JPH0422367Y2 - - Google Patents

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JPH0422367Y2
JPH0422367Y2 JP1356687U JP1356687U JPH0422367Y2 JP H0422367 Y2 JPH0422367 Y2 JP H0422367Y2 JP 1356687 U JP1356687 U JP 1356687U JP 1356687 U JP1356687 U JP 1356687U JP H0422367 Y2 JPH0422367 Y2 JP H0422367Y2
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JP
Japan
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opening
decorative frame
peripheral edge
front panel
flange portion
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、各種計測器等に用いられる画像表示
器の化粧枠に関する。
[従来の技術] この種の化粧枠として、例えば実開昭61−
57667号公報に開示されるものが知られている。
この化粧枠では、外周部に設けた複数のヒンジ
を電子装置の正面パネルに形成した開口の内周縁
部に係合させることにより、この開口に着脱自在
に装着されるようになつている。つまり、前述の
ヒンジは、電子装置の内方に延出されて折り返さ
れた略U字形のもので、その折り返し片の外側に
爪を有し、この爪をヒンジの弾発力によって開口
の内周縁部に係合させるようになつている。これ
によつて、化粧枠が開口内に弾発的に嵌合保持さ
れる。また、ヒンジの端部は外方に臨んでおり、
これを操作することによつて爪と開口内周縁部と
の係合を解除して化粧枠を取外せるようになつて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来技術では、U字
状に形成されたヒンジが電子装置の内方に突出す
ることとなり、その配置スペースが必要となるの
で、例えば正面パネルの内側にCRT等を近接配
置する場合に支障となるなどの問題点があつた。
また、U字状のヒンジを設けた場合、その基端
部と先端部との間隙が外方に臨むことになるた
め、ここから電子装置内にほこりやちりが侵入し
易く、十分な密閉性を得られない問題点がある。
しかも、このような間隙によつて装置の美観が損
なわれる欠点もある。
そこで本考案の目的は、極めて薄形構造で画像
表示器のパネルに装着することができ、しかもパ
ネルの開口を確実に閉蓋して、高い密閉性及び美
観を得ることのできる画像表示器の化粧枠を提供
することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る画像表示装置の化粧枠は、前述し
た問題点を解決するために、画像表示器の表示画
面に略対応して前面パネルに形成された開口に取
外し自在に装着され、略中央に透光性板部材を保
持した略方形状の化粧枠において、 外周部表面側に形成されて上記開口の周縁部を
外側から覆うフランジ部と、上下又は左右の両側
縁部裏面側に形成されて上記開口の内周縁部に係
合し、これを上記フランジ部との間に挟持する爪
部と、上記両側縁部のうち一方の側縁部に突設さ
れて上記開口の内周縁部に圧接する弾性片とを備
えたことを特徴とする。
[作用] 化粧枠の弾性片を設けた一方の側縁部を前面パ
ネルの開口内周縁部にあてがい、その開口内周縁
部を化粧枠のフランジ部と爪部との間に嵌入させ
るようにして化粧枠を押圧操作した状態で、反対
側の側縁部を開口側に突き当てることにより、そ
の爪部が開口内周縁部に係合する。これによつて
化粧板は、フランジ部と両側縁部との間に前面パ
ネルの開口内周縁部を挟持するとともに、弾性片
による弾発力をもつて開口に保持される。ここ
に、開口はフランジ部によつて覆われ密閉され
る。
また、開口に装着された化粧枠を弾性片を設け
た側縁部方向に押圧操作し、反対側の爪部を開口
内周縁部より離脱させることにより、化粧枠を開
口から取り外す。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
この実施例による化粧枠1は、第1図に示すよ
うに、画像表示器の前面パネル2に形成された開
口2aに装着されるものである。
前面パネル2は、多数の操作スイツチを設けた
シヤーシの表面に化粧板を重ね合わせたもので、
各操作スイツチに対応する操作ボタン群3が開口
2aに隣接するスペースにほぼ集中して整列配置
されている。
開口2aは、略方形状に形成されており、第2
図に示すように、前面パネル2の内側に近接配置
されるCRT4に略対応するものである。なお詳
細には、開口2aの一部はCRT4の表示画面4
aよりも幅狭に形成されており、この開口2aの
内周縁部は、表示画面4aの周縁部に形成される
円弧部分を覆う状態で配置されている。これによ
つてCRT4の表示画面4aのうちの略平面部分
が開口2aに臨むこととなり、この部分を有効部
として表示を行なうことによつて画像の直線性等
を得るようになつている。
また、化粧枠1は、第3図及び第4図に示すよ
うに、CRT4用のフイルタを構成する透光性板
部材5の外周に装着される略方形ロ字状に形成さ
れている。つまり、透光性板部材5は、前述した
CRT4の表示画面4aの有効部分に対応する方
形状に形成されており、この外周を細幅に縁どる
構造で化粧枠1が一体接合されている。
この化粧枠1は、合成樹脂より形成されてお
り、透光性板部材5と一体化されることにより、
全体の強度を向上するようになつている。また、
化粧枠1の右側部には、フアンクシヨンキー用の
複数の操作ボタン6が設けられている。これら操
作ボタン6は、表示画面4aの側部に表示される
複数のフアンクシヨンメニユーに対応するもの
で、化粧枠1の裏面に設けたヒンジ部を支点とし
て押圧変位され、前面パネル2の内側に配置され
た操作スイツチ16を押圧するものである。
また、化粧枠1の外周部には、第2図に示すよ
うに、前面パネル2の開口2aの内周縁部に係合
するフランジ部7と爪部8,9が形成されてい
る。
フランジ部7は、化粧枠1の表面側に面一に形
成されており、化粧枠1を開口2aに装着した
際、開口2aの周縁部を全周に亘つて覆うもので
ある。なお、前述の操作ボタン6は、化粧枠1の
右側部のフランジ部7を延長し、このスペースに
配設されている。
一方爪部8,9は、化粧枠1の上下両側縁部に
それぞれ2つずつ設けられている。これら爪部
8,9は、化粧枠1の裏面側に配置されてフラン
ジ部7と並列に突出しており、このフランジ部7
との間に、前面パネル7の板厚に対応する溝を形
成するものである。
化粧枠1の上側縁部に形成されたフランジ部7
と爪部8とは、互いに大きい突出量を有してお
り、両者の間に形成される溝も深いものとなつて
いる。また、化粧枠1の下側縁部に形成されたフ
ランジ部7と爪部9とは、互いに小さい突出量を
有し、この間の溝も比較的浅いものとなつてい
る。そして、爪部9の裏面側先端部は、開口2a
への装着が容易となるようにテーパ状に形成され
ている。
さらに下側のフランジ部7には、爪部9と対応
する位置に爪掛け用の切欠部10が形成されてお
り、この化粧枠1を開口2aより取外すに際し、
この切欠部10に爪を掛けて操作できるようにな
つている。
また、化粧枠1の上側縁部には、化粧枠1を開
口2aに装着した際、弾発力によつて化粧枠1を
固定するための一対の弾性片11が設けられてい
る。この弾性片11は、化粧枠1の周縁方向に沿
つて長手状に形成されており、化粧枠1上側縁部
の左右コーナー部寄りに配設されている。つま
り、これら弾性片11は、各コーナー部を基点と
して斜め上方に突出したもので、先端部11aが
合成樹脂の弾発力によつて開口2aの内周縁部に
圧接するようになつている。
以上のフランジ部7、爪部8,9及び弾性片1
1は、ともに化粧枠1の肉厚の範囲内に納つて配
置されている。従つて、化粧枠1は全体としての
薄型形状を維持することができる。これを前面パ
ネル2の開口2aに装着した場合にも、この化粧
枠1は画像表示器の表面側に納まり、これによつ
てCRT4等を前面パネル2の内側に極めて近接
して配置することができる。
このように構成された化粧枠1を前面パネル2
の開口2aに装着する場合には、まず第5図に示
すように、化粧枠1の上縁部を開口2aの上側内
周縁部にあてがい、上方に押圧操作することによ
つてこの内周縁部をフランジ部7と爪部8の間の
溝内に挿入する。このとき弾性片11は、開口2
aの内周縁部に押圧されて弾性的に撓むことにな
る。
次にこの状態から、化粧枠1の下縁部を図中矢
線Aで示すように、前面パネル2側に回動し、フ
ランジ部7を開口2aの周縁部に突き当てる。こ
れによつて、爪部9のテーパをガイドとして、フ
ランジ部7と爪部9との間に開口2aの下側内周
縁部が嵌入係合することになる。そして、開口2
aの上下両内周縁部に、前述した弾性片11の弾
発力が付与され、化粧枠1は安定した状態で開口
2a内に保持される。
また、化粧枠1を開口2aより取外す場合に
は、前述の切欠部10に爪を掛けて化粧枠1を上
方に押圧操作することにより、下縁部、上縁部の
順で開口2aより爪部8,9を離脱する。
また、この実施例では化粧枠1の上縁部側のフ
ランジ部7と爪部8とを大きく突出させるととも
に、下縁部側のフランジ部7と爪部9とを小さく
突出させたことから、上縁部側を基点として下縁
部側を開口2aに嵌合させる作業も極めて円滑に
行なえる。
さらにこの実施例では、弾性片11の基端部を
化粧枠1のコーナー部に配設したことから、これ
を十分な強度をもつて形成することができる、優
れた弾発力によつて化粧枠1を安定した状態で保
持できる。
なお前記実施例では、爪部8,9を化粧枠1の
上下側縁部に設け、弾性片11を上側縁部に設け
たが、同様の爪部と弾性片を化粧枠の左右の側縁
部に形成しても良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、前面パ
ネルの開口を外側より覆うフランジ部、開口の内
周縁部に係合する爪部及び開口と化粧枠に弾発力
を付与する弾性片を化粧枠の肉厚の範囲内で形成
することができ、極めて薄型構造の化粧枠を開口
に装着することができる。従つて、画像表示器の
画面等を開口の内側に極めて近接した状態で臨ま
せることができ、画像表示器の小型化や機能向上
等に大きく貢献することができる。
また、フランジ部7によつて開口を閉蓋でき、
間隙等が形成されない構造であるため、画像表示
器内へのほこりやちりの侵入を確実に防止し得る
とともに、美観の向上も達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による化粧枠を画像
表示器の前面パネルとともに示す分解斜視図、第
2図は同実施例の化粧枠を前面パネルの開口に装
着した状態を示す断面図、第3図は同実施例の化
粧枠を示す正面図、第4図は同実施例の化粧枠を
示す背面図、第5図は同実施例の化粧枠を前面パ
ネルの開口に装着する場合の手順を説明する断面
図である。 1……化粧枠、2……前面パネル、2a……開
口、4……CRT、4a……CRTの表示画面、5
……透光性板部材、7……フランジ部、8,9…
…爪部、11……弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 画像表示器の表示画面4aに略対応して前面パ
    ネル2に形成された開口2aに取外し自在に装着
    され、略中央に透光性板部材5を保持した略方形
    状の化粧枠1において、 外周部表面側に形成さ
    れて上記開口2aの周縁部を外側から覆うフラン
    ジ部7と、上下又は左右の両側縁部裏面側に形成
    されて上記開口2aの内周縁部に係合し、これを
    上記フランジ部7との間に挟持する爪部8,9
    と、上記両側縁部のうち一方の側縁部に突設され
    て上記開口2aの内周縁部に圧接する弾性片11
    とを備えたことを特徴とする画像表示器の化粧
    枠。
JP1356687U 1987-01-31 1987-01-31 Expired JPH0422367Y2 (ja)

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JP1356687U JPH0422367Y2 (ja) 1987-01-31 1987-01-31

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JPS63122382U JPS63122382U (ja) 1988-08-09
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