JPH0642022A - 浴室床の防水パンの設置方法 - Google Patents

浴室床の防水パンの設置方法

Info

Publication number
JPH0642022A
JPH0642022A JP21717192A JP21717192A JPH0642022A JP H0642022 A JPH0642022 A JP H0642022A JP 21717192 A JP21717192 A JP 21717192A JP 21717192 A JP21717192 A JP 21717192A JP H0642022 A JPH0642022 A JP H0642022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof pan
divided
bathroom
bathroom floor
waterproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21717192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0781292B2 (ja
Inventor
Yoshinobu Yasuda
義信 安田
Kingo Kozu
金悟 神津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOUWA KAGAKU SANGYO KK
Original Assignee
SOUWA KAGAKU SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOUWA KAGAKU SANGYO KK filed Critical SOUWA KAGAKU SANGYO KK
Priority to JP4217171A priority Critical patent/JPH0781292B2/ja
Publication of JPH0642022A publication Critical patent/JPH0642022A/ja
Publication of JPH0781292B2 publication Critical patent/JPH0781292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種多様の公団住宅や1戸建て住宅等の浴室
床の防水パンを、簡単かつ奇麗に施工することにある。 【構成】 公団住宅等の浴室床に防水パン2を縦方向と
横方向で4以上の数に分割して、各種の浴室床の寸法に
対応できるようにしており、上記4以上の数に分割した
防水パン分割片3の接合部5を100〜600mmにわた
って接合可能に設けている。そして、上記施工する浴室
床部に所定の間隔で樹脂モルタルブロック等の架台を設
置して、上記接合部5を適宜の寸法に切断した防水パン
分割片3を互いにその接合部5を接合して上記架台に搭
載し、上記防水パン分割片3の縦横の接合部5を水密的
にシ−ル処理して防水パン2を設置するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室床の防水パンの設
置方法に関し、特に公団住宅や1戸建て住宅等の種々の
寸法の浴室床に簡単に対応して、奇麗に設置することが
できる浴室床の防水パンの設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室は、施工後10〜15年以上の年数
が経過すると、排水ドレ−ンパイプ部が腐食したり、浴
室床のアスファルト防水層が劣化して漏水等が発生す
る。
【0003】そのため、一般の家庭においては、業者に
浴室の補修や防水パンの取り替えを依頼して施工されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公団住宅の浴
室においては、その浴室、浴槽の寸法、形状は、十数種
類もの多様各種の形式の相違があり、かつその数量は非
常に多い。
【0005】そのため、施工業者ができるだけ簡単に、
短時日で、既設のアスファルト防水層等を撤去せずに、
浴室床の防水パンを低コストで施工できることが要求さ
れていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、公団
住宅等の浴室床に防水パンを設置する浴室床の防水パン
の設置方法において、上記防水パンを縦方向と横方向で
4以上の数に分割して、各種の浴室床の寸法に対応でき
るように上記4以上の数に分割した防水パン分割片の接
合部を100〜600mmにわたって接合可能に設け、上
記施工する浴室床部に所定の間隔で樹脂モルタルブロッ
ク等の架台を設置して、上記接合部を適宜の寸法に切断
した防水パン分割片を互いに接合部を接合して上記架台
に搭載し、上記防水パン分割片の縦横の接合部を水密的
にシ−ル処理して防水パンを設置することを特徴とする
浴室床の防水パンの設置方法を提供するにある。
【0007】
【作用】本発明の防水パンの設置方法を使用すると、防
水パンを縦方向と横方向で4以上の数に分割して、各種
の浴室床の寸法に対応できるように上記4以上の数に分
割した防水パン分割片の接合部を100〜600mmにわ
たって接合可能に設けていることによって、縦方向およ
び横方向で4以上の数に分割した防水パン分割片をその
立ち上り部を合わせて積み重ねることができ、保管や運
搬を嵩高とならず、占有効率よく行うことができる。
【0008】また、上記施工する浴室床部に所定の間隔
で樹脂モルタルブロック等の架台を設置して、上記接合
部を適宜の寸法に切断した防水パン分割片を互いに接合
部を接合して上記架台に搭載し、上記防水パン分割片の
縦横の接合部を水密的にシ−ル処理して防水パンを設置
することによって、浴室、浴槽の縦横の寸法が相違し
て、たとえ公団住宅のように多量の浴室床に防水パンを
設置するにあっても、浴室床の寸法に対応して4以上の
数に分割した防水パン分割片の100〜600mmの接合
部を適宜の寸法だけ切断し、架台に搭載して防水パンを
設置することが簡単にできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。図1〜第5図は、本発明の一実施例を示すものであ
る。浴室床1の防水パン2は、図1〜図3のように浴室
床1の寸法に対応して縦方向、横方向に4分割した防水
パン分割片3を接合して、樹脂モルタルブロック等の架
台4に搭載して浴室床1に設置するようにしている。
【0010】上記防水パン分割片3は、図3のように従
来の一体成形するFRPの防水パンを縦方向および横方
向にわたって、その中央部よりやや片方側に偏心して4
分割状に分割しており、それぞれFRPで一体的に成形
している。
【0011】上記防水パン分割片3は、その接合部5を
100〜600mmの幅として、上記した公団住宅の多種
多量の浴室床1に容易に対応できるように接合部5を適
宜に切断して所定の寸法の防水パン2を形成できるよう
にしている。
【0012】公団住宅の浴室床1の寸法、形状として
は、たとえば関東地区では浴室幅が860〜1900m
m、奥行が980〜2640mmの範囲のものがあり、関
西地区では浴室幅が1025〜1630mm、奥行が14
70〜2300mmの範囲のものがある。
【0013】そのため、上記したように防水パン2を4
分割して、その接合部5を100〜600mmとしておく
と、ほとんどの浴室床1の寸法、形状に対応して4分割
した防水パン分割片3を組み合わせて設置することがで
きる。
【0014】防水パン分割片3は、図3のように接合す
る一方の周壁の立ち上り部6の周壁接合部7を防水パン
分割片3の厚さだけ外側に突設したりして嵌合部8をそ
れぞれ設けているとともに、床面の接合面9の一方側を
防水パン分割片3の厚さだけ下側へへこませた嵌合部1
0としてそれぞれ設け、接合する他方の防水パン分割片
3の接合部分の内面が奇麗に面一状となるようにしてい
る。
【0015】特に、図3のように防水パン分割片3のす
べての接合部5が重なり合うコ−ナ−部の接合面9部
は、その最も内面側が面一状となるように防水パン分割
片3の厚さだけ順次へこませている。11は排水孔であ
る。
【0016】上記のように構成した防水パン2は、たと
えば改装の際に図1、図2のように浴室床1にアスファ
ルト防水層12を残した状態で、FRPの断面矩形状や
コ字状のブロックや樹脂を配合したモルタルブロックの
所定の高さとした架台4を一定の間隔で設置し、このブ
ロック状の架台4の上に上記した防水パン2を安定して
設置するようしている。
【0017】しかして、防水パン2の運搬や保管にあっ
ては、図4のように上記した防水パン分割片3をこれら
の周壁の立ち上り部6を揃えるようにして重ね合わせる
ことができ、できるだけ嵩低く、占有面積を少なくでき
る。そのため、運搬や保管が容易なものである。
【0018】また、浴室床1の改修施工にあっては、た
とえば既設のアスファルト防水層を撤去することなく、
既設のドレンや排水管等を撤去することなく、浴室床1
の寸法、形状に合わして、上記した防水パン分割片3の
接合部5をカッタ−等で切断し、後述するようにこの防
水パン分割片3を接合部5で接合する。
【0019】上記防水パン分割片3の縦方向および横方
向の接合部5は、UV型のFRPシ−トを貼りつけた
り、UV型のFRP剤を塗布して紫外線硬化で一体的に
硬化することで、効率よく、かつシ−ル性よく接合でき
る。
【0020】なお、防水パン分割片3の接合部5の接合
にあっては、接合部間にパッキン等のシ−ル材を装着
し、ボルト、ナット等で締め付けするなど適宜に行える
ものである。
【0021】上記防水パン2は、浴室床1にブロックの
架台4を一定の間隔でレベル調整して配置するととも
に、排水トラップに防水パン2の排水孔11を接合す
る。なお、排水孔11の接合は、防水パン分割片3を接
合する前に行うのが、作業がやりやすくて好ましい。
【0022】したがって、従来、左官工と水道工事人等
の複数の業者で施工していたが、水道工事人等の単数の
業者のみで施工することができ、防水パンの施工工事の
簡素化、短縮化がはかれる。
【0023】このように防水パン2を設置した後、必要
により図1、図5のように洗い場カバ−13を取り付
け、図のように防水パン2の周辺の立ち上り部6と浴室
壁面14との間をシ−リングし、防水カバ−15を周設
して水まわり処理するものである。
【0024】このようにして多種多様で、多量の浴室床
の改修等に対しても、防水パン分割片を接合すること
で、簡単かつ短期日で施工することができる。
【0025】特に、防水パン分割片の多重の接合部分を
防水パン分割片の厚さだけ漸次へこませているため、4
分割して接合する防水パンであるにもかかわらず、内面
を面一状に接合できて、外観を良好に施工することがで
きる。
【0026】
【他の実施例】図6は、本発明の他の実施例のものであ
る。本実施例では、防水パン分割片3の接合部5に予め
多用される切断部分の切断線16を、実線、点線、鎖線
等で複数本設けているのものである。
【0027】本実施例では、浴室床1の多用されている
寸法に対応して防水パン分割片3をその接合部5の所定
の切断線16にもとづいて切断することができ、特に切
断時のけ書き作業を省略できて、現場で正確に切断する
ことができて好ましいものである。
【0028】以上では、防水パンを4分割したが、大型
等のものについて5分割したり、6分割したりするな
ど、施工する浴室床に対応して本発明の趣旨にしたがっ
て4以上の数に適宜に分割することができるものであ
る。
【0029】以上では、公団住宅の浴室床の改修につい
て説明したが、ホテル、社宅等の浴室床や、1戸建て住
宅のものについても同様に適用できるとともに、新設の
ものについても適用できるものである。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、多種多
様の寸法の浴室床の改修等にあっても、縦方向および横
方向に4以上の数に分割した防水パン分割片をその接合
部を適宜寸法だけ切断することによって、所定の寸法の
防水パンに形成できて施工することができ、しかも一施
工業者のみでも簡単に、かつ短時日で施工することがで
きる。
【0031】また、運搬や保管にあっても、4以上の数
に分割した防水パン分割片を重ね合わせることができる
ので、嵩高とならず、かつ占有面積を大きくとらず、取
り扱いしやすくて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明用平面図、
【図2】同上の説明用側断面図、
【図3】同上の4分割の防水パン分割片の説明用斜視
図、
【図4】同上の防水パン分割片の積み重ね状態図、
【図5】同上の洗い場カバ−や防水カバ−を取り付けた
側断面図、
【図6】同上の他の実施例の防水パン分割片の斜視図。
【符号の説明】 1…浴室床 2…防水パン 3…防水パン
分割片 4…架台 5…接合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公団住宅等の浴室床に防水パンを設置す
    る浴室床の防水パンの設置方法において、 上記防水パンを縦方向と横方向で4以上の数に分割し
    て、各種の浴室床の寸法に対応できるように上記4以上
    の数に分割した防水パン分割片の接合部を100〜60
    0mmにわたって接合可能に設け、 上記施工する浴室床部に所定の間隔で樹脂モルタルブロ
    ック等の架台を設置して、上記接合部を適宜の寸法に切
    断した防水パン分割片を互いに接合部を接合して上記架
    台に搭載し、上記防水パン分割片の縦横の接合部を水密
    的にシ−ル処理して防水パンを設置することを特徴とす
    る浴室床の防水パンの設置方法。
JP4217171A 1992-07-22 1992-07-22 防水パン Expired - Lifetime JPH0781292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217171A JPH0781292B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 防水パン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217171A JPH0781292B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 防水パン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0642022A true JPH0642022A (ja) 1994-02-15
JPH0781292B2 JPH0781292B2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=16699975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4217171A Expired - Lifetime JPH0781292B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 防水パン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0781292B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174266A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Comany Inc 厨房の床下構造
KR102423009B1 (ko) * 2021-04-30 2022-07-19 주식회사 성일 형상 및 규격 변화에 따른 제작이 용이하며 내구성을 향상시킬 수 있는 욕실용 바닥판의 제조방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101951596B1 (ko) * 2018-07-18 2019-05-02 주식회사 성일 세면부 금형판 및 샤워부 금형판에서 각각 성형된 세면부와 샤워부를 접착시트로 연결하여 수밀성 및 배수구 위치에 대한 다양한 요구에 대응할 수 있는 조립식 욕실 바닥판 및 상기 조립식 욕실 바닥판 시공방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140287U (ja) * 1981-02-28 1982-09-02
JPH0198278U (ja) * 1987-12-22 1989-06-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140287U (ja) * 1981-02-28 1982-09-02
JPH0198278U (ja) * 1987-12-22 1989-06-30

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011174266A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Comany Inc 厨房の床下構造
KR102423009B1 (ko) * 2021-04-30 2022-07-19 주식회사 성일 형상 및 규격 변화에 따른 제작이 용이하며 내구성을 향상시킬 수 있는 욕실용 바닥판의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0781292B2 (ja) 1995-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101729899B1 (ko) 화장실 바닥 방수체 및 그 제조방법과 시공방법
KR20170105966A (ko) 조립식 욕실 바닥
JPS62164970A (ja) 多階建築物用建築装置
US11389033B2 (en) Bathtub installation aide
JPH0642022A (ja) 浴室床の防水パンの設置方法
KR20160028809A (ko) 욕실 시공용 방수판
KR101004319B1 (ko) 실내 바닥 배수용 트렌치
US2752609A (en) Sink mounting
US11248370B1 (en) Plumbing for prefab bathroom
JP5315208B2 (ja) 排水容器
JP2775143B2 (ja) 浴室ユニット用防水パンおよびその製造方法
JP5963215B2 (ja) 移設型建築物の、厨房床の排水設備
CN105780911B (zh) 安装管道凸缘的方法及可搬移式基部
JPH08312171A (ja) 浴室用防水パン
US20050066597A1 (en) Structure of seamless raised acces floor
JP2006336285A (ja) 改装用防水パン
DK178315B1 (en) Base Rendering
JP2011052499A (ja) 浴室ユニットの床構造及び床施工方法
AU785196B2 (en) Shower base
US10661475B2 (en) Panel insert for concrete foundation walls
KR101252808B1 (ko) 방수 시스템
AU752345B1 (en) A device for a waste water outlet
JPS6328790Y2 (ja)
JP2598750Y2 (ja) 浴室床の防水パン装置
JP2001140452A (ja) 洗浄可能な室内仕上げ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980825