JPS5915811Y2 - 壁貫通穴用カバ− - Google Patents
壁貫通穴用カバ−Info
- Publication number
- JPS5915811Y2 JPS5915811Y2 JP1357080U JP1357080U JPS5915811Y2 JP S5915811 Y2 JPS5915811 Y2 JP S5915811Y2 JP 1357080 U JP1357080 U JP 1357080U JP 1357080 U JP1357080 U JP 1357080U JP S5915811 Y2 JPS5915811 Y2 JP S5915811Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- wall
- pipe
- storage case
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本案は空気調和機の室内機に接続される配管の壁貫通入
用カバーに関する。
用カバーに関する。
ロ 従来技術
一般に、空気調和機の室内機と室外機とを配管で接続す
る時、家屋壁に配管を通す貫通穴を設ける必要がある。
る時、家屋壁に配管を通す貫通穴を設ける必要がある。
そして室内機と室外機を結ぶ操作線並びに2本の冷媒配
管を化粧テープで巻いて一つに束ねてユニット間配管と
し、このユニット間配管を貫通穴へ挿通させていた。
管を化粧テープで巻いて一つに束ねてユニット間配管と
し、このユニット間配管を貫通穴へ挿通させていた。
この場合、挿通し易いように、貫通穴の内径寸法をユニ
ット間配管の外径寸法よりも大きくとることから、両者
の間に隙間が生じこの隙間から雨水等が室内へ浸入する
おそれがあった。
ット間配管の外径寸法よりも大きくとることから、両者
の間に隙間が生じこの隙間から雨水等が室内へ浸入する
おそれがあった。
この為、雨水の浸入を防止するため隙間にパテ等をつめ
ることも行なわれているが外観上見栄えの良いものでは
なかった。
ることも行なわれているが外観上見栄えの良いものでは
なかった。
ハ 考案の目的
貫通穴へ挿通し家屋壁面に沿わせて屈曲させた配管を、
カバーで確実に覆って雨水等の浸入を防止することを目
的としたものである。
カバーで確実に覆って雨水等の浸入を防止することを目
的としたものである。
二 考案の構成
中央部から下端に到る配管貫通用切欠を有した鍔部と、
該鍔部−側の切欠の上部周囲に突設され壁貫通用パイプ
に嵌合される断面半円状のパイプ接続部と、前記鍔部他
側にて前記切欠を覆う収納ケース部とより壁貫通入用カ
バーを構成したもので、パイプ接続部が壁貫通用パイプ
へ嵌合させ鍔部を家屋壁面に当接されることによってパ
イプ接続部と鍔部とで家屋壁面を伝わった雨水が貫通穴
に浸入するのを防止できる。
該鍔部−側の切欠の上部周囲に突設され壁貫通用パイプ
に嵌合される断面半円状のパイプ接続部と、前記鍔部他
側にて前記切欠を覆う収納ケース部とより壁貫通入用カ
バーを構成したもので、パイプ接続部が壁貫通用パイプ
へ嵌合させ鍔部を家屋壁面に当接されることによってパ
イプ接続部と鍔部とで家屋壁面を伝わった雨水が貫通穴
に浸入するのを防止できる。
又、収納ケース部は下端開口における背面方向高さより
も上方内部空間の背面方向高さを高くしたので、R状に
屈曲した状態の配管をこの収納ケース部で確実に覆うこ
とができる。
も上方内部空間の背面方向高さを高くしたので、R状に
屈曲した状態の配管をこの収納ケース部で確実に覆うこ
とができる。
ホ 実施例
本案の一実施例を以下に図面に従い説明する。
第1図〜第3図において、1は合成樹脂製の壁貫通式用
カバーで、2は中央部から下端に到る配管貫通用切欠4
を有した円板状鍔部、3は鍔部2一側の切欠部の上部周
囲に突出される断面半円状のパイプ接続部であり、該接
続部3は家屋壁5に穿設された貫通穴6に嵌挿された壁
貫通用パイプ7の室外側端部内に嵌合される。
カバーで、2は中央部から下端に到る配管貫通用切欠4
を有した円板状鍔部、3は鍔部2一側の切欠部の上部周
囲に突出される断面半円状のパイプ接続部であり、該接
続部3は家屋壁5に穿設された貫通穴6に嵌挿された壁
貫通用パイプ7の室外側端部内に嵌合される。
又、8は鍔部2他側に切欠4を覆うように突設され上面
、両側面及び背面が閉塞された収納ケース部で、その下
部は鍔部2よりも下方に突出し下端は直線部カバー9の
上端外面に嵌着可能なように開口10され、開口10の
背面方向高さは直線部カバー9の外形の背面方向高さと
略等しく開口10の左右幅は直線部カバー9の外形の左
右幅と略等しく形成され、収納ケース部8の内部空間上
部の背面方向高さはR状に屈曲した配管11を収納可能
な如く開口10の背面方向高さよりも高く設定している
。
、両側面及び背面が閉塞された収納ケース部で、その下
部は鍔部2よりも下方に突出し下端は直線部カバー9の
上端外面に嵌着可能なように開口10され、開口10の
背面方向高さは直線部カバー9の外形の背面方向高さと
略等しく開口10の左右幅は直線部カバー9の外形の左
右幅と略等しく形成され、収納ケース部8の内部空間上
部の背面方向高さはR状に屈曲した配管11を収納可能
な如く開口10の背面方向高さよりも高く設定している
。
更に、収納ケース部8の背面板8a上部には直線部カバ
ー12が嵌挿可能な孔13を切抜き容易な如く、孔13
の形に沿い残余部を有した切込みを形成するか或いは背
面板8aの内側面を孔13の範囲だけ薄肉にして正方形
の面状溝を形成するか、孔13の形に沿って線状溝を形
成している。
ー12が嵌挿可能な孔13を切抜き容易な如く、孔13
の形に沿い残余部を有した切込みを形成するか或いは背
面板8aの内側面を孔13の範囲だけ薄肉にして正方形
の面状溝を形成するか、孔13の形に沿って線状溝を形
成している。
又、収納ケース部8の鍔部2下端よりも少許下方に切断
用の切込み或いは溝14が形成されている。
用の切込み或いは溝14が形成されている。
従って、配管11を壁5に沿い屈曲させて配設する場合
には、第3図の如く壁5に壁貫通穴6を穿設し壁貫通用
パイプ7を貫通穴6に嵌挿し、配管11をパイプ7に挿
通し壁5に沿って屈曲して配設した状態で、直線部カバ
ー9を配管11に被せ、適当な手段により壁面に固定す
る。
には、第3図の如く壁5に壁貫通穴6を穿設し壁貫通用
パイプ7を貫通穴6に嵌挿し、配管11をパイプ7に挿
通し壁5に沿って屈曲して配設した状態で、直線部カバ
ー9を配管11に被せ、適当な手段により壁面に固定す
る。
更に、壁5と直交する方向にカバー1を移動させ、パイ
プ接続部3をバイブロ内に嵌着すると収納ケース部8下
端が直線部カバー9に嵌着され配管11の屈曲部11
aは収納ケース部8内に難なく収納できる。
プ接続部3をバイブロ内に嵌着すると収納ケース部8下
端が直線部カバー9に嵌着され配管11の屈曲部11
aは収納ケース部8内に難なく収納できる。
又、配管11を直角に屈曲せずに直線的に導出する場合
には先ず第4図の如く切断用の切込み或いは溝14に沿
ってカバー1の収納ケース部8の下部を切断し、孔13
を切抜いた状態で、配管11に挿通し、第3図に示す如
くカバー1のパイプ接続部3をパイプ7に嵌着し、その
後配管11に挿通した直線部カバー12の先端を孔13
に挿通し、収納ケース部8の切断部開口にパテ15等を
充填する。
には先ず第4図の如く切断用の切込み或いは溝14に沿
ってカバー1の収納ケース部8の下部を切断し、孔13
を切抜いた状態で、配管11に挿通し、第3図に示す如
くカバー1のパイプ接続部3をパイプ7に嵌着し、その
後配管11に挿通した直線部カバー12の先端を孔13
に挿通し、収納ケース部8の切断部開口にパテ15等を
充填する。
上述の如く本案は中央部から下端に到る配管貫通用切欠
を有した鍔部と、該鍔部−側の切欠の上部周囲に突設さ
れ壁貫通用パイプに嵌合される断面半円状のパイプ接続
部と、前記鍔部他側にて前記切欠を覆うように突設され
下端開口における背面方向高よりも上方内部空間の背面
方向高さを高くした収納ケース部とより構成したもので
あるから、配管を壁の貫通穴に貫通し下後壁に沿って直
角に曲げて配設する際、配管を鋭く曲げることなくR状
に屈曲した状態でカバーを嵌着するだけの簡単な作業に
より配管屈曲部と壁貫通穴の端部を覆うことができる。
を有した鍔部と、該鍔部−側の切欠の上部周囲に突設さ
れ壁貫通用パイプに嵌合される断面半円状のパイプ接続
部と、前記鍔部他側にて前記切欠を覆うように突設され
下端開口における背面方向高よりも上方内部空間の背面
方向高さを高くした収納ケース部とより構成したもので
あるから、配管を壁の貫通穴に貫通し下後壁に沿って直
角に曲げて配設する際、配管を鋭く曲げることなくR状
に屈曲した状態でカバーを嵌着するだけの簡単な作業に
より配管屈曲部と壁貫通穴の端部を覆うことができる。
又、家屋壁面を伝わった雨水等はパイプ接続部と鍔部と
で下方へ滴下されるので、この雨水が貫通穴に浸入する
のを防止できる。
で下方へ滴下されるので、この雨水が貫通穴に浸入する
のを防止できる。
更に収納ケース部に直線部カバー嵌挿用孔の切取り用切
込み或いは溝を形成することによって配管を屈曲するこ
となく直線的に引き出す場合のカバーを一つのカバーで
兼用できる等実用的効果が大きい。
込み或いは溝を形成することによって配管を屈曲するこ
となく直線的に引き出す場合のカバーを一つのカバーで
兼用できる等実用的効果が大きい。
第1図は本案−実施例及び他の部品を示す斜視図、第2
図は同実施例の正面図、第3図は同実施例の使用状態を
示す断面図、第4図は同実施例の異なる使用状態を示す
分解斜視図、第5図は同断面図である。 2・・・鍔部、3・・・パイプ接続部、4・・・切欠、
7・・・壁貫通用パイプ、8・・・収納ケース部、10
・・・開口、11・・・配管、12・・・直線部カバー
、13・・・孔。
図は同実施例の正面図、第3図は同実施例の使用状態を
示す断面図、第4図は同実施例の異なる使用状態を示す
分解斜視図、第5図は同断面図である。 2・・・鍔部、3・・・パイプ接続部、4・・・切欠、
7・・・壁貫通用パイプ、8・・・収納ケース部、10
・・・開口、11・・・配管、12・・・直線部カバー
、13・・・孔。
Claims (3)
- (1)中央部から下端に到る配管貫通用切欠を有した鍔
部と、該鍔部−側の切欠の上部周囲に突設され壁貫通用
パイプに嵌合される断面半円状のパイプ接続部とミ前記
鍔部他側にて前記切欠を覆うように突設され下端開口に
おける背面方向高さよりも上方内部空間の背面方向高さ
を高くした収納ケース部とよりなる壁貫通入用カッ〈−
0 - (2)収納ケースはその背面板上部に直線部カバー嵌挿
用孔の切抜き用の切込みを形成した実用新案登録請求の
範囲第1項記載の壁貫通入用カッく− - (3)収納ケースはその背面板上部に直線部カバー嵌挿
用孔の切取り用の溝を形成した実用新案登録請求の範囲
第1項記載の壁貫通大川カバー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1357080U JPS5915811Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 壁貫通穴用カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1357080U JPS5915811Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 壁貫通穴用カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56115081U JPS56115081U (ja) | 1981-09-03 |
JPS5915811Y2 true JPS5915811Y2 (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=29610095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1357080U Expired JPS5915811Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 壁貫通穴用カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915811Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3504221B2 (ja) * | 2000-08-11 | 2004-03-08 | 未来工業株式会社 | 保護管の管端部保護カバーおよび配管構造 |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1357080U patent/JPS5915811Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56115081U (ja) | 1981-09-03 |
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