JPH11131646A - 間仕切壁構造 - Google Patents

間仕切壁構造

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JPH11131646A
JPH11131646A JP29577397A JP29577397A JPH11131646A JP H11131646 A JPH11131646 A JP H11131646A JP 29577397 A JP29577397 A JP 29577397A JP 29577397 A JP29577397 A JP 29577397A JP H11131646 A JPH11131646 A JP H11131646A
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JP
Japan
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partition wall
washing machine
space
pipe
partition
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Application number
JP29577397A
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English (en)
Inventor
Hiroki Tai
宏樹 田井
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られたスペースの中に、洗面所と洗濯機置
き場を配置する場合に、洗面所の幅を大きくとることが
できるとともに、給水管や配水管を問題なく通すことが
できる間仕切壁構造を提供すること。 【解決手段】 洗面所10と洗濯機置き場11との間に
間仕切壁12を設け、この間仕切壁12内に配管スペー
ス20を設けたので、従来のような配管スペースを別途
設ける必要がなく、しかも、間仕切壁12は家具より薄
いので、限られたスペースの中に、洗面所10と洗濯機
置き場11を配置する場合に、洗面所10の幅を大きく
とることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗面所に設けて好適
な間仕切壁構造に関するものである。
【0002】
【背景の技術】住宅においては、洗面所に隣接して洗濯
機置き場を配置する場合がある。図5はこのような配置
を示す平面図であり、図中符号1は洗面所、符号2は洗
濯機置き場を示す。洗濯機置き場2の横には、配管スペ
ース3が設けられており、この配管スペース3内に、洗
濯機置き場2に設置される洗濯機への給水用および排水
用の配管が通されている。
【0003】前記洗面所1と洗濯機置き場2との間にス
ペース4がある場合、このスペース4がデッドスペース
となって、スペースの有効利用が図られていないばかり
か、該デッドスペースに埃等がたまり易くなるという問
題がある。そこで、前記スペース4に家具5を設置すれ
ば、スペースの有効利用を図るともに、埃だまりを無く
することができ、また、この家具5の一部に配管スペー
スを設ければ、前記配管スペース3が無くなるので、そ
の分スペースの有効利用を図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記家
具5は、壁に比べて厚さが厚いので、限られたスペース
に洗面所1と洗濯機置き場2を設ける場合、上記のよう
なパイプスペース3を無くしても、洗面所1の幅はさほ
ど広げることができないという問題があった。また、前
記家具5は、収納用のために設計されており、防音性が
あまり無いなため、上階からの排水管を家具5内に通す
と、排水の際の雑音が家具5から漏れて洗面所1内に響
き易いという問題があった。さらに、家具5は、天井と
の間に隙間があるので、該家具5内に給水管や配水管を
通すと、前記隙間から給水管や排水管が露出してしま
い、見栄えが悪くなるという問題もあった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、限られたスペースの中に、洗面所と洗濯機置き場を
配置する場合に、洗面所の幅を大きくとることができる
とともに、給水管や配水管を問題なく通すことができる
間仕切壁構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の間仕切壁構造は、例えば図1〜
図3に示すように、洗面所10と、洗濯機置き場11と
の間に間仕切壁12を設け、この間仕切壁12内に配管
スペース20を設けたものである。
【0007】前記洗面所10は、洗面台10a、該洗面
台10aの正面側の壁13に設けられた鏡10b、洗面
所10を照らす照明10c,10c等によって構成され
る。また、洗濯機置き場11には、防水パンが設置され
るのは勿論のこと、乾燥機を設置するための台を、洗濯
機16より上方に設けてもよい。
【0008】前記間仕切壁12は、間仕切パネル12で
構成してもよいし、在来の軸組工法によって形成される
間仕切用の壁で構成してもよい。前記間仕切パネル12
としては、例えば、図3に示すように、桟材12a,1
2bを矩形に組み付けることで枠体17を形成し、この
枠体17の内部に補強桟材12cを縦横に組み付け、さ
らに、前記枠体17の両面に石膏ボード18,18を貼
着したものが挙げられ、該間仕切パネル12は、天井に
当接するか、あるいは天井から上方に突出するようにし
て設けられる。前記間仕切壁12内に配管スペース20
を設ける場合、該間仕切壁20内に上下から配管を引き
込むための開口を間仕切壁の上下端面側に設ける。この
開口は穴であってもよいし、切欠き21a,21cであ
ってもよい。
【0009】請求項1の間仕切壁構造においては、洗面
所10と洗濯機置き場11との間に間仕切壁12を設
け、この間仕切壁12内に配管スペース20を設けたの
で、従来のような配管スペースを別途設ける必要がな
く、しかも、間仕切壁12は家具より薄いので、限られ
たスペースの中に、洗面所10と洗濯機置き場11を配
置する場合に、洗面所10の幅を大きくとることが可能
となる。
【0010】また、間仕切壁12は、家具に比べて防音
性があるので、該間仕切壁12内の配管スペース20に
給水や排水用の配管を通しても、該配管内の雑音が間仕
切壁12によって遮音される。さらに、間仕切壁12内
の配管スペース20に配管を通せば、従来のような家具
に通す場合と異なり、配管が露出してしまうことがな
い。また、前記間仕切壁20によって洗面所10と洗濯
機置き場11とが仕切られるので、洗濯機16に投入さ
れた洗い物等が洗面所から隠されることになる。
【0011】請求項2の間仕切壁構造は、請求項1にお
いて、前記配管スペース20に、洗濯機給水用の配管2
2を通したものである。洗濯機給水用の配管22を通す
場合、前記間仕切壁12の下端面に配管22を引き込む
ための開口部(切欠き21a)を形成するとともに、該
間仕切壁12の前記洗濯機置き場11に面する側の側面
に配管22を出すための開口(穴)18aを形成し、こ
の開口18aから突出した配管22に蛇口23を接続す
る。
【0012】請求項2の間仕切壁構造においては、請求
項1と同様の作用効果を得ることができるのは勿論のこ
と、間仕切壁12内の配管スペース20に、洗濯機給水
用の配管22を通したので、該配管22を外部に露出さ
せることなく、洗濯機16の給水口まで延ばすことがで
きる。
【0013】請求項3の間仕切壁構造は、例えば図4に
示すように、請求項1または2において、前記洗面所1
0および洗濯機置き場11の上階に、水廻り系の設備が
設けられ、この水廻り系の設備の給水用と排水用のうち
の少なくとも一方の配管33を、前記間仕切壁32内の
配管スペース34に通したものである。
【0014】前記水回り系の設備とは、例えば、戸建て
の住宅の場合には、上階に配置されたトイレ、洗面所、
浴室、キッチン等のことである。また、2階建て以上の
アパート等の集合住宅等においては、下階の住戸の所定
の場所に、前記洗面所10および洗濯機置き場11を配
置した場合、該下階の住戸の洗面所10および洗濯機置
き場11の直上には、上階の住戸の洗面所および洗濯機
置き場が配置されるので、この上階の住戸の洗面所およ
び洗濯機置き場も、前記水回り系の設備である。
【0015】請求項3の間仕切壁構造においては、請求
項1または2と同様の作用効果を得ることができるのは
勿論のこと、前記洗面所10および洗濯機置き場11の
上階に設けられた水廻り系の設備の給水用と排水用のう
ちの少なくとも一方の配管33を、前記間仕切壁32内
の配管スペース34に通したので、上階からの排水また
は上階への給水の際の配管33内の雑音が間仕切壁32
によって遮音される。
【0016】請求項4の間仕切壁構造は、例えば図1お
よび図3に示すように、請求項1〜3のいずれかにおい
て、前記間仕切壁12内に、収納部25を設けたもので
ある。前記収納部25は、前記間仕切壁12の洗面所1
0側に面する側面に設けるのが好ましいが、洗濯機置き
場11側に面する側面に設けてもよいし、両側面側に設
けてもよい。また、前記収納部25は、間仕切り壁12
と別体に形成しておき、間仕切壁12を設置した後、該
間仕切壁12の側面にはめ込むようにして設置してもよ
いし、予め間仕切壁12と一体的に形成しておいてもよ
い。
【0017】請求項4の間仕切壁構造においては、請求
項1〜3のいずれかと同様の作用効果を得ることができ
るのは勿論のこと、前記間仕切壁12内に、収納部25
を設けたもので、間仕切壁12を収納としても使用でき
る。
【0018】請求項5の間仕切壁構造は、例えば図3に
示すように、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記間
仕切壁12を間仕切パネル12で構成したものである。
前記間仕切パネル12は、建物の躯体としての強度を担
うものではなく、単に洗面所10と洗濯機置き場11を
仕切るものであり、例えば、桟材12a,12bを矩形
に組み付けることで枠体17を形成し、この枠体17の
内部に補強桟材12c…を縦横に組み付け、さらに、前
記枠体17の両面に石膏ボード18,18を貼着するこ
とで形成され、該石膏ボード18,18の表面には仕上
げとしてクロスが貼り付けられる。
【0019】請求項5の間仕切壁構造においては、請求
項1〜4のいずれかと同様の作用効果を得ることができ
るのは勿論のこと、前記間仕切壁12を間仕切パネル1
2で構成したので、該間仕切壁12を洗面所10と、洗
濯機置き場11との間の所望の位置に配置することがで
き、スペースの有効利用を図る点で有利である。
【0020】請求項6の間仕切壁構造は、例えば図4に
示すように、請求項5において、前記間仕切壁32を、
複数枚の間仕切パネル12,12を厚さ方向に接合する
ことで構成したものである。前記間仕切壁パネル12,
12を厚さ方向に接合する場合、接合面においては、石
膏ボード18,18等の面材は付けないでおき、枠体1
7,17どうしを接合する。また、間仕切壁パネル1
2,12を厚さ方向に接合する場合、間仕切壁32内に
上下から配管を引き込むための開口は、接合される間仕
切パネル12,12パネルにそれぞれ形成された切欠き
21a,21a、21b,21b,21c,21cを合
わせることで形成する。
【0021】請求項6の間仕切壁構造においては、請求
項5と同様の作用効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記間仕切壁32を、複数枚の間仕切パネル12,
12を厚さ方向に接合することで構成したので、該間仕
切壁32内に比較的大きな配管スペース34を容易にと
ることができ、上階からの排水用の配管33等の太い配
管を通すのに好適なものとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の間
仕切壁構造の実施の形態例について説明する。図1〜図
3は第1実施形態例を説明するためのもので、図1は、
本例の間仕切壁構造の一例を示す斜視図、図2は同平面
図、図3は間仕切壁の分解斜視図である。図1および図
2に示すように、洗面所10と洗濯機置き場11との間
には、間仕切壁12が設けられている。
【0023】前記洗面所10は、洗面台10a、該洗面
台10aの正面側の壁13に設けられた鏡10b、洗面
所10を照らす照明等10c,10cによって構成され
ており、該洗面所10の左側には間仕切壁14が配置さ
れている。また、前記洗濯機置き場11は、前記間仕切
壁11と、この間仕切壁11の右側に間隔をもって配置
された間仕切壁15と、前記壁13とによって画成され
ており、該洗濯機置き場11には、図示しない防水パン
が設置されたうえで、洗濯機16が設置されている。
【0024】前記間仕切壁12は、間仕切パネル12で
構成されたもので、天井に当接するようにして配設され
ている。また、前記間仕切パネル12は、図3に示すよ
うに、桟材12a,12bを矩形に組み付けることで枠
体17を形成し、この枠体17の内部に補強桟材12c
…を縦横に組み付け、さらに、前記枠体17の両面に石
膏ボード18,18を貼着することによって構成されて
いる。なお、該石膏ボード18,18の表面には、仕上
げとしてのクロスを貼り付けるようになっている。
【0025】また、前記間仕切パネル12内には配管ス
ペース20が設けられており、前記間仕切パネル12の
下側の桟材12bには、前記配管スペース20内に配管
を引き込むための切欠き21aが形成され、さらに、中
央部の補強桟材12cには切欠き21bが形成されてい
る。なお、前記間仕切パネル12の上側の桟材12bに
は、配管を上から引き込むため、また上に延ばすための
切欠き21bが形成されている。
【0026】そして、前記配管スペース20内には、前
記切欠き21aから洗濯機給水用の配管22が引き込ま
れ、さらに切欠き21bを通って外側に直角に折曲さ
れ、前記石膏ボード18に形成された穴18aから洗濯
機置き場11側に突出され、この突出した部分に蛇口2
3が取付けられている。この蛇口23から洗濯機の給水
口に水が供給されるようになっている。このように、前
記配管スペース20に洗濯機給水用の配管22を通すこ
とで、該配管22を外部に露出することなく、洗濯機の
給水口まで延ばすことができるので、洗濯機置き場11
がスッキリとしたものとなる。
【0027】また、前記間仕切パネル12には、収納部
25が設けられている。すなわち、この収納部25は、
間仕切パネル12とは別体に形成されたもので、前記枠
体17の上部の縦2本の補強桟材12c,12cの間に
はめ込まれ、該枠体17に貼着された石膏ボード18に
形成された開口18bから外側に露出している。なお、
前記収納部25には、ガラス扉25aが取付けられてい
る。このように、前記間仕切パネル12内に、収納部2
5を設けることで、間仕切パネル12を収納としても使
用できる。
【0028】上記のように、本例の間仕切壁構造におい
ては、洗面所10と洗濯機置き場11との間に間仕切パ
ネル12を設け、この間仕切パネル12内に配管スペー
ス20を設けたので、従来のような配管スペースを別途
設ける必要がなく、しかも、間仕切パネル12は家具よ
り薄いので、限られたスペースの中に、洗面所10と洗
濯機置き場11を配置する場合に、洗面所10の幅を大
きくとることができる。
【0029】また、間仕切パネル12はその両面側に石
膏ボード18,18が貼着されているため、家具に比べ
て防音性があり、よって、該間仕切壁パネル12内の配
管スペース20に配管22を通しても、該配管22内の
雑音が間仕切壁によって遮音されるので、該雑音が洗面
所10に響くのを防止することができる。さらに、前記
間仕切パネル12によって洗面所10と洗濯機置き場1
1とが仕切られるので、洗濯機16に投入された洗い物
等が洗面所10から隠されることになり、よって、洗面
所10がスッキリとした気持のよい空間となる。また、
間仕切壁12を間仕切パネル12で構成したので、該間
仕切壁12を洗面所10と、洗濯機置き場11との間の
所望の位置に配置することができ、スペースの有効利用
を図る点で有利である。
【0030】図4は、本発明の間仕切壁構造の第2実施
形態例を説明するためのもので、間仕切壁の分解斜視図
である。本例においては、前記洗面所10と、洗濯機置
き場11との間に設ける間仕切壁32を、2枚の間仕切
パネル12,12を厚さ方向に接合することで構成した
ものである。なお、図4においては、洗面所10と洗濯
機置き場11とは省略してある。前記間仕切壁パネル1
2,12は、接合面においては、石膏ボード18,18
は付けられておらず、枠体17,17どうしが接合され
ており、また、間仕切パネル12,12の外側の側面に
は石膏ボード18,18が貼着されている。
【0031】また、前記間仕切パネル12,12を厚さ
方向に接合する場合、該間仕切パネル12,12内に上
下から配管を引き込むための開口は、接合される間仕切
パネル12,12にそれぞれ形成された切欠き21c,
21c(上端面側)、21b,21b(中央部側)、2
1a,21a(下端面側)を合わせることで形成されて
いる。
【0032】一方、前記洗面所10および洗濯機置き場
11の上階には、水廻り系の設備が設けられている。こ
の水回り系の設備は図示は省略するが、例えば、上階に
配置されたトイレ、洗面所、浴室、キッチン等のことで
ある。そして、前記水回り系の設備の給水用と排水用の
両方の配管33が、前記間仕切パネル12,12を接合
してなる間仕切壁32内の配管スペース34に通されて
いる。なお、本例においても、図示は省略するが前記間
仕切壁32内の配管スペースには、洗濯機給水用の配管
22が通されている。
【0033】本例の間仕切壁構造においては、上記第1
例と同様の効果の他に次のような効果を得ることができ
る。すなわち、上階に設けられた水廻り系の設備の給水
用と排水用の配管33を、前記間仕切壁32内の配管ス
ペース34に通したので、上階からの排水または上階へ
の給水の際の配管内の雑音が間仕切壁32によって遮音
されるので、該雑音が洗面所10に響くのを防止するこ
とができる。また、前記間仕切壁32は、2枚の間仕切
パネル12,12を厚さ方向に接合することで構成され
ているので、該間仕切壁32内に比較的大きな配管スペ
ース34を容易にとることができ、上階からの排水用の
配管を通すのに好適なものとすることができる。さら
に、間仕切壁32内の配管スペース34に配管33を通
せば、従来のような家具に通す場合と異なり、配管33
が露出してしまうことがないので、見栄えもよくなる。
【0034】なお、本例では2枚の間仕切パネル12,
12を接合することで間仕切壁32を構成したが、さら
に太い配管を通す必要があるときは、3枚以上の間仕切
パネル12…を接合することで構成すればよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の間仕切壁構造によれば、洗面所と、洗濯機置き場との
間に間仕切壁を設け、この間仕切壁内に配管スペースを
設けたので、従来のような配管スペースを別途設ける必
要がなく、しかも、間仕切壁は家具より薄いので、限ら
れたスペースの中に、洗面所と洗濯機置き場を配置する
場合に、洗面所の幅を大きくとることができ、限られた
スペースの有効利用を図ることができる。
【0036】また、間仕切壁は、家具に比べて防音性が
あるので、該間仕切壁内の配管スペースに給水や排水用
の配管を通しても、該配管内の雑音を間仕切壁によって
遮音することができ、よって、該雑音が洗面所に響くの
を防止することができる。さらに、間仕切壁内の配管ス
ペースに配管を通せば、従来のような家具に通す場合と
異なり、配管が露出してしまうことがないので、見栄え
もよくなる。また、前記間仕切壁によって洗面所と洗濯
機置き場とが仕切られるので、洗濯機に投入された洗い
物等が洗面所から隠されることになり、よって、洗面所
がスッキリとした気持のよい空間となる。
【0037】請求項2の間仕切壁構造によれば、請求項
1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前
記配管スペースに洗濯機給水用の配管を通したので、該
配管を外部に露出させることなく、洗濯機の給水口まで
延ばすことができるので、洗濯機置き場がスッキリとし
たものとなる。
【0038】請求項3の間仕切壁構造によれば、請求項
1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論の
こと、前記洗面所および洗濯機置き場の上階に、水廻り
系の設備が設けられ、この水廻り系の設備の給水用と排
水用のうちの少なくとも一方の配管を、前記間仕切壁内
の配管スペースに通したので、上階からの排水または上
階への給水の際の配管内の雑音を間仕切壁によって遮音
することができ、よって、該雑音が洗面所に響くのを防
止することができる。
【0039】請求項4の間仕切壁構造によれば、請求項
1〜3のいずれかと同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、前記間仕切壁内に、収納部を設けたので、
間仕切壁を収納としても使用できる。
【0040】請求項5の間仕切壁構造によれば、請求項
1〜4のいずれかと同様の効果を得ることができるのは
勿論のこと、前記間仕切壁を間仕切パネルで構成したの
で、該間仕切壁を洗面所と、洗濯機置き場との間の所望
の位置に配置することができ、スペースの有効利用を図
る点で有利である。
【0041】請求項6の間仕切壁構造によれば、請求項
5と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前
記間仕切壁を、複数枚の間仕切パネルを厚さ方向に接合
することで構成したので、該間仕切壁内に比較的大きな
配管スペースをとることができ、上階からの排水用の配
管等の太い配管を通すのに好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間仕切壁構造の第1例を示すもので、
間仕切壁構造を示す斜視図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】同、間仕切壁の分解斜視図である。
【図4】本発明の間仕切壁構造の第2例を示すもので、
間仕切壁の分解斜視図である。
【図5】従来の、洗面所と洗濯機置き場の配置の一例を
示す平面図である。
【符号の説明】
10 洗面所 11 洗濯機置き場 12 間仕切壁(間仕切パネル) 20 配管スペース 22 洗濯機給水用の配管 25 収納部 32 間仕切壁 33 配管 34 配管スペース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面所と、洗濯機置き場との間に間仕切
    壁が設けられ、 この間仕切壁内に配管スペースが設けられていることを
    特徴とする間仕切壁構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の間仕切壁構造において、 前記配管スペースには、洗濯機給水用の配管が通されて
    いることを特徴とする間仕切壁構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の間仕切壁構造に
    おいて、 前記洗面所および洗濯機置き場の上階には、水廻り系の
    設備が設けられ、 この水廻り系の設備の給水用と排水用のうちの少なくと
    も一方の配管が、前記間仕切壁内の配管スペースに通さ
    れていることを特徴とする間仕切壁構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の間仕切
    構造において、 前記間仕切壁内には、収納部が設けられていることを特
    徴とする間仕切壁構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の間仕切
    壁構造において、 前記間仕切壁が間仕切パネルで構成されていることを特
    徴とする間仕切壁構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の間仕切壁構造において、 前記間仕切壁が、複数枚の間仕切パネルを厚さ方向に接
    合することで構成されていることを特徴とする間仕切壁
    構造。
JP29577397A 1997-10-28 1997-10-28 間仕切壁構造 Pending JPH11131646A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100986615B1 (ko) 2008-03-14 2010-10-08 김용철 설비 매입형 벽 패널

Cited By (1)

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KR100986615B1 (ko) 2008-03-14 2010-10-08 김용철 설비 매입형 벽 패널

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