JPH0735946Y2 - 天井パネルの取付け構造 - Google Patents

天井パネルの取付け構造

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JPH0735946Y2
JPH0735946Y2 JP10984690U JP10984690U JPH0735946Y2 JP H0735946 Y2 JPH0735946 Y2 JP H0735946Y2 JP 10984690 U JP10984690 U JP 10984690U JP 10984690 U JP10984690 U JP 10984690U JP H0735946 Y2 JPH0735946 Y2 JP H0735946Y2
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JP
Japan
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ceiling panel
locking
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ceiling
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幸利 森本
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、天井パネルの取付け構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図は、従来の天井パネルの取付け構造の一例(第1
の従来例)を示す側面断面図である。同図における天井
パネル1は、天井に配設されたバー2の上側の平坦部で
ある受け面2aに、その側端部1aを載置することにより取
り付けられるもので、天井パネル1を固定する機構をも
たないために、天井パネル1が風や地震等により浮き上
がり易いという問題点があった。
第6図は、従来の天井パネルの別の取付け構造(第2図
の従来例)を示すもので、前記第1の欠点を解消するた
めに考案されたものである。
この天井パネル1は、前記第1の従来例と同様にバー2
の受け面2aに載置された後に、L字形の浮き上がり防止
ばね3の一片3aにより天井パネル1の上面を押さえ、他
片3bをバー2の垂直片2bにねじ4により螺子止めして浮
き上がり防止をするという構造のものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記第2の従来例においては、天井パネル1
を浮き上がり防止ばね3で押さえているため、天井パネ
ル1をその下面側である室内側から取り外すことができ
ず、このため、この取付け構造を持つ天井パネル1は、
点検口としては利用できないという問題点があった。ま
た、天井パネル1の取付けに際して、天井パネル1を天
井に配設されたバー2に載置した後に、天井パネル1の
側方から裏側に手をまわして浮き上がり防止ばね3を取
り付ける必要があり、施工性が悪いという問題点があっ
た。
本考案は、前記背景に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、バーに載置される天井パネルの取
付け構造において、浮き上がり防止機能を有し、施工性
が良く、室内側から取外し可能で点検口としても利用で
きる天井パネルの取付け構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案は、天井に配設された複
数のバー2の受け面2aに載置されて取り付けられる略矩
形板状の天井パネル1の取付け構造において、前記天井
パネル1を少なくとも一方向に前記バー2間隔よりも短
く形成し、前記天井パネル1の前記一方向の両側端部
に、該両側端部に沿って前記一方向に略直交する側端面
から突出する複数の係止突片1cを設け、該係止突片1cに
対向する前記バー2の受け面2aに係止孔2cを設けて該係
止孔2cに前記係止突片1cを係合させると共に、該係止突
片1cの少なくとも1つに係止突片1cから略垂直に前記一
方向側に突出する抜け止め部1dを形成したことを特徴と
するものである。
〔作用〕
本考案における天井パネル1の取付け構造においては、
天井パネル1を少なくとも一方向に前記バー2間隔より
も短く形成し、前記天井パネル1の前記一方向の両側端
部に、該両側端部に沿って前記一方向に略直交する側端
面から突出する複数の係止突片1cを設け、該係止突片1c
に対向する前記バー2の受け面2aに係止孔2cを設けて該
係止孔2cに前記係止突片1cを係合させると共に、該係止
突片1cの少なくとも1つに係止突片1cから略垂直に前記
一方向側に突出する抜け止め部1dを形成したことによ
り、天井パネル1をバー2に載置し、係止突片1cを係止
孔2cに係合させれば、天井パネル1はバー2に容易に取
り付けられ、このとき、係止突片1cに設けた抜け止め部
1dは、係止突片1cが撓むことにより係止孔2cを通過し、
係止孔2cを通過後に弾性により戻ってバー2に係合し、
天井パネル1の上方への浮き上がりを抑える。また、天
井パネル1は係止突片1cを設けた方向にバー2の間隔よ
りも短く形成されているため、天井パネル1とバー2と
の間に隙間が生じ、この隙間から工具等を利用して係止
突片1cを撓ませれば、抜け止め部1dが係止孔1cから外れ
て、天井パネル1の取外しが天井パネル1の下面側から
行える。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は、本考案の一実施例を示すものであ
る。
同図における天井パネル1は、略矩形平板状で、天井に
格子状に配設されたバー2が形成する空間よりも寸法が
小さい板状体1eの側端面に、弾性を有する金属体1fを前
記板状体1eよりも側方に突出させて固着し、そのうちの
一方の方向に突出させた金属体1fの突出部の先端部に、
下方から切り欠き1gを設けて係止突片1cを形成したもの
である。また、この係止突片1cのうち一方の対角線状に
ある係止突片1cには、切り欠き1gの上端からバー2の略
板厚分だけ下方に、金属体1fの表面から突出した抜け止
め部であるダボ1dが設けられている。また、天井に配設
されたバー2は、断面が前記従来例と同様に形成され、
その平坦部である受け面2aの前記係止突片1cに対向する
位置に係止孔2cが設けられて形成されたものである。
このように構成された天井パネル1は、天井に配設され
たバー2に載置され、その受け面2aの係止孔2cに係止突
片1cを係合させることにより取り付けられる。このと
き、係止突片1cを有する金属体1fと直交する金属体1fの
端面1hは、第4図に示すように前記係止片1cと平行なバ
ー2の側端面2hに当接するように構成し、天井パネル1
のその方向へのずれを防止する。
このように本考案における天井パネル1の取付け構造に
おいては、天井パネル1を少なくとも一方向に前記バー
2間隔よりも短く形成し、前記天井パネル1の前記一方
向の両側端部に、該両側端部に沿って前記一方向に略直
交する側端面から突出する複数の係止突片1cを設け、該
係止突片1cに対向する前記バー2の受け面2aに係止孔2c
を設けて該係止孔2cに前記係止突片1cを係合させると共
に、該係止突片1cの少なくとも1つに係止突片1cから略
垂直に前記一方向側に突出する抜け止め部1dを形成した
ことにより、天井パネル1をバー2に載置し、係止突片
1cを係止孔2cに係合させれば、天井パネル1はバー2に
容易に取り付けられて施工性が良く、このとき、係止突
片1cに設けた抜け止め部1dは、係止突片1cが撓むことに
より係止孔2cを通過し、係止孔2cを通過後に弾性により
戻ってバー2に係合し、天井パネル1の上方への浮き上
がりを抑える。また、天井パネル1は係止突片1cを設け
た方向にバー2の間隔よりも短く形成されているため、
天井パネル1とバー2との間に隙間が生じ、この隙間か
ら工具等を利用して係止突片1cを撓ませれば、抜け止め
部1dが係止孔1cから外れて、天井パネル1の取外しが天
井パネル1の下面側から行え、天井パネル1が点検口と
して利用できる。
なお、前記実施例においては、係止突片1cは金属体1fに
下方側から切り欠き1gを設けて形成した例を示したが、
本考案はこれに限らず、係止突片が切り欠きがない板体
のままで、係止孔が受け面からその下方の垂直面に連続
したL字形の孔とされたものであっても良い。また、前
記実施例においては、浮き上がり防止のための抜け止め
部1dをダボとした例を示したが、本考案はこれに限ら
ず、切り起こし等によって構成したものであっても良い
ことは勿論である。
〔考案の効果〕
このように本考案における天井パネルの取付け構造にお
いては、天井パネルを少なくとも一方向に前記バー間隔
よりも短く形成し、前記天井パネルの前記一方向の両側
端部に、該両側端部に沿って前記一方向に略直交する側
端面から突出する複数の係止突片を設け、該係止突片に
対向する前記バーの受け面に係止孔を設けて該係止孔に
前記係止突片を係合させると共に、該係止突片の少なく
とも1つに係止突片から略垂直に前記一方向側に突出す
る抜け止め部を形成したことにより、天井パネルをバー
に載置し、係止突片を係止孔に係合させれば、天井パネ
ルはバーに容易に取り付けられて施工性が良く、このと
き、係止突片に設けた抜け止め部は、係止突片が撓むこ
とにより係止孔を通過し、係止孔を通過後に弾性により
戻ってバーに係合し、天井パネルの上方への浮き上がり
を抑える。また、天井パネルは係止突片を設けた方向に
バーの間隔よりも短く形成されているため、天井パネル
とバーの間に隙間が生じ、この隙間から工具等を利用し
て係止突片を撓ませれば、抜け止め部が係止孔から外れ
て、天井パネルの取外しが天井パネルの下面側から行
え、天井パネルを点検口として利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の天井パネルの要部を示す斜視図、第3図は同上のバー
への係止状態を示す一部断面側面図、第4図は同上のバ
ーへの係止状態を示す平面図、第5図は従来の天井パネ
ルの取付け構造の要部(第1の従来例)を示す一部断面
側面図、第6図は従来の別の天井パネルの取付け構造の
要部(第2の従来例)を示す一部断面側面図である。 1…天井パネル、1c…係止突片、1d…抜け止め部、2…
バー 2a…受け面、2c…係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井に配設された複数のバーの受け面に載
    置されて取り付けられる略矩形板状の天井パネルの取付
    け構造において、前記天井パネルを少なくとも一方向に
    前記バー間隔よりも短く形成し、前記天井パネルの前記
    一方向の両側端部に、該両側端部に沿って前記一方向に
    略直交する側端面から突出する複数の係止突片を設け、
    該係止突片に対向する前記バーの受け面に係止孔を設け
    て該係止孔に前記係止突片を係合させると共に、該係止
    突片の少なくとも1つに係止突片から略垂直に前記一方
    向側に突出する抜け止め部を形成したことを特徴とする
    天井パネルの取付け構造。
JP10984690U 1990-10-19 1990-10-19 天井パネルの取付け構造 Expired - Fee Related JPH0735946Y2 (ja)

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JPH0466221U JPH0466221U (ja) 1992-06-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210827A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 ヤマハ株式会社 天井パネル及び組立式防音室

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017210827A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 ヤマハ株式会社 天井パネル及び組立式防音室

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JPH0466221U (ja) 1992-06-10

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