JP2563290Y2 - スイッチ操作ノブの取付構造 - Google Patents

スイッチ操作ノブの取付構造

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JP2563290Y2
JP2563290Y2 JP6817491U JP6817491U JP2563290Y2 JP 2563290 Y2 JP2563290 Y2 JP 2563290Y2 JP 6817491 U JP6817491 U JP 6817491U JP 6817491 U JP6817491 U JP 6817491U JP 2563290 Y2 JP2563290 Y2 JP 2563290Y2
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JP
Japan
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operation knob
flexible wall
switch
knob
mounting structure
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JP6817491U
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俊一 真鍋
博保 佐藤
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば車両用ワイヤ
レスドアキーや家電製品用リモコンスイッチ等のよう
に、キーグリップやスイッチ本体に内蔵された電子回路
中のスイッチを操作するために操作部位にノブを取付け
る構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示す従来例1、図6に示す従来例
2及び図7に示す従来例3はそれぞれ車両用ワイヤレス
ドアキーのグリップの一部を示し、それに内蔵された電
子回路中のスイッチ3がノブ6により操作されるように
なっている。その操作ノブ6の取付構造について、従来
例1では、硬質樹脂からなる本体壁1の開孔2に操作ノ
ブ6が一定範囲上下動し得るように挿嵌され、この操作
ノブ6のフランジ部8が開孔2の周縁2aの内側に当接
している。また、従来例2では、軟質樹脂からなる可撓
壁5が本体壁1の開孔2上に設けられているとともに、
開孔2で可撓壁5の下側に操作ノブ6のフランジ部8が
固着され、操作ノブ6が可撓壁5とともに上下動し得る
ようになっている。また、従来例3では、本体壁1の開
孔2上に設けられた可撓壁5に操作ノブ6が一度の成形
により一連に一体化されているとともに、この操作ノブ
6上に表示シール6aが貼着され、操作ノブ6が可撓壁
5とともに上下動し得るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
1では、操作ノブ6のフランジ部8と開孔2の周縁2a
との間から水が浸入するおそれがあった。また、前記従
来例2では、前記従来例1と比較して防水効果はある
が、操作ノブ6のフランジ部8を可撓壁5に固着する作
業が面倒であるとともに、そのような固着部分を必要と
する関係上操作ノブ6の形状が限定される。また、前記
従来例3では、前記従来例1及び2の欠点はなくなる
が、表示シール6aが剥がれ易くなるとともに、表示シ
ール6aを貼着し易くするために操作ノブ6の形状が限
定される。
【0004】本考案の目的は、可撓壁と操作ノブとの境
目を容易に区別することができて表示シールを不要とす
るとともに、防水性も向上させることができるスイッチ
操作ノブの取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に鑑み、請求項
1に記載の考案では、本体の開孔内に取付けられたスイ
ッチに対し、同スイッチを操作すべく同スイッチに接離
する方向へ移動可能に配置されたスイッチ操作ノブの取
付構造において、前記本体と前記操作ノブとの間には、
本体と操作ノブとを連結する連結部を設けて本体と操作
ノブとを一体成形し、前記本体及び開孔上には可撓壁を
本体及び操作ノブに対して一体的に設けるとともに、操
作ノブの上部を可撓壁から外部に露出させたことをその
要旨とする。
【0006】請求項2に記載の考案によれば、請求項1
において、前記連結部には内側に向けて突起する突起部
を形成し、前記可撓壁を設けた後に前記突起部を取り除
くことにより前記連結部を分断するようにしたことをそ
の要旨とする。 請求項3に記載の考案によれば、請求項
1において、前記操作ノブの周囲にはフランジ部を設
け、前記可撓壁によって前記フランジ部全体を覆うよう
にしたことをその要旨とする。 請求項4に記載の考案に
よれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項におい
て、可撓壁の色と操作ノブの色とを互いに変えたことを
その要旨とする。
【0007】
【作用】従って、請求項1に記載の考案によれば、操作
ノブの上部を可撓壁から外部に露出させたことから、可
撓壁と操作ノブとの境目が容易に区別される。従って、
表示シール等が不要となる。そして、可撓壁は操作ノブ
に対して一体的に設けられているため、防水性も向上す
る。 請求項2に記載の考案によれば、連結部が分断され
ることから操作ノブの操作力を軽減することが可能とな
る。又、防水性も更に向上する。 請求項3に記載の考案
によれば、可撓壁に操作ノブを安定して保持させること
が可能となる。 請求項4に記載の考案によれば、可撓壁
と操作ノブとの境目をより一層容易に区別することが可
能となる。
【0008】
【第1実施例】まず、本考案を車両用ワイヤレスドアキ
ーのグリップに具体化した第1実施例を図1及び図2を
参照して説明する。
【0009】グリップの本体壁1に開孔2が形成され、
その開孔2においてスイッチ3が配線基板4上に設けら
れている。この開孔2上にある可撓壁5には操作ノブ6
が一体化されている。この操作ノブ6は押圧操作部7
と、その内端部外周に突設されたフランジ部8と、押圧
操作部7の内端面に突設されたスイッチ押圧部9とから
なり、押圧操作部7が可撓壁5から外側へ突設されて露
出しているとともに、スイッチ押圧部9が可撓壁5から
開孔2側へ突出してスイッチ3に当接している。
【0010】このような構造のスイッチ操作ノブ6は次
のような手順により形成される。まず、本体壁1を硬質
樹脂により成形すると同時に、開孔2及び操作ノブ6を
一体成形する。その場合、本体壁1と操作ノブ6とは連
結部10により連係される。
【0011】次に、軟質樹脂からなる可撓壁5を前記本
体壁1及び操作ノブ6と一体的にして成形する。その場
合、本体壁1及び操作ノブ6の色と可撓壁5の色とを変
えることができる。
【0012】操作ノブ6の押圧操作部7を押すと、可撓
壁5の弾性に抗して同ノブ6が下動し、その押圧部9に
よりスイッチ3が操作される。一方、操作ノブ6を離す
と、可撓壁5の弾性により同ノブ6が上動し、スイッチ
3への操作が解除される。
【0013】このような操作ノブ6は本体壁1や可撓壁
5を成形する際に同時に成形されるため、可撓壁5上に
おいて操作ノブ6の形成が容易になる。この操作ノブ6
と可撓壁5とは一度の成形により一連に一体化されてい
ないため、それらの境目を容易に区別でき、従来例3で
示したようなスイッチ表示シール6aをこの操作ノブ6
上に貼着する必要がなくなる。この場合、操作ノブ6の
色と可撓壁5の色とを互いに変えれば、それらの区別は
より一層明確になる。また、可撓壁5が操作ノブ6の外
周に密着してそれらの間の隙間が閉塞されているため、
防水性も向上する。
【0014】
【第2実施例】次に、本考案を車両用ワイヤレスドアキ
ーのグリップに具体化した第2実施例を図3及び図4を
参照して説明する。
【0015】前記第1実施例の操作ノブ6においては、
そのフランジ部8と本体壁1とが連結部8により連係さ
れている。そのような連結部10があるため、開孔2の
大きさに制約がある場合には、開孔2上の可撓壁5の弾
性がこの連結部10により阻害されて操作ノブ6に対し
大きな力を必要とする。
【0016】図3(a)(b)に示す第2実施例の操作
ノブ6は前記第1実施例のものと基本的構成は同様であ
るが、この第2実施例においては開孔2側で可撓壁5に
切断突部11が形成されているとともに、連結部10に
は可撓壁5の切断突部11に沿う切断突部12が形成さ
れている。そして、成形後これらの切断突部11,12
を取り除くと、図4(a)(b)に示すように連結部1
0が切り離されてその一部が本体壁1側と操作ノブ6側
とに残るようになっている。従って、開孔2上で可撓壁
5の弾性が連結部10により阻害されないため、ノブ6
の操作力を軽減することができる。
【0017】
【考案の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項4に記載の考案によれば、可撓壁と操作ノブとの境目
を容易に区別することができて、表示シール等を不要に
することができる。又、防水性も向上させることができ
る。 特に、請求項2に記載の考案によれば、操作ノブの
操作力を軽減することができる。 請求項3に記載の考案
によれば、可撓壁に操作ノブを安定して保持させること
ができるとともに、防水性を更に向上させることができ
る。 請求項4に記載の考案によれば、可撓壁と操作ノブ
との境目をより一層容易に区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るスイッチ操作ノブの取付構造
を示す概略部分断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】(a)は第2実施例に係るスイッチ操作ノブの
取付構造において連結部を切断していない状態を示す概
略部分断面図であり、(b)は(a)のYーY線断面図
である。
【図4】(a)はこの第2実施例において連結部を切断
した状態を示す概略部分断面図であり、(b)は(a)
のZ−Z線断面図である。
【図5】従来例1に係るスイッチ操作ノブの取付構造を
示す概略部分断面図である。
【図6】同じく従来例2を示す概略部分断面図である。
【図7】同じく従来例3を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
本体としての本体壁、2 開孔、3 スイッチ、5
可撓壁、6 操作ノブ、8 フランジ部、10 連結

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)の開孔(2)内に取付けられ
    たスイッチ(3)に対し、同スイッチ(3)を操作すべ
    く同スイッチ(3)に接離する方向へ移動可能に配置さ
    れたスイッチ操作ノブ(6)の取付構造において、 前記本体(1)と前記操作ノブ(6)との間には、本体
    (1)と操作ノブ(6)とを連結する連結部(10)を
    設けて本体(1)と操作ノブ(6)とを一体成形し、前
    記本体(1)及び開孔(2)上には可撓壁(5)を本体
    (1)及び操作ノブ(6)に対して一体的に設けるとと
    もに、操作ノブ(6)の上部を可撓壁(5)から外部に
    露出させたことを特徴とするスイッチ操作ノブの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記連結部(10)
    には内側に向けて突起する突起部(12)を形成し、前
    記可撓壁(5)を設けた後に前記突起部(12)を取り
    除くことにより前記連結部(10)を分断するようにし
    たことを特徴とするスイッチ操作ノブの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記操作ノブ(6)
    の周囲にはフランジ部(8)を設け、前記可撓壁(5)
    によって前記フランジ部(8)全体を覆うようにしたこ
    とを特徴とするスイッチ操作ノブの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    おいて、可撓壁(5)の色と操作ノブ(6)の色とを互
    いに変えたことを特徴とするスイッチ操作ノブの取付構
    造。
JP6817491U 1991-08-27 1991-08-27 スイッチ操作ノブの取付構造 Expired - Lifetime JP2563290Y2 (ja)

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JPH0520220U JPH0520220U (ja) 1993-03-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146823U (ja) * 1985-03-01 1986-09-10
JPS61206238U (ja) * 1985-06-14 1986-12-26

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