JPH0527898Y2 - - Google Patents

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JPH0527898Y2
JPH0527898Y2 JP1533889U JP1533889U JPH0527898Y2 JP H0527898 Y2 JPH0527898 Y2 JP H0527898Y2 JP 1533889 U JP1533889 U JP 1533889U JP 1533889 U JP1533889 U JP 1533889U JP H0527898 Y2 JPH0527898 Y2 JP H0527898Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は額縁に係り、特にパネル中央部の切
欠部に簡単に装着することのできる額縁に関す
る。
〔従来の技術〕
従来小形図画や写真を額装する場合には、第7
図に示すような広い面を有するパネル20の中央
部に写真等の被装体24の大きさの切欠部21を
形成し、該切欠部21の端辺を覆うように第8図
に示すような断面略コ字形の額縁材23を嵌合さ
せている。しかる後、第9図に示すように、額縁
材23の背面に被装体24を当接して粘着テープ
等の固定手段25により固定している。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来例によれば、額縁材23は長いもので
あり、これをパネル20における切欠部21の辺
の長さに合わせて切断してパネル20に嵌合させ
るものであるため、額縁材23を切断した端部が
正確な45度の断面を要し、かつ嵌合に長時間と技
術を必要とするという問題点があり、更に、被装
体を固定するための時間的ロスがあつた。
この考案はそれら問題点に鑑みて一工程でパネ
ルに装着することのできる額縁を安価に提供する
ことを目的として開発されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前記課題を解決するために、額縁枠
体の方形窓における各辺縁部にヒンジ部を介して
額縁枠体の背面方向へ折返し可能な折返し片を一
体に形成した額縁、という技術的な手段を講じ
た。
〔作用〕
上記のように構成されたこの考案によれば額縁
をパネルの切欠部縁に合わせて押し込めば簡単に
額縁をパネルの切欠部に嵌装することができ、し
かる後、各折返し片を背面側へ折返すと額縁枠体
と折返し片の間にパネルを挾むことができるた
め、折返し片をパネルに固定することによつて額
縁の離脱は防止される。
〔実施例〕
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
額縁1の額縁枠体2は正面において長方形に形成
され、外周部正面側にフランジ2Aが形成されて
いる。
また額縁枠体2の正面には、正面における外側
から内側背後へ傾斜するテーパ面2Bが形成され
ている。
額縁枠体2の方形窓2Cに面する額縁枠体2の
各内辺端部にはヒンジ3…を介して折返し片4,
4…が額縁枠体2の背面に折返し可能に同一材で
形成されている。
前記額縁枠体2の背面と各折返し片4,4…の
背面において、折返し片4,4…を額縁枠体2の
背面に折返した時の対向面には、第2図に示すよ
うに、雌雄一対の係合部5,6…が形成されてい
る。すなわち、額縁枠体2においては各辺の長手
中央部位に突状の雄型係合部6…が形成されてお
り、折返し片4…には該雄型係合部6…と嵌合可
能な位置に貫通孔から成る雌型係合部5…が形成
されている。
前記各折返し片4,4…の表面には、第1図に
示すようにヒンジ3…に近接した位置であつて前
記雌型係合部5…の両側に写真等の被装体9の端
縁部を嵌合固定するための固定部7…が形成され
ている。
該固定部7…は第3図に断面が示されているよ
うに折返し片4…から直角に立上つた壁部7Aと
該壁部7A先端部で直交する板部7Bとで断面略
L字形に形成されて板部7Bと折返し片4…間に
嵌装溝7C…が形成され、該嵌装溝7C…は第1
図における正面において外向きに配設されてい
る。
上記構成からなるこの実施例によれば、第1図
に示す状態で各折返し片4…はヒンジ3…を介し
て背面側へ折返すことができ、その場合第2図に
おける各折返し片4…の各雌型係合部5…が額縁
枠体2の雄型係合部6…と係合することができ
る。
そこでパネル8の中央部に形成された切欠部8
Aに第1図に示す状態で額縁1を嵌合させると第
3図、第4図に示すように、額縁枠体2のフラン
ジ2Aがパネル8に引つかかるため、パネル8の
背面側へ額縁1が移動することはない。しかして
各折返し片4…を折返すと各折返し片4…は第5
図に示すように、雌型係合部5…を額縁枠体2の
雄型係合部6…に係合され、折返し片4…はパネ
ル8の背面側に押えることになる。
第5図はパネル8に額縁1を嵌装し、被装体9
を装着した状態を示す背面を示すもので前記固定
部7…は嵌装溝7C…、を額縁1の内側へ向けて
いるため、該嵌装溝7C…に写真等の被装体9の
周端部を嵌合させることによつて簡単に装着させ
ることができる。
以上説明したように額縁1は額縁枠体の方形窓
における辺縁部にヒンジ部を介して折返し片を形
成したものであるために、パネルの中央に形成さ
れた切欠部に押し込み嵌装させるだけでよいの
で、組立手数がかからないという効果がある。
なおこの考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、適宜設計変更することができる。例えば
前記一対の係合部5,6を形成しないものにおい
ては、粘着テープで折返し片4をパネル8に接着
させることができる。また折返し片4の背面に接
着剤を塗着(使用時もしくはあらかじめ)してお
いて、該接着剤で折返し片4をパネル8に接着さ
せるようにすることができる。
また前記固定部7は第6図に示すように折返し
片4のヒンジ部3に近接して正面略コ字形の貫通
孔7Dを形成し、該貫通孔7Dの内側に弾発片7
Eを形成して、該弾発片7Eで被装体9の端縁部
を枠体2側へ弾発固定するようにすることもでき
る。
〔考案の効果〕
上記のように構成されたこの考案においては次
のようなすぐれた効果がある。
(1) 額縁枠体は方形の枠状に一体に形成されてい
るため、パネルの切欠部に表面側から押し込み
嵌装させるだけで装着ができ、組立時間を短縮
できかつ仕上りを一定にすることができる効果
がある。
(2) 額縁枠体にヒンジを介して背面側へ折返し可
能な折返し片が一体に設けられているため、折
返し片と額縁枠体間に固定手段を付設したもの
においては簡単に固定させることができる効果
がある。
(3) 折返し片の表面に被装体の固定部を形成した
ものにおいては、折返し片を折返した状態で被
装体を固定部に嵌装して被装体を固定すること
ができ、かつ額縁もパネルから離脱が防止され
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に係り、第1図は正面
図、第2図は背面図、第3図は第1図におけるA
−A線断面図、第4図はパネルに装着した状態を
示す正面図、第5図はパネルに装着して被装体を
装着した状態を示す背面図、第6図は固定部の第
2実施例を示す背面図、第7図ないし第9図は従
来例を示し、第7図はパネルの正面図、第8図は
額縁材の斜視図、第9図はパネルの切欠部に額縁
材を嵌装した要部側面図である。 1……額縁、2……額縁枠体、2A……フラン
ジ、2B……テーパ面、2C……方形窓、3……
ヒンジ部、4……折返し片、5……雌型係合部、
6……雄型係合部、7……固定部、7A……壁
部、7B……板部、7C……嵌装溝、7D……貫
通孔、7E……弾発片、8……パネル、9……被
装体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 額縁枠体の方形窓における各辺縁部にヒンジ
    部を介して額縁枠体の背面方向へ折返し可能な
    折返し片を一体に形成したことを特徴とする額
    縁。 (2) 額縁枠体の方形窓における各辺縁部に、ヒン
    ジ部を介して額縁枠体の背面方向へ折返し可能
    な折返し片を一体に形成し、前記額縁枠体の背
    面と折返し片の各背面には、折返し片を額縁枠
    体の背面方向へ折返した時に係合しあう一対の
    係合部を形成したことを特徴とする額縁。 (3) 額縁枠体の方形窓における各辺部にヒンジを
    介して額縁枠体の背面方向へ折返し可能な折返
    し片を一体に形成し、前記折返し片の背面に
    は、折返し片を額縁枠体の背面に折返したとき
    に被装体の端縁部を嵌合固定可能な固定手段が
    形成されていることを特徴とする額縁。
JP1533889U 1989-02-14 1989-02-14 Expired - Lifetime JPH0527898Y2 (ja)

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JPH02107365U JPH02107365U (ja) 1990-08-27
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