JPH0520220U - スイツチ操作ノブの取付構造 - Google Patents

スイツチ操作ノブの取付構造

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JPH0520220U
JPH0520220U JP6817491U JP6817491U JPH0520220U JP H0520220 U JPH0520220 U JP H0520220U JP 6817491 U JP6817491 U JP 6817491U JP 6817491 U JP6817491 U JP 6817491U JP H0520220 U JPH0520220 U JP H0520220U
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Japan
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operation knob
switch
flexible wall
knob
main body
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JP6817491U
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俊一 真鍋
博保 佐藤
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体壁1に設けられた開孔2でスイッチ3が
取付けられ、この開孔2上で本体壁1に取着された可撓
壁5に操作ノブ6が設けられ、この可撓壁5の弾性変形
に伴い操作ノブ6によりスイッチ3を操作できるように
したスイッチ操作ノブの構造にあって、前記本体壁1及
び操作ノブ6に対し可撓壁5が一体的に成形されてい
る。この場合、可撓壁5と操作ノブ6との間の隙間はそ
れらの成形時に閉塞する本体壁1と操作ノブ6とは一体
成形してそれらを連結部10により互いに連係してもよ
いし、それらを同連結部10で互いに切り離してもよ
い。前記可撓壁5の色と操作ノブ6の色とは互いに変え
る。 【効果】 可撓壁5上において操作ノブ6の成形が容易
になるとともに、それらの境目を容易に区別できる。ま
た、防水性も向上する。さらに、本体壁1と操作ノブ6
との間の連結部10でそれらを切り離せば、同ノブ6の
操作力を軽減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば車両用ワイヤレスドアキーや家電製品用リモコンスイッチ 等のように、キーグリップやスイッチ本体に内蔵された電子回路中のスイッチを 操作するために操作部位にノブを取付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示す従来例1、図6に示す従来例2及び図7に示す従来例3はそれぞれ 車両用ワイヤレスドアキーのグリップの一部を示し、それに内蔵された電子回路 中のスイッチ3がノブ6により操作されるようになっている。その操作ノブ6の 取付構造について、従来例1では、硬質樹脂からなる本体壁1の開孔2に操作ノ ブ6が一定範囲上下動し得るように挿嵌され、この操作ノブ6のフランジ部8が 開孔2の周縁2aの内側に当接している。また、従来例2では、軟質樹脂からな る可撓壁5が本体壁1の開孔2上に設けられているとともに、開孔2で可撓壁5 の下側に操作ノブ6のフランジ部8が固着され、操作ノブ6が可撓壁5とともに 上下動し得るようになっている。また、従来例3では、本体壁1の開孔2上に設 けられた可撓壁5に操作ノブ6が一度の成形により一連に一体化されているとと もに、この操作ノブ6上に表示シール6aが貼着され、操作ノブ6が可撓壁5と ともに上下動し得るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来例1では、操作ノブ6のフランジ部8と開孔2の周縁2a との間から水が浸入するおそれがあった。また、前記従来例2では、前記従来例 1と比較して防水効果はあるが、操作ノブ6のフランジ部8を可撓壁5に固着す る作業が面倒であるとともに、そのような固着部分を必要とする関係上操作ノブ 6の形状が限定される。また、前記従来例3では、前記従来例1及び2の欠点は なくなるが、表示シール6aが剥がれ易くなるとともに、表示シール6aを貼着 し易くするために操作ノブ6の形状が限定される。
【0004】 本考案の第1の目的は前記従来例3のように可撓壁と操作ノブとを一体成形す るに当たり操作ノブを可撓壁から区別できるようにして、操作ノブの形成を容易 にするばかりではなく、従来例3のような表示シールを不要にするスイッチ操作 ノブの取付構造を提供することにある。また、本考案は防水性を向上させること を第2の目的としている。さらに、本考案の第3の目的はノブの操作力を軽減さ せることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的に鑑み本考案においては、後記する各実施例の図面に示すように、本 体壁1に設けられた開孔2でスイッチ3が取付けられ、この開孔2上で本体壁1 に取着された可撓壁5に操作ノブ6が設けられ、この可撓壁5の弾性変形に伴い 操作ノブ6によりスイッチ3を操作できるようにしたスイッチ操作ノブの構造に あって、前記本体壁1及び操作ノブ6に対し可撓壁5が一体的に成形されている 。この場合、可撓壁5と操作ノブ6との間の隙間はそれらの成形時に閉塞するこ とができる。
【0006】 本体壁1と操作ノブ6とは一体成形してそれらを連結部10により互いに連係 してもよいし、それらを同連結部10で互いに切り離してもよい。 前記可撓壁5の色と操作ノブ6の色とは互いに変えることができる。
【0007】
【作用】
操作ノブ6を押すと、可撓壁5の弾性に抗して同ノブ6が下動してスイッチ3 が操作される。一方、操作ノブ6を離すと、可撓壁5の弾性により同ノブ6が上 動し、スイッチ3への操作が解除される。
【0008】
【第1実施例】 まず、本考案を車両用ワイヤレスドアキーのグリップに具体化した第1実施例 を図1及び図2を参照して説明する。
【0009】 グリップの本体壁1に開孔2が形成され、その開孔2においてスイッチ3が配 線基板4上に設けられている。この開孔2上にある可撓壁5には操作ノブ6が一 体化されている。この操作ノブ6は押圧操作部7と、その内端部外周に突設され たフランジ部8と、押圧操作部7の内端面に突設されたスイッチ押圧部9とから なり、押圧操作部7が可撓壁5から外側へ突設されて露出しているとともに、ス イッチ押圧部9が可撓壁5から開孔2側へ突出してスイッチ3に当接している。
【0010】 このような構造のスイッチ操作ノブ6は次のような手順により形成される。 まず、本体壁1を硬質樹脂により成形すると同時に、開孔2及び操作ノブ6を 一体成形する。その場合、本体壁1と操作ノブ6とは連結部10により連係され る。
【0011】 次に、軟質樹脂からなる可撓壁5を前記本体壁1及び操作ノブ6と一体的にし て成形する。その場合、本体壁1及び操作ノブ6の色と可撓壁5の色とを変える ことができる。
【0012】 操作ノブ6の押圧操作部7を押すと、可撓壁5の弾性に抗して同ノブ6が下動 し、その押圧部9によりスイッチ3が操作される。一方、操作ノブ6を離すと、 可撓壁5の弾性により同ノブ6が上動し、スイッチ3への操作が解除される。
【0013】 このような操作ノブ6は本体壁1や可撓壁5を成形する際に同時に成形される ため、可撓壁5上において操作ノブ6の形成が容易になる。この操作ノブ6と可 撓壁5とは一度の成形により一連に一体化されていないため、それらの境目を容 易に区別でき、従来例3で示したようなスイッチ表示シール6aをこの操作ノブ 6上に貼着する必要がなくなる。この場合、操作ノブ6の色と可撓壁5の色とを 互いに変えれば、それらの区別はより一層明確になる。また、可撓壁5が操作ノ ブ6の外周に密着してそれらの間の隙間が閉塞されているため、防水性も向上す る。
【0014】
【第2実施例】 次に、本考案を車両用ワイヤレスドアキーのグリップに具体化した第2実施例 を図3及び図4を参照して説明する。
【0015】 前記第1実施例の操作ノブ6においては、そのフランジ部8と本体壁1とが連 結部8により連係されている。そのような連結部10があるため、開孔2の大き さに制約がある場合には、開孔2上の可撓壁5の弾性がこの連結部10により阻 害されて操作ノブ6に対し大きな力を必要とする。
【0016】 図3(a)(b)に示す第2実施例の操作ノブ6は前記第1実施例のものと基 本的構成は同様であるが、この第2実施例においては開孔2側で可撓壁5に切断 突部11が形成されているとともに、連結部10には可撓壁5の切断突部11に 沿う切断突部12が形成されている。そして、成形後これらの切断突部11,1 2を取り除くと、図4(a)(b)に示すように連結部10が切り離されてその 一部が本体壁1側と操作ノブ6側とに残るようになっている。従って、開孔2上 で可撓壁5の弾性が連結部10により阻害されないため、ノブ6の操作力を軽減 することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係るスイッチ操作ノブの取付構造によれば、可撓壁5上において操作 ノブ6の形成が容易になるとともに、それらの境目を容易に区別できる。また、 防水性も向上する。さらに、本体壁1と操作ノブ6との間の連結部10でそれら を切り離せば、同ノブ6の操作力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るスイッチ操作ノブの取付構造
を示す概略部分断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】(a)は第2実施例に係るスイッチ操作ノブの
取付構造において連結部を切断していない状態を示す概
略部分断面図であり、(b)は(a)のYーY線断面図
である。
【図4】(a)はこの第2実施例において連結部を切断
した状態を示す概略部分断面図であり、(b)は(a)
のZ−Z線断面図である。
【図5】従来例1に係るスイッチ操作ノブの取付構造を
示す概略部分断面図である。
【図6】同じく従来例2を示す概略部分断面図である。
【図7】同じく従来例3を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1 本体壁、2 開孔、3 スイッチ、5 可撓壁、6
操作ノブ、7 押圧操作部、8 フランジ部、9 ス
イッチ押圧部、10 連結部、11 切断突部、12
切断突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01H 21/00 330 C 7250−5G H05K 7/12 T 8823−4E

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体壁(1)に設けた開孔(2)でスイッ
    チ(3)を取付け、この開孔(2)上で本体壁(1)に
    取着した可撓壁(5)に操作ノブ(6)を設け、この可
    撓壁(5)の弾性変形に伴う操作ノブ(6)の移動によ
    りスイッチ(3)を操作できるようにしたスイッチ操作
    ノブの取付構造において、 前記本体壁(1)及び操作ノブ(6)に対し可撓壁
    (5)を一体的に成形したことを特徴とするスイッチ操
    作ノブの取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、可撓壁(5)と操作ノ
    ブ(6)との間の隙間をそれらの成形時に閉塞したこと
    を特徴とするスイッチ操作ノブの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、本体壁
    (1)と操作ノブ(6)とを一体成形してそれらを連結
    部(10)により連係したことを特徴とするスイッチ操
    作ノブの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、本体壁
    (1)と操作ノブ(6)とをそれらの連結部(10)で
    互いに切り離したことを特徴とするスイッチ操作ノブの
    取付構造。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2において、可撓壁
    (5)の色と操作ノブ(6)の色とを互いに変えたこと
    を特徴とするスイッチ操作ノブの取付構造。
JP6817491U 1991-08-27 1991-08-27 スイッチ操作ノブの取付構造 Expired - Lifetime JP2563290Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004319337A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Togo Seisakusho Corp スイッチ用二次成形品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146823U (ja) * 1985-03-01 1986-09-10
JPS61206238U (ja) * 1985-06-14 1986-12-26

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