JP3090247B2 - ユニットバスの配管構造 - Google Patents

ユニットバスの配管構造

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俊実 北角
健一 片山
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットバスのための
給水管、給湯管等の配管施工、及び点検を室内側から容
易に行なえるようにした配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】2×4(ツーバイフォー)構造の住宅に
システムバスルームを設ける場合、木造軸組構造の住宅
であるから、柱と柱の間に得られるスペースが壁パネル
によって塞がれる。そのためバスルームの側壁と建物の
躯体壁との間に給水管、給湯管等の配管のための充分な
スペースが無いので、バスルームの床パンを脚で高さ調
節して床パン下に空間を形成しておき、この空間にこれ
ら配管を配設する必要があった。このため従来では、シ
ステムバスルームの床パン底面に開口部を設け、この開
口部に給水管、給湯管を立ち上げ、床パンと同じ材質で
形成した蓋をしていた(例えば実公平4−7256号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術の場合次のような不都合がある。 蓋を床パンと同じ材質(又はプラスチック)で形成し
た場合、蓋と配管の立上り部との間を充分に水密にでき
ないため、漏水の問題がある。 蓋は材質的に余り自由度がない。 特に実公平4−7256号公報の場合、配管の貫通部
が床パンと同一面であるため、排水口が詰まる等して万
一床パンに少々大目に水が溜まった場合、漏水する虞が
ある。
【0004】本願発明は、太さの異なる配管の施工、及
び点検を室内側から容易に行なうことができ、しかも漏
水の心配の無いユニットバスの配管構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、防水床パンに浴槽設置部と洗い場を備え、
浴槽設置部に設けられた開口部を通して給水管、給湯管
等の配管を立ち上げたユニットバスにおいて、開口部を
防水ゴムパッキンで覆い、この防水ゴムパッキンに設け
た孔を立ち上げて配管貫通部を設け、この配管貫通部に
配管を通し、配管と配管貫通部をホースバンドで結合し
てシールした。
【0006】又、配管貫通部は長く立上げた。
【0007】
【作用】上記発明によれば、防水床パンの浴槽設置部に
設けられた開口部を防水ゴムパッキンで覆い、この防水
ゴムパッキンに設けた孔を立ち上げて配管貫通部を設
け、この配管貫通部に配管を通し、配管と配管貫通部を
ホースバンドで結合してシールしたので、配管の太さに
関係なく配管を防水ゴムパッキンの配管貫通部に水密に
取付けられる。
【0008】配管貫通部を長く立上げたため、防水床パ
ンの底面から離れた位置にホースバンドによる配管貫通
部と配管との結合部が来る。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1は本発明の第1実施例のユニットバス
の斜視図、図2は同側断面図であり、ユニットバス1
は、図示せぬ建物躯体内に防水床パン2を設置し、防水
床パン2の外周部3に壁パネル4…を連設し、図示せぬ
隣室との間に出入口を設けてドアを取付け、壁パネル4
…の図示せぬ上縁部間に天井パネルを載置して成る。
【0010】防水床パン2には、中央部の壁状に突設さ
れた境界部5を境に浴槽設置部6と洗い場7を設ける。
浴槽設置部6には浴槽8を設置し、浴槽8は脚9で高さ
調節する。洗い場7の床面は境界部6に向って下り勾配
に形成し、境界部5に臨む洗い場7には図示せぬ排水口
を設けて目皿10で覆ってある。
【0011】洗い場7に臨む一方の壁パネル4側にはカ
ウンタ11を設け、湯水混合栓12を取付ける。湯水混
合栓13は浴槽8の縁14にも設ける。浴槽8の底には
排水口15を設け、排水口15からの排水管16を浴槽
8と防水床パン2との間の隙間sに配設し、前記洗い場
7の目皿10で覆った排水口からの排水管に繋いで外部
に排水するようになっている。
【0012】湯水混合栓13に接続された給水管17と
給湯管18は、湯水混合栓13の真下の防水床パン2に
設けた開口部19から真直ぐ立上げて配管する。開口部
19の外周部には土台となる長方形状の枠20を水密に
接着しておき、この枠20を防水ゴムパッキン21で覆
う。
【0013】図3は防水ゴムパッキンの平面図であり、
防水ゴムパッキン21は平面視長方形をなし、前記給水
管17及び給湯管18を貫通する配管貫通部22、22
を備えている。
【0014】図4は防水ゴムパッキンの側断面図であ
り、防水ゴムパッキン21の縁部23を長方形の枠状の
パッキン押え板24で押え、シリコン等で水密処理を施
してビス25で枠20に固定する。配管貫通部22は、
防水ゴムパッキン21を2ヵ所円筒状に立上げて形成す
る。この配管貫通部22は長めに立上げ、その上端部に
は孔26を設け、この孔26に前記給水管17、又は給
湯管18を貫通させる。
【0015】配管貫通部22の孔26に臨む内周部と給
水管17、給湯管18との間には、シリコン等でシール
27を施し、配管貫通部22を外側からホースバンド2
8で締めて、配管貫通部22と給水管17、及び給湯管
18を夫々結合する。
【0016】このような配管構造とすることで、給水管
17、給湯管18等の配管は、その太さに関係なく防水
ゴムパッキン21の孔26に臨む部分が締め付けられ、
配管貫通部22に水密に結合される。また、このような
配管の施工、及び点検を、ユニットバス1側から容易に
行なうことができる。更に配管貫通部22を長く立上げ
たため、防水床パン2の底面から離れた位置にホースバ
ンド28による配管貫通部22と給水管17、給湯管1
8等の配管との結合部が来るから、万一防水床パン2に
少々の水が溜まっても水漏れする虞は無い。
【0017】図5は第2実施例のユニットバスの配管構
造の防水床パンの斜視図、図6は同側断面図であり、第
1実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。第2実施例では、防水床パン2の境界部5をなす壁
部31に開口部32を形成する。この開口部32の外周
部に長方形状の枠20を土台として水密に接着してお
き、開口部32を前記防水ゴムパッキン21で覆う。
【0018】防水ゴムパッキン21の2つの配管貫通部
22、22には、洗い場7下方の空間qに水平に配管さ
れた給水管33及び給湯管34を貫通させる。第1実施
例と同様に、配管貫通部22の孔26に臨む内周部と給
水管17、給湯管18との間には、シリコン等でシール
27を施し、配管貫通部22を外側からホースバンド2
8で締めて、配管貫通部22と給水管33、及び給湯管
34を夫々結合する(図4参照)。給水管33、及び給
湯管34は、曲り管35で垂直に上方に立上げ、前記湯
水混合栓13に接続する。尚、36は排水口である。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成したので、次の
様な効果を奏する。請求項1によれば、防水床パンの浴
槽設置部に設けられた開口部を防水ゴムパッキンで覆
い、この防水ゴムパッキンに設けた孔を立ち上げて配管
貫通部を設け、この配管貫通部に配管を通し、配管と配
管貫通部をホースバンドで結合してシールしたので、配
管をその太さに関係なく防水ゴムパッキンの配管貫通部
に水密に取付けることができる。また、ユニットバスバ
ス側から配管施工を容易に行なうことができる。
【0020】請求項2によれば、配管貫通部を長く立上
げたので、防水床パンの底面から離れた位置にホースバ
ンドによる配管貫通部と配管との結合部が来るから、万
一防水床パンに少々の水が溜まっても水漏れする虞が無
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のユニットバスの配管構造
の斜視図
【図2】同側断面図
【図3】防水ゴムパッキンの平面図
【図4】同側断面図
【図5】第2実施例のユニットバスの配管構造の斜視図
【図6】同じく側断面図
【符号の説明】
1…ユニットバス,2…防水床パン,6…浴槽設置部,
7…洗い場,17…給水管,18…給湯管,19…開口
部,21…防水ゴムパッキン,22…配管貫通部,26
…孔,28…ホースバンド,33…給水管,34…給湯
管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水床パンに浴槽設置部と洗い場を備
    え、浴槽設置部に設けられた開口部を通して給水管、給
    湯管等の配管を立ち上げたユニットバスにおいて、前記
    開口部を防水ゴムパッキンで覆い、この防水ゴムパッキ
    ンに設けた孔を立ち上げて配管貫通部を設け、この配管
    貫通部に前記配管を通し、配管と配管貫通部をホースバ
    ンドで結合してシールしたことを特徴とするユニットバ
    スの配管構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のユニットバスの配
    管構造において、配管貫通部を長く立上げたことを特徴
    とするユニットバスの配管構造。
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