JPH02157343A - 高さ調整機構を有するパネル自重受け金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカーテンウオールを構成するＡＬＣ板。

ＰＣ板等の外装パネルを鉄骨梁に取り付ける際に用いら
れるパネル自重受は金具に関するものである。

〈従来の技術〉 従来のこの種のパネル自重受は金具としては次に例示す
る如き技術が公知であり、かつ−船釣に実施されている
。

即ち、第１技術は第５図に示す如き梁１に固定した下地
鋼材２にＬ型の自重受は金具３を溶接し、これによって
外装パネル４を支持する技術であり、第２技術は第６図
に示す如き、ｔＡｌに固定した下ＩＩ！！鋼材２にナツ
ト５を溶接し、このナツト５に受はボルト６を螺合させ
、一方で外装パネル４の下部コーナーに埋設鋼材７を設
けておき、前記受はボルト６の頭部を埋設鋼材７の下面
に接触させ、この受はボルト６を回転させて頭部を上下
動させることによって外装パネル４を上下動して高さ調
整する技術であり、第３技術は第７図に示す如く、外側
に突設された埋設鋼材７ａの水平フランジを受はボルト
６に取り付けると共に該埋設鋼材７ａの水平フランジと
下地鋼材２との間に薄鉄板等のライナー８を挿入した技
術であり、更に第４技術は第８図（Ａ）　、　（Ｂ）　
、　（Ｃ）或いは特公昭６３−２９０５９号公報に示す
如く、下段の外装パネルに短面プレート９を固着し、中
央部に開口を有しかつ裏側に垂下片を設けた自重受は金
具１０の該開口に前記短冊プレート９を挿入しながら下
地鋼材２と自重受は金具１０とでこの短冊プレート９を
挟み込むように取り付けて溶接し、その後で上段外装プ
レートをこの自重受は金具ＩＯの横７ランジに乗せるよ
うにした技術である。その他にも実公昭６１−３５６０
６号公報に示す如く、前記第２技術を応用して、埋設鋼
材にブラケットを取り付け、このブラケットを受はボル
トに取り付けることによって埋設鋼材を介して上段外装
プレートを上下させることが出来るようにした技術も公
知である。

〈発明が解決しようとする課題〉 然るに前記従来技術の内で、第１技術は下地鋼材２に自
重受は金具３を溶接する為には外側からの作業になるの
で、足場等の設置が必要になると共に、−旦外装パネル
を設置した後は高さの＠調整が出来ない問題があった。

第２技術及び第３技術は夫々外装パネルに埋設鋼材を予
め設けておく必要があり、作業が煩雑でコスト高になる
問題があり、更に第３技術はライナー８を挿入すること
によって高さ調整は可能であるがライナー８の厚みで左
右されるので、微調整が出来ない等の問題があった。

又第４技術は下段外装パネルを建て込むまでは自重受は
金具を取り付けることが出来ず、かつ上段外装パネルを
建て込んだ後はこの外装パネルの高さの微ｊＪ！ｌ！！
を行うことが出来ない等の問題があった。

本発明は上述の従来のこれ等の問題点に鑑み開発された
全く新規な技術に関するものである。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、縦フランジと横フランジとよりなる１５型材
の該縦フランジの外側に所定の間隙を保って垂下片を設
け、かつ該垂下片の外面にナンドを取り付けて構成した
ことを特徴とした高さ調整機構を有するパネル自重受は
金具である。

く作用〉 本発明に係る自重受は金具は上述の如く、縦フランジと
横フランジとよりなるし型材の縦フランジの外側にこの
縦フランジと所定の間隙を保って垂下片を設けたので、
梁に固定された下地鋼材をこの縦フランジと垂下片との
間に嵌入させることにより自重受は金具を下地鋼材に取
り付けることが出来る。又垂下片の外側にナツトを設け
たので、このナツトにボルトを螺合させ、かつ該ボルト
の下端を下地鋼材の水平フランジに当接きせながら回動
することによって下地鋼材に嵌着された自重受は金具及
びこの自重受は金具上に載置された外装パネルを上下動
させて微調整することが出来る。

〈実施例〉 図により本発明に係る自重受は金具の一実施例について
具体的に説明すると、第１図乃至第４図に於いて、１１
は本発明に係る自重受は金具であって、縦フランジ１２
と横フランジ１３とをＬ型に連結したし型材より形成さ
れている。又該縦フランジ１２の中央には開口１４が設
けられると共にその外側には開口１４を形成する為に縦
フランジ１２より外側に打ち抜き折り曲げられた垂下片
１５が縦フランジ１２と所定の間隙Ｗを保って設けられ
ている。更にこの垂下片１５の外面にはナツト１６が溶
着固定されている。

本発明に係る自重受は金具１１の使用に当たっては図に
示す如く、梁ｌに固定された下地鋼材２の垂直フランジ
を縦フランジ１２と垂下片１５との間隙Ｗ内に嵌入する
ことによって自重受は金具１１を下地鋼材２に取り付け
、次に垂下片１５に設けられたナツト１６にボルト１７
を螺合し、ボルト１７を回動することによってその下端
を下地鋼材２の水平フランジに当接しながら自重受は金
Ｊｉｔｌｌを下地鋼材２の垂直フランジに沿って上下動
させて高さを微調整することが出来る。

図中４ａは前記自重受は金具１１に載置された上段の外
装パネルであり、４ｂはその下方に配設された下段の外
装パネルである。

従って、本発明に於いてはナツト１６に螺合されたボル
ト１７をラチェット等で回転させることにより、自重受
は金具１１を介してこの自重受は金具１１に載置された
上段の外装パネル４ａを上下動させ、これによって外装
パネル４ａの上下位置を＠調整することが出来る。

図中１８は上下段の外装パネル４ａ、４ｂ間に充填され
たシール材である。

又上記実施例に於いては自重受は金具１１を一つの鋼材
で一体的に構成したが、二つ以上の鋼材を組み合わせて
連結することによって構成することも可能である。

本発明に係る自重受は金具１１は下地鋼材２を固定する
ことが出来るものであればＲＣ構造、ＳＲＣ構造、木造
構造等いずれの建築構造にも使用することが可能である
。

〈発明の効果〉 本発明に係る自重受は金具は上述の如く縦フランジの外
側に所定の間隙を保って垂下片を設けたので、この間隙
内に下地鋼材の垂直フランジを嵌入することによって自
重受は金具を容易に下地鋼材に取り付は固定することが
出来、かつ垂下片の外面にナツトを設けたので、このナ
ツトにボルトを螺合すると共に該ボルトの下端を下地鋼
材の水平フランジに当接しながら回動することによって
自重受は金具を下地鋼材の垂直フランジに沿って上下動
させ、この自重受は金具に３３１！された外装パネルの
上下位置を＠調整することが出来、更に本発明の自重受
は金具の取り付は作業は建物の室内側から実施出来るの
で足場等も不要であり、又ボルトを介して自重受は金具
に取り付けられたボルトの下端を下地鋼材の水平フラン
ジに当接させるので、従来の如く外装パネルの重量がか
かる部分にライナー等を介在させる必要が全く無く、作
業性が良い上に安全であり、しかも外装パネルには埋設
鋼材を設けたり、特別の断面形状に構成したりする作業
が全く不要となり、更に本発明の自重受は金具は全体の
構造が極めてｉｍであるので安価に大量生産することが
出来る等の特徴を存するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自重受は金具の使用状態を示す側
面図、第２図はその金具の斜視図、第３図及び第４図は
その金具の使用説明図、第５図乃至第８図は夫々従来例
を示す説明図である。 １は梁、２は下地鋼材、４，４ａ、４ｂは外装パネル、
１１は自重受は金具、１２は縦フランジ、１３は横フラ
ンジ、１５は垂下片、１６はナツト、１７はボルトであ
る。 第１図 第２図 う９− 第７図 第８図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 縦フランジと横フランジとよりなるＬ型材の該縦フラン
   ジの外側に所定の間隙を保って垂下片を設け、かつ該垂
   下片の外面にナットを取り付けて構成したことを特徴と
   した高さ調整機構を有するパネル自重受け金具。