を示す断面図、第4
図は実施例の施工状態を示す断面図である。 1……収納部、2……底面、3……開口部、4
……周縁部、5……取付け手段、6……突条、7
……平板部、8……表示部、9……連結杆、10
……連結金具、11……コーキング材、F……消
化器、W……壁面、S……コンクリート基礎構築
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂を素材として用い、底面2上に消化器
    Fを縦に載置して壁面W内に嵌め込まれるように
    形成した収納部1の正面に、上記消化器Fが自由
    に出し入れできる大きさを有する開口部3を設
    け、この開口部3の周囲に、壁への取付け手段5
    を備えて壁面Wに重ね合わされる適宜の幅の周縁
    部4を一体に延設したことを特徴とする消化器の
    収納ボツクス。
JP1984150288U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH0446763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150288U JPH0446763Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984150288U JPH0446763Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6165960U JPS6165960U (ja) 1986-05-06
JPH0446763Y2 true JPH0446763Y2 (ja) 1992-11-04

Family

ID=30708438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984150288U Expired JPH0446763Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446763Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2540385Y2 (ja) * 1993-10-07 1997-07-02 毅 加納 消火設備格納箱

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4852397U (ja) * 1971-10-13 1973-07-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6165960U (ja) 1986-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0446763Y2 (ja)
JPS5838815Y2 (ja) 建築物又は構築物の面構造
JPS607425Y2 (ja) 屋外配管ユニツト
JPH0810096Y2 (ja) 間仕切壁
JPH0245328Y2 (ja)
JPS5845383Y2 (ja) コ−ナ−ドレインの固定装着装置
JPH0644963Y2 (ja) 外壁板の取付け金具
JPS6310003Y2 (ja)
JPS6041478Y2 (ja) 温水器の据付装置
JPS5915811Y2 (ja) 壁貫通穴用カバ−
JPS631729Y2 (ja)
JP2708944B2 (ja) 床構造
JPS5837402Y2 (ja) 防煙壁
JP2729652B2 (ja) 格天井の施工方法と格天井用の格子縁セット
JPH08312171A (ja) 浴室用防水パン
JPS6334010Y2 (ja)
JPH0717903Y2 (ja) 配管系のヘッダーブラケット
JPS6139766Y2 (ja)
JPH02157343A (ja) 高さ調整機構を有するパネル自重受け金具
JPH0323465Y2 (ja)
JPS607436Y2 (ja) ピツトボツクス
JP2536346Y2 (ja) 設備ユニットにおける壁パネルと天井パネルとの連結構造
JPH0613942Y2 (ja) 内外装用被覆パネル
JPH071373Y2 (ja) 二重床用間仕切り係止金具
JPS6222562Y2 (ja)