JP2507362Y2 - 壁パネル取り付け構造 - Google Patents

壁パネル取り付け構造

Info

Publication number
JP2507362Y2
JP2507362Y2 JP1990085932U JP8593290U JP2507362Y2 JP 2507362 Y2 JP2507362 Y2 JP 2507362Y2 JP 1990085932 U JP1990085932 U JP 1990085932U JP 8593290 U JP8593290 U JP 8593290U JP 2507362 Y2 JP2507362 Y2 JP 2507362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
engaging
locking
wall panel
engaging hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990085932U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0443635U (ja
Inventor
保博 野崎
一也 竹添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1990085932U priority Critical patent/JP2507362Y2/ja
Publication of JPH0443635U publication Critical patent/JPH0443635U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507362Y2 publication Critical patent/JP2507362Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室に設置される壁パネルの壁パネル取り付
け構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、浴室に設置される壁パネル8は第6図に示され
るように床パネル1の端部に設けられた支持片3に上面
が開口するコ字状の係止部品5を固着具12によって取り
付け、この係止部品5に壁パネル8の下部を嵌合するこ
とで取り付けを行っていた。
[考案が解決しようとする課題] しかし上述のような従来例にあっては、係止部品5は
固着具12によって固定するというものであり、固着具12
によるネジ固定式のため位置決め等によって手間がかか
り、施工性が悪いものであり、また、固着具12を支持片
3に螺入させるため、固着具12の使用部分の防水性が低
下するというような問題があった。
本考案は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、固着具を使用することなく、
しかも床パネルの支持片に壁パネルを正確に位置決めし
ながら、手間取ることなく、確実に壁パネルの取り付け
を行うことができる壁パネル取り付け構造を提供するに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における壁パネル
取り付け構造は、床パネル1の端部より立ち上げられた
立ち上げ片2の上部を側方に突設して支持片3を設け、
この支持片3の先端より上方に向けて係止片4を突設
し、縦片5aと横片5bとにより断面略L字状に形成された
係止部品5を上記支持片3と係止片4に沿って載置し、
縦片5aの上部に設けられて先端が外方に向けて傾斜した
逆U字状の係合片6を上記係止片4に被嵌し、横片5bの
上面より突設された係止突起7に上部になる程大径とな
った抜け止め部分7aを設け、壁パネル8の下部に一端側
が他の部分よりも大径となった係合孔9を設け、係止突
起7の抜け止め部分7aを係合孔9の大径部分9aより挿合
して係合孔9の小径部分に移動させることにより係止突
起7を係合孔9に係合したものである。
[作用] 係止部品5は縦片5aの上部に設けられた係合片6を係
止片4に被嵌することで位置決めされた状態で支持片3
上に載置固定されるものであり、固着具を使用すること
なく床パネル1の支持片3上に固定される。そして、係
止部品5を構成する横片5bの上面より突設された係止突
起7が係合孔9に係合されるように壁パネル8を横片5b
上に載置することで壁パネル8も位置決めが行われた状
態で取り付けられる。
[実施例] 以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述す
る。
浴室の床を構成する床パネル1の端部に立ち上げられ
た立ち上げ片2の上部には側方に向けて支持片3を突設
してあり、支持片3の先端からは上方に向けて係止片4
を突設してある。支持片3と係止片4に沿って配置され
る係止部品5は第4図に示されるように縦片5aと横片5b
とによって断面略L字状に形成してあり、縦片5aの上部
には逆U字状の係合片6を設けてある。この係合片6の
先端は外方に向けて傾斜させてあり、係合片6を床パネ
ル1の係止片4に被嵌する場合、突き当たったりするこ
となく係合片6が係止片4に被嵌されるようにしてあ
る。横片5bの上面には上方に向けて係止突起7を突設し
てある。この係止突起7は第4図(b)に示されるよう
に横片5bの幅方向に沿って形成してあり、一端側には上
部程大径となった抜け止め部分7aを形成してある。そし
て、床パネル1への係止部品5の取り付けは第2図に示
されるように係合片6を床パネル1の係止片4に被嵌す
ると共に縦片5aを係止片4の内面にそって配置し、横片
5bを支持片3の上面に沿って配置するようにすることで
床パネル1に取り付けられるものである。タイルパネ
ル、人造大理石パネル、FRPパネル、塩ビ鋼板パネル等
の壁パネル8の下部には上記係止部品5の横片5bに設け
られた係止突起7に係合される係合孔9を設けてあり、
壁パネル8は係合孔9を横片5bの係止突起7に嵌合させ
るようにして横片5b上に載置することで取り付けてあ
る。係合孔9は第5図に示されるように長孔状としてあ
り、一端側には他の部分よりも大径となった大径部分9a
を設けてあり、係止突起7と係合孔9との係合は係止突
起7の抜け止め部分7aを大径部分9aから係合孔9内に挿
合し、その後、壁パネル8を側方に移動させることによ
って抜け止め部分7aを係合孔9の開口縁に係止し、抜け
止めされた状態で係止突起7を係合孔9に係合すること
ができるようになっている。そして、壁パネル8の下端
と床パネル1の支持片3との間にはコーキング材10を充
填して防水性を確保するようにしてある。
第2図に示されるものにあっては、壁パネル8に設け
られた係合孔9は壁パネル8を構成する枠材8aに設ける
ようにしたものを示してあり、第3図に示されるものに
あっては、壁パネル8に設けられた係合孔9は壁パネル
8を構成する表面材8bに設けるようにしたものを示して
ある。
[考案の効果] 本考案の壁パネル取り付け構造は叙述のように床パネ
ルの端部より立ち上げられた立ち上げ片の上部を側方に
突設して支持片を設け、この支持片の先端より上方に向
けて係止片を突設し、縦片と横片とにより断面略L字状
に形成された係止部品を上記支持片と係止片に沿って載
置し、縦片の上部に設けられて先端が外方に向けて傾斜
した逆U字状の係合片を上記係止片に被嵌し、横片の上
面より突設された係止突起に上部になる程大径となった
抜け止め部分を設け、壁パネルの下部に一端側が他の部
分よりも大径となった係合孔を設け、係止突起の抜け止
め部分を係合孔の大径部分より挿合して係合孔の小径部
分に移動させることにより係止突起を係合孔に係合して
あるので、係止部品は係合片を係止片に被嵌することで
位置決めされた状態で支持片上に載置固定されるもので
あり、固着具を使用したりすることなく支持片上に固定
することができ、固着具を使用することで防水性が低下
したり、取り付けに手間がかかったりすることなく取り
付けを行うことができるものであり、しかも床パネルの
係止片に被嵌される係止部品の係合片の先端を外方に向
けて傾斜させたことにより、係合片を係止片の先端に突
き当たることなくスムーズに被嵌させることができるの
で、床パネルの支持片上への係止部品の位置決め作業を
簡単に行うことができるものである。また、壁パネルは
位置決めされた状態で固定された係止部品の係止突起が
係止孔に係合されるように横片上に載置することで取り
付けられるものであり、さらに、壁パネルの係合孔の大
径部分より係止突起の抜け止め部分を挿合する動作と、
抜け止め部分が係合孔の小径部分の移動する方向に壁パ
ネルを移動させる動作とを行うだけで、係止突起を係合
孔に外れないように確実に係合させることができるの
で、位置決めを確実に行いながら手間取ることなく取り
付けを行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の壁パネルの取り付け状態を
示す部分斜視図、第2図は同上の断面図、第3図は同上
の他の実施例の断面図、第4図(a)(b)(c)は同
上の係止部品の側面図、平面図及び正面図、第5図は同
上の係合孔の平面図、第6図は従来例の部分断面図であ
って、1は床パネル、2は立ち上げ片、3は支持片、4
は係止片、5は係止部品、5aは縦片、5bは横片、6は係
合片、7は係止突起、8は壁パネル、9は係合孔であ
る。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床パネルの端部より立ち上げられた立ち上
    げ片の上部を側方に突設して支持片を設け、この支持片
    の先端より上方に向けて係止片を突設し、縦片と横片と
    により断面略L字状に形成された係止部品を上記支持片
    と係止片に沿って載置し、縦片の上部に設けられて先端
    が外方に向けて傾斜した逆U字状の係合片を上記係止片
    に被嵌し、横片の上面より突設された係止突起に上部に
    なる程大径となった抜け止め部分を設け、壁パネルの下
    部に一端側が他の部分よりも大径となった係合孔を設
    け、係止突起の抜け止め部分を係合孔の大径部分より挿
    合して係合孔の小径部分に移動させることにより係止突
    起を係合孔に係合して成る壁パネル取り付け構造。
JP1990085932U 1990-08-14 1990-08-14 壁パネル取り付け構造 Expired - Fee Related JP2507362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990085932U JP2507362Y2 (ja) 1990-08-14 1990-08-14 壁パネル取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990085932U JP2507362Y2 (ja) 1990-08-14 1990-08-14 壁パネル取り付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0443635U JPH0443635U (ja) 1992-04-14
JP2507362Y2 true JP2507362Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=31635306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990085932U Expired - Fee Related JP2507362Y2 (ja) 1990-08-14 1990-08-14 壁パネル取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507362Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848854U (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 積水化学工業株式会社 設備ユニツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0443635U (ja) 1992-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2507362Y2 (ja) 壁パネル取り付け構造
JPH0432403Y2 (ja)
JP2875668B2 (ja) 天井の施工方法
JP2508724Y2 (ja) 間仕切パネルにおける巾木の取付部構造
JPH0520828Y2 (ja)
JPH0631067Y2 (ja) 浴室ユニット等の天井パネル取付装置
JPH0716830Y2 (ja) ボードの取付け構造
JPH0133690Y2 (ja)
JPS6324722Y2 (ja)
JP2551194Y2 (ja) 屋根パネル等の固定金具
JPS608789Y2 (ja) フラワ−ボツクス取付構造
JPH0716831Y2 (ja) ボードの取付け構造
JPH031311Y2 (ja)
JP2668814B2 (ja) 衛生室ユニット
JPS6210372Y2 (ja)
JPH0640767Y2 (ja) 化粧材取付金具
JPH068781Y2 (ja) 浴槽のエプロン取付構造
JPH0536891Y2 (ja)
JP3026661B2 (ja) 天井板の取付け構造
JPS5812979Y2 (ja) 柱カバ−取付装置
JPS6224652Y2 (ja)
JP2503335Y2 (ja) 壁パネル取付け構造
JP2500018Y2 (ja) 幕板取付構造
JPH0627744Y2 (ja) 建材取付装置
JP2889298B2 (ja) 居室構成用天井板の取付け方法及びこれに用いる取付部構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees