JPH09170249A - 洗濯機用防水パン - Google Patents

洗濯機用防水パン

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JPH09170249A
JPH09170249A JP35454195A JP35454195A JPH09170249A JP H09170249 A JPH09170249 A JP H09170249A JP 35454195 A JP35454195 A JP 35454195A JP 35454195 A JP35454195 A JP 35454195A JP H09170249 A JPH09170249 A JP H09170249A
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waterproof pan
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Abstract

(57)【要約】 【課題】壁内埋込み配管工事が不要で、ホースを人目に
付きやすい位置に露出させない洗濯機用防水パン。 【解決手段】洗濯機用防水パン11において、防水パン
11の床面12a上に、防水パン11の床部12を貫通
させて給水栓19を突設したこと。洗濯機用防水パン2
1において、防水パン21の一部に配管用ケーシング2
4を設け、ケーシング24の上板部26と設置床面Fa
位置との間に配管用空間Sを形成し、ケーシング24の
外側に、ケーシング24を貫通させて給水栓19を突設
したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の下に敷く
洗濯機用防水パンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防水パンを用いた洗濯機の設置
は、図7に示す如く、所定位置に配置した洗濯機用防水
パン1に洗濯機2を載置すると共に、躯体壁面Wから突
設した給水栓3に洗濯機給水ホース4を接合して行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、躯体壁面W
から水栓3を突設させるためには、躯体床下から躯体壁
内へ給水管5を立ち上げる必要があり、壁内埋込み配管
工事に多くの手間を要することから工事費が高くなる。
更に、水栓3及びホース4が人目に付きやすい位置に露
出するため、見栄えが非常に悪い。そこで、本発明は、
上記問題を解決するために、壁内埋込み配管工事が不要
で、ホースを人目に付きやすい位置に露出させない洗濯
機用防水パンの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、洗濯機用防水パンにおいて、防水パンの床面上
に、防水パンの床部を貫通させて給水栓を突設したこと
を特徴とする洗濯機用防水パンである。本発明におい
て、防水パンの床面上に突設する給水栓は、躯体床下の
給水管と接合することができる。更に、防水パンに載置
した洗濯機のホースは、人目に付き難い防水パンの床面
上に突設した給水栓と接合できる。
【0005】請求項2記載の本発明の要旨は、洗濯機用
防水パンにおいて、防水パンの一部に配管用ケーシング
を設け、該ケーシングの上板部と設置床面位置との間に
配管用空間を形成し、該ケーシングの外側に、ケーシン
グを貫通させて給水栓を突設したことを特徴とする洗濯
機用防水パンである。本発明において、ケーシングの外
側に突設する給水具は、配管用空間を介して躯体床下の
給水管と接合することができる。更に、防水パンに載置
した洗濯機のホースは、人目に付き難いケーシングの外
側に突設した給水栓と接合できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る洗濯機用防水
パン(以下、「本発明防水パン」)を図面に示す実施の
形態に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明防水パンの
第1の実施の形態を示すものであり、図1は全体の斜視
図、図2は図1のイ−イ線で断面して中間省略した拡大
図である。
【0007】本実施の形態は、防水パン11の床面12
a上に、防水パン11の床部12を貫通させて給水栓1
9を突設したことを特徴とする。防水パン11は、合成
樹脂素材等から成形され、床部12の四周縁から防水堤
13を立設してある。防水パンの床部12には、適宜位
置に、給水栓用の取付孔14(図2参照)と排水トラツ
プ用の取付孔15とを穿設してある。
【0008】給水栓19は、単水栓からなり、上記取付
孔14に基部19aを挿通すると共に、基部19aに螺
合したナツト16とフランジ19bとで取付孔14の周
縁を挟持するようにして取付けられている。排水トラツ
プ17は、上記取付孔15に基部17aを挿通すると共
に、基部17aに螺合したナツト18とフランジ17b
とで取付孔15の周縁を挟持するようにして取付けられ
ている。
【0009】防水パン11は、躯体床Fの上に配置さ
れ、躯体床Fに穿設されている開口部Fbに、給水栓1
9及び排水トラツプ17の夫々下部が突出するようにす
る。給水栓19は、接続口19cに洗濯機(図示省略)
の給水ホースを接合するためのものであり、躯体床下の
給水管(図示省略)にフレキシブル配管7を介して接合
される。排水トラツプ17は、接続口17cに洗濯機の
排水ホースを接合するためのものであり、躯体床下の排
水管(図示省略)にフレキシブルホース8を介して接合
される。フレキシブル配管7及びフレキシブルホース8
を用いるのは、防水パン11を躯体床Fから浮かした状
態で、躯体床下の給水管及び排水管に対する接合作業が
躯体床Wの上からできるようにするためである。
【0010】防水パン11の床面12a上に突設する給
水栓19は、躯体床下の給水管(図示省略)と接合する
ことができるため、配管作業が簡単となり、従来の壁内
埋込み配管工事を必要としない。その結果、防水パン1
1は、配管工事のコスト低減が図れる。更に、防水パン
11の床面12a上に載置した洗濯機(図示省略)の給
水ホースは、人目に付き難い防水パン11の床面12a
上に突設した給水栓19と接合できる。その結果、防水
パン11は、見栄えのよい洗濯機設置が可能となる。
【0011】(第2の実施の形態)図3及び図4は本発
明防水パンの第2の実施の形態を示すものであり、図3
は全体の斜視図、図4は図3のロ−ロ線で断面した拡大
図である。
【0012】本実施の形態は、防水パン21の一部に配
管用ケーシング24を設け、ケーシング24の上板部2
6と設置床面Fa位置との間に配管用空間Sを形成し、
ケーシング24の外側に、ケーシング24を貫通させて
給水栓19を突設したことを特徴とする。防水パン21
は、合成樹脂素材等から成形され、床部22の四周縁か
ら防水堤23を立設してある。
【0013】上記ケーシング24は、防水堤23の内隅
に、防水堤23の一部と一体に形成された本体部25
と、本体部25の天井開口部25a(図4参照)を覆蓋
する上板部26と、本体部25の横開口部25b(図3
参照)を覆蓋する着脱自在な点検用蓋27とを備えてい
る。ケーシング24の上板部26は、本体部25にビス
止め28されるものであり、給水栓用の取付孔29(図
4参照)を穿設してある。上板部26は、本体部25と
一体に形成することもある。防水パン21の床部22に
は、適宜位置に、排水トラツプ用の取付孔15(図2参
照)を穿設してある。
【0014】給水栓19は、単水栓からなり、ケーシン
グ24の上板部26の取付孔29に基部19aを挿通す
ると共に、基部19aに螺合したナツト16とフランジ
19bとで取付孔29の周縁を挟持するようにして取付
けられている。排水トラツプ17は、前記第1の実施の
形態(図2参照)と同様に取付けられている。なお、給
水栓19は、ケーシング24の上方に突設するように取
付ける以外に、図示は省略したが、床面22aの上方
に、ケーシング24の側部から床部22と平行に突設す
るように取付けることもある。
【0015】防水パン21は、躯体床Fの上に配置さ
れ、躯体床Fに穿設されている開口部Fbに、給水栓1
9及び排水トラツプ17の夫々下部が突出するようにす
る。給水栓19は、接続口19cに洗濯機(図示省略)
の給水ホースを接合するためのものであり、躯体床下の
給水管9にフレキシブル配管7を介して接合される。
【0016】防水パン21のケーシング24から突設す
る給水栓19は、躯体床下の給水管(図示省略)と配管
用空間Sを利用して接合することができるため、配管作
業が簡単となり、従来の壁内埋込み配管工事を必要とし
ない。その結果、防水パン21は、配管工事のコスト低
減が図れる。更に、防水パン21の床面22a上に載置
した洗濯機(図示省略)の給水ホースは、人目に付き難
い防水パン21のケーシング24から突設した給水栓1
9と接合できる。その結果、防水パン21は、見栄えの
よい洗濯機設置が可能となる。
【0017】(第3の実施の形態)図5は本発明防水パ
ンの第3の実施の形態の全体を示す斜視図である。本実
施の形態が前記第2の実施の形態(図3及び図4参照)
と異なる所は、ケーシング24の本体部25の上面25
aを防水堤23の上面23aより高くすると共に、給水
栓39に湯水混合水栓を用いた点である。本実施の形態
に係る本発明防水パン31において、この相違点を除く
構成は、前記第2の実施の形態に係る本発明防水パン2
1の構成と実質的に同一であり、同一符号は同一構成部
材を示す。
【0018】給水栓39は、水栓本体39aの下面から
延設した給水管(図示は省略)及び給湯管を、ケーシン
グ24の上板部26を貫通させて、躯体床下の給水本管
(図示は省略)及び給湯本管に接合する。
【0019】(第4の実施の形態)図6は本発明防水パ
ンの第4の実施の形態の全体を示す斜視図である。本実
施の形態が前記第4の実施の形態(図5参照)と異なる
所は、湯水混合水栓からなる給水栓39の給水口39c
及び操作ハンドル39d,39dを、ケーシング24の
上板部26を貫通させて突設させた点である。給水栓3
9の水栓本体39aは、ケーシング24の内側の配管用
空間Sに内蔵される。
【0020】本実施の形態に係る本発明防水パン41に
おいて、この相違点を除く構成は、前記第2の実施の形
態に係る本発明防水パン21(図3及び図4参照)又は
前記第3の実施の形態に係る本発明防水パン31(図
5)の構成と実質的に同一であり、同一符号は同一構成
部材を示す。
【0021】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明防水パンは、給
水栓と躯体床下の給水管と接合することができるため、
配管作業が簡単となり、従来の壁内埋込み配管工事を必
要としない。その結果、本発明防水パンは、配管工事の
コスト低減が図れる優れた効果を有する。更に、本発明
防水パンに載置した洗濯機の給水ホースは、人目に付き
難い防水パン床面上に突設した給水栓と接合できる。そ
の結果、本発明防水パンは、給水栓及びホースが人目に
付き難い見栄えのよい洗濯機設置を可能とする優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明防水パンの第1の実施の形態の全体を示
す斜視図である。
【図2】図1のイ−イ線で断面して中間省略した拡大図
である。
【図3】本発明防水パンの第2の実施の形態の全体を示
す斜視図である。
【図4】図3のロ−ロ線で断面した拡大図である。
【図5】本発明防水パンの第3の実施の形態の全体を示
す斜視図である。
【図6】本発明防水パンの第4の実施の形態の全体を示
す斜視図である。
【図7】従来の洗濯機設置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11(21,31,41)…洗濯機用防水パン 12…床部 12a…床面 19(39)…給水栓 24…配管用ケーシング 26…上板部 S…配管用空間 Fa…設置床面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機用防水パンにおいて、防水パンの床
    面上に、防水パンの床部を貫通させて給水栓を突設した
    ことを特徴とする洗濯機用防水パン。
  2. 【請求項2】洗濯機用防水パンにおいて、防水パンの一
    部に配管用ケーシングを設け、該ケーシングの上板部と
    設置床面位置との間に配管用空間を形成し、該ケーシン
    グの外側に、ケーシングを貫通させて給水栓を突設した
    ことを特徴とする洗濯機用防水パン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000022673A (ko) * 1998-09-24 2000-04-25 다부치 히로마사 세탁기용 바닥팬
JP2002294772A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Tabuchi Corp 給排水ユニット及び給水栓設備
JP2019210642A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 丸一株式会社 洗濯機用防水パン
JP2019214905A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 丸一株式会社 洗濯機用防水パン

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