JPH0328537Y2 - - Google Patents

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JPH0328537Y2
JPH0328537Y2 JP4997586U JP4997586U JPH0328537Y2 JP H0328537 Y2 JPH0328537 Y2 JP H0328537Y2 JP 4997586 U JP4997586 U JP 4997586U JP 4997586 U JP4997586 U JP 4997586U JP H0328537 Y2 JPH0328537 Y2 JP H0328537Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テープレコーダ等の音響機器、ビデ
オデイスクプレーヤ等の映像機器その他のフロン
トパネルに使用する操作パネル部材に関するもの
である。
(従来の技術) 従来から、ビデオデイスクプレーヤ等の映像機
器その他のフロントパネルに使用する操作パネル
部材には、軽量化、製造コストの低減化を図るた
めに合成樹脂性材料によつて製作したものが知ら
れている。この操作用パネル部材には、スイツチ
部材を押圧してこのスイツチ部材を操作するスイ
ツチ部材操作用の押しボタンが設けられている。
この押しボタンは、スイツチ部材によつて外に向
かつて突出付勢され、各種の操作を行うためにパ
ネル板部に通常複数個設けられている。各スイツ
チ部材はそれに対応する押しボタンを押圧するこ
とによつてオン・オフされるものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、この操作パネル部材を製作するに際
しては、各押しボタンも合成樹脂性材料によつて
形成することが、コストの低減、軽量化、製作作
業性の向上等の面から望ましい。そこで、この各
押しボタンとパネル板部とを合成樹脂性材料によ
つて一体に形成することにすると、押しボタンが
合成樹脂性材料であるために見栄えの観点で金属
性のものに較べて見劣りがする問題がある。これ
に対処するためには、その押しボタンを構成する
押しボタン本体を外側から装飾板によつて被覆す
ることが考えられるが、複数個の押しボタンは通
常互いに隣接して配列されており、かつ、各スイ
ツチ部材によつて外に向かつて突出付勢されてい
るために、単に各押しボタンを、パネル板部に連
結される可撓性連結部と装飾板によつて被覆され
る押しボタン本体とから構成することにすると、
各スイツチ部材の付勢力が異なるために、押しボ
タンの配列が全体として不揃いとなる不具合があ
る。そこで、各押しボタン本体と一体に係合爪を
形成し、この係合爪を各押しボタンが形成されて
いる箇所に対応するパネル板部の各開口の周壁部
にスイツチ部材の付勢力によつて係合させるよう
にすることが考えられるが、たとえば、第7図に
示すように、金型1〜7等を用いてパネル板部に
対応するキヤビテイ部8、可撓性連結部に対応す
るキヤビテイ部9、押しボタン本体に対応するキ
ヤビテイ部10、係合爪に対応するキヤビテイ部
11、を形成するものとすると、互いに対向する
金型を交錯させて構成することができないため等
の金型製作上の都合で、係合爪を開口の周壁部に
係合させることができない不都合を生じる。すな
わち、第7図において、符号Xで示す寸法を確保
できないために、そのままでは係合爪を周壁部に
係合させることができない。
(考案の目的) 本考案は、上記の事情を考慮して為されたもの
で、その目的とするところは、複数個の押しボタ
ンとパネル板部とを合成樹脂材料によつて一体に
形成した場合にあつても、その押しボタンの配列
の不揃いを防止することのできる操作パネル部材
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る操作パネル材の特徴は、装飾板を
押しボタン本体に被覆させることに着目し、その
装飾板を挟持する挟持爪を押しボタン本体と一体
に形成し、その挟持爪を装飾板の挟持時に変形さ
せてパネル板部の、開口の周壁部に係合する係合
爪とし、その挟持爪を内側から外側に向かつての
スイツチ部材の突出付勢力によつてその周壁部に
係合させるようにしたところにある。
(実施例) 以下に、本考案に係る操作パネル部材の実施例
を図面を参照しつつ説明する。
第1図において、12は操作パネル部材であ
る。この操作パネル部材12は、一対のパネル板
部13,14を有している。この一対のパネル板
部13,14は、第2図に示すように可撓性の伸
縮部15によつて連結されている。この伸縮部1
5は、操作パネル部材12の長手方向の全長を調
節する機能を有し、一対のパネル板部13,14
はこの伸縮部15を介してその長手方向(矢印A
方向)に離反接近可能である。
この操作パネル部材12は、第3図に示すアル
ミニウム製の金属枠体16によつて被覆されるも
ので、温度に対する金属枠体16の膨脹率と操作
パネル部材12の膨脹率との相違によつて、金属
枠体16の長手方向全長に対して操作パネル12
の全長が長くなつた場合には、その操作パネル部
材12を縮めて金属枠体16を操作パネル12に
被覆するものであり、温度変化によつて金属枠体
16の長手方向全長に対して操作パネル部材12
の全長が短かくなりすぎ、操作パネル部材12の
側板17と金属枠体16の側端18との間に隙間
があきすぎる場合には、操作パネル部材12を引
き伸ばして金属枠体16をその操作パネル部材1
2に被覆するものである。
ここでは、パネル板部13には、ビデオデイス
ク(図示を略す)の挿入用開口19はその他のも
のが形成され、パネル板部14にはビデオ操作を
行うための複数個の押しボタン20その他のもの
が形成されている。この押しボタン20は互いに
隣接して配列されており、図示を略す筐体には、
この各押しボタン20に対応させて各スイツチ部
材が設けられるものである。各押しボタン20
は、その各スイツチ部材によつて外に向かつて突
出付勢されるものであり、その押しボタン20は
パネル板部14と一体に合成樹脂性材料によつて
形成されるもので、第4図〜第6図に示すよう
に、装飾板21が被覆される押しボタン本体22
と、パネル板部14に連結される可撓性連結部2
3と、装飾板21を挟持する挟持爪24とから構
成され、パネル板部14はその押しボタン20が
形成されている箇所が開口25となつている。
装飾板21は、押しボタン本体22を外側から
被覆するもので、その形状は押しボタン本体22
の外形と大略同一とされており、その下部に挟持
爪24によつて挟持される被挟持板部26を有し
ている。この被挟持板部26は押しボタン本体2
2の底部を構成する底板部27と挟持爪24との
間の挟持空間28に嵌入されるもので、挟持爪2
4はその装飾板21の挟持時に底板部27から離
反する方向に変形されて開口25を構成する周壁
部28に係合されるものであり、図示を略すスイ
ツチ部材によつて突出付勢(矢印B方向)される
ときに挟持爪24が周壁部29に係合し、これに
よつて押しボタン20の配列の不揃いが是正さ
れ、押しボタン20は、その押しボタン本体22
を押圧操作すると可撓性連結部23がその押圧方
向に撓んで、スイツチ部材がオンオフされる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように、スイツチ部材
を押圧操作するスイツチ部材操作用の複数個の押
しボタンがパネル板部に互いに隣接して配列され
ると共にそのスイツチ部材によつて外に向かつて
突出付勢され、かつ、そのパネル板部はその押し
ボタンが形成されている箇所が開口となつている
操作用パネル部材において、 その各押しボタンを、装飾板によつて被覆され
る押しボタン本体と、この押しボタン本体をその
パネル板部に連結する可撓性連結部と、その押し
ボタン本体と一体に形成されてその装飾板を挟持
する挟持爪とから構成し、この挟持爪をその装飾
板の挟持時にその開口の周壁部に係合する係合爪
としたものであるから、複数個の押しボタンとパ
ネル板部とを合成樹脂材料によつて一体に形成し
た場合にあつても、その押しボタンの配列の不揃
いを防止することのできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る操作パネル部材の正面
図、第2図は第1図に示す操作パネル部材の平面
図、第3図は第1図に示す操作パネル部材を被覆
する金属枠体の平面図、第4図は第1図の−
線に沿う断面図、第5図は第4図に示す押しボタ
ンに装飾板を被覆した状態を示す部分断面図、第
6図はその押しボタンの構成を示す部分斜視図、
第7図はその押しボタンとパネル板部とを一体に
成形する場合の説明図である。 12……操作パネル部材、14……パネル板
部、20……押しボタン、21……装飾板、22
……押しボタン本体、23……可撓性連結部、2
4……挟持爪、25……開口、29……周壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スイツチ部材を押圧操作するスイツチ部材操作
    用の複数個の押しボタンが互いに隣接してパネル
    板部に配列されると共に前記スイツチ部材によつ
    て外に向かつて突出付勢され、かつ、各押しボタ
    ンと前記パネル板部とが合成樹脂性材料によつて
    一体に形成され、前記パネル板部は前記押しボタ
    ンが形成されている箇所が開口となつている操作
    用パネル部材であつて、 前記各押しボタンは、装飾板によつて被覆され
    る押しボタン本体と、該押しボタン本体を前記パ
    ネル板部に連結する可撓性連結部と、前記押しボ
    タン本体と一体に形成されて前記装飾板を挟持す
    る挟持爪とから構成され、該挟持爪が前記装飾板
    の挟持時に前記開口の周壁部と係合する係合爪と
    なつていることを特徴とする操作パネル部材。
JP4997586U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0328537Y2 (ja)

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JP4997586U JPH0328537Y2 (ja) 1986-04-03 1986-04-03

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JPS62162876U JPS62162876U (ja) 1987-10-16
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