JP2564201Y2 - トイレルームユニット - Google Patents

トイレルームユニット

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JP2564201Y2
JP2564201Y2 JP1991004366U JP436691U JP2564201Y2 JP 2564201 Y2 JP2564201 Y2 JP 2564201Y2 JP 1991004366 U JP1991004366 U JP 1991004366U JP 436691 U JP436691 U JP 436691U JP 2564201 Y2 JP2564201 Y2 JP 2564201Y2
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toilet
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護 遠藤
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トイレルームの構成ユ
ニットをモジュール化し、ユニットを組合せて屋外にト
イレを形成することができるようにし、かかるトイレに
おいて、女子用のトイレを構成するユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】屋外にパブリック式のトイレを設置する
場合、従来ではトイレルームを建物として建築し、屋内
に手洗い器、便器、周囲と画成されたトイレブース、配
管等を設けてトイレを作っている。一方、スペースの制
約が多い場合には、工場や、オフィスとは別途にトイレ
を設けるため、上記と同様に屋外にトイレルームを建築
し、建物内に機器を設置し、区画されたブースを設け、
更に配管設備を設けて対処している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来の屋外に設
置する多人数利用式のパブリック式、或いは工場等のパ
ブリック的な利用を行なうトイレは、建物、必要とする
機器、配管設備等を個々に、状況に合せて設備している
ので、合理的なレイアウトが得られ難く、ともすると、
この種トイレは等閑視される傾向にあり、使い難くかっ
たりする不都合がある。又、個々に建築、設備している
ので必然的にコストが高くなり、更に人数が増えたりし
た場合、増設が困難、或いは殆ど不可能で、新規に建物
から建築等して増設する必要があって不利である。
【0004】本考案は、かかる課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、屋外にトイレを設置す
るに際し、トイレルームを構成する建物、機器、配管設
備を含むトイレルームを分割して、規格化されたユニッ
トとしてモジュール化し、トイレルームの構成要素を規
格化して、任意に組合せ、集合して、必要、最適な屋外
トイレルームを設置できるようにし、かかるトイレルー
ムの女子用のトイレルームをユニット化し、合理的な、
使い易い、他のユニットと接合し易く、増設等に直ちに
応じることができ、機能性にも優れるユニットを得せし
めるにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、平面視が規格化された方形をなし、床、天
井を備え、四周を壁で囲んだ独立した部屋構造体からな
り、一辺の壁には出入口を開設し、内部には壁パネルで
囲まれたブースを形成し、このブース内に便器を設置
し、この便器を内装したブースは、隣接する直角に配設
された壁のコーナー部から中央部方向に突出するように
設け、ブースと対角線のコーナー部に手洗い器を設け、
床下には便器、手洗い器の給水管、排水管を組込設置し
たトイレルームユニットである。
【0006】又、ブースを形成する左右の壁パネルは、
一方が出入口側に臨み、他方の壁パネルの外側と、対向
する部屋構造体の壁との間には、掃除用流し台を内装し
たブースを設けた。
【0007】更にトイレルームユニットを組合せて屋外
トイレルームを設置するようにした
【0008】
【作用】上記手段によれば、ユニットは、平面視が規格
化された方形なので、同種の他のトイレルームユニット
との接続が、配管等を含んで直ちに行なえ、配管は床下
のスペースを利用しているのでスペースの利用上有利
で、合理的な配管が行なえ、内部には、周囲を壁パネル
で囲まれたトイレブースが設けられているので、複数の
トイレルームユニットを組合せて集合体を構成しつつプ
ライバシイ確実に確保でき、手洗い器も、ブースと対
角線のコーナー部に設けるので、狭いスペースを有効に
利用でき、掃除用流し台を設けることと併せ機能性に優
れる。
【0009】
【実施例】次に本考案の一実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1はトイレルームユニットの横断平面
図、図2は図1の2ー2線断面図、図3は図1の矢視3
方向の図で、一部を破断した斜視図、図4はユニットを
組合せて形成したトイレの一例を示す横断平面図であ
る。図で1はユニットを示し、ユニットは部屋構造体2
で形成され、部屋構造体2は床3、これの四周に起設さ
れ、相互に連続する壁4、天井5からなる。部屋構造体
2は図1で明示したように平面視が正方形をなし、規格
化された寸法で形成されている。
【0010】四周を囲む壁4は、四面4ー1,4−2,
4−3,4−4からなり、図1の図中上の壁面4ー1と
隣接する左側の壁面4ー2には、図3で示すように出入
口6が設けられ、出入口6の下縁部には一段低いステッ
プ6ー1が形成されている。図では出入口6を開放した
儘としたが、開閉扉を設けても良い。床3の四周下端に
は下方へ垂下突出する脚片7を設け、設置面Fと床下面
3ー1との間に空間Sを設け、脚片7は図3で明示する
ように配管接続のため一部が切欠7ー1されている。以
上の壁4の各面は、相互に端部で直交し、壁4の外側に
は突起物等が一切無く、直線状で垂直面をなす。
【0011】部屋構造体2の内部には、便器8を床3上
に設置し、便器8は壁面4ー1,4−2のコーナー部a
の手前に設けられ、背面には配管ケース9が配設され、
配管ケース9は図1の平面図に示すように平面視三角形
をなし、コーナー部aにかかるように設けられる。配管
ケース9の前面板9ー1は、左右端部が壁面4ー1,4
−2に当接し、上面のカウンター9ー2は三角形をな
す。実施例では洋式便器を用い、便器8は前面板9ー1
の前面に配設され、便器8の排水管10は床下に延出さ
れて床下空間S内に設置した排水管11に接続される。
一方、配管ケース9内には、便器8に洗浄水を供給する
給水管12が内装され、給水管12は床下空間S内に設
置した給水管13に接続され、図では示さなかったが、
配管ケース9内に脱臭管等を内装する。
【0012】便器8の左右で、配管ケース9の左右に
は、離間して左右の壁パネル14ー1,14−2を床3
上に起設し、壁パネル14ー1,14−2は、上記コー
ナー部aの対角線のコーナー部b方向に延出され、部屋
の略中程迄突出するように設けられる。壁パネル14ー
1,14−2の前端部には開閉扉14ー3が設けられ、
これ等でトイレブース14を形成する。
【0013】上記したトイレブース14とは反対側のコ
ーナー部bの内側には、平面視三角形の手洗い器15を
設置する。手洗い器15の下方に設けたケース16も平
面視三角形の箱状をなし、ケース16内に排水管17、
給水管18を内装し、給水管18は床下空間S内の給水
管13ー1、排水管11ー1に接続し、給水管18は手
洗い器15上に設けたカラン19に接続されている。従
って、手洗い器15はトイレブース14の扉14ー3の
前方に設けられている。
【0014】ところで、トイレブース14の出入口6と
は反対側の壁パネル14−2と部屋構造体2の壁面4−
1との間には、図1で示すように三角形の空間が形成さ
れ、この部分に掃除用流し台20を内装した、ブース2
2を設置する。掃除用流し台20は、背面に平面視三角
形の配管ケース21を備え、内部に不図示の配水管、給
水管等を内装し、流し台20は側面がパネル14−2と
平行するように設置されている。この壁パネル14−2
と、壁面4−1、4−4の交点部との間に開閉扉22−
1を含む仕切パネル22−2を設置し、前記掃除用流し
20のブース22を設けた。
【0015】以上によりユニット1を構成する。かかる
ユニット1で構成した屋外トイレの一例を図4で示す。
この例では4個のユニットで屋外トイレTを構成し、上
記したユニット1の他、男子用トイレルームユニット3
1、41、51を用意する。各ユニット1,31,4
1,51は夫々外形寸法が同一で、各平面視正方形をな
す。従って、夫々を夫々のコーナー部に設けた手洗い器
15,35,45,55の背面角部が突き合さるように
放射状に配設し、ユニット31,41,51は外側の二
辺に壁34,44,54を有し、接続される二辺は開放
されているので、ユニット31,41,51の内部を通
過でき、空いているトイレを利用することができる。ユ
ニットは、壁のコーナー部にブース32,42,52で
区画された便器33,43,53を有し、ユニット41
の壁44の一部には出入口46を設け、このユニット4
1ではブース42の片側に小便器47を設置し、他のユ
ニット31,51では、ブース32,52の両側に小便
器37,37,57,57を設けた。上記したユニット
1は、壁面4ー3,4−4で接続したユニット31,4
1,51と区画され、女子用として男子用トイレ群とは
区画されて独立して用いられることとなる。以上実施例
では4個のユニットを放射状に配設したが、ユニット5
1を除去し、この部分に建物のコーナー部外壁を臨ま
せ、ユニットを平面視L型に配設しても良い。組合せは
上記に限られず任意である。
【0016】
【考案の効果】以上で明らかなように本考案によれば、
工場の外、公園等の屋外にトイレを設置するに際し、ト
イレルームを小単位として規格化して個々に便器、ブー
ス、手洗い器、配管等を組込んで組合せ、集合、接続可
能にユニット化したので、必要なユニットを組合せて最
適な、必要とする屋外トイレが形成でき、屋外にトイレ
を設置するに際し、従来の如く建物の建築、内装、機器
の設置、配管等の個別的な現場に対応する工事が不要と
なり、ユニットを選択し、これを接続し、床下配管等を
接続するという簡単な工事でトイレを得る事ができ、屋
外へのトイレ設置が簡易に行なえ、又施工費が節約でき
て安価に設置することができる。そして、ユニットが規
格化され、任意に組合せ、接続することが可能となった
結果、従来困難であった増設が容易となる。
【0017】ユニットは、周囲を壁で囲んだので、女子
用として男子トイレルームユニットと組合せても独立性
が確保でき、トイレブースも内部のコーナー部に設けて
対角線方向に突出するようにしたので、反対側に手洗い
器、一側に掃除用流し台、ブースを設けることができ、
狭小なスペースを有効に利用して内部を広く、使い勝手
良好に構成することができ、機能性の高い、優れた女子
用トイレを得ることができ、又配管を床下の空間を利用
して設けたので、空間を有効に利用して他のユニットと
の配管接続を容易化し、更に部屋、ブース、便器、流し
台、手洗い器、配管等を一括して組込んで提供するの
で、現場施工を極少として工場で製作が可能となり、品
質が一定で、高精度のものが得られ、規格化と併せ、又
施工の簡単化と併せ優れた屋外トイレを安価に提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレルームユニットの横断平面図
【図2】図1の2ー2線断面図
【図3】図3は図1の矢視3方向の図で、一部を破断し
た斜視図
【図4】図4はユニットを組合せて形成したトイレの一
例を示す横断平面図
【符号の説明】
1…トイレルームユニット、 2…部屋構造体、 3…
床、 4…壁、 5…天井、 6…出入口、 8…便
器、 11,13…配管、 14…ブース、 14ー
1,14−2…壁パネル、 15…手洗い器、 20…
掃除用流し台、 22…ブース、 a,b…コーナー部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視が規格化された方形をなし、床、
    天井を備え、四周を壁で囲んだ独立した部屋構造体から
    なり、 一辺の壁には出入口を開設し、内部には壁パネルで囲ま
    れたブースを形成し、このブース内に便器を設置し、 この便器を内装したブースは、隣接する直角に配設され
    た前記壁のコーナー部から中央部方向に突出するように
    設け、 前記ブースと対角線のコーナー部に手洗い器を設け、 床下には便器、手洗い器の給水管、排水管を組込設置し
    た、 トイレルームユニット。
  2. 【請求項2】 前記ブースを形成する左右の壁パネル
    は、一方が出入口側に臨み、他方の壁パネルの外側と、
    対向する前記部屋構造体の壁との間には、除用流し台
    を内装したブースを設けた請求項1記載のトイレルーム
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記トイレルームユニットを組合せて屋
    外トイレルームを設置するようにした請求項1記載のト
    イレルームユニット。
JP1991004366U 1991-01-16 1991-01-16 トイレルームユニット Expired - Fee Related JP2564201Y2 (ja)

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JPH0495456U JPH0495456U (ja) 1992-08-19
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JPS5159089U (ja) * 1974-11-02 1976-05-10
JPH0416250U (ja) * 1990-06-01 1992-02-10

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