JPH0444723Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0444723Y2 JPH0444723Y2 JP1985045631U JP4563185U JPH0444723Y2 JP H0444723 Y2 JPH0444723 Y2 JP H0444723Y2 JP 1985045631 U JP1985045631 U JP 1985045631U JP 4563185 U JP4563185 U JP 4563185U JP H0444723 Y2 JPH0444723 Y2 JP H0444723Y2
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- JP
- Japan
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- draining
- locked
- plate
- plates
- tension spring
- Prior art date
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- Expired
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、適宜の間隙をおいて対向する建物の
壁体間を閉塞するために用いる継手装置に関する
ものである。
壁体間を閉塞するために用いる継手装置に関する
ものである。
〈従来の技術〉
従来、この種の継手装置としては、第3図に示
すように実開昭59−19802号公報に開示されたも
のがある。
すように実開昭59−19802号公報に開示されたも
のがある。
これは、適宜間隔をおいて相対向する水切板
1,2の上面にまたがつて重合するカバープレー
ト3と、上記水切板1,2の下面にまたがつて重
合するジヨイントプレート4とを、両者の間に介
在する引張スプリング5で連結して成るものであ
る。
1,2の上面にまたがつて重合するカバープレー
ト3と、上記水切板1,2の下面にまたがつて重
合するジヨイントプレート4とを、両者の間に介
在する引張スプリング5で連結して成るものであ
る。
〈従来技術の問題点〉
しかし、上記従来例においては、カバープレー
ト3とジヨイントプレート4は単に水切板1,2
を上下に挾着保持しているだけであるため、左右
方向への移動を規制する手段がなく、左右方向の
壁体の変位に対して充分な吸収能力を有している
とはいえ、カバープレート3の設置時に両水切板
1,2間の中心位置に納まり難く、設置後も何か
が接触しただけですぐに位置ずれを起こし、建物
の外観を損ねる不都合を有しているとともに、上
下方向の変位が発生した場合、水切板1,2と壁
体6,7の間に介在状態のジヨイントプレート4
が壁体6,7に衝突し易いため、変位吸収範囲が
狭く、継手装置全体の破損を招く不都合を有して
いる。
ト3とジヨイントプレート4は単に水切板1,2
を上下に挾着保持しているだけであるため、左右
方向への移動を規制する手段がなく、左右方向の
壁体の変位に対して充分な吸収能力を有している
とはいえ、カバープレート3の設置時に両水切板
1,2間の中心位置に納まり難く、設置後も何か
が接触しただけですぐに位置ずれを起こし、建物
の外観を損ねる不都合を有しているとともに、上
下方向の変位が発生した場合、水切板1,2と壁
体6,7の間に介在状態のジヨイントプレート4
が壁体6,7に衝突し易いため、変位吸収範囲が
狭く、継手装置全体の破損を招く不都合を有して
いる。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで本考案は、このような従来技術の持つ不
都合点を解決し、水切板上の中心位置に確実に設
置可能で且つ不用意に移動することがないととも
に、壁体の変位吸収能力にすぐれた継手装置を提
供することを目的として、その構造に独自の創意
工夫を凝らしたものである。
都合点を解決し、水切板上の中心位置に確実に設
置可能で且つ不用意に移動することがないととも
に、壁体の変位吸収能力にすぐれた継手装置を提
供することを目的として、その構造に独自の創意
工夫を凝らしたものである。
即ち、本考案に係る継手装置は、適宜間隔をお
いて隣接する壁体の各上面に取付けられた水切板
を適宜間隙をおいて相対向させ、前記両水切板は
上面側の立上り部と下面側の係合部を有し、前記
間隙を閉塞するカバー体を両水切板の上面にまた
がつて重合し、当該カバー体に一端を係止した引
張スプリングの他端を、一方の水切板の立上り部
に上側から係止される鉤部と同水切板の係合部に
下側から係止される係止部を有する補助材を介し
て、上記間隙内で前記一方の水切板に係止して成
ることを特徴とするものである。
いて隣接する壁体の各上面に取付けられた水切板
を適宜間隙をおいて相対向させ、前記両水切板は
上面側の立上り部と下面側の係合部を有し、前記
間隙を閉塞するカバー体を両水切板の上面にまた
がつて重合し、当該カバー体に一端を係止した引
張スプリングの他端を、一方の水切板の立上り部
に上側から係止される鉤部と同水切板の係合部に
下側から係止される係止部を有する補助材を介し
て、上記間隙内で前記一方の水切板に係止して成
ることを特徴とするものである。
〈実施例〉
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明
する。
する。
各壁体6,7上に設けられた水切板1,2は、
傾斜面の一端に片状の立上り部8を、他端に垂下
片9を有するものであり、夫々壁体6,7の上面
に固着された金具10,11に着脱自在に取付け
られ、お互いの立上り部8は所定の間隙イをおい
て相対向状態となつている。
傾斜面の一端に片状の立上り部8を、他端に垂下
片9を有するものであり、夫々壁体6,7の上面
に固着された金具10,11に着脱自在に取付け
られ、お互いの立上り部8は所定の間隙イをおい
て相対向状態となつている。
上記水切板1,2にまたがつて重合するカバー
体Aは、水切板1,2の長手方向に沿つて両者の
間隙イを閉塞する断面略〓型のカバープレート1
2と、引張スプリング13の一端を係止する断面
型のサブプレート14とから成るものであり、
サブプレート14は中央部分に凹溝15を、且つ
凹溝15には引張スプリング係止用ねじ25の挿
通孔16を有しており、両側下端には係止段部1
7,17を有している。又、上記引張スプリング
13の他端は補助材18を介して一方の水切板2
に係止されるようになつている。
体Aは、水切板1,2の長手方向に沿つて両者の
間隙イを閉塞する断面略〓型のカバープレート1
2と、引張スプリング13の一端を係止する断面
型のサブプレート14とから成るものであり、
サブプレート14は中央部分に凹溝15を、且つ
凹溝15には引張スプリング係止用ねじ25の挿
通孔16を有しており、両側下端には係止段部1
7,17を有している。又、上記引張スプリング
13の他端は補助材18を介して一方の水切板2
に係止されるようになつている。
補助材18は、水切板2の立上り部8に対向す
る縦壁19の上端に、立上り部8の上端に係止す
る鉤部20を設けるとともに、下端には水切板2
の下面に突設した片状の係合部21に係止する係
止部22を連設し、当該係止部22の反対側には
下り傾斜の支持片23を連設して成るものであ
り、この支持片23には係止用ねじ24の挿通孔
が設けられられる。
る縦壁19の上端に、立上り部8の上端に係止す
る鉤部20を設けるとともに、下端には水切板2
の下面に突設した片状の係合部21に係止する係
止部22を連設し、当該係止部22の反対側には
下り傾斜の支持片23を連設して成るものであ
り、この支持片23には係止用ねじ24の挿通孔
が設けられられる。
引張スプリング13の取付けにあたつては、ま
ず補助材18の傾斜支持片23に挿通したねじ2
4を引張スプリング13の下端に螺着して立設状
態とし、この立設状態に補助材18を一方の水切
板2の立上り部8に補助材18の鉤部20を上側
から係止し、さらに、同水切板2の係合部21に
同補助材18の係止部22を下側から嵌着係止す
る。これによつて引張スプリング13は両水切板
1,2の間隙イ内において、補助材18を介して
一方の水切板2に係止状態となる。
ず補助材18の傾斜支持片23に挿通したねじ2
4を引張スプリング13の下端に螺着して立設状
態とし、この立設状態に補助材18を一方の水切
板2の立上り部8に補助材18の鉤部20を上側
から係止し、さらに、同水切板2の係合部21に
同補助材18の係止部22を下側から嵌着係止す
る。これによつて引張スプリング13は両水切板
1,2の間隙イ内において、補助材18を介して
一方の水切板2に係止状態となる。
次に、第2図に示すように、サブプレート14
を両水切板1,2にまたぐようにして重ねるとと
もに、挿通孔16に通したねじ25を引張スプリ
ング13の上端に螺着する。サブプレート14は
引張スプリング13の働きにより、その両側下端
に水切板1,2の斜面上に引きつけられて固定す
る。
を両水切板1,2にまたぐようにして重ねるとと
もに、挿通孔16に通したねじ25を引張スプリ
ング13の上端に螺着する。サブプレート14は
引張スプリング13の働きにより、その両側下端
に水切板1,2の斜面上に引きつけられて固定す
る。
そして、このサブプレート14に対して長尺の
カバープレート12を被着するのであるが、カバ
ープレート12の両側下端に設けられたタイト材
取付溝26,26の突部が、サブプレート14の
係止段部17,17に係止することにより、カバ
ープレート12とサブプレート14は一体化し、
この結果、カバー体Aは引張スプリング13に引
かれて水切板1,2にまたがつた状態で重なると
ともに、両水切板1,2間の間隙イを閉塞するの
である。
カバープレート12を被着するのであるが、カバ
ープレート12の両側下端に設けられたタイト材
取付溝26,26の突部が、サブプレート14の
係止段部17,17に係止することにより、カバ
ープレート12とサブプレート14は一体化し、
この結果、カバー体Aは引張スプリング13に引
かれて水切板1,2にまたがつた状態で重なると
ともに、両水切板1,2間の間隙イを閉塞するの
である。
従つて、引張りスプリング13が補助材18を
介して水切板2に係止していることにより、カバ
ー体Aは水切板2に対してほぼ一定した位置に重
なるとともに、引張スプリング13の張力により
みだりに位置ずれを起こすことはない。又、カバ
ー体Aに係止した引張スプリング13の他端は一
方の水切板2に係止された補助材18を介して同
水切板2に係止しているにすぎないので、水切板
1,2と壁体6,7の間には変位発生時に衝突す
るものはなく、大きな変位吸収能力を有する。
介して水切板2に係止していることにより、カバ
ー体Aは水切板2に対してほぼ一定した位置に重
なるとともに、引張スプリング13の張力により
みだりに位置ずれを起こすことはない。又、カバ
ー体Aに係止した引張スプリング13の他端は一
方の水切板2に係止された補助材18を介して同
水切板2に係止しているにすぎないので、水切板
1,2と壁体6,7の間には変位発生時に衝突す
るものはなく、大きな変位吸収能力を有する。
尚、図中27は壁体6,7上に設けられた防水
板、28は防水板27と壁体6,7で挾持された
合成樹脂製止水用シートである。
板、28は防水板27と壁体6,7で挾持された
合成樹脂製止水用シートである。
〈効果〉
以上のように、本考案はカバー体に一端を係止
した引張スプリングの他端を、一方の水切板の立
上り部に上側から係止される鉤部と同水切板の係
合部に下側に係止される係止部を有する補助材を
介して、一方の水切板に係止したものであるか
ら、予め引張スプリングを取付けた補助材を一方
の水切板に係止することにより、前記引張スプリ
ングを間隙内に簡単に且つ確実にセツトすること
ができると共に、カバー体の取付けとともにこの
カバー体に引張スプリングの一端を係止すれば良
いので、全体として施行性がきわめて良好であ
り、カバー体は所定の間隙をおいて隣接する水切
板に対して常に定位置で設置され、且つ不用意に
位置ずれを起こすこともなく、良好な建物外観を
保持する効果を有するものである。
した引張スプリングの他端を、一方の水切板の立
上り部に上側から係止される鉤部と同水切板の係
合部に下側に係止される係止部を有する補助材を
介して、一方の水切板に係止したものであるか
ら、予め引張スプリングを取付けた補助材を一方
の水切板に係止することにより、前記引張スプリ
ングを間隙内に簡単に且つ確実にセツトすること
ができると共に、カバー体の取付けとともにこの
カバー体に引張スプリングの一端を係止すれば良
いので、全体として施行性がきわめて良好であ
り、カバー体は所定の間隙をおいて隣接する水切
板に対して常に定位置で設置され、且つ不用意に
位置ずれを起こすこともなく、良好な建物外観を
保持する効果を有するものである。
又、従来のように引張スプリングの他端を係止
したジヨイントプレートが、水切板と壁体の間に
存在していないので、大きな変位吸収性を有し、
壁体の上下方向の変位に確実に追随することがで
きるとともに、構成部材の破損のおそれが極めて
少ない効果を発揮するものである。
したジヨイントプレートが、水切板と壁体の間に
存在していないので、大きな変位吸収性を有し、
壁体の上下方向の変位に確実に追随することがで
きるとともに、構成部材の破損のおそれが極めて
少ない効果を発揮するものである。
第1図は本考案装置を使用した壁体を示す縦断
面図、第2図は要部分解斜視図、第3図は従来例
である。 符号、A……カバー体、1,2……水切板、
6,7……壁体、8……立上り部、12……カバ
ープレート、13……引張スプリング、ハ……間
隙、18……補助材、20……鉤部、21……係
合部、22……係止部。
面図、第2図は要部分解斜視図、第3図は従来例
である。 符号、A……カバー体、1,2……水切板、
6,7……壁体、8……立上り部、12……カバ
ープレート、13……引張スプリング、ハ……間
隙、18……補助材、20……鉤部、21……係
合部、22……係止部。
Claims (1)
- 適宜間隔をおいて隣接する壁体の各上面に取付
けられた水切板を適宜間隙をおいて相対向させ、
前記両水切板は上面側の立上り部と下面側の係合
部を有し、前記間隙を閉塞するカバー体を両水切
板の上面にまたがつて重合し、当該カバー体に一
端を係止した引張スプリングの他端を、二方の水
切板の立上り部に上側から係止される鉤部と同水
切板の係合部に下側から係止される係止部を有す
る補助材を介して、上記隙間内で前記一方の水切
板に係止して成ることを特徴とする継手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985045631U JPH0444723Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985045631U JPH0444723Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161310U JPS61161310U (ja) | 1986-10-06 |
JPH0444723Y2 true JPH0444723Y2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=30559299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985045631U Expired JPH0444723Y2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0444723Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07207773A (ja) * | 1994-01-18 | 1995-08-08 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | 継手装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527784B2 (ja) * | 1977-04-06 | 1980-07-23 | ||
JPS5919802B2 (ja) * | 1975-11-26 | 1984-05-09 | ツヅキ ジユンイチ | コンクリ−トセグメントノセイゾウヨウカタワクソウチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849287Y2 (ja) * | 1978-08-15 | 1983-11-10 | ド−エイ外装有限会社 | 目地カバ− |
JPS5919802U (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-07 | 佐野 誠一 | 継手装置 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP1985045631U patent/JPH0444723Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919802B2 (ja) * | 1975-11-26 | 1984-05-09 | ツヅキ ジユンイチ | コンクリ−トセグメントノセイゾウヨウカタワクソウチ |
JPS5527784B2 (ja) * | 1977-04-06 | 1980-07-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161310U (ja) | 1986-10-06 |
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