JPH0513849Y2 - - Google Patents

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JPH0513849Y2
JPH0513849Y2 JP1986196189U JP19618986U JPH0513849Y2 JP H0513849 Y2 JPH0513849 Y2 JP H0513849Y2 JP 1986196189 U JP1986196189 U JP 1986196189U JP 19618986 U JP19618986 U JP 19618986U JP H0513849 Y2 JPH0513849 Y2 JP H0513849Y2
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decorative
pillar
protrusions
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、玄関ポーチの屋根、テラス等を支
持する柱、即ち躯体より露出して起立する柱を包
み込む化粧柱に関する。
〔従来の技術〕
従来、玄関ポーチの屋根を支持した柱は、本願
出願人による実願昭61−105754号公報に開示され
ているように、スチール製の中柱をアルミニウム
合金(以下アルミと略称する)の形材からなる化
粧柱で覆つたものが提案されている。
この化粧柱の構造は、第5図に示すように、横
断面形状がコ字形をした化粧柱本体6と、この化
粧柱本体6の側面の開口部を覆う化粧柱カバー7
とから成る。この化粧柱本体6と中柱3とは、化
粧柱本体6の側板6a内面に各々形成された一対
の突条8に、連結板15の係合溝15aを係合さ
せ、この連結板15を中柱3にビス止めすること
により接続している。そして、化粧柱本体6の側
板6aに設けられた係止部9に、化粧柱カバー7
の係止縁10を弾発的に係止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術において、連結板15と化粧柱
本体6の突条8とが、連結板15の係合溝15a
に突条8が係合しているだけであり、連結板15
は化粧柱本体6の側板6aの開こうとする力に対
しては何ら作用しない。従つて、化粧柱本体6の
開口部を覆う化粧柱カバー7は、側板6aが何ら
かの力により開いた場合、係止部9と化粧柱カバ
ー7の係止縁10との係合が外れ脱落し易いとい
う問題点がある。
この考案は、上述の従来の技術の問題点に鑑み
て成されたもので、化粧柱本体と化粧柱カバーと
の係合が外れにくい化粧柱を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、躯体に露出して起立する中柱を包
み込む横断面コ字状に形成した化粧柱本体に、そ
の両側板の先端部内面に互いに対向して突出する
突条を、その両突条間の間隔が前記中柱の幅より
広い間隔を保つて突設し、両側板の先端縁に互い
に対向する方向に屈折した係止部を設け、前記両
突条間に架橋して固着され且つ前記中柱に固着さ
れる連結板に、両突条の対向面に当接する突出部
を設け、化粧柱本体の両側板間の間隔を化粧柱カ
バーで覆つていると共に、該化粧柱カバーが両係
止部に係合して固定してあることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について第1図ない
し第4図に基づいて説明する。
この実施例では、玄関ポーチの屋根を支持する
化粧柱について説明する。玄関ポーチの屋根1の
軒先を支える柱は、軒桁4と束石5間に設けたス
チール製の中柱3の外周を化粧柱2で覆うもので
ある。
この化粧柱2は、各々アルミ形材の化粧柱本体
6と化粧柱カバー7、及び連結板11から成り、
化粧柱本体6は、横断面形状がコ字形をなし、そ
の開口部両側の側板6aの開口部近傍の各内面
に、各々対向して内側に延出した一対の突条8,
8を形成し、この一対の突条8,8間の間隔l1
中柱3の幅l2より広く形成してある。また、各側
板6a,6aの先端縁に、互いに内側に向かつて
屈折した係止部9,9を設けている。
化粧柱カバー7は、化粧柱本体6の開口部を覆
う幅を有するアルミ形材よりなり、その両側縁に
化粧柱本体6の両係止部9,9と係合する係止縁
10が形成してある。
連結板11は帯状の板体よりなり、化粧柱本体
6の左右の突条8,8の内面側に架橋した状態で
当接すると共に、ビス12で両突条8,8に固着
するものであり、また同時に連結板11の中央部
分を中柱3に同じくビス12で固着するものであ
る。更に連結板11には、両突条8,8の側縁に
当接する突出部13,13が設けてある。
この実施例の化粧柱2を既に起立する中柱3に
対して組み付けるには、まず、中柱3に化粧柱本
体6をその長手方向に沿つて覆い被せ、次いで連
結板11を取付けるが、その取付け手段は、連結
板11の長手方向を中柱3と平行状に縦にした状
態のままで両突条8,8間の間隔より化粧柱本体
6内に挿入して中柱3に当接し、そのまま連結板
11をビス12で中柱3に仮固定する。尚、この
連結板11は化粧柱本体6を嵌める前に前述のよ
うに仮固定しておいても良い。そこで起立してい
る連結板11を横に倒し、連結板11の両端部を
両突条8,8の内面側に当接して同じくビス12
で止め、中柱3に本締めするが、連結板11を横
に倒した際に、連結板11に設けた両突出部1
3,13が各突条8,8の側縁に当接するもの
で、この両突条8,8の当接によつて化粧柱本体
6を中柱3に対して左右対称に正確な位置決めが
なされるものである。
以上のように化粧柱本体6を中柱3に連結板1
1を介して固着した後、化粧柱カバー7を化粧柱
本体6の開口部内に取付ける。この取付けは、化
粧柱本体6の係止部9に化粧柱カバー7の係止溝
10を弾発的に係合するものである。
〔考案の効果〕
この考案の化粧柱は、横断面形状がコ字形の化
粧柱本体を中柱に固定する際、中柱に固着した連
結板の両端部を、化粧柱本体の両側板より突出し
た両突条に固着し、しかもその連結板に設けた突
出部が化粧柱本体の両突条の側縁に当接するた
め、中柱の外側に覆い被せた化粧柱本体を中柱に
対して左右に所定の間隔を保つて位置決めされ、
従つて化粧柱本体が左右何れかに偏ることがなく
確実に正確に取付けることができる。また、化粧
柱本体の両突条が連結板によつてその幅間隔を固
定するものであるから、化粧柱本体の開口部が開
くことがなく、従つて化粧柱カバーを確実に保持
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の化粧柱の分解斜
視図、第2図はこの実施例の化粧柱の横断面図、
第3図はこの実施例の化粧柱の使用状態を示す縦
断面図、第4図はこの実施例の化粧柱の使用状態
を示す斜視図、第5図は従来の技術を示す横断面
図である。 2……化粧柱、3……中柱、6……化粧柱本
体、6a……側板、7……化粧柱カバー、8……
突条、9……係止部、10……係止縁、13……
突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体に露出して起立する中柱3を包み込む横断
    面コ字状に形成した化粧柱本体6に、その両側板
    6a,6aの先端部内面に互いに対向して突出す
    る突条8,8を、その両突条8,8間の間隔が前
    記中柱3の幅より広い間隔を保つて突設し、両側
    板6a,6aの先端縁に互いに対向する方向に屈
    折した係止部9を設け、前記両突条8,8間に架
    橋して固着され且つ前記中柱3に固着される連結
    板11に、両突条8,8の対向面に当接する突出
    部13を設け、化粧柱本体6の両側板6a,6a
    間の間隔を化粧柱カバー7で覆つていると共に、
    該化粧柱カバー7が両係止部9,9に係合して固
    定してあることを特徴とする化粧柱。
JP1986196189U 1986-12-19 1986-12-19 Expired - Lifetime JPH0513849Y2 (ja)

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JPS63101619U JPS63101619U (ja) 1988-07-01
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737792U (ja) * 1980-08-01 1982-02-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737792U (ja) * 1980-08-01 1982-02-27

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JPS63101619U (ja) 1988-07-01

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