JPH08312171A - 浴室用防水パン - Google Patents
浴室用防水パンInfo
- Publication number
- JPH08312171A JPH08312171A JP7138655A JP13865595A JPH08312171A JP H08312171 A JPH08312171 A JP H08312171A JP 7138655 A JP7138655 A JP 7138655A JP 13865595 A JP13865595 A JP 13865595A JP H08312171 A JPH08312171 A JP H08312171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opposite side
- bathroom
- waterproof pan
- sections
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽設置スペースの各種サイズと形態に対応
して、スペース一杯の有効設置ができ、かつ耐久性、防
水性、施工の短期化をも満足させる。 【構成】 浴室用防水パン1における併設された浴槽設
置部2と洗い場部3の一側方である長尺対辺部5の立設
壁部5aと、これと直交する洗い場部3側方の短尺対辺
部7の立設壁部7aにあって、長尺対辺部4の立設壁部
4aと、浴槽設置部2側方の短尺対辺部6とに略水平状
で延設の壁パネル載置部8と、その高さHが同一高さh
で水平状である拡幅段部10、11を、外側方へ向けて
切除可能なるよう延設する。
して、スペース一杯の有効設置ができ、かつ耐久性、防
水性、施工の短期化をも満足させる。 【構成】 浴室用防水パン1における併設された浴槽設
置部2と洗い場部3の一側方である長尺対辺部5の立設
壁部5aと、これと直交する洗い場部3側方の短尺対辺
部7の立設壁部7aにあって、長尺対辺部4の立設壁部
4aと、浴槽設置部2側方の短尺対辺部6とに略水平状
で延設の壁パネル載置部8と、その高さHが同一高さh
で水平状である拡幅段部10、11を、外側方へ向けて
切除可能なるよう延設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニットの床面を
構成する浴室用防水パンに関する。
構成する浴室用防水パンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室ユニットにおける防水パン
は、予め数種の規格サイズのものだけが生産されてい
て、この中から需要に応じ、所要規格サイズのものを選
定使用するようにしている。このため、建物の設計上の
都合等で、浴室設置スペースが、イレギュラーサイズに
なった場合には、その寸法に適合した浴室ユニットを設
置することはできず、当該浴室設置スペースよりも、ひ
とまわり小さい防水パンを用いて浴室ユニットを建て込
むしかなかった。
は、予め数種の規格サイズのものだけが生産されてい
て、この中から需要に応じ、所要規格サイズのものを選
定使用するようにしている。このため、建物の設計上の
都合等で、浴室設置スペースが、イレギュラーサイズに
なった場合には、その寸法に適合した浴室ユニットを設
置することはできず、当該浴室設置スペースよりも、ひ
とまわり小さい防水パンを用いて浴室ユニットを建て込
むしかなかった。
【0003】また、マンションやホテル等の集合住宅に
おいては、図10〜図12に例示の如く、浴室設置スペ
ースaに、建物側の柱bやパイプシャフトc、温水器設
置スペースd等の突出部分eが存する場合には、当該突
出部分eを考慮して、既成の防水パンを選定しなければ
ならず、このため当然のことながら、設置スペースaを
有効に利用することができないことになる。従って、浴
室設置スペースaに上記の如き突出部分eがある場合に
は、防水パンによることなく、作業性の悪い在来工法
(湿式工法)によって浴室設置スペースの有効利用がで
きる浴室fを建造しなければならない。
おいては、図10〜図12に例示の如く、浴室設置スペ
ースaに、建物側の柱bやパイプシャフトc、温水器設
置スペースd等の突出部分eが存する場合には、当該突
出部分eを考慮して、既成の防水パンを選定しなければ
ならず、このため当然のことながら、設置スペースaを
有効に利用することができないことになる。従って、浴
室設置スペースaに上記の如き突出部分eがある場合に
は、防水パンによることなく、作業性の悪い在来工法
(湿式工法)によって浴室設置スペースの有効利用がで
きる浴室fを建造しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の集合住
宅にあっては、防水性、耐久性がより一層要求されるも
のであるに拘らず、在来工法による浴室では、施工後1
0〜15年以上経過すると、給配水用の配管類に腐食が
生じたり、浴室床の防水層が劣化して階下への水漏れ等
が発生する。そのため、リフォーム工事を行うとして
も、再度、在来工法で行うことになるから、耐久性、防
水性等の点で信頼性に欠けることはもちろん、工期が長
くかかり、また、材料搬出入時の騒音等により、当該居
住者はもとより、近隣住民にも迷惑をかけることにな
る。
宅にあっては、防水性、耐久性がより一層要求されるも
のであるに拘らず、在来工法による浴室では、施工後1
0〜15年以上経過すると、給配水用の配管類に腐食が
生じたり、浴室床の防水層が劣化して階下への水漏れ等
が発生する。そのため、リフォーム工事を行うとして
も、再度、在来工法で行うことになるから、耐久性、防
水性等の点で信頼性に欠けることはもちろん、工期が長
くかかり、また、材料搬出入時の騒音等により、当該居
住者はもとより、近隣住民にも迷惑をかけることにな
る。
【0005】本発明は、上記従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑み、浴室用防水パンにおいて、その浴槽設
置部と洗い場部の一側方である長尺対辺部および洗い場
部の側方である短尺対辺部の一方または双方に、既知の
壁パネル載置部と同一高さにして水平状とした拡幅段部
を外側へ向けて延設することにより、建物側の浴室設置
スペースに合わせて、当該拡幅段部を所要寸法だけ切除
し、その切除部分に立上がり枠材を取り付けるなどの手
間をかけるだけで、当該切除された拡幅段部を、壁パネ
ル載置部として再構成し、このことによって、浴室設置
スペース内を一杯に有効利用できるようにし、かつ、防
水性、耐久性および工期についての要求に対しても、こ
れを充分に満足させ得るようにするのが、その目的であ
る。
な問題点に鑑み、浴室用防水パンにおいて、その浴槽設
置部と洗い場部の一側方である長尺対辺部および洗い場
部の側方である短尺対辺部の一方または双方に、既知の
壁パネル載置部と同一高さにして水平状とした拡幅段部
を外側へ向けて延設することにより、建物側の浴室設置
スペースに合わせて、当該拡幅段部を所要寸法だけ切除
し、その切除部分に立上がり枠材を取り付けるなどの手
間をかけるだけで、当該切除された拡幅段部を、壁パネ
ル載置部として再構成し、このことによって、浴室設置
スペース内を一杯に有効利用できるようにし、かつ、防
水性、耐久性および工期についての要求に対しても、こ
れを充分に満足させ得るようにするのが、その目的であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、浴槽設置部と洗い場部とを互いに隣接状
態にて一体に設けてなる浴室用防水パンにおいて、その
浴槽設置部と洗い場部の一側方である長尺対辺部の立設
壁部か、上記長尺対辺部と直角方向で洗い場部の側方で
ある短尺対辺部の立設壁部、もしくは上記の長尺対辺部
と、短尺対辺部の両立設壁部にあって、前記浴槽設置部
と洗い場部の他側である長尺対辺部の立設壁部と、この
長尺対辺部と直角方向で浴槽設置部の側方である短尺対
辺部の立設壁部とにおける上縁部から外側方へ向けて連
設されている壁パネル載置部と同一高さで略水平状に連
装された拡幅段部が、外側方へ向けて切除可能なるよう
延設されていることを特徴とする浴室用防水パンを提供
しようとしている。
達成するため、浴槽設置部と洗い場部とを互いに隣接状
態にて一体に設けてなる浴室用防水パンにおいて、その
浴槽設置部と洗い場部の一側方である長尺対辺部の立設
壁部か、上記長尺対辺部と直角方向で洗い場部の側方で
ある短尺対辺部の立設壁部、もしくは上記の長尺対辺部
と、短尺対辺部の両立設壁部にあって、前記浴槽設置部
と洗い場部の他側である長尺対辺部の立設壁部と、この
長尺対辺部と直角方向で浴槽設置部の側方である短尺対
辺部の立設壁部とにおける上縁部から外側方へ向けて連
設されている壁パネル載置部と同一高さで略水平状に連
装された拡幅段部が、外側方へ向けて切除可能なるよう
延設されていることを特徴とする浴室用防水パンを提供
しようとしている。
【0007】
【作用】本発明の浴室用防水パンでは、拡幅段部が形成
されているので、建物の浴室設置スペースに適合させる
のに必要なサイズに仕上げるため、当該拡幅段部の外側
部を所望寸法だけ切除してしまうのである。上記拡幅段
部につき、これを浴室用防水パンの長尺対辺部または短
尺対辺部に沿って切断した場合には、その切除端縁に沿
って当該拡幅段部上に横断面略コ字形状等とした立上が
り枠材を載せ、これを拡幅段部の裏面からビス止め等に
よって拡幅段部上に固定すれば、このことによって、壁
パネル載置部の再構成を行うことができる。
されているので、建物の浴室設置スペースに適合させる
のに必要なサイズに仕上げるため、当該拡幅段部の外側
部を所望寸法だけ切除してしまうのである。上記拡幅段
部につき、これを浴室用防水パンの長尺対辺部または短
尺対辺部に沿って切断した場合には、その切除端縁に沿
って当該拡幅段部上に横断面略コ字形状等とした立上が
り枠材を載せ、これを拡幅段部の裏面からビス止め等に
よって拡幅段部上に固定すれば、このことによって、壁
パネル載置部の再構成を行うことができる。
【0008】また、浴室設置スペース内のコーナ部に、
建物側の柱、パイプシャフト等による突出部分が存する
場合には、この突出部分と対応して、浴室用防水パンの
コーナ部における拡幅段部を切除し、この切除端の縁に
沿って、立上がり枠材を拡幅段部上にビス止め等により
固定することで壁パネル載置部の再構成を行う。
建物側の柱、パイプシャフト等による突出部分が存する
場合には、この突出部分と対応して、浴室用防水パンの
コーナ部における拡幅段部を切除し、この切除端の縁に
沿って、立上がり枠材を拡幅段部上にビス止め等により
固定することで壁パネル載置部の再構成を行う。
【0009】この場合の立上がり枠材としては、平面略
L字形状に一体成形したものとか、または左右2個の直
線的な立上がり用パーツと、これらを直交状に接合する
ための接合用コーナーパーツとにより構成されるものな
どを用いることができる。
L字形状に一体成形したものとか、または左右2個の直
線的な立上がり用パーツと、これらを直交状に接合する
ための接合用コーナーパーツとにより構成されるものな
どを用いることができる。
【0010】また、上記拡幅段部と立上がり枠材および
拡幅段部と立上がり用パーツ並びに立上がりパーツと接
合用コーナーパーツ、またはこれらの各パーツと拡幅段
部との固定手段は、各部材間に接着剤、または接着剤と
パッキングを介在させてビス止めするなどして、接合部
の水密性を確保するのがよい。
拡幅段部と立上がり用パーツ並びに立上がりパーツと接
合用コーナーパーツ、またはこれらの各パーツと拡幅段
部との固定手段は、各部材間に接着剤、または接着剤と
パッキングを介在させてビス止めするなどして、接合部
の水密性を確保するのがよい。
【0011】また、拡幅段部上に立上がり枠材をビス止
めしてから、両者の接合部分における内側に接着剤を後
付けにより塗布して、漏水防止処理を施すようにするこ
ともできる。
めしてから、両者の接合部分における内側に接着剤を後
付けにより塗布して、漏水防止処理を施すようにするこ
ともできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る浴室用防水パンにつき、
その全体の斜視図を示す図1と、図1のA−A線矢視断
面図である図2と、建物の浴室設置スペースおよび形状
に合わせて拡幅段部の一部を切断した各種防水パンの各
平面図を示す図3、図4、図5、図6と、拡幅段部の切
断部と、この切断部に装着される立上がり枠材との装着
前と装着後における各斜視図を示す夫々図7(A)
(B)と、図7(B)におけるB−B線矢視断面図であ
る図8および拡幅段部の隅角部を切断した防水パンの一
部と立上がり枠材の分解斜視図である図9とを参照して
以下詳記する。
その全体の斜視図を示す図1と、図1のA−A線矢視断
面図である図2と、建物の浴室設置スペースおよび形状
に合わせて拡幅段部の一部を切断した各種防水パンの各
平面図を示す図3、図4、図5、図6と、拡幅段部の切
断部と、この切断部に装着される立上がり枠材との装着
前と装着後における各斜視図を示す夫々図7(A)
(B)と、図7(B)におけるB−B線矢視断面図であ
る図8および拡幅段部の隅角部を切断した防水パンの一
部と立上がり枠材の分解斜視図である図9とを参照して
以下詳記する。
【0013】図1および図2に示したように、浴室用防
水パン1は、既知の如く、硬質ポリ塩化ビニル樹脂や、
FRP等によって、浴槽設置部2と洗い場部3とを互い
に隣接状態にて平面長方形、正方形等の方形状として、
一体に成形手段等により形成されている。
水パン1は、既知の如く、硬質ポリ塩化ビニル樹脂や、
FRP等によって、浴槽設置部2と洗い場部3とを互い
に隣接状態にて平面長方形、正方形等の方形状として、
一体に成形手段等により形成されている。
【0014】さらに、詳しくは、上記浴室用防水パン1
は、その浴槽設置部2と洗い場部3との連設方向に長尺
対辺部4、5が、これと直角方向である浴槽設置部2お
よび洗い場部3の各一側に短尺対辺部6、7が夫々設定
されている。
は、その浴槽設置部2と洗い場部3との連設方向に長尺
対辺部4、5が、これと直角方向である浴槽設置部2お
よび洗い場部3の各一側に短尺対辺部6、7が夫々設定
されている。
【0015】さらに、既知のものと同じく、上記浴室用
防水パン1における一側方の長尺対辺部4にあって、そ
の立設壁部4aと、浴槽設置部2側の短尺対辺部6にお
ける立設壁部6aとには、当該浴室用防水パン1の他の
部分、すなわち、浴槽設置部2、洗い場部3の底板部2
a、3aよりも所定寸法だけ高い壁パネル載置部8、8
が、外側へ略水平状に曲成されることで連設されてお
り、この壁パネル載置部8、8には、その外側縁に壁パ
ネル9の位置決め用立上がり板部8a、8aが立設され
ている。
防水パン1における一側方の長尺対辺部4にあって、そ
の立設壁部4aと、浴槽設置部2側の短尺対辺部6にお
ける立設壁部6aとには、当該浴室用防水パン1の他の
部分、すなわち、浴槽設置部2、洗い場部3の底板部2
a、3aよりも所定寸法だけ高い壁パネル載置部8、8
が、外側へ略水平状に曲成されることで連設されてお
り、この壁パネル載置部8、8には、その外側縁に壁パ
ネル9の位置決め用立上がり板部8a、8aが立設され
ている。
【0016】本発明によるときは、上記浴室用防水パン
1の他側方である長尺対辺部5にあって、その立設壁部
5aと、洗い場部3側である短尺対辺部7の立設壁部7
aとには、上記壁パネル載置部8、8の高さ(H)と同
一高さ(h)とした拡幅段部10、11が、外側へ略水
平状となるよう曲成されることで、切除可能なるよう連
設されている。ここで、上記の浴室用防水パン1を、原
形のままで使用しようとするときは、その拡幅段部1
0、11が、そのまま壁パネル載置部として用いられる
ことになるのであり、このため、当該拡幅段部10、1
1の外側縁には、壁パネルの位置決め用立上がり板部1
0a、11aが、前記の位置決め用立上がり板部8aと
連装して立設されている。
1の他側方である長尺対辺部5にあって、その立設壁部
5aと、洗い場部3側である短尺対辺部7の立設壁部7
aとには、上記壁パネル載置部8、8の高さ(H)と同
一高さ(h)とした拡幅段部10、11が、外側へ略水
平状となるよう曲成されることで、切除可能なるよう連
設されている。ここで、上記の浴室用防水パン1を、原
形のままで使用しようとするときは、その拡幅段部1
0、11が、そのまま壁パネル載置部として用いられる
ことになるのであり、このため、当該拡幅段部10、1
1の外側縁には、壁パネルの位置決め用立上がり板部1
0a、11aが、前記の位置決め用立上がり板部8aと
連装して立設されている。
【0017】上記浴室用防水パン1の拡幅段部10、1
1は、これを所望寸法だけ前記の如く切除することで、
図示しない建物の浴室設置スペースに見合ったサイズと
するためのもので、図3ないし図6にあって斜線を施し
て示した箇所が、切除部分12を夫々示しており、図3
ないし図5のように拡幅段部10、11の一方または双
方を直線的に切除した場合は、図7(A)(B)に示し
たように、直線的な立上がり枠材13が用いられること
になる。
1は、これを所望寸法だけ前記の如く切除することで、
図示しない建物の浴室設置スペースに見合ったサイズと
するためのもので、図3ないし図6にあって斜線を施し
て示した箇所が、切除部分12を夫々示しており、図3
ないし図5のように拡幅段部10、11の一方または双
方を直線的に切除した場合は、図7(A)(B)に示し
たように、直線的な立上がり枠材13が用いられること
になる。
【0018】図7(B)および図8は、短尺対辺部7に
おける拡幅段部11を切除し、これによる拡幅段部11
の切除端縁部11b上に、別途用意した立上がり枠材1
3を載置し、拡幅段部11の裏側からビス14‥‥‥止
めにより横断面略コ字形状とした立上がり枠材13を固
定することで、新規の壁パネル載置部を再成するように
した場合を示している。
おける拡幅段部11を切除し、これによる拡幅段部11
の切除端縁部11b上に、別途用意した立上がり枠材1
3を載置し、拡幅段部11の裏側からビス14‥‥‥止
めにより横断面略コ字形状とした立上がり枠材13を固
定することで、新規の壁パネル載置部を再成するように
した場合を示している。
【0019】上部拡幅段部11に対する立上がり枠材1
3の固設につき、両者間には、接着剤、パッキング等の
防止材15を、図8のように介在させて防水処理を施す
のがよい。尚、図8において16は、拡幅段部11の裏
面と立設壁部7aとにおけるコーナに当接した木製品な
どによる補強材を示している。
3の固設につき、両者間には、接着剤、パッキング等の
防止材15を、図8のように介在させて防水処理を施す
のがよい。尚、図8において16は、拡幅段部11の裏
面と立設壁部7aとにおけるコーナに当接した木製品な
どによる補強材を示している。
【0020】図9には、図6に示されているように、拡
幅段部10、11により形成されたコーナ部を切除する
ことで、切除部分12を形成した後、これによるに切除
端縁部10b、11b上に、壁パネル載置部を再構成す
るために用いられる立上がり枠材13が示されている。
この場合の立上がり枠材13は、横断面略コ字形状とし
た直線状であるの2個の立上がり用パーツ13a、13
bと、平面略L字形状の接合用コーナーパーツ13cと
で形成される。
幅段部10、11により形成されたコーナ部を切除する
ことで、切除部分12を形成した後、これによるに切除
端縁部10b、11b上に、壁パネル載置部を再構成す
るために用いられる立上がり枠材13が示されている。
この場合の立上がり枠材13は、横断面略コ字形状とし
た直線状であるの2個の立上がり用パーツ13a、13
bと、平面略L字形状の接合用コーナーパーツ13cと
で形成される。
【0021】上記各パーツ13a〜13cは、切除部分
12における切除端縁部10b、11b上に載せた状態
にて、拡幅段部10、11の裏側からビス14‥‥‥止
め等によって固定することで図示されていない壁パネル
載置部を形成するためのもので、これらのパーツや部材
については、図示しない接着材、パッキング等によって
防水処理が施される。
12における切除端縁部10b、11b上に載せた状態
にて、拡幅段部10、11の裏側からビス14‥‥‥止
め等によって固定することで図示されていない壁パネル
載置部を形成するためのもので、これらのパーツや部材
については、図示しない接着材、パッキング等によって
防水処理が施される。
【0022】以上は、浴室用防水パン1の長尺対辺部と
短尺対辺部との双方に拡幅段部10、11を延設した場
合につき説示したが、これに限るものではなく、上記両
者の何れか一方にのみ拡幅段部を延設するようにしても
よいこともちろんである。尚、図1ないし図6において
Aは浴槽を示している。
短尺対辺部との双方に拡幅段部10、11を延設した場
合につき説示したが、これに限るものではなく、上記両
者の何れか一方にのみ拡幅段部を延設するようにしても
よいこともちろんである。尚、図1ないし図6において
Aは浴槽を示している。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、既製浴室用防水パンの各規格サイズにとら
われることなく、建物の浴室設置スペースに建物側の柱
やパイプシャフト等の突出部分があっても、浴室用防水
パンに対する簡易な加工作業により夫々の設置スペース
に対して、これを一杯に有効利用のできる設置が可能と
なると共に、在来工法に比べて耐久性、防水性そして当
該施工の短期化をも実現することができる。
ているので、既製浴室用防水パンの各規格サイズにとら
われることなく、建物の浴室設置スペースに建物側の柱
やパイプシャフト等の突出部分があっても、浴室用防水
パンに対する簡易な加工作業により夫々の設置スペース
に対して、これを一杯に有効利用のできる設置が可能と
なると共に、在来工法に比べて耐久性、防水性そして当
該施工の短期化をも実現することができる。
【図1】本発明に係る浴室用防水パンの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視断面図である。
【図3】図1における長尺側の拡幅段部を切除した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】図1における短尺側の拡幅段部を切除した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図5】図1における長尺、短尺両側の拡幅段部を切除
した状態を示す平面図である。
した状態を示す平面図である。
【図6】図1における長尺、短尺両側における拡幅段部
のコーナ部を切除した状態を示す平面図である。
のコーナ部を切除した状態を示す平面図である。
【図7】図1における短尺側の拡幅段部を切除した状態
と立上がり枠材とを示し、(A)は立上がり枠材の固定
前状態である要部の斜視図、(B)は当該拡幅段部の切
除部分に立上がり枠材を固定した状態の要部を示す斜視
図である。
と立上がり枠材とを示し、(A)は立上がり枠材の固定
前状態である要部の斜視図、(B)は当該拡幅段部の切
除部分に立上がり枠材を固定した状態の要部を示す斜視
図である。
【図8】図7(B)におけるB−B線矢視断面図であ
る。
る。
【図9】浴室設置スペースの突出部分に対応して前記の
拡幅段部におけるコーナ部を図6のように切除した浴室
用防水パンの一部と、立上がり枠材との固定前状態を示
す斜視説明図である。
拡幅段部におけるコーナ部を図6のように切除した浴室
用防水パンの一部と、立上がり枠材との固定前状態を示
す斜視説明図である。
【図10】建物の浴室設置スペースにパイプシャフトが
突出している場合における在来工法による浴室の平面略
示図である。
突出している場合における在来工法による浴室の平面略
示図である。
【図11】建物の浴室設置スペースに柱が突出している
場合における在来工法による浴室の平面略示図である。
場合における在来工法による浴室の平面略示図である。
【図12】建物の浴室設置スペースに温水器設置スペー
スが突出している場合における在来工法による浴室の平
面略示図である。
スが突出している場合における在来工法による浴室の平
面略示図である。
1 浴室用防水パン 2 浴槽設置部 3 洗い場部 4 長尺対辺部 4a 長尺対辺部の立設壁部 5 長尺対辺部 5a 長尺対辺部の立設壁部 6 短尺対辺部 6a 短尺対辺部の立設壁部 7 短尺対辺部 7a 短尺対辺部の立設壁部 8 壁パネル載置部 10 拡幅段部 11 拡幅段部
Claims (1)
- 【請求項1】 浴槽設置部と洗い場部とを互いに隣接状
態にて一体に設けてなる浴室用防水パンにおいて、その
浴槽設置部と洗い場部の一側方である長尺対辺部の立設
壁部か、上記長尺対辺部と直角方向で洗い場部の側方で
ある短尺対辺部の立設壁部、もしくは上記の長尺対辺部
と、短尺対辺部の両立設壁部にあって、前記浴槽設置部
と洗い場部の他側である長尺対辺部の立設壁部と、この
長尺対辺部と直角方向で浴槽設置部の側方である短尺対
辺部の立設壁部とにおける上縁部から外側方へ向けて連
設されている壁パネル載置部と同一高さで略水平状に連
装された拡幅段部が、外側方へ向けて切除可能なるよう
延設されていることを特徴とする浴室用防水パン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7138655A JPH08312171A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 浴室用防水パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7138655A JPH08312171A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 浴室用防水パン |
Publications (1)
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JPH08312171A true JPH08312171A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15227059
Family Applications (1)
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JP7138655A Pending JPH08312171A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 浴室用防水パン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH08312171A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084817A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Inax Corp | 浴室の構築方法及び構造 |
JP2010001660A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Noritz Corp | 拡張機能付き浴室 |
JP2010133105A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Toto Ltd | 浴室用床パン |
CN109057412A (zh) * | 2018-08-31 | 2018-12-21 | 宁波联城住工科技有限公司 | 聚氨酯卫浴底盘及其生产方法 |
CN113017456A (zh) * | 2019-12-24 | 2021-06-25 | 北京维石住工科技有限公司 | 补偿条及浴室底盘 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP7138655A patent/JPH08312171A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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