JPH086223Y2 - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JPH086223Y2
JPH086223Y2 JP1989082171U JP8217189U JPH086223Y2 JP H086223 Y2 JPH086223 Y2 JP H086223Y2 JP 1989082171 U JP1989082171 U JP 1989082171U JP 8217189 U JP8217189 U JP 8217189U JP H086223 Y2 JPH086223 Y2 JP H086223Y2
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corner
box
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雅幸 山本
悦男 杉山
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、断熱箱体に関し、特に前面に開口部を形
成する化粧枠を備えた断熱箱体に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来の断熱箱体の一例を示す全面斜視図、第
7図は第6図中の要部拡大図、第8図は第7図中のVIII
−VIII線に沿う平面での断面図であり、断熱箱体1は、
内側に折曲した内側折曲部2aを有する金属製の外箱2
と、外箱2の内側に断熱材3を介して設けられた金属製
の内箱4とを備えている。内箱4の周縁部には、外側に
折曲した外側折曲部4aが内側折曲部2aと対向して設けら
れている。外側折曲部4a、内側折曲部2aの両表面には、
発泡性の断熱材3が外部に漏れるのを防止するための両
面接着テープ5が両折曲部4a,2aに跨って接着されてい
る。両面接着テープ5の上面には、合成樹脂製で断面コ
字状の化粧枠が嵌着されている。化粧枠6は、ビス7で
外箱2、内箱4と一体状に固着されているとともに断熱
箱体1の前面に開口部8を形成している。化粧枠6が直
角に相対する、開口部8の隅部には、断面L字状のコー
ナカバー9がビス10により固着されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来の断熱箱体1においては、開口部8
の隅部にコーナカバー9を固着するのに多くのビス10を
必要とするとともにコーナカバー9の取付作業に多くの
時間を要するという問題点があった。また、ビス10が外
部に露出しているので、ビス10の溝部に例えば食品が付
着し、非衛生的であるという問題点もあった。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされた
もので、開口部8の隅部にコーナカバー19が簡単に取り
付けられるとともに衛生的で美観上優れ、かつ感電の恐
れがない断熱箱体11を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る断熱箱体11は、化粧枠12どうしの間の
空隙部13に固着されている金属製で、かつ孔14bを有し
ているコーナ板14と、開口部8の隅部に嵌着され、コー
ナ板14の全表面および化粧枠12の端部12aの表面を覆っ
ているコーナカバー19とを備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、隅部にコーナカバー19,20を取
り付ける場合、コーナカバー19,20を押圧するという簡
単な操作によりなされる。また、コーナカバー19,20の
取り付けに溝部に食品が付着するビス10を必要としな
い。さらに、コーナ板14は金属で構成されているので、
外箱2と内箱4とは通電される。さらにまた、コーナ板
14には孔14bが形成されているので、外箱2から内箱4
への熱伝導が小さくなり、また発泡液からなる断熱材が
外箱と内箱との間に注入される際、空気が孔14bから外
部に放出される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図について説明する。第1
図ないし第4図はこの考案の一実施例を示すもので、第
6図ないし第8図と同一または相当部分は同一符号を付
し、その説明は省略する。
外箱2と内箱4との間に断熱材3が充填されている断
熱箱体11には、外箱2、内箱4に固着された化粧枠12に
より開口部8が形成されている。開口部8の隅部分であ
り、化粧枠12どうしが直角に対向して形成される空隙部
13には、金属製で断面L形状のコーナ板14が外箱2の前
面より外側に突出した状態でビス15により固着されてい
る。このコーナ板14には複数個の孔14bが形成されてい
る。コーナ板14の裏面には、コーナ板14の両片方向の寸
法よりもやや大きい通気性のよいクッションテープ16が
設けられている。このクッションテープ16は、コーナ板
14が外箱2、内箱4に固着される際、外箱2、内箱4間
の隙間17に圧入されるとともに、コーナ板14と化粧枠12
との間の僅かな少隙18から化粧枠12の表面側にはみ出さ
れ、外部に断熱材3が漏れるのを防止している。
コーナ板14の全表面および化粧枠12の端部12aの表面
は第4図に示す断面L字状のコーナカバー19で覆われて
いる。可撓性を有する剛性樹脂製のコーナカバー19の前
辺、後辺には、それぞれ爪部分19a,19bが形成されてい
る。前辺の爪部19aはコーナ板14の突出部14aと係止され
ている。後辺の爪部19bは化粧枠12の内縁部に形成され
た折曲部12bと係止されている。
上記のように構成されている断熱箱体11においては、
開口部8の隅部に係止された空隙部13にコーナ板14をビ
ス15により固着する。そのとき、クツションテープ16は
隙間17に圧入されるとともに、少隙18から化粧枠12の表
面側にはみ出される。その後、開口部8の隅部にコーナ
カバー19を押圧することにより、コーナカバー19の爪部
19aはコーナ板14の突出部14aに、爪部19bは化粧枠12の
折曲部12bにそれぞれ簡単に係止され、コーナカバー19
は開口部8の隅部に容易に取り付けられる。
この後、外箱2と内箱4との間には発泡液からなる断
熱材3が注入される。この発泡液注入時における空気は
主にクッションテープ16、コーナ板14の孔14bを通って
外部に放出されるため断熱材3は外箱2と内箱4との間
の隅々までいき渡る。また、コーナ板14には複数個の孔
14bを形成したことにより、外箱2から内箱4への熱伝
導が小さくなり、外箱2の表面での結露の発生を防止で
きる。
なお、上記実施例ではコーナカバー19の形状が第4図
に示すように自由状態で90°の角度に折曲されているも
のについて説明したが、その形状が第5図に示すように
自由状態で90°の角度より開いたコーナカバー20であっ
てもよい。また、コーナカバー19を開口部8の隅部に取
り付けるにあたつては、コーナ板14を内箱4の外側折曲
部4aから後方に突出させ、その突出部および化粧枠12の
外縁部をそれぞれコーナカバー19の爪部と係止してもよ
いし、コーナカバー19の前辺、後辺に化粧枠12と係止す
る爪部を形成し、化粧枠12についても爪部に対応した折
曲部を形成し、コーナカバー19を化粧枠12に取り付けて
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の断熱箱体によれば、
化粧枠12どうしの間に形成される開口部8の隅部の空隙
部13に固着されるコーナ板14と、コーナ板14の全表面お
よび化粧枠12の端部12aの表面を一緒に覆って隅部を嵌
着されるコーナカバー19,20とを備えているので、開口
部8の隅部にコーナカバー19,20は簡単に取り付けられ
るとともに、コーナカバー19,20の取り付けに、例えば
食品が付着するおそれのあるビスを必要としないため、
衛生的であるとともに美観上優れているという効果があ
る。また、コーナ板14については金属製で構成したこと
により、内箱4に取り付けられた電気部品が万一漏電し
たとしても、人体への感電を防止することができるとい
う効果もある。さらに、コーナ板14には孔14bを形成し
たことにより、外箱2と内箱4との間に発泡液からなる
断熱材3が注入される際、発泡液注入時における空気の
一部はコーナ板14の孔14bを通って外部に放出されるた
め、断熱材3は外箱2と内箱4との間の隅々までいき渡
るとともに、外箱2から内箱4への熱伝導が小さくな
り、外箱2の表面での結露の発生を防止できる効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は第2図中のI−I線に沿う平面での断面図、第2図
は組立途中の要部斜視図、第3図は要部品斜視図、第4
図はコーナカバーの断面図である。第5図はコーナカバ
ーの別の形状を示す断面図である。第6図ないし第8図
は従来の断熱箱体の一例を示し、第6図は全体斜視図、
第7図は要部斜視図、第8図は第7図中のVIII−VIII線
に沿う平面での断面図である。 2……外箱、2a……内側折曲部、3……断熱材、4……
内箱、4a……外側折曲部、8……開口部、11……断熱箱
体、12……化粧枠、12a……端部、13……空隙部、14…
…コーナ板、14b……孔、19,20……コーナカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に折曲した内側折曲部(2a)を有する
    金属製の外箱(2)と、この外箱(2)の内側に断熱材
    (3)を介して設けられ前記内側折曲部(2a)に対向し
    て外側に折曲した外側折曲部(4a)を有する金属製の内
    箱(4)と、前記内側折曲部(2a)と前記外側折曲部
    (4a)との表面を覆い前記内箱(4)と前記外箱(2)
    とを一体状に接続する合成樹脂製の化粧枠(12)と、前
    記化粧枠(12)が直角に相対して前面に形成された前記
    開口部(8)の隅部の前記化粧枠(12)どうしの間の空
    隙部(13)に固着されたコーナ板(14)と、前記開口部
    (8)の隅部に嵌着され前記コーナ板(14)の全表面お
    よび前記化粧枠(12)の端部(12a)の表面を覆ってい
    るコーナカバー(19),(20)とを備え、前記コーナ板
    (14)は、前記内側折曲部(2a)と前記外側折曲部(4
    a)とに圧接しているとともに、金属製で、かつ孔(14
    b)を有していることを特徴とする断熱箱体。
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