JPH0529431U - 天板の保護縁構造 - Google Patents

天板の保護縁構造

Info

Publication number
JPH0529431U
JPH0529431U JP8804291U JP8804291U JPH0529431U JP H0529431 U JPH0529431 U JP H0529431U JP 8804291 U JP8804291 U JP 8804291U JP 8804291 U JP8804291 U JP 8804291U JP H0529431 U JPH0529431 U JP H0529431U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective edge
top plate
edge member
step portion
protective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8804291U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2551626Y2 (ja
Inventor
弘一 北田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP1991088042U priority Critical patent/JP2551626Y2/ja
Publication of JPH0529431U publication Critical patent/JPH0529431U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551626Y2 publication Critical patent/JP2551626Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で部品数も少なく簡単に組み立て
可能な天板の保護縁構造とする。 【構成】 天板1の縁枠体3の下部に外側へ突出する突
出段部4を形成し、その上面に上向き係止突部42を下面
に下向き係止突部43を形成し、突出段部の外側面から突
出段部上方の縦側片41にわたって合成樹脂等の可撓性を
有する材料からなる保護縁部材2にて被覆し、保護縁部
材の下端の上向き係止片23を突出段部下面の下向き係止
突部へ、保護縁部材内面の下向き係止片24を突出段部上
面の上向き係止突部へそれぞれ係合させ、保護縁部材の
上端部を縁枠体の縦側板から外方へ突出させた天板の端
部へ係合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机、キャビネット等の天板の端縁部に装飾、保護の目的で取り付け られる保護縁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の保護縁装置は、例えば図6に示すように、机等の天板100 の側 縁部に外向きに突出する段部101 を形成し、この突出段部101 の前面102 と上面 103 とにわたってアルミニウム製固定部材110 をネジ120 にて螺着し、この固定 部材110 の表面を合成樹脂製の保護縁部材130 にて被覆するとともに、該保護縁 部材130 下端に設けた係止片131 を前記固定部材110 下端111 へ係止する一方、 保護縁部材130 の上端部に設けた係止片132 を固定部材110 の上部に設けた係止 部112 へ係止することにより保護縁部材130 を固定部材110 に取り付けてなり、 また、前記固定部材110 の表面に設けた緩衝突条113 を保護縁部材130 の内面に 当接してなるものであった。
【0003】 このように、従来では保護縁部材130 を天板100 の側縁部に取り付けるには、 先ず天板100 の側縁部に設けた突出段部101 に固定部材110 をネジ止め等にて固 着したうえで、この固定部材110 へ保護縁部材130 を取り付けるものであったた め、部品数が多く構造が複雑で、また、組み立て工程数が増えるだけでなく、ネ ジ止め等の面倒な作業が必要であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に鑑み、机等の天板における保護縁の構造として、構造が簡 単で部品数も少なく、かつ簡単に組み立て可能とした天板の保護縁構造を提供せ んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る天板の保護縁装置は上記の目的を達成するために、天板における 縁枠体の下部に、外側へ突出する突出段部を形成し、該突出段部の上面に上向き 係止突部を、下面に下向き係止突部をそれぞれ形成し、前記突出段部の外側面か ら突出段部上方の縦側片にわたって合成樹脂等の可撓性を有する材料からなる保 護縁部材にて被覆し、該保護縁部材の下端に設けた上向き係止片を前記突出段部 下面の下向き係止突部へ、保護縁部材内面に設けた下向き係止片を前記突出段部 上面の上向き係止突部へそれぞれ係合させるとともに、該保護縁部材の上端部を 縁枠体の縦側板から外方へ突出させた天板の端部へ係合させてなる。
【0006】
【作用】
上記のような本考案に係る天板の保護縁構造では、保護縁部材を天板側端部に 取り付けるには、先ず、保護縁部材の下端に設けた上向き係止片を突出段部の下 方からその下面に設けた下向き係止突部へ係合させ、次いでこの保護縁部材を外 側へやや広げて前記上向き係止片と下向き係止突部との係合部を中心に天板側へ 回転させるようにして、該保護縁部材の内面に設けた下向き係止片を突出段部上 面に設けた上向き係止突部を越えてこれに係合させ、更に保護縁部材の上端部を 天板の端部へ係合させることにより、突出段部から上方の縦側片にわたっての天 板側端面を保護縁部材にて被覆する。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面の実施例にもとづき本考案を更に詳細に説明する。
【0008】 本考案に係る保護縁構造は、例えば図1に示すような机の天板1の前縁部に保 護縁部材2を取り付けるものである。
【0009】 前記天板1は鋼板11の表面に化粧板12を積層接着してなる化粧鋼板等にて作成 してなり、その側端部には補強材を兼ねる縁枠体3を固着してなる。この縁枠体 3は下部に外側へ突出する突出段部4を形成し、その上部の縦側板41部分を前記 天板1端部よりやや内側に位置させて天板1の鋼板11および化粧板12の端部13、 14を突出段部4の上方で縦側板41より外側へ突出するように取り付けてなり、更 に、図示した実施例においては前記鋼板11の端部13を化粧板12の端部14より更に 外側に突出状態に設けている。また、前記突出段部4の先端よりの上面には上向 きの係止突部42を、また突出段部4の先端下面には前記上向き係止突部42より外 側に位置する下向きの係止突部43を形成してなる。
【0010】 次に、前記天板1の端縁部に取り付けられる保護縁部材2は、合成樹脂等の可 撓性を有する材料にて作成され、縁枠体3の突出段部4の外側面を被覆する縦面 部21から折曲して突出段部4上方の縦側板41までを被覆する傾斜面部22を延設し て略く字型状に形成されている。そしてこの保護縁部材2の縦面部21下端には側 方へやや上向きの係止片23を形成し、また、前記縦面部21に続く傾斜面部22の下 部より内面には下向きの係止片24を形成し、更に傾斜面部22の上部に突出段部4 上面に当接する下向き突片25を突設するとともに、該傾斜面部22上端面には係止 溝26を形成してなり、また、前記縦面部21の内側には縁枠体3の突出段部4先端 面に当接する緩衝突部27、27を形成してなる。
【0011】 この保護縁部材2を天板1への取り付けるには、先ず、保護縁部材2下端の上 向き係止片23を縁枠体3における突出段部4の下方から下面の下向き係止突部43 へ係合させ、次いでこの保護縁部材2の上向き係止片23を突出段部4の下向き係 止突部43へ係止させた状態で保護縁部材2を上方に引っ張るように広げながら、 前記上向き係止片23と下向き係止突部43との係合部を中心に保護縁部材2を天板 1側へ回転させるようにして該保護縁部材2内面に設けた下向き係止片24を突出 段部4上面の上向き係止突部42を越えて該上向き係止突部24に弾力的に係合させ たうえ、更に保護縁部材2上端部に設けた下向き突片25を前記中間の下向き係止 片24方向へ押し込むようにして縁枠体3の縦側板41の外側へ挿入し、保護縁部材 2上端面に設けた係止溝26へ縦側板41から外側へ突出した天板1を構成する鋼板 11の端部13を係合させることにより、保護縁部材2の上端縁28が天板1端部へ押 圧した状態に当接される。
【0012】 上記のような本考案に係る天板の保護縁構造によれば、天板1の端縁部に固着 した縁枠体3へ直接保護縁部材2を取り付けてなるから、従来のように中間の固 定部材を必要とせず、部品数および組み立て工程数を減少させうるとともに、保 護縁部材2の縁枠体3への取り付けは保護縁部材2に設けた固定用の係止片23、 24を、縁枠体3に設けた係止突部43、42へそれぞれ係合させるとともに保護縁部 材2の上端部に設けた係止溝26へ天板1を構成する鋼板11の端部13を係合させる だけで極めて簡単に取り付けることができる。
【0013】 また、保護縁部材2の上端部は、ここに設けた係止溝26により天板1を構成す る鋼板11の端部13と直接係合させるようにしたから、天板1と保護縁部材2との 間に隙間ができるようなこともなく、保護縁部材2を天板1の側端部を完全に被 覆した状態で取り付けることができる。更に、図示した実施例のように、天板1 を構成する鋼板11をその表面に積層した化粧板12より更に外側へ突出状態として 保護縁部材2の上端縁28を鋼板11の端部13に重ねた状態としてなることから、保 護縁部材2と天板1との間は隙間なく確実に取り付けられ、しかもこのとき保護 縁部材2の傾斜面部22は突出段部4の上向き係止突部42と係合した下向き係止片 24と上端部28との間に強制嵌合されて突っ張った状態で取り付けられていること から、保護縁部材2の上端部28は化粧板12の端部14へ強固に押圧されて天板1と の間に隙間なく確実に当接して保護縁部材2と天板1端部との接合状態はより一 層良好なものとなると同時に、保護縁部材2の取り付け強度も大きいものとなる 。尚、図例の如く保護縁部材2内面の下向き係止片24および下向き突片25は突出 段部4上面に当接して緩衝材をも兼ねるものである。
【0014】 図4に示すものは本考案に係る保護縁構造の他実施例を示すものであり、ここ では天板1を構成する鋼板11の端部13を外側へ略L字型に折曲し、ここに保護縁 部材2の上端に設けた係止溝26を係合させるようにしたものであり、図5に示す ものは本考案に係る保護縁構造の更に異なる実施態様を示したものである。
【0015】
【考案の効果】 以上の如く、本考案に係る天板の保護縁構造は、天板端縁部に固着した縁枠体 へ直接保護縁部材を直接取り付けてなるから、従来のように中間の固定部材を必 要とせず、部品数および組み立て工程数を減少させうるとともに、保護縁部材の 縁枠体への取り付けは保護縁部材に設けた固定用の係止片を縁枠体の係止突部へ 係合させるとともに、保護縁部材の上端を天板端部へ係合させるだけで極めて簡 単に取り付けることができる。また、このように保護縁部材の上端部を天板端部 に直接係合させるようにしたから、天板と保護縁部材との間に隙間ができるよう なこともなく天板の側端部を完全に被覆した状態で、簡単、かつ確実に取り付け ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る天板の保護縁構造を採用した机の
実施例斜視図。
【図2】保護縁構造の分解斜視図。
【図3】保護縁構造の断面図。
【図4】保護縁構造の他実施例の断面図。
【図5】保護縁構造の更に他実施例の断面図。
【図6】従来の保護縁構造の断面図。
【符号の説明】
1 天板 2 保護縁部材 3 縁枠体 4 突出段部 11 鋼板 12 化粧板 13 端部 14 端部 21 縦面部 22 傾斜面部 23 上向き係止片 24 下向き係止片 25 突片 26 係止溝 27 緩衝突部 28 上端縁 41 縦側板 42 上向き係止突部 43 下向き係止突部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板における縁枠体の下部に、外側へ突
    出する突出段部を形成し、該突出段部の上面に上向き係
    止突部を、下面に下向き係止突部をそれぞれ形成し、前
    記突出段部の外側面から突出段部上方の縦側片にわたっ
    て合成樹脂等の可撓性を有する材料からなる保護縁部材
    にて被覆し、該保護縁部材の下端に設けた上向き係止片
    を前記突出段部下面の下向き係止突部へ、保護縁部材内
    面に設けた下向き係止片を前記突出段部上面の上向き係
    止突部へそれぞれ係合させるとともに、該保護縁部材の
    上端部を縁枠体の縦側板から外方へ突出させた天板の端
    部へ係合させてなることを特徴とする天板の保護縁構
    造。
JP1991088042U 1991-09-30 1991-09-30 天板の保護縁構造 Expired - Lifetime JP2551626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991088042U JP2551626Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 天板の保護縁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991088042U JP2551626Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 天板の保護縁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0529431U true JPH0529431U (ja) 1993-04-20
JP2551626Y2 JP2551626Y2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=13931774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991088042U Expired - Lifetime JP2551626Y2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 天板の保護縁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551626Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200007127A (ko) * 2018-07-12 2020-01-22 육동학 조립식 가구의 선반받침조립체

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11318604A (ja) * 1998-05-14 1999-11-24 Sun Wave Ind Co Ltd 流し台等の天板用縁材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063242U (ja) * 1983-10-08 1985-05-02 コクヨ株式会社 机の天板
JPH01177928U (ja) * 1988-05-31 1989-12-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063242U (ja) * 1983-10-08 1985-05-02 コクヨ株式会社 机の天板
JPH01177928U (ja) * 1988-05-31 1989-12-20

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200007127A (ko) * 2018-07-12 2020-01-22 육동학 조립식 가구의 선반받침조립체

Also Published As

Publication number Publication date
JP2551626Y2 (ja) 1997-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5367987A (en) Decorative button for a pet collar
JPH0529431U (ja) 天板の保護縁構造
JPS62201413U (ja)
JPH0440361Y2 (ja)
JPH044586Y2 (ja)
JPH0353981Y2 (ja)
JPS6346586Y2 (ja)
JP2588125B2 (ja) 天井パネル
JPH0515217Y2 (ja)
JPH04101006U (ja) スクリユーグロメツト
JPS6439123U (ja)
JPS638283Y2 (ja)
JPH0586247U (ja) 引出しの正面板
JPH06212770A (ja) 防振用化粧パネル
JPH0544970Y2 (ja)
JPH084127A (ja) 目地カバー装置
JPH02241854A (ja) オーバーライダー付合成樹脂製バンパ
JPS6327375Y2 (ja)
JPH0726225Y2 (ja) サドル
JPH019718Y2 (ja)
JPS63119Y2 (ja)
JP2512009Y2 (ja) 自動車のウインドウモ―ル取付構造
JPH0292979U (ja)
JPS593757Y2 (ja) 自動車用灰皿
JP2548039Y2 (ja) 机天板への軟質無端環状エッジの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970527