JP2551626Y2 - 天板の保護縁構造 - Google Patents
天板の保護縁構造Info
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- JP2551626Y2 JP2551626Y2 JP1991088042U JP8804291U JP2551626Y2 JP 2551626 Y2 JP2551626 Y2 JP 2551626Y2 JP 1991088042 U JP1991088042 U JP 1991088042U JP 8804291 U JP8804291 U JP 8804291U JP 2551626 Y2 JP2551626 Y2 JP 2551626Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、机、キャビネット等の
天板の端縁部に装飾、保護の目的で取り付けられる保護
縁の構造に関するものである。
天板の端縁部に装飾、保護の目的で取り付けられる保護
縁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保護縁装置は、例えば図
6に示すように、机等の天板100 の側縁部に外向きに突
出する段部101 を形成し、この突出段部101 の前面102
と上面103 とにわたってアルミニウム製固定部材110 を
ネジ120 にて螺着し、この固定部材110 の表面を合成樹
脂製の保護縁部材130 にて被覆するとともに、該保護縁
部材130 下端に設けた係止片131 を前記固定部材110 下
端111 へ係止する一方、保護縁部材130 の上端部に設け
た係止片132 を固定部材110 の上部に設けた係止部112
へ係止することにより保護縁部材130 を固定部材110 に
取り付けてなり、また、前記固定部材110 の表面に設け
た緩衝突条113 を保護縁部材130 の内面に当接してなる
ものであった。
6に示すように、机等の天板100 の側縁部に外向きに突
出する段部101 を形成し、この突出段部101 の前面102
と上面103 とにわたってアルミニウム製固定部材110 を
ネジ120 にて螺着し、この固定部材110 の表面を合成樹
脂製の保護縁部材130 にて被覆するとともに、該保護縁
部材130 下端に設けた係止片131 を前記固定部材110 下
端111 へ係止する一方、保護縁部材130 の上端部に設け
た係止片132 を固定部材110 の上部に設けた係止部112
へ係止することにより保護縁部材130 を固定部材110 に
取り付けてなり、また、前記固定部材110 の表面に設け
た緩衝突条113 を保護縁部材130 の内面に当接してなる
ものであった。
【0003】このように、従来では保護縁部材130 を天
板100 の側縁部に取り付けるには、先ず天板100 の側縁
部に設けた突出段部101 に固定部材110 をネジ止め等に
て固着したうえで、この固定部材110 へ保護縁部材130
を取り付けるものであったため、部品数が多く構造が複
雑で、また、組み立て工程数が増えるだけでなく、ネジ
止め等の面倒な作業が必要であった。
板100 の側縁部に取り付けるには、先ず天板100 の側縁
部に設けた突出段部101 に固定部材110 をネジ止め等に
て固着したうえで、この固定部材110 へ保護縁部材130
を取り付けるものであったため、部品数が多く構造が複
雑で、また、組み立て工程数が増えるだけでなく、ネジ
止め等の面倒な作業が必要であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
み、机等の天板における保護縁の構造として、構造が簡
単で部品数も少なく、かつ簡単に組み立て可能とした天
板の保護縁構造を提供せんとするものである。
み、机等の天板における保護縁の構造として、構造が簡
単で部品数も少なく、かつ簡単に組み立て可能とした天
板の保護縁構造を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る天板の保護
縁構造は上記の目的を達成するために、天板における縁
枠体の縦側片の下部に、前記天板から外側へ突出する突
出段部を形成し、該突出段部の上面に上向き係止突部
を、下面に下向き係止突部をそれぞれ形成し、合成樹脂
等の可撓性を有する材料からなる保護縁部材を、該保護
縁部材の下端に設けた上向き係止片を前記縁枠体の突出
段部下面の下向き係止突部へ、保護縁部材内面に設けた
下向き係止片を前記突出段部上面の上向き係止突部へそ
れぞれ係合させ、さらに該保護縁部材の上端部を縁枠体
の縦側板から外方へ突出させた天板の端部へ当接させる
とともに天板端部下面へ係合させた状態で取り付け、縁
枠体の突出段部外側面及び上面との間に緩衝用空間を形
成した状態で、該突出段部の外側面から突出段部上方の
縦側片にわたって前記保護縁部材により被覆してなる。
縁構造は上記の目的を達成するために、天板における縁
枠体の縦側片の下部に、前記天板から外側へ突出する突
出段部を形成し、該突出段部の上面に上向き係止突部
を、下面に下向き係止突部をそれぞれ形成し、合成樹脂
等の可撓性を有する材料からなる保護縁部材を、該保護
縁部材の下端に設けた上向き係止片を前記縁枠体の突出
段部下面の下向き係止突部へ、保護縁部材内面に設けた
下向き係止片を前記突出段部上面の上向き係止突部へそ
れぞれ係合させ、さらに該保護縁部材の上端部を縁枠体
の縦側板から外方へ突出させた天板の端部へ当接させる
とともに天板端部下面へ係合させた状態で取り付け、縁
枠体の突出段部外側面及び上面との間に緩衝用空間を形
成した状態で、該突出段部の外側面から突出段部上方の
縦側片にわたって前記保護縁部材により被覆してなる。
【0006】
【作用】上記のような本考案に係る天板の保護縁構造で
は、保護縁部材を天板側端部に取り付けるには、先ず、
保護縁部材の下端に設けた上向き係止片を突出段部の下
方からその下面に設けた下向き係止突部へ係合させ、次
いでこの保護縁部材を外側へやや広げて前記上向き係止
片と下向き係止突部との係合部を中心に天板側へ回転さ
せるようにして、該保護縁部材の内面に設けた下向き係
止片を突出段部上面に設けた上向き係止突部を越えてこ
れに係合させ、更に保護縁部材の上端部を天板の端部へ
係合させることにより、突出段部から上方の縦側片にわ
たっての天板側端面を保護縁部材にて被覆する。
は、保護縁部材を天板側端部に取り付けるには、先ず、
保護縁部材の下端に設けた上向き係止片を突出段部の下
方からその下面に設けた下向き係止突部へ係合させ、次
いでこの保護縁部材を外側へやや広げて前記上向き係止
片と下向き係止突部との係合部を中心に天板側へ回転さ
せるようにして、該保護縁部材の内面に設けた下向き係
止片を突出段部上面に設けた上向き係止突部を越えてこ
れに係合させ、更に保護縁部材の上端部を天板の端部へ
係合させることにより、突出段部から上方の縦側片にわ
たっての天板側端面を保護縁部材にて被覆する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面の実施例にもとづき本考案を
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
【0008】本考案に係る保護縁構造は、例えば図1に
示すような机の天板1の前縁部に保護縁部材2を取り付
けるものである。
示すような机の天板1の前縁部に保護縁部材2を取り付
けるものである。
【0009】前記天板1は鋼板11の表面に化粧板12を積
層接着してなる化粧鋼板等にて作成してなり、その側端
部には補強材を兼ねる縁枠体3を固着してなる。この縁
枠体3は下部に外側へ突出する突出段部4を形成し、そ
の上部の縦側板41部分を前記天板1端部よりやや内側に
位置させて天板1の鋼板11および化粧板12の端部13、14
を突出段部4の上方で縦側板41より外側へ突出するよう
に取り付けてなり、更に、図示した実施例においては前
記鋼板11の端部13を化粧板12の端部14より更に外側に突
出状態に設けている。また、前記突出段部4の先端より
の上面には上向きの係止突部42を、また突出段部4の先
端下面には前記上向き係止突部42より外側に位置する下
向きの係止突部43を形成してなる。
層接着してなる化粧鋼板等にて作成してなり、その側端
部には補強材を兼ねる縁枠体3を固着してなる。この縁
枠体3は下部に外側へ突出する突出段部4を形成し、そ
の上部の縦側板41部分を前記天板1端部よりやや内側に
位置させて天板1の鋼板11および化粧板12の端部13、14
を突出段部4の上方で縦側板41より外側へ突出するよう
に取り付けてなり、更に、図示した実施例においては前
記鋼板11の端部13を化粧板12の端部14より更に外側に突
出状態に設けている。また、前記突出段部4の先端より
の上面には上向きの係止突部42を、また突出段部4の先
端下面には前記上向き係止突部42より外側に位置する下
向きの係止突部43を形成してなる。
【0010】次に、前記天板1の端縁部に取り付けられ
る保護縁部材2は、合成樹脂等の可撓性を有する材料に
て作成され、縁枠体3の突出段部4の外側面を被覆する
縦面部21から折曲して突出段部4上方の縦側板41までを
被覆する傾斜面部22を延設して略く字型状に形成されて
いる。そしてこの保護縁部材2の縦面部21下端には側方
へやや上向きの係止片23を形成し、また、前記縦面部21
に続く傾斜面部22の下部より内面には下向きの係止片24
を形成し、更に傾斜面部22の上部に突出段部4上面に当
接する下向き突片25を突設するとともに、該傾斜面部22
上端面には係止溝26を形成してなり、また、前記縦面部
21の内側には縁枠体3の突出段部4先端面に当接する緩
衝突部27、27を形成してなる。
る保護縁部材2は、合成樹脂等の可撓性を有する材料に
て作成され、縁枠体3の突出段部4の外側面を被覆する
縦面部21から折曲して突出段部4上方の縦側板41までを
被覆する傾斜面部22を延設して略く字型状に形成されて
いる。そしてこの保護縁部材2の縦面部21下端には側方
へやや上向きの係止片23を形成し、また、前記縦面部21
に続く傾斜面部22の下部より内面には下向きの係止片24
を形成し、更に傾斜面部22の上部に突出段部4上面に当
接する下向き突片25を突設するとともに、該傾斜面部22
上端面には係止溝26を形成してなり、また、前記縦面部
21の内側には縁枠体3の突出段部4先端面に当接する緩
衝突部27、27を形成してなる。
【0011】この保護縁部材2を天板1へ取り付けるに
は、先ず、保護縁部材2下端の上向き係止片23を縁枠
体3における突出段部4の下方から下面の下向き係止突
部43へ係合させ、次いでこの保護縁部材2の上向き係
止片23を突出段部4の下向き係止突部43へ係止させ
た状態で保護縁部材2を上方に引っ張るように広げなが
ら、前記上向き係止片23と下向き係止突部43との係
合部を中心に保護縁部材2を天板1側へ回転させるよう
にして該保護縁部材2内面に設けた下向き係止片24を
突出段部4上面の上向き係止突部42を越えて該上向き
係止突部42に弾力的に係合させたうえ、更に保護縁部
材2上端部に設けた下向き突片25を前記中間の下向き
係止片24方向へ押し込むようにして縁枠体3の縦側板
41の外側へ挿入し、保護縁部材2上端面に設けた係止
溝26へ縦側板41から外側へ突出した天板1を構成す
る鋼板11の端部13を係合させることにより、保護縁
部材2の上端縁28が天板1端部へ押圧した状態に当接
される。
は、先ず、保護縁部材2下端の上向き係止片23を縁枠
体3における突出段部4の下方から下面の下向き係止突
部43へ係合させ、次いでこの保護縁部材2の上向き係
止片23を突出段部4の下向き係止突部43へ係止させ
た状態で保護縁部材2を上方に引っ張るように広げなが
ら、前記上向き係止片23と下向き係止突部43との係
合部を中心に保護縁部材2を天板1側へ回転させるよう
にして該保護縁部材2内面に設けた下向き係止片24を
突出段部4上面の上向き係止突部42を越えて該上向き
係止突部42に弾力的に係合させたうえ、更に保護縁部
材2上端部に設けた下向き突片25を前記中間の下向き
係止片24方向へ押し込むようにして縁枠体3の縦側板
41の外側へ挿入し、保護縁部材2上端面に設けた係止
溝26へ縦側板41から外側へ突出した天板1を構成す
る鋼板11の端部13を係合させることにより、保護縁
部材2の上端縁28が天板1端部へ押圧した状態に当接
される。
【0012】上記のような本考案に係る天板の保護縁構
造によれば、天板1の端縁部に固着した縁枠体3へ直接
保護縁部材2を取り付けてなるから、従来のように中間
の固定部材を必要とせず、部品数および組み立て工程数
を減少させうるとともに、保護縁部材2の縁枠体3への
取り付けは保護縁部材2に設けた固定用の係止片23、24
を、縁枠体3に設けた係止突部43、42へそれぞれ係合さ
せるとともに保護縁部材2の上端部に設けた係止溝26へ
天板1を構成する鋼板11の端部13を係合させるだけで極
めて簡単に取り付けることができる。
造によれば、天板1の端縁部に固着した縁枠体3へ直接
保護縁部材2を取り付けてなるから、従来のように中間
の固定部材を必要とせず、部品数および組み立て工程数
を減少させうるとともに、保護縁部材2の縁枠体3への
取り付けは保護縁部材2に設けた固定用の係止片23、24
を、縁枠体3に設けた係止突部43、42へそれぞれ係合さ
せるとともに保護縁部材2の上端部に設けた係止溝26へ
天板1を構成する鋼板11の端部13を係合させるだけで極
めて簡単に取り付けることができる。
【0013】また、保護縁部材2の上端部は、ここに設
けた係止溝26により天板1を構成する鋼板11の端部13と
直接係合させるようにしたから、天板1と保護縁部材2
との間に隙間ができるようなこともなく、保護縁部材2
を天板1の側端部を完全に被覆した状態で取り付けるこ
とができる。更に、図示した実施例のように、天板1を
構成する鋼板11をその表面に積層した化粧板12より更に
外側へ突出状態として保護縁部材2の上端縁28を鋼板11
の端部13に重ねた状態としてなることから、保護縁部材
2と天板1との間は隙間なく確実に取り付けられ、しか
もこのとき保護縁部材2の傾斜面部22は突出段部4の上
向き係止突部42と係合した下向き係止片24と上端部28と
の間に強制嵌合されて突っ張った状態で取り付けられて
いることから、保護縁部材2の上端部28は化粧板12の端
部14へ強固に押圧されて天板1との間に隙間なく確実に
当接して保護縁部材2と天板1端部との接合状態はより
一層良好なものとなると同時に、保護縁部材2の取り付
け強度も大きいものとなる。尚、図例の如く保護縁部材
2内面の下向き係止片24および下向き突片25は突出段部
4上面に当接して緩衝材をも兼ねるものである。
けた係止溝26により天板1を構成する鋼板11の端部13と
直接係合させるようにしたから、天板1と保護縁部材2
との間に隙間ができるようなこともなく、保護縁部材2
を天板1の側端部を完全に被覆した状態で取り付けるこ
とができる。更に、図示した実施例のように、天板1を
構成する鋼板11をその表面に積層した化粧板12より更に
外側へ突出状態として保護縁部材2の上端縁28を鋼板11
の端部13に重ねた状態としてなることから、保護縁部材
2と天板1との間は隙間なく確実に取り付けられ、しか
もこのとき保護縁部材2の傾斜面部22は突出段部4の上
向き係止突部42と係合した下向き係止片24と上端部28と
の間に強制嵌合されて突っ張った状態で取り付けられて
いることから、保護縁部材2の上端部28は化粧板12の端
部14へ強固に押圧されて天板1との間に隙間なく確実に
当接して保護縁部材2と天板1端部との接合状態はより
一層良好なものとなると同時に、保護縁部材2の取り付
け強度も大きいものとなる。尚、図例の如く保護縁部材
2内面の下向き係止片24および下向き突片25は突出段部
4上面に当接して緩衝材をも兼ねるものである。
【0014】図4に示すものは本考案に係る保護縁構造
の他実施例を示すものであり、ここでは天板1を構成す
る鋼板11の端部13を外側へ略L字型に折曲し、ここに保
護縁部材2の上端に設けた係止溝26を係合させるように
したものであり、図5に示すものは本考案に係る保護縁
構造の更に異なる実施態様を示したものである。
の他実施例を示すものであり、ここでは天板1を構成す
る鋼板11の端部13を外側へ略L字型に折曲し、ここに保
護縁部材2の上端に設けた係止溝26を係合させるように
したものであり、図5に示すものは本考案に係る保護縁
構造の更に異なる実施態様を示したものである。
【0015】
【考案の効果】以上の如く、本考案に係る天板の保護縁
構造は、天板端縁部に固着した縁枠体へ保護縁部材を直
接取り付けてなるから、従来のように中間の固定部材を
必要とせず、部品数および組み立て工程数を減少させう
るとともに、保護縁部材の縁枠体への取り付けは保護縁
部材に設けた固定用の係止片を縁枠体の係止突部へ係合
させるとともに、保護縁部材の上端を天板端部へ係合さ
せるだけで極めて簡単に取り付けることができる。ま
た、このように保護縁部材の上端部を天板端部に直接係
合させるようにしたから、天板と保護縁部材との間に隙
間ができるようなこともなく天板の側端部を完全に被覆
した状態で、簡単、かつ確実に取り付けることができ
る。さらに、保護縁部材は、その下端と内面とに設けた
上向き係止片と下向き係止片とが、縁枠体の突出段部の
下面と上面とに設けた下向き係止突部と上向き係止突部
とを上下から挟み込むように取り付けられており、保護
縁部材の取り付けが確実であるうえに、前記のように保
護縁部材の下端は、該下端に設けた上向き係止片が突出
段部下面の下向き係止突部に係止しているので、保護縁
部材の下端がめくれるおそれもない。そして、本考案で
は、前記保護縁部材は、天板の縁枠体との間に緩衝用の
空間が形成された状態で取り付けられていることから、
外部からの衝撃等から天板の端部を確実に保護すること
ができる。
構造は、天板端縁部に固着した縁枠体へ保護縁部材を直
接取り付けてなるから、従来のように中間の固定部材を
必要とせず、部品数および組み立て工程数を減少させう
るとともに、保護縁部材の縁枠体への取り付けは保護縁
部材に設けた固定用の係止片を縁枠体の係止突部へ係合
させるとともに、保護縁部材の上端を天板端部へ係合さ
せるだけで極めて簡単に取り付けることができる。ま
た、このように保護縁部材の上端部を天板端部に直接係
合させるようにしたから、天板と保護縁部材との間に隙
間ができるようなこともなく天板の側端部を完全に被覆
した状態で、簡単、かつ確実に取り付けることができ
る。さらに、保護縁部材は、その下端と内面とに設けた
上向き係止片と下向き係止片とが、縁枠体の突出段部の
下面と上面とに設けた下向き係止突部と上向き係止突部
とを上下から挟み込むように取り付けられており、保護
縁部材の取り付けが確実であるうえに、前記のように保
護縁部材の下端は、該下端に設けた上向き係止片が突出
段部下面の下向き係止突部に係止しているので、保護縁
部材の下端がめくれるおそれもない。そして、本考案で
は、前記保護縁部材は、天板の縁枠体との間に緩衝用の
空間が形成された状態で取り付けられていることから、
外部からの衝撃等から天板の端部を確実に保護すること
ができる。
【図1】本考案に係る天板の保護縁構造を採用した机の
実施例斜視図。
実施例斜視図。
【図2】保護縁構造の分解斜視図。
【図3】保護縁構造の断面図。
【図4】保護縁構造の他実施例の断面図。
【図5】保護縁構造の更に他実施例の断面図。
【図6】従来の保護縁構造の断面図。
1 天板 2 保護縁部材 3 縁枠体 4 突出段部 11 鋼板 12 化粧板 13 端部 14 端部 21 縦面部 22 傾斜面部 23 上向き係止片 24 下向き係止片 25 突片 26 係止溝 27 緩衝突部 28 上端縁 41 縦側板 42 上向き係止突部 43 下向き係止突部
Claims (1)
- 【請求項1】 天板における縁枠体の縦側片の下部に、
前記天板から外側へ突出する突出段部を形成し、該突出
段部の上面に上向き係止突部を、下面に下向き係止突部
をそれぞれ形成し、合成樹脂等の可撓性を有する材料か
らなる保護縁部材を、該保護縁部材の下端に設けた上向
き係止片を前記縁枠体の突出段部下面の下向き係止突部
へ、保護縁部材内面に設けた下向き係止片を前記突出段
部上面の上向き係止突部へそれぞれ係合させ、さらに該
保護縁部材の上端部を縁枠体の縦側板から外方へ突出さ
せた天板の端部へ当接させるとともに天板端部下面へ係
合させた状態で取り付け、縁枠体の突出段部外側面及び
上面との間に緩衝用空間を形成した状態で、該突出段部
の外側面から突出段部上方の縦側片にわたって前記保護
縁部材により被覆してなることを特徴とする天板の保護
縁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088042U JP2551626Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 天板の保護縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991088042U JP2551626Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 天板の保護縁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529431U JPH0529431U (ja) | 1993-04-20 |
JP2551626Y2 true JP2551626Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=13931774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991088042U Expired - Lifetime JP2551626Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 天板の保護縁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551626Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11318604A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Sun Wave Ind Co Ltd | 流し台等の天板用縁材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102147195B1 (ko) * | 2018-07-12 | 2020-08-24 | 육동학 | 조립식 가구의 선반받침조립체 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6063242U (ja) * | 1983-10-08 | 1985-05-02 | コクヨ株式会社 | 机の天板 |
JPH0515217Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1993-04-22 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP1991088042U patent/JP2551626Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11318604A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Sun Wave Ind Co Ltd | 流し台等の天板用縁材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529431U (ja) | 1993-04-20 |
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