JPH0342591Y2 - - Google Patents

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JPH0342591Y2
JPH0342591Y2 JP1985117174U JP11717485U JPH0342591Y2 JP H0342591 Y2 JPH0342591 Y2 JP H0342591Y2 JP 1985117174 U JP1985117174 U JP 1985117174U JP 11717485 U JP11717485 U JP 11717485U JP H0342591 Y2 JPH0342591 Y2 JP H0342591Y2
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JP
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operation button
front panel
hole
decorative
recess
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JP1985117174U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等の
操作釦装置に関する。
(ロ) 従来の技術 VTR等のフロントパネルには、その多機能化
に伴ない、多くの操作釦が設けられる様になつて
いる。そこで、フロントパネルの組立作業を簡単
にするために、構成が簡単で、組立に溶着作業な
どが不要な操作釦装置が望まれている。
例えば、実開昭59−62637号公報には、フロン
トパネルの前面凹部に操作釦を嵌め込み、化粧板
をその上から前記凹部に係合せしめることにより
操作釦を固定する構成が示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが上記の様な構成では、操作釦の押圧に
より、化粧板をフロントパネルから浮かせる力が
作用するので、化粧板がフロントパネルよりはず
れてしまうおそれがあつた。又、操作釦を保持す
る化粧板が浮くことにより、一つの操作釦を押す
ことにより、他の操作釦も動いてしまう「共動
き」が生じるおそれもある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案での操作釦体は操作釦と操作部、ヒンジ
部、ベース、係合片が一体に成型されている。そ
して、フロントパネルの前面凹部には前記係止片
の挿入される透孔が設けられている。そして、操
作釦が突出する開口を備えた化粧板がフロントパ
ネルに係合保持される。
(ホ) 作用 つまり、操作釦体は、その係合片が、フロント
パネル前面凹部の係合孔に挿入されることによつ
て、フロントパネルに保持される。そして、化粧
板がフロントパネルに係合されることにより、溶
着作業を必要とせずに、化粧板と前面凹部によつ
て操作釦体が確実に保持される。そして、操作釦
体の係止片が前面凹部の透孔に挿入されているこ
とから、操作釦が押圧されても化粧板を浮かす様
な力は加わらない。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第
1図は実施例の分解斜視図である。図において、
1はフロントパネル、2は操作釦連体、3は化粧
板である。操作釦連体1は複数(5個)の操作釦
体4が一体となつている。操作釦体4は操作釦
5、操作部6、ヒンジ部7、ベース8、係止片9
が一体に成型された合成樹脂製である。そして、
ベース8の部分で連結されることにより、操作釦
連体1が形成されている。更に細かい形状につい
ては後述する。
フロントパネル1には前面凹部10が設けられ
ている。この前面凹部10には前記操作釦連体1
が嵌合される。そしてこの前面凹部10には操作
部6が挿通される角孔11…と、後述の化粧板3
がフロントパネル1に保持されるための角孔12
…、13…と、前面凹部10の上壁面14と底面
15にまたがつて形成されている前記操作釦体4
の係止片9が挿入される透孔16…が設けられて
いる。又、操作釦体4のベース8が挿入されて保
持される空間を上壁面14と形成する突条17…
が形成されている。
そして、操作釦連体1は、その係止片9…が透
孔16…に挿入され、ベース8が上壁面14と突
条17に挟まれ、更に、操作部6…が角孔11…
に挿通された状態で、フロントパネル1に、保持
される。
化粧板3は操作釦5が突出可能な長孔18を備
えており、所定の表示が表面に設けられている。
そして化粧板3の上辺、下辺には夫々係合片19
…、20…が形成されている。
第2図は操作釦連体2とフロントパネル1の一
部を拡大して示す斜視図である。操作釦連体2は
操作釦体4…がベース8部分で連結された形とな
つている。ベース8は係止片9,9を含めてH型
に形成されており、連結片8a,8a上には突起
8b,8bが設けられている。ヒンジ部7,7
は、この連結片8a,8aに連続して形成されて
おり、更に、ベース8に対して所定の角度の方向
に延びている。
そして、このヒンジ部7,7の他端に操作釦5
がつながつている。又、略円筒形状の操作部6は
操作釦5の他端に設けられている。
操作釦連体1は、前述の様に係止片9…が前面
凹部10の透孔16…に挿入され、ベース8が上
壁面14と突条17,17…に挟まれ、操作部6
…が角孔11…に挿通された状態で、フロントパ
ネルに保持される。第3図はこの保持された状態
を示す。
第2、第3図は示されている様に化粧板3の係
合片19…が挿入される角孔12…には、係止爪
12a,12a…が形成されている。又、化粧板
3上辺の係合片19…は第3図の如く、L字状と
なつている。そして、化粧板3をフロントパネル
1に固定する場合には、上辺の係合片19…が先
に角孔12に挿入され、この上辺を中心に回動す
る様にして、下辺の係合片20…を角孔13…に
挿入する。この角孔13…にも係止爪が設けられ
ている。
第4図、第5図は、フロントパネル1に操作釦
連体2、化粧板3が組み立てられた状態を示す斜
視図である。図示する様に、操作釦連体2の上か
ら化粧板3を装着することにより操作釦体4の突
起8aが、化粧板3上辺の端部3aと当接し、こ
れによつて、確実に操作釦連体1が保持される。
そして、操作釦体4は第6図に示す状態で保持
される。操作釦5を矢印方向に押圧すると、ヒン
ジ部7が変形して、操作部6がスイツチ(図示省
略)を操作する。
この時、操作釦5の押圧によつて、連結部8a
の一部を支点とする力が係止片9にかかるが、係
止片9が透孔16に挿入されていることから、ベ
ース8部分は動かない。つまり突起8bと当接す
る化粧板3には、従来例の如く、浮く方向の力が
加わらない。そこで、操作釦体4はフロントパネ
ル1と化粧板3との間に確実に保持され、「共動
き」が生じるおそれもない。
又、フロントパネル1と化粧板3との二重構造
であるから、操作釦5…のための長孔18と、操
作部6…のための角孔11…の位置をずらせるこ
とができ、結果として沿面距離が長くなり静電気
に対する対策となつている。更に、操作釦5を押
圧したとき、段部5b(第6図)がパネル前面凹
部10と当接して、ストツパーの役目を果す。そ
こで、操作釦5にメツキを施しても、静電気がス
トツパーを通して基板に達するおそれがない。
尚、図面では省略したが、化粧板3の上辺部分
と前面凹部10の上壁面14との間に、棒状のサ
ツシユ部材を嵌合固定せしめ、ベース8を凹部1
0とで挟持し、操作釦体の保持を確実なものとし
ている。
(ト) 考案の効果 以上、述べた如く、本考案によればフロントパ
ネル前面凹部10の透孔に操作釦体の係止片を挿
入して保持したので、操作釦押圧時、化粧板に対
して働く力が生じない。そこで化粧板が浮き、操
作釦が共動きすることもないので、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例の分解斜視図、第2図、第3
図、第4図、第5図は実施例を拡大して示す斜視
図、第6図は断面図である。 1……フロントパネル、2……操作釦連体、3
……化粧板、4……操作釦体、5……操作釦、7
……ヒンジ部、9……係止片、16……透孔、1
8……透孔(長孔)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに対してくし歯状に設けられたヒンジ部
    と操作釦と係止片が一体に成型された操作釦体
    と、前記係止片が挿入される透孔を備え前記操作
    釦体が嵌り込む前面凹部が設けられたフロントパ
    ネルと、前記操作釦が突出する透孔を備え前記操
    作釦を挟んで前記フロントパネルの前面凹部に固
    定される化粧板とよりなる操作釦装置。
JP1985117174U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH0342591Y2 (ja)

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JPS6225437U JPS6225437U (ja) 1987-02-16
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JP2003203538A (ja) * 2002-01-09 2003-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作入力装置

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JPS6020260Y2 (ja) * 1978-05-24 1985-06-18 ソニー株式会社 押釦装置
JPS5885725U (ja) * 1981-12-03 1983-06-10 三洋電機株式会社 スイツチ操作装置
JPS59149341U (ja) * 1983-03-26 1984-10-05 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 操作釦取付け装置

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JPS6225437U (ja) 1987-02-16

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