JPH044403Y2 - - Google Patents

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JPH044403Y2
JPH044403Y2 JP1986006401U JP640186U JPH044403Y2 JP H044403 Y2 JPH044403 Y2 JP H044403Y2 JP 1986006401 U JP1986006401 U JP 1986006401U JP 640186 U JP640186 U JP 640186U JP H044403 Y2 JPH044403 Y2 JP H044403Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、所定のクリアランスをもつて対向す
る躯体の間隔部を外方か施蓋するカバープレート
が取付けられる縁材に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、この種の縁材は、第5図に示すように、
間隔部a側の躯体bの対向面cから僅かに離間し
た部位にて、アンカー材dを介して、カバープレ
ート側の端縁面eに取付けられるもの、又は、該
アンカー材d及び対向面c近傍のアンカーボルト
fを介して取付けられるもの等がしられている
が、該アンカー材dだけのものは、上記端縁面e
と対向面cとがなす角部gにおいて、矢印h方向
に該躯体bから離間する虞れがあり、また、アン
カーボルトfを使用する場合は、縁材iは長尺状
であるので、該アンカーボルトfの位置決め等が
困難であり、極めて施工しにくいものであつた。
本考案は従来のこのような問題点を解決して、
簡単かつ強固に躯体に固着することができる縁材
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本考案に係る縁
材は、所定のクリアランスをもつて対向する躯体
の間隔部を外方から施蓋するカバープレートが取
付けられる縁材において、一端部に上記間隔部側
に傾斜する第1係止片を有すると共に他端部に第
2係止片を有する複数の帯板状のアンカー材を、
該他端部を上記間隔部側として該間隔部の長手方
向と略直交状に躯体の外端面に固着し、かつ、上
記間隔部近傍のアンカー材表て面を被覆する縁材
本体を、上記アンカー材の第2係止片に係止させ
ると共に、該縁材本体から上記第1係止片までの
固着可能範囲のアンカー材表て面を被覆する縁材
添材を、その一端部傾斜面を上記第1係止片の内
面に係止させると共にその他端部を上記縁材本体
にビス止めして、該縁材本体及びアンカー材に取
付けたものである。
〔作用〕
縁材本体にアンカー材を係止させると共に、該
アンカー材をボルト等の固着具を介して躯体の外
端面に取付け、その後、外方から縁材添材の一端
部傾斜面をアンカー材の第1係止片に係止させる
と共に縁材添材の他端部を縁材本体にビス止めし
て、縁材添材を縁材本体及びアンカー材に取付け
れば、この縁材を躯体に取付けることができる。
また、アンカー材は、縁材本体から第1係止片
までの固着可能範囲において、ボルト等の固着具
にて躯体の外端面に固着することができ、強固に
取付けることができる。
さらに、アンカー材は、縁材添材よりほとんど
突出せず、かつ、該アンカー材を躯体に固着する
ためのボルト等の固着具は縁材添材にて被覆さ
れ、モルタル等の表面被覆層にて被覆されない。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図と第2図において、1は所定のクリアラ
ンスL(躯体間隔)の間隔部2をもつて対向する
躯体であり、図例では、この躯体1,1は床と床
との場合であり、該躯体1,1には、該間隔部2
を外方から施蓋するカバープレート3が取付けら
れる縁材4,4が固着されている。そして、この
縁材4は、カバープレート3側の躯体1の外端面
5と間隔部2側の躯体1の対向面6とがなす角部
7に取付けられる縁材本体8と、該縁材本体8に
係止される帯板状のアンカー材9と、該縁材本体
8に連設状として上記躯体1の外端面5側に装着
される縁材添材10と、からなる。
しかして、縁材4の縁材本体8は、長手方向中
空部11が形成されていると共に、間隔部2側に
は、該間隔部2の中心に向かつて延伸状に突設さ
れる止水板保持片12とカバープレート3の反対
方向に開口する長手方向凹溝13とが連続状に形
成されている。さらに、該中空部11の下方(つ
まり、躯体1の外端面5側)には、相互に対向す
るように突出する突出片14,14が形成され、
係止溝15,15が形成される。そして、縁材本
体8の外側端34には、長手方向凹所36が形成
されると共に、さらに該凹所36には、カバープ
レート3側に開口する凹溝18が形成されてい
る。また、上記保持片12の先端には凹溝16が
形成され、これに薄膜状のプラスチツク又はゴム
材料の止水板17が嵌合される。
また、アンカー材9は、その一端部25に間隔
部2側に傾斜する第1係止片29を有すると共に
他端部20に第2係止片21,22を有するもの
である。具体的には、アンカー材9は、第3図と
第4図に示すように、垂下片19,19が形成さ
れると共に、他端部20側に上記縁材本体8の係
止溝15に係止される第2係止片21,22が形
成されている。そして、該第2係止片21は、該
アンカー材9の他端部20にスリツト23,23
を形成して、該スリツト23,23の間部を隆起
させて形成する。また、もう一方の第2係止片2
2は、他端部20側のアンカー材9の上壁27を
略逆コの字形状に切欠いて、切欠き部を形成して
該切欠き部の間部を隆起させて形成する。
しかして、第1図に示すように、第2係止片2
1,22の厚さ寸法A,Aを上記係止溝15,1
5の幅寸法B,Bと同一乃至僅かに小さく設定す
ると共に、係止片21,22間寸法Cを該係止溝
15間寸法Dと同一乃至僅かに小さく設定する。
さらに、アンカー材9の表て面26から第2係止
片21,22の上面までの寸法Eを上記縁材本体
8の内面28から表て面26までの寸法Fと同一
乃至僅かに小さく設定する。
従つて、このアンカー材9は、第2係止片2
1,22を上記縁材本体8の一端から係止溝1
5,15に嵌入させれば、該縁材本体8に係止さ
れる。
また、第1係止片29は第3図に示すように、
一端部25にスリツト30,30を形成して、該
スリツト30,30の間部をカバープレート3側
へ約130度の角度でもつて折曲げて形成される。
また、該第1係止片29には貫孔31が貫設され
ている。さらに、該アンカー材9の突出部48の
上壁27には、両端部20,25寄りに夫々長円
形状の貫孔32,33が貫設されている。
しかして、縁材添材10は、上記縁材本体8と
アンカー材9とに固着されて、躯体1の外端面5
側に装着される。具体的には、縁材添材10に
は、第1係止片29の内面62に当接する一端部
傾斜面37を有し、また、この傾斜面37には、
斜め上方に開口する長手方向凹溝38が形成さ
れ、かつ、他端部60には、上記縁材本体8の凹
所36に嵌合する嵌合部39が形成されている。
また、縁材添材10の裏面10a略中央部に横断
面倒立T字状の当接部40が連設されている。そ
して、該縁材添材10の上面10bから該当接部
40の底面42までの寸法と該上面10bから縁
材添材10の一側端側の最下面43までの寸法と
上記縁材本体8の上面44から内面35までの寸
法とを略同一に設定する。従つて、この縁材添材
10を装着した状態にて、当接部40の底面42
と最下面43とがアンカー材9の表て面26に当
接すると共に、縁材添材10の上面10bと縁材
本体8の上面44とが略同一面となる。
そして、この縁材添材10を装着するには、第
1図の仮想線で示すように、斜め上方から矢印X
の如く一端部傾斜面37をアンカー材9の第1係
止片29の内面62に当接させると共に、矢印Y
の如く嵌合部39を縁材本体8の凹所36に嵌合
させ、ビス等の固着具45にて、アンカー材9及
び縁材本体8に固着する。
即ち、この縁材が装着された際には、間隔部2
近傍のアンカー材表て面26は縁材本体8にて被
覆され、縁材本体8から第1係止片29までの固
着可能範囲のアンカー材表て面26は縁材添材1
0にて被覆される。
しかして、上述の如く構成された縁材4を躯体
1に固着させるには、まず、縁材本体8にアンカ
ー材9を係止させると共に、該縁材本体8を躯体
1の角部7に当接させ、そして、アンカー材9の
貫孔32,33にアンカーボルト等の固着具46
を挿入して、該固着具46にてアンカー材9を躯
体1に固着させる。さらに、縁材添材10を、第
1図に示すように、アンカー材9及び縁材本体8
に固着する。また、47は躯体1の外端面5とア
ンカー材9との間に介装されるスペーサである。
なお、アンカー材9は縁材本体8の長さ寸法に対
応して、長手方向に沿つて、所定間隔に複数個該
縁材本体8に係止される。
従つて、この縁材4は、他端部20が縁材本体
8の内面35に係止されるアンカー材9の突出部
48を躯体1の外端面5に固着するので、該縁材
本体8は強固に該躯体1の角部7に固着され、縁
材本体8は躯体1から第2図に示す矢印Z方向に
は浮き上がることなはい。
しかして、この縁材4にカバープレート3を取
付けるには、該カバープレート3の裏面側に取付
けられる連結具49及び橋絡杆体50を介して取
付けられふ。具体的には、この橋絡杆体50は、
その両端に回転自在として取付けられると共に上
記縁材本体8の長手方向凹溝13に係合する係合
突出子51,51と、該橋絡杆体50とカバープ
レート3との間に介装される接触片52,52と
を備えている。また、連結具49のボルト53を
螺進退させれば、橋絡杆体50をカバープレート
3に接近・離間する。従つて、まず、連結具49
によつてカバープレート3の裏面側に橋絡杆体5
0を予め取付け、そして、該連結具のボルト53
を外方−つまり、カバープレート3の外面側−か
ら締め付けて、橋絡杆体50をカバープレート3
側に引寄せて、係合突出子51,51を上記長手
方向凹溝13に係合させれば、カバープレート3
を縁材4に取付けることができる。
しかして、上述の実施例によれば、アンカー材
9を躯体1の外端面5上方か固着具46にて固着
させ、さらに、その後に、縁材添材10を、第1
図の矢印X,Yで示すように、縁材本体8及びア
ンカー材9に当接させ、固着具45,45にて上
方及び斜め上方から固着させるものであるので、
この縁材4を躯体1に取付けるには極めて容易で
あり、しかも、縁材4を構成する縁材本体8とア
ンカー材9と縁材添材10とは強固に連結され
る。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、本
考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、アンカー材9を躯体1の外端面5に
固着する場合、固着具46を使用せずに、躯体1
に付設される図示省略の差筋に直接溶接するも好
ましい。また、この縁材4は、壁と壁、天井と天
井等に使用するも勿論好ましい。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
この縁材を躯体1に取付けるには、縁材本体
8にアンカー材9を係止させると共に、該アン
カー材9をボルト等の固着具を介して躯体1外
端面に取付け、その後、外方から縁材添材10
の一端部傾斜面37をアンカー材9の第1係止
片29に係止させるとともに縁材添材10の他
端部60を縁材本体8にビス止めして、縁材添
材10を縁材本体8及びアンカー材9に取付け
ればよいので、その施工作業は極めて容易であ
る。
アンカー材9は、縁材本体8から第1係止片
29までの範囲において、ボルト等の固着具に
て躯体1の外端面5に固着することができ、強
固に取付けることができる。つまり、このアン
カー材9に取付けられる縁材本体88、強固に
安定して躯体1に固定され、躯体1から浮き上
がることがない。
アンカー材9は、縁材添材10よりほとんど
突出せず、かつ、該アンカー材9を躯体1に固
着するためのボルト等の固着具は、縁材添材1
0にて被覆され、モルタル等の表面被覆層にて
被覆されないので、補修する際において、表面
被覆層を剥離する範囲が極めて少なくなり、そ
の補修作業が行いやすいという利点がある。
躯体1に固着されるアンカー材9は帯板状で
あるので、施工時の位置決め等が容易であり、
その取付作業が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す拡大断面図、
第2図は躯体に取付けられた状態を示す断面図、
第3図はアンカー材の平面図、第4図は同底面図
である。第5図は従来例を示し、その取付状態の
断面図である。 1……躯体、2……間隔部、3……カバープレ
ート、5……外端面、8……縁材本体、9……ア
ンカー材、10……縁材添材、20……他端部、
21,22……第2係止片、25……一端部、2
6……表て面、29……第1係止片、37……一
端部傾斜面、60……他端部、62……内面、L
……クリアランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定のクリアランスLをもつて対向する躯体
    1,1の間隔部2を外方から施蓋するカバープレ
    ート3が取付けられる縁材において、 一端部25に上記間隔部2側に傾斜する第1係
    止片29を有すると共に他端部20に第2係止片
    21,22を有する複数の帯板状のアンカー材9
    ……を、該他端部20を上記間隔部2側として該
    間隔部2の長手方向と略直交状に躯体1の外端面
    5に固着し、かつ、上記間隔部2近傍のアンカー
    材表て面26を被覆する縁材本体8を、上記アン
    カー材9の第2係止片21,22に係止させると
    共に、該縁材本体8から上記第1係止片29まで
    の固着可能範囲のアンカー材表て面26を被覆す
    る縁材添材10を、その一端部傾斜面37を上記
    第1係止片29の内面62に係止させると共にそ
    の他端部60を上記縁材本体8にビス止めして、
    該縁材本体8及びアンカー材9に取付けたことを
    特徴とする縁材。
JP1986006401U 1986-01-20 1986-01-20 Expired JPH044403Y2 (ja)

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JP1986006401U JPH044403Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20

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JPS62120607U JPS62120607U (ja) 1987-07-31
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH089286Y2 (ja) * 1989-10-04 1996-03-21 カネソウ株式会社 床用目地カバー装置
JPH0810093Y2 (ja) * 1990-02-20 1996-03-27 カネソウ株式会社 床用目地カバー装置
JP2569806Y2 (ja) * 1991-02-28 1998-04-28 カネソウ株式会社 目地カバー装置の固定枠支持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138640A (ja) * 1983-01-27 1984-08-09 理研軽金属工業株式会社 エキスパンシヨンジヨイント

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