JPH0528546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528546Y2 JPH0528546Y2 JP3956887U JP3956887U JPH0528546Y2 JP H0528546 Y2 JPH0528546 Y2 JP H0528546Y2 JP 3956887 U JP3956887 U JP 3956887U JP 3956887 U JP3956887 U JP 3956887U JP H0528546 Y2 JPH0528546 Y2 JP H0528546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- watch
- locking
- opening
- latching
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Furniture Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は例えば駅、広場などの公共の場所に設
置される大型の時計の掛止め構造に関するもので
ある。
置される大型の時計の掛止め構造に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来から通常家庭で使用されている掛時計は、
その裏板に設けてある掛止め孔を柱などに打込ん
である釘に係止するような構造のものであつた。
しかし屋外に設置された大型の時計は、強風、時
には人の悪戯によつて落下しないように、掛止め
金具の他にこの金具の下方に係止突起を設け、こ
の係止突起をねじでもつて強固にロツクすること
によつて時計の落下を防止しているものであつ
た。
その裏板に設けてある掛止め孔を柱などに打込ん
である釘に係止するような構造のものであつた。
しかし屋外に設置された大型の時計は、強風、時
には人の悪戯によつて落下しないように、掛止め
金具の他にこの金具の下方に係止突起を設け、こ
の係止突起をねじでもつて強固にロツクすること
によつて時計の落下を防止しているものであつ
た。
このような大型の時計を掛止めるには、前記し
たように時計の上下の2箇所に掛止め手段が設け
てあるため、先ず時計を傾斜させた状態にして、
下方の係止孔に掛止め金具を係止させ、その後に
下方の係止孔へ係止突起を係合させロツクするも
のであつた。
たように時計の上下の2箇所に掛止め手段が設け
てあるため、先ず時計を傾斜させた状態にして、
下方の係止孔に掛止め金具を係止させ、その後に
下方の係止孔へ係止突起を係合させロツクするも
のであつた。
(考案が解決しようとする問題点)
このように上方の係止孔に掛止めるには、時計
を傾斜状態にして壁など掛止め面に設けてある掛
止め金具に係止させる構造であるため、時計と壁
などの掛止め面との間に隙間がないと、掛止めで
きない欠点があつた。またこのように時計と掛止
め面との間に隙間があるのは、デザイン的にも問
題がある。
を傾斜状態にして壁など掛止め面に設けてある掛
止め金具に係止させる構造であるため、時計と壁
などの掛止め面との間に隙間がないと、掛止めで
きない欠点があつた。またこのように時計と掛止
め面との間に隙間があるのは、デザイン的にも問
題がある。
そこで本考案は、時計を強固に掛止め面に取付
けることができ確実、安全であり、時計と掛止め
面との間に隙間が生じることなく、また時計の掛
止め方法や取外し方法が分らないと、容易には時
計の掛止め取外しができず、悪戯などにも対処可
能な時計の掛止め構造を提供することにある。
けることができ確実、安全であり、時計と掛止め
面との間に隙間が生じることなく、また時計の掛
止め方法や取外し方法が分らないと、容易には時
計の掛止め取外しができず、悪戯などにも対処可
能な時計の掛止め構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の特徴は時計の掛止め面、例えば柱の方
向には係止部を設けてあり、時計の裏板の方に
は、この係止部が挿入可能な挿入口とこの挿入口
に連通し上記係止部が係合する掛止め口とがそれ
ぞれ設けてあるものである。
向には係止部を設けてあり、時計の裏板の方に
は、この係止部が挿入可能な挿入口とこの挿入口
に連通し上記係止部が係合する掛止め口とがそれ
ぞれ設けてあるものである。
係止部の形状は、上方に屈成した係止片とこの
前方に突出したストツパ片とを一体的に形成した
ものである。
前方に突出したストツパ片とを一体的に形成した
ものである。
そして上記挿入口の上辺には、上記係止片に当
接するガイド辺を有する規制部を突設してあり、
また上記掛止め口には、上記規制部に時計の左右
方向の移動を規制する第1規制辺と、上記ストツ
パ片の下面に当接して時計の上方向の移動を規制
する第2規制辺とを形成してあるところにある。
接するガイド辺を有する規制部を突設してあり、
また上記掛止め口には、上記規制部に時計の左右
方向の移動を規制する第1規制辺と、上記ストツ
パ片の下面に当接して時計の上方向の移動を規制
する第2規制辺とを形成してあるところにある。
(作用)
まず時計を把持し、この時計裏板の係止孔の挿
入口内に、係止部の係止片やストツパ片を挿置す
る。
入口内に、係止部の係止片やストツパ片を挿置す
る。
そこで、時計を下げると係止片の基部の上面が
規制部のガイド辺に近接する。その状態を保持し
て、時計を掛止め口方向に移動させると、係止部
は掛止め口内に侵入する。そして最後に、時計を
その自重によつて下げると、係止部の係止片は掛
止め口の上辺に係合して、時計は掛止めされる。
規制部のガイド辺に近接する。その状態を保持し
て、時計を掛止め口方向に移動させると、係止部
は掛止め口内に侵入する。そして最後に、時計を
その自重によつて下げると、係止部の係止片は掛
止め口の上辺に係合して、時計は掛止めされる。
係止された時計は、掛止め口内の第1規制辺に
より左右方向の移動が規制され、また時計の上方
向の移動は、ストツパ片が第2規制辺に当接する
ことによつて規制される。
より左右方向の移動が規制され、また時計の上方
向の移動は、ストツパ片が第2規制辺に当接する
ことによつて規制される。
また時計を取外す時は、前記した掛止め作業と
逆に時計を持上げ、そのまま挿入口方向にスライ
ドさせ、時計を持上げると、係止部は挿入口内に
位置するので、時計をそのままの状態で手前に引
出せばよい。
逆に時計を持上げ、そのまま挿入口方向にスライ
ドさせ、時計を持上げると、係止部は挿入口内に
位置するので、時計をそのままの状態で手前に引
出せばよい。
(実施例)
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第6図示のように、駅などにおいて天井から垂
下してある支持棒Pの下端には、時計の掛止め体
Aが設けてあり、この掛止め体の前後両面には、
時計体T,Tが取付けられ時刻を表示しているも
のである。掛止め体Aの両面には、第3図示のよ
うな形状の係止板1が、ねじによつて予め固着し
てある。係止板1の形状は、その各角隅部に、係
止部10が一体的に形成してあるもので、この係
止部の形状は、第1図示のように上方にL字状に
屈成し、先端部が傾斜状になつている係止片10
aとこの係止片の基部と同一レベルで前方に突出
しているストツパ片10bとを一体的に形成した
ものである。勿論係止部10自体を掛止め体Aに
形成するようにすれば、係止板1は不要である。
下してある支持棒Pの下端には、時計の掛止め体
Aが設けてあり、この掛止め体の前後両面には、
時計体T,Tが取付けられ時刻を表示しているも
のである。掛止め体Aの両面には、第3図示のよ
うな形状の係止板1が、ねじによつて予め固着し
てある。係止板1の形状は、その各角隅部に、係
止部10が一体的に形成してあるもので、この係
止部の形状は、第1図示のように上方にL字状に
屈成し、先端部が傾斜状になつている係止片10
aとこの係止片の基部と同一レベルで前方に突出
しているストツパ片10bとを一体的に形成した
ものである。勿論係止部10自体を掛止め体Aに
形成するようにすれば、係止板1は不要である。
また時計の裏板2には、第2図示のように係止
部10を掛止めるための係止孔20が穿設してあ
り、この係止孔の形状は、第2図示のように係止
部10が挿入可能な挿入口20aとこの挿入口に
連通し係止部10が係合する掛止め口20bとが
形成してあるものである。そして挿入口20aの
上辺右角部には、係止片10aの基部に当接する
水平状のガイド辺21aを下辺に形成した規制部
21を突設してある。
部10を掛止めるための係止孔20が穿設してあ
り、この係止孔の形状は、第2図示のように係止
部10が挿入可能な挿入口20aとこの挿入口に
連通し係止部10が係合する掛止め口20bとが
形成してあるものである。そして挿入口20aの
上辺右角部には、係止片10aの基部に当接する
水平状のガイド辺21aを下辺に形成した規制部
21を突設してある。
掛止め口20bには、規制部21のガイド辺2
1aから直角に屈成している第1規制辺21bが
形成してあり、この規制辺は、係止片10aの側
面に当接可能で時計の左右方向の移動を規制する
ための第1垂直辺21bが形成してある。また掛
止め口20bには第2規制辺22が形成してあ
り、この規制辺は時計が持上げられる時に、スト
ツパ片10bの下面に当接して、時計の上下方向
の移動を規制するようになつている。
1aから直角に屈成している第1規制辺21bが
形成してあり、この規制辺は、係止片10aの側
面に当接可能で時計の左右方向の移動を規制する
ための第1垂直辺21bが形成してある。また掛
止め口20bには第2規制辺22が形成してあ
り、この規制辺は時計が持上げられる時に、スト
ツパ片10bの下面に当接して、時計の上下方向
の移動を規制するようになつている。
なお第2規制辺22のレベルは、第4図示のよ
うに規制部21のガイド辺21aの下面より少な
くともストツパ片の厚さ分、例えばこの厚さのお
よそ2倍分だけ下方の低いレベルに形成してある
ことが望ましい。
うに規制部21のガイド辺21aの下面より少な
くともストツパ片の厚さ分、例えばこの厚さのお
よそ2倍分だけ下方の低いレベルに形成してある
ことが望ましい。
また第4図示のように、挿入口20aの横幅
は、係止部10の横幅より広く、またこの挿入口
の縦幅は、係止部10の高さより長いものであ
る。そして掛止め口20bの横幅は、第5図示の
ように係止部10の横幅よりやや長い。
は、係止部10の横幅より広く、またこの挿入口
の縦幅は、係止部10の高さより長いものであ
る。そして掛止め口20bの横幅は、第5図示の
ように係止部10の横幅よりやや長い。
そこで次に本考案における時計の係止作業につ
いて第4,5図を参照して説明する。
いて第4,5図を参照して説明する。
まず時計を把持し、第4図実線にて示すよう
に、裏板2の挿入口20aの中に、係止部10の
係止片10a、ストツパ片10bを挿置する。
に、裏板2の挿入口20aの中に、係止部10の
係止片10a、ストツパ片10bを挿置する。
そこで時計を下げると、第4図鎖線にて示すよ
うに、係止片10aの基部の上面が規制部21の
ガイド辺21aに近接又は当接する。
うに、係止片10aの基部の上面が規制部21の
ガイド辺21aに近接又は当接する。
その状態を保持して、時計を右方向に移動させ
ると相対的に係止部10は左方に移動し、第5図
鎖線にて示すように、係止部10は掛止め口20
b内に入る。
ると相対的に係止部10は左方に移動し、第5図
鎖線にて示すように、係止部10は掛止め口20
b内に入る。
そして最後に時計をその自重によつて下げると
係止部10は掛止め口20bの上辺に係合する。
係止部10は掛止め口20bの上辺に係合する。
したがつて掛止められた時計は、掛止め口20
b内では、規制部21の第1規制辺21bによつ
て左右方向の移動が規制され、また時計が上方向
に持ち上げられても、その移動はストツパ片10
bが第2規制辺22に当接することによつて規制
される。
b内では、規制部21の第1規制辺21bによつ
て左右方向の移動が規制され、また時計が上方向
に持ち上げられても、その移動はストツパ片10
bが第2規制辺22に当接することによつて規制
される。
また時計を取外す時は、前記した掛止め作業の
工程と逆に、時計を持上げ(第5図、鎖線状態)
そのまま左方向にスライドさせ(第4図、鎖線状
態)時計を持ち上げると、係止部10は、挿入口
20aに位置する(第4図、実線状態)ので時計
をそのままの状態で手前に引き出せばよい。
工程と逆に、時計を持上げ(第5図、鎖線状態)
そのまま左方向にスライドさせ(第4図、鎖線状
態)時計を持ち上げると、係止部10は、挿入口
20aに位置する(第4図、実線状態)ので時計
をそのままの状態で手前に引き出せばよい。
(考案の効果)
以上の構成を有する本考案によると、掛止めさ
れた時計は、掛止め口によつて上下、左右方向の
移動が規制されているので強固に取付けられ、外
力などによつて落下することがない。また係止又
は取外し方法を知らないと容易には外せないの
で、悪戯にも対処でき、取付けられた時計の後端
面は、取付け面に当接した状態にできるので、デ
ザイン的にも有効である。
れた時計は、掛止め口によつて上下、左右方向の
移動が規制されているので強固に取付けられ、外
力などによつて落下することがない。また係止又
は取外し方法を知らないと容易には外せないの
で、悪戯にも対処でき、取付けられた時計の後端
面は、取付け面に当接した状態にできるので、デ
ザイン的にも有効である。
第1図は係止部と係止孔の斜視図、第2図は裏
板の正面図、第3図は係止板の正面図、第4図,
第5図は本考案の掛止め作用の状態を示す正面
図、第6図は時計体の側面図である。 2……時計の裏板、10……係止部、10a…
…係止片、10b……ストツパ片、20a……挿
入口、20b……掛止め口、21……規制部、2
1a……ガイド辺、21b……第1規制辺、22
……第2規制辺。
板の正面図、第3図は係止板の正面図、第4図,
第5図は本考案の掛止め作用の状態を示す正面
図、第6図は時計体の側面図である。 2……時計の裏板、10……係止部、10a…
…係止片、10b……ストツパ片、20a……挿
入口、20b……掛止め口、21……規制部、2
1a……ガイド辺、21b……第1規制辺、22
……第2規制辺。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 時計の取付け面には、上方に屈成した係止片と
前方に突出しているストツパ片とを形成した係止
部を設け、 時計の裏板には、上記係止部が挿入可能な挿入
口とこの挿入口に連通し上記係止部が掛合する掛
止め口とが形成してあり、 上記挿入口の上辺には、上記係止片の基部に当
接するガイド辺を有する規制部を突設し、 上記掛止め口には、上記規制部のガイド辺から
屈成し上記係止片の側面に当接可能で時計の左右
方向の移動を規制する第1規制辺と、時計が持上
げられた時上記ストツパ片の下面に当接して時計
の上方向の移動を規制する第2規制辺とを形成し
てある。 ことを特徴とする時計の掛止め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3956887U JPH0528546Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3956887U JPH0528546Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63146790U JPS63146790U (ja) | 1988-09-28 |
JPH0528546Y2 true JPH0528546Y2 (ja) | 1993-07-22 |
Family
ID=30852858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3956887U Expired - Lifetime JPH0528546Y2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528546Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP3956887U patent/JPH0528546Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63146790U (ja) | 1988-09-28 |
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