JPH0810093Y2 - 床用目地カバー装置 - Google Patents

床用目地カバー装置

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JPH0810093Y2
JPH0810093Y2 JP1990016371U JP1637190U JPH0810093Y2 JP H0810093 Y2 JPH0810093 Y2 JP H0810093Y2 JP 1990016371 U JP1990016371 U JP 1990016371U JP 1637190 U JP1637190 U JP 1637190U JP H0810093 Y2 JPH0810093 Y2 JP H0810093Y2
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JP
Japan
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edging
fixing
cover
connecting groove
cover plate
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Application number
JP1990016371U
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JPH03108107U (ja
Inventor
昭三 小林
Original Assignee
カネソウ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、隣接する床間に生じる目地を被覆する床用
目地カバー装置に関する。
[従来技術] 従来の目地カバー装置として、隣接する床間の相対移
動を吸収するために、合成樹脂材料等からなる可動性介
装体を適用したものが知られている。
かかる構成の一般的なものを第5図に従って説明す
る。
目地sを介して隣接する両床f,fの、該目地sの両側
部にはL形の固定枠a,aが配設され、この両固定枠a,aに
底板bを、その端部を左右摺動可能に支持して差し渡
し、該底板b上に合成樹脂製の伸縮性カバーcが乗載さ
れる。一方、前記固定枠a,aの上縁には、目地sの両側
部を覆う縁取りカバー板dの一端が支持され、その他端
を前記伸縮性カバーcの一端に係止し、而して中央の伸
縮性カバーcと、その両側の縁取りカバー板d,dにより
目地sを被覆するカバーを構成している。ここで、底板
bと、伸縮性カバーcとは上述の可動性介装体を構成す
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで、かかる従来構成にあって、固定枠a,aと、
縁取りカバー板d,dとの連結は、該固定枠a,aの上端に内
方へ取付縁を曲成し、カバー板d,dに形成した透孔eに
合致するように該取付縁に螺子孔fを穿設加工してお
き、縁取りカバー板d,dを固定枠a,aに被着して、該透孔
eから取付螺子gを螺合して施される。
このため、カバーの表面に取付螺子gの頭部が露出し
て美観を損なうと共に、その連結に際しては固定枠a,a
の取付縁に螺子孔fを形成し、然る後に取付螺子gをね
じ込み固定する必要があり、取付け工程数が多く、施工
が面倒である等の欠点があった。
本考案はかかる従来の連結手段を改良することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、固定枠の外端部に狭幅の係止開口を上端に
備える連結溝を長手方向に沿って形成すると共に、縁取
りカバー板の端部に嵌凹部を形成し、該嵌凹部の下底に
形成した挿通孔から下方へ取付螺子を挿通して、その挿
通部に、係止開口の幅以下に設定された平板部の両側に
翼状の可撓片を突成してなる固定金具を螺合し、縁取り
カバー板の固定枠への被着に伴って、前記固定金具を可
撓片の傾動作用により連結溝内に収納して、固定金具の
可撓片が、連結溝内で係止開口の下端と圧接して縁取り
カバー板の離脱を防止するようにし、さらに前記嵌凹部
に詰材を埋入したことを特徴とするものである。
[作用] 取付施工に際して、固定枠に螺子孔の穿設加工を要し
ない。そして、その取付け状態にあって前記取付螺子の
頭部は嵌凹部に埋入され、かつ上部から詰材が埋入され
るため、該カバー装置上から螺子頭が露出しない。
また、縁取りカバー板を固定枠に被着すると、固定金
具の可撓片が、連結構内で係止開口の下端と圧接して縁
取りカバー板の離脱が防止される。
[実施例] 添付図面について本考案の一実施例を説明する。
第1,2図にあって、床f,fは目地sを介して隣接してい
る。そして、この目地s間には本考案に係る目地カバー
装置1が付装され、該目地sを遮蔽している。
この目地カバー装置1について詳細に説明する。
床f,fの両端部の基盤にあらかじめ少し深めの溝30,30
を形成しておき、その溝30にレベル調整用のモルタル31
を充填し、その上面に固定枠2,2を乗載してボルト32に
より固定する。
前記固定枠2,2の外端部には狭幅の係止開口4を上端
に備える連結溝3が長手方向に沿って形成され、さらに
外端縁に立上片5が形成されている。前記固定枠2,2の
内端部には少し上方へ立上がる支持突縁6,6が延成さ
れ、後述するように底板16の両端部を該支持突縁6,6で
支持するようにしている。この支持突縁6,6よりもさら
に内端には止水板22の端縁を保持する嵌着縁7,7が形成
されている。
前記固定枠2上には目地sの両側部を覆う縁取りカバ
ー板8が連結される。この縁取りカバー板8は、第2図
で拡大して示すようにその端部に嵌凹部9が形成され
る。そして嵌凹部9のさらに外端には、固定枠2の立上
片5が嵌入する下向きの嵌入溝11が形成され、前記嵌凹
部9の下底が前記連結溝3の係止開口4上に乗載するよ
うにしている。また該嵌凹部9の下底に形成した挿通孔
10からは、取付螺子12を挿通し、その挿通部に連結溝3
内で取付螺子12には矩形状固定金具13を螺合している。
ここで固定金具13は、両側に翼状の可撓片15,15を備
える。この固定金具13の可撓片15,15間の平板部の幅は
係止開口4の幅以下とする。これにより、縁取りカバー
板8の嵌凹部9に形成した挿通孔10にあらかじめ取付螺
子12を挿通し、該取付螺子12を固定金具13の螺子孔14に
螺合しておいて、係止開口4から固定金具13を押し込む
と、一旦可撓片15,15が内側に傾動して連結溝3内に挿
入され、該連結溝3内で可撓片15,15が開いて、その上
方脱出が阻止される。またこの固定金具13は第4図に示
すように外形が矩形状であるために連結溝3内での回動
が不能となり、固定金具13の螺子孔14に取付螺子12を螺
合緊締することにより、該固定金具13は上昇して係止開
口4下面に圧接することとなる。而して、縁取りカバー
板8と固定枠2との連結が容易となる。
一方、固定枠2,2の作動空間内に挿入されて支持突縁
6,6上に支持された底板16の上部には伸縮性カバー17が
乗載される。この伸縮性カバー17は合成樹脂材料からな
るものであって、その両端に係止溝18,18が形成されて
おり、前記縁取りカバー板8の内端に曲成した垂下片の
下縁を係止溝18,18に嵌入することにより、該縁取りカ
バー板8,8間に保持される。この底板16と伸縮性カバー1
7とで固定枠2,2の相対的離近移動を吸収する可動性介装
体が構成されることとなる。そしてさらに嵌着縁7,7に
可撓性ゴム板からなる止水板22の端縁を嵌装する。
而して、固定枠2,2,縁取りカバー板8,8,伸縮性カバー
17及び底板16が連結される。この連結状態にあって目地
カバー装置1の表面には取付螺子12の頭部が露出せず、
美麗な外観を呈することとなる。
この後に前記固定枠2,2の周囲にモルタル20を打ち込
み、これにより施工が完了し、縁取りカバー板8,伸縮性
カバー17により目地sが遮蔽されることとなる。
かかる構成において、底板16は各固定枠2,2に対して
移動可能であり、かつ伸縮性カバー17は拡縮可能である
から、床f,f相互が左右方向(床の離間方向),前後方
向または上下方向へ相対移動しても、目地カバー装置1
の各部材に塑性変形を生じることなく、相対変位を吸収
しながら目地sを遮蔽することができる。
上述の構成にあって、可動性介装体を伸縮性カバー17
及び底板16で構成したが、例えば実願平1−117416号に
開示されているように、複数の伸縮性カバーを備えるも
のであっても良い。
[考案の効果] 本考案は上述したように、床用目地カバー装置1を構
成する固定枠2,2に係止開口4を備える連結溝3を形成
し、縁取りカバー板8に嵌凹部9を形成してその下底部
から取付螺子12を挿通して、その挿通部に、係止開口の
幅以下に設定された平板部の両側に翼状の可撓片15,15
を突成してなる固定金具13を螺合し、縁取りカバー板の
固定枠への被着に伴って、前記固定金具を可撓片の傾動
作用により連結構内に収納して、固定金具の可撓片が、
連結構内で係止開口の下端と圧接して縁取りカバー板の
離脱が防止するようにしたから、縁取りカバー板の装着
が極めて容易となり、さらに嵌凹部9に詰材19を埋め込
んで該取付螺子12の頭部を隠蔽するようにしたから縁取
りカバー板8の表面が美麗となり、しかも、固定枠2に
螺子孔を穿設加工する必要がなく施工が簡易である等の
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案
の目地カバー装置1の縦断側面図、第2図は要部の拡大
縦断側面図、第3図は縁取りカバー板8と固定枠2との
連結手段を示す要部の縦断側面図、第4図は固定金具13
の斜視図である。また第5図は従来構成の縦断側面図で
ある。 1……目地カバー装置 2,2……固定枠 3……連結溝 4……係止開口 8……縁取りカバー板 9……嵌凹部 12……取付螺子 13,13……固定金具 16……底板 17……伸縮性カバー 19……詰材 f……床 s……目地s

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】目地を介して隣接する両床の、該目地の側
    部位置に夫々固定枠を配設し、かつ両固定枠上に、目地
    の両側部を覆う縁取りカバー板を固結すると共に、該縁
    取りカバー板間に両固定枠の相対的離近移動を吸収する
    可動性介装体を配設してなる床用目地カバー装置におい
    て、 前記固定枠の外端部に狭幅の係止開口を上端に備える連
    結溝を長手方向に沿って形成すると共に、縁取りカバー
    板の端部に嵌凹部を形成し、該嵌凹部の下底に形成した
    挿通孔から下方へ取付螺子を挿通して、その挿通部に、
    係止開口の幅以下に設定された平板部の両側に翼状の可
    撓片を突成してなる固定金具を螺合し、縁取りカバー板
    の固定枠への被着に伴って、前記固定金具を可撓片の傾
    動作用により連結溝内に収納して、固定金具の可撓片
    が、連結溝内で係止開口の下端と圧接して縁取りカバー
    板の離脱を防止するようにし、さらに前記嵌凹部に詰材
    を埋入したことを特徴とする床用目地カバー装置。
JP1990016371U 1990-02-20 1990-02-20 床用目地カバー装置 Expired - Lifetime JPH0810093Y2 (ja)

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JPH03108107U JPH03108107U (ja) 1991-11-07
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JPS5391243U (ja) * 1976-12-25 1978-07-26
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