JP2607648Y2 - スイッチ用防塵カバー - Google Patents

スイッチ用防塵カバー

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JP2607648Y2
JP2607648Y2 JP1993013976U JP1397693U JP2607648Y2 JP 2607648 Y2 JP2607648 Y2 JP 2607648Y2 JP 1993013976 U JP1993013976 U JP 1993013976U JP 1397693 U JP1397693 U JP 1397693U JP 2607648 Y2 JP2607648 Y2 JP 2607648Y2
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JP
Japan
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JPH0668260U (ja
Inventor
重雄 大橋
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日本開閉器工業株式会社
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は操作釦の上面を覆うスイ
ッチ用防塵カバーに係り、特に押釦スイッチの操作性を
損なわず、組立の簡単なスイッチ用防塵カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防塵カバーとしては図
に示すように、カバ−4の周囲の上面に両面テープ等の
粘着剤8により枠体1の下面に貼り付けて固定し、枠体
1に設けた取付孔3にねじ等を挿入して機器のパネル面
に固定していた。また、ねじを使用せず、カバー4の下
面の周囲にも上面と同様の両面テープ等の粘着剤8によ
り機器のパネル面に貼り付けて固定するものであった。
他の従来の防塵カバーとしては図に示すように、機器
のパネル面にカバー12及び枠体10を重ねて枠体10
の周囲を複数の取付孔11にリベットやねじ等を挿入
し、固定するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た防塵カバーは、粘着剤により固定するため、位置決め
が難しく、位置がずれたり、またその位置ずれを補正す
ることが非常に難しく、更には、粘着剤で透明な防塵カ
バーの一部を汚す等、その取付作業に難があった。ま
た、図に示すものにあっては、防塵効果を高めるため
間隔を狭めて複数のリベットやねじで固定しなければな
らず、その取付工数に多くの時間を費やす等の問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、スイッチの操作釦の上面を覆うカバーと該
カバーを固定する額縁状枠体とからなるスイッチ用防塵
カバーにおいて、前記枠体底面の外側周辺に舌片を設け
るとともに、該舌片と係合して前記カバーの周囲を挟持
固定する前記舌片を根元から折曲して収納される凹所を
設け、しかも前記枠体の四辺にそれぞれ幅広く形成する
ものである。
【0005】
【作用】本考案によれば、枠体の裏面にカバーを重ね、
舌片を折曲して舌片の先端が枠体底面に設けた凹所の舌
片の先端と対向する壁面と係合するとともに枠体内を覆
うカバーの平面部を挟持して固定される。枠体と舌片を
折曲した枠体の対向面に凹凸部を設けることにより、カ
バーは強固に固定される。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本考案の使用状態を示
す要部断面図、図2はその分解斜視図、図3は枠体の下
面方向からの要部斜視図、図4は本考案の組立説明図で
ある。
【0007】これらの図において、プリント基板22上
に複数の押釦スイッチ23を配設し、中央に矩形孔28
を形成した枠体27の上面の四隅に取付孔29を設ける
とともに枠体27の四方向の側面に幅広く舌片30を設
け、枠体27と舌片30間に上面には凹溝32を形成し
て舌片30を折曲し易くしている。尚、凹溝32を設け
ず、その部分の板厚を特に薄くするようにしても良い。
枠体27の底面には、折曲した舌片30を収納できる凹
所37を設ける。そして、舌片30の先端と対向する凹
所37を形成する壁面を、底面を基準として鋭角をなす
傾斜面36とするとともに舌片30の先端をエッジ面3
1として、舌片30の折曲により凹所37の傾斜面36
と係合するものである。38はカバーであり、枠体27
の内面の周囲に位置する箇所に凹溝となるヒダ部39を
設け、角形の四隅の平面部に取付ねじの逃げとなる欠所
40を形成する。枠体27とカバー38の組立は、図
に示すように枠体27の下面を上方に向けて、上記のよ
うに形成したカバー38を重ねて舌片30を折曲する
と、カバー38の平面部は枠体27の凹所37に沿って
折り曲げられて舌片30の先端のエッジ面31が凹所3
の傾斜面36と係合してカバー38が固定される。ま
た、カバー38を挟持する枠体27と舌片30の対向面
に凹凸部33,34を設けることにより、カバー38を
強固に挟持できる。更に凹所37の傾斜面36に凹凸部
を設ければ、舌片30との凹凸係合が強固になる。
【0008】図は、本考案の他の実施例であり、枠体
27の内面に位置するカバー41の上方に突出するヒダ
部42を設けたものであり、これらのヒダ部42は、押
釦スイッチの操作感や操作力等により、種々の形状が考
えられる。図は本考案の要部展開図であり、枠体27
の下面を上方として、カバー41を重ねたものであり、
カバー41に設けたヒダ部42が枠体27の内面に沿っ
て位置し、このヒダ部42が位置決めとなる。本考案は
上記実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨に
基づき種々の変形が可能であり、それらを本考案の範囲
から排除するものではない。
【0009】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)スイッチの操作釦の上面を覆うカバーと該カバー
を固定する額縁状枠体とからなるスイッチ用防塵カバー
において、前記枠体底面の内側周辺と前記枠体底面の四
隅に立ち上げ部を設けて凹所を形成するとともに該凹所
に係合して前記カバーの周囲を挟持固定する舌片を設
け、しかも該舌片の根本から折曲げ可能にして前記枠体
の四辺にそれぞれ幅広く形成したので、従来の如き額縁
状の加工した特別の両面テープ等の粘着物を必要とする
ことなく、枠体と一体的に形成した舌片を折曲するだけ
で極めて容易に、しかも完全にカバーを枠体に固定でき
るものである。 (2)従来の両面テープ等の粘着剤による枠体への固定
作業は、防塵カバーを接着剤で汚すことや位置づれの補
正が難しい等、作業に熟練と時間を必要とするものであ
ったが、カバーの周囲を単に挟み込む構造のため、だれ
でもが容易にカバーを確実に固定できる他、もし、カバ
ーの取付の際に位置づれが生じても凹凸関係による嵌合
構造のため、容易に補正ができる。 (3)カバーを枠体に取り付ける工数が、従来の1/4
に大幅削減でき、しかも高価な特別な形状の両面テープ
等の粘着剤を使用することがないので、安価に製作でき
るとともに、両面テープ等の粘着剤を使用しないため、
高温での使用環境下でも枠体が剥がれたりする事故が発
生するおそれがない。 (4)枠体の裏面に設けた凹所の舌片の先端と対向する
壁面を下方内側に鋭角をなす傾斜面とし、枠体と舌片の
対向面に凹凸部を設けたので、例えカバーの端部に引張
り方向の力が加わっても舌片のずれやカバーが外れてし
まう事故はない。更に凹所の傾斜面にも凹凸部を設ける
ことによりカバーが強固に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の使用状態を示す要部断面図で
ある。
【図2】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例の枠体の下面方向からの要部斜
視図である。
【図4】本考案の組立説明図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
【図6】本考案の要部展開図である。
【図7】従来の実施例を示す分解斜視図である。
【図8】従来の他の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 26 パネル 27 枠体 28 矩形孔 29 取付孔 30 舌片 31 エッジ面 32 凹溝 33 凹凸部 34 凹凸部 36 傾斜面 37 凹所 38,41 カバー 39,42 ヒダ部 40 欠所

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチの操作釦の上面を覆うカバーと
    該カバーを固定する額縁状枠体とからなるスイッチ用防
    塵カバーにおいて、前記枠体底面の内側周辺と前記枠体
    底面の四隅に立ち上げ部を設けて凹所を形成するととも
    に該凹所に係合して前記カバーの周囲を挟持固定する舌
    片を設け、しかも該舌片の根本から折曲げ可能にして前
    記枠体の四辺にそれぞれ幅広く形成したことを特徴とす
    るスイッチ用防塵カバー。
  2. 【請求項2】 前記舌片の先端部をエッジ状に形成する
    とともに、前記舌片の先端部に対向する前記凹所の壁面
    を鋭角をなす傾斜面とし、しかも前記枠体と前記舌片の
    対向面の少なくともどちらか一方に凹凸部を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のスイッチ用防塵カバー。
JP1993013976U 1993-03-02 1993-03-02 スイッチ用防塵カバー Expired - Fee Related JP2607648Y2 (ja)

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JPH0668260U JPH0668260U (ja) 1994-09-22
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