JPS607425Y2 - 屋外配管ユニツト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、屋外配管ユニットに関し、配管スペース部１
と、メータボックススペース部２と、収納物を収納する
収納スペース部３と、フラワーボックス部４とを具備し
て成る屋外配管ユニットに係るものである。

従来配管をするに当って屋内配管と壁内配管と屋外配管
とがある。

ところで屋内配管をする場合には基礎を貫通する必要が
あり、工数的にもロスが多く、又配管を床室上げとする
と浴室床タイル貼りの場合納まり、デザイン、両面にわ
たって悪かった。

更に壁内配管とする場合には狭いスペースでの作業とな
る為施工困難の他、壁内に結露が発生する不安があり、
またメンテナンスの上からも好ましくなかった。

このため屋外配管とするのが最も簡単であるが、屋外配
管にあっては、屋外に配管が立上がるため建物のデザイ
ン上好ましくないのみならず、防寒の面でも問題があっ
た。

一方メータボックスは現状においては壁のスタッドをた
よりに取付けているが取付位置が一定せず、更に取付時
に穴明は等の作業が生じこの部分の水仕舞処理もむずか
しいという問題があった。

本考案は上記の点に鑑みて考案したものであって、その
目的とするところは、施工が最も簡単な屋外配管をする
に当って、配管が外部に露出せず、建物の外観を配管の
露出によってそこなうことがなく、また防寒上も問題が
なく、更にメータボックススペース部、収納スペース部
、フラワーボックス部とを具備することで、配管と同時
にメータボックスの収納を同時にできると共に収納物の
収納及び花だんの機能も有している屋外配管ユニットを
提供するにある。

本考案を以下実施例により詳述する。

図中Ａは本考案に係る屋外配管ユニットであって、全体
が箱型をしていて、−側部の下部に配管スペース部１が
設けてあり、配管スペース部１の上部にメータボックス
スペース部２が設けてあり、他側部に収納物を収納する
ための収納スペース部３が設けてあり、更に上部の全面
部にわたってフラワーボックス部４が設けである。

上記のような構成の屋外配管ユニットＡは屋外配管の立
上り位置に設置し、配管スペース部１内に立上った配管
５を収納するものである。

更にメータボックススペースにメータボックスを収納し
てこれを配管と接続するものである。

−万屋外配管ユニットＡは第２図に示すように背面が外
壁６の外面に位置するように設置するものであって、こ
のようにすることにより外壁６から屋外配管ユニットＡ
が突出し、上部のフラワーボックス部４が外壁６から一
体に突出している状態を呈し、外壁６に既設のフラワー
ボックスを設けたのと同じ外観となり、配管スペース部
１、メータボックススペース部２、収納スペース部３を
設けた屋外配管ユニットＡを設置しても建物の外観上何
ら異和感を与えないこととなる。

収納スペース部３には屋外で使用する掃除用具、園芸用
具等だけでなく、他の種々のものが収納できることとな
る。

なお屋外配管ユニットＡは外壁６に設けた窓７の下方に
位置するように設置すると、フラワーボックス部４が窓
７の下方に位置し、いっそう好ましいものとすることが
できる。

なお屋外において配管スペース１内に立上がらせた配管
５は外壁６を貫通させて屋内に導入するものである。

図中８は扉である。かくて本考案にあっては、叙述のよ
うに屋外配管ユニットに、配管スペース部と、メータボ
ックススペース部と、収納物を収納する収納スペース部
と、フラワーボックス部とを具備した構成としているの
で、施工が最も簡単な屋外配管をするに当って立上った
配管を配管スペース部に収納できて、屋外配管であるに
もかかわらず配管が外部に露出することがなく、また防
寒上も何ら問題がないものであり、更にメータボックス
スペース部にメータボックスを収納できて、配管と共に
メータボックスを統一的に収納できるものであり、しか
も収納スペース部に種々の収納物を収納でき、フラワー
ボックス部を設けることで花だんとしての機能も有して
おり、屋外配管ユニットを外壁より突出させた状態とす
ることができて、何ら建物の外観に異和感を与えないと
いう利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は同上の概
略上面図であって、１は配管スペース部、２はメータボ
ックススペース部、３は収納スペース部、４はフラワー
ボックス部である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 配管スペース部ト、メータボックススペース部と、収納
   物を収納する収納スペース部と、フラワーボックス部と
   を具備して戊る屋外配管ユニット。