JP3026661B2 - 天井板の取付け構造 - Google Patents

天井板の取付け構造

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JP3026661B2 JP03309559A JP30955991A JP3026661B2 JP 3026661 B2 JP3026661 B2 JP 3026661B2 JP 03309559 A JP03309559 A JP 03309559A JP 30955991 A JP30955991 A JP 30955991A JP 3026661 B2 JP3026661 B2 JP 3026661B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として浴室や台所等
の天井板の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から天井板を施工するに当たって
は、天井板20の一側端部にはめ込み凹部21を設ける
と共に他側端部にはめ込み突部22を設け、はめ込み凹
部21の上横片を側方に連出して固定片23とし、図4
に示すように取付け部材25の下面に天井板20を配置
して固定片23を固着具26により固着し、はめ込み凹
部21に隣りの天井板20のはめ込み突部22をはめ込
んで該隣りの天井板20の固定片23を固着具26によ
り取付け部材25に固着するというようにして取付けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例にあっては、天井板20を一つ一つ固着具26を用い
て取付け部材25に固着して施工していくもので、施工
が面倒で、施工時間もかかるという問題があった。そこ
で、本発明者は本発明に到る過程で天井板を引っ掛け方
式により取付け部材に取付けることを考えた。ところ
が、引っ掛け方式で取付ける場合、どうしてもがたつき
が生じ、特に天井板が上方に浮き上がるという問題があ
った。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、天井板
の施工に当たって固着具を用いることなく施工でき、し
かも、固着具を用いないにもかかわらず天井板が上方に
浮き上がるのを防止することができる天井板の取付け構
造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の天井板の取付け
構造は、長尺の取付け部材1に略逆T字状をした引っ掛
け片2を一定間隔をあけて垂設し、両端部の上部に被引
っ掛け片3を有する天井板4を引っ掛け片2間に配置し
て両端部の被引っ掛け片3を両側の引っ掛け片2に引っ
掛け、天井板4の裏面と取付け部材1との間に弾性を有
する浮き上がり防止部材30を介在して成る天井板の取
付け構造であって、取付け部材1の略逆T字状をした下
部両側の引っ掛け片2a,2bのうち一方の引っ掛け片
が他方の引っ掛け片よりも側方への突出長さが短くなる
ように形成され、天井板4の両端部の上部に設けられる
被引っ掛け片3a,3bのうち上記突出長さの長い被引
っ掛け片を引っ掛ける方の被引っ掛け片が上記突出長さ
の短い被引っ掛け片を引っ掛ける方の被引っ掛け片より
も側方への突出長さが長くなるように形成され、天井板
4の両端部の下端から側方に重複片18a,18bが突
設され、一方の重複片を他方の重複片よりも一段上方に
位置させて成ることを特徴とするものであって、このよ
うな構成を採用することにより、従来例の問題点を解決
して本発明の目的を達成したものである。
【0006】
【作用】しかして、本発明においては、天井板4の突出
長さが長い被引っ掛け片を取付け部材1の突出長さが長
い引っ掛け片の上に差込み、その後、天井板4の突出長
さが短い被引っ掛け片を取付け部材1の突出長さが短い
引っ掛け片の上に載置するようにすれば、突出長さが長
い被引っ掛け片と突出長さが長い引っ掛け片との掛かり
代が大きいために、天井板4を取付け部材1に取り付け
る途中で天井板4が脱落する恐れがなくなる。従って、
引っ掛け方式であっても、天井板4を取付け部材1に対
して確実に且つ容易に取付けることができるようになっ
たものである。
【0007】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図3に本発明の一実施例が示して
ある。天井スラブのような建物基材(図示せず)からボ
ルト11が垂下してあり、ボルト11にハンガー部材1
2により長尺の野縁受け13が吊設してある。この長尺
の野縁受け13は一定間隔を隔てて平行に複数本吊り下
げてある。野縁受け13の下方には野縁受け13に直角
方向に複数本の野縁となる長尺の取付け部材1が配置さ
れ、この取付け部材1はクリップ14により野縁受け1
3に取付けられるものである。クリップ14は例えば断
面逆U字状をしていて、下端部に逆T字状の係止部15
を有しており、このクリップ14は野縁受け13に上方
から被嵌され、係止部15が野縁受け13から下方に突
出するように構成してある。そして、係止部15を図2
に示すように上方が開口した取付け部材1の上開口部の
両端部の被係止部16に係止するものである。
【0008】このようにして取付けられる取付け部材1
には長手方向に一定間隔を隔てて複数の引っ掛け片2を
垂設してある。この引っ掛け片2は略逆T字状をしてい
るものであり、下部両側の引っ掛け片2a、2bのうち
一方の引っ掛け片2aは他方の引っ掛け片2bよりも側
方への突出長さが短くなるように形成してある。天井板
4は添付図面に示す実施例では合成樹脂や金属等の外皮
4aの上面側の凹部に合成樹脂発泡体4bを充填して構
成してあり、外皮4a両端部の上部を内側方に凹ませて
側凹部17を形成し、この側凹部17の上横片が被引っ
掛け片3となっており、両被引っ掛け片3のうち一方の
被引っ掛け片3aが他方の被引っ掛け片3bよりも側方
への突出長さが長くなっている。また、天井板4は両端
部の下端部から側方に重複片18a、18bが突出して
あり、この重複片18a、18bのうち一方の重複片1
8aは他方の重複片18bよりも一段上方に位置してい
る。
【0009】回り縁7は図に示すように逆U字状をした
凹部片19の一方の側片が他方の側片よりも長くなって
おり、この長い方の側片の下端部から側方に向けて下横
片19aが連出してある。しかして、天井板4を施工す
るには天井板4を引っ掛け片2間に配置して両端部の被
引っ掛け片3を引っ掛け片2に引っ掛けることで天井板
4を取付け部材1に取付けるものである。この場合、天
井板4の側方への突出長さが長い被引っ掛け片3aの先
端を、取付け部材1に設けた略逆T字状の引っ掛け片2
の側方への突出長さが長い方の引っ掛け片2aの上方の
奥に差込み、この状態で側方への突出長さが短い被引っ
掛け片3b側を上に押し上げ、この状態で天井板4を隣
りの引っ掛け片2(これは側方への突出長さが短い方で
ある)側に移動させて落とし込むことで、短い方の被引
っ掛け片3bを短い方の引っ掛け片2bに引っ掛け、同
時に長い方の被引っ掛け片3aを長い方の引っ掛け片2
aに引っ掛けるものである。このようにして天井板4を
取付け部材1に取付けるものであるが、この場合、天井
板4の裏面と取付け部材1との間に弾性を有する浮き上
がり防止部材30を介在して引っ掛け方式により天井板
4を取付け部材1に取付けるようにしているにもかかわ
らず天井板4ががたついたりせず、特に上方に浮き上が
るのを防止している。ところで、上記弾性を有する浮き
上がり防止部材30は天井板4の上面乃至取付け部材1
の下面のいずれかに予め固着しておいてもよく、あるい
は、天井板4を取付け部材1に引っ掛けて取付けた後に
天井板4の上面と取付け部材1の下面との間に弾性的に
差し込んでもよいものである。弾性を有する浮き上がり
防止部材30としては例えばパッキン、合成樹脂発泡体
等が考えられるが、他の弾性を有するものであってもよ
いものである。
【0010】上記のようにして次々と天井板4を並設し
て吊り下げるものであるが、この場合、隣合う天井板4
同士は重複片18a、18bが上下に重複するように施
工されるものである。上記のようにして天井板4の壁5
側の取付け施工が終わると、壁5側の端部に位置する天
井板4の端部と壁5との間の隙間6に下方より回り縁7
を差し込んで回り縁7の凹部片19の上底面片を取付け
部材1に当て、固着具8により取付け部材1に回り縁7
を取付けるものである。この場合、逆U字状をした凹部
片19の長い方の側片の下端部から側方に連出した下横
片19aが壁5側端部に位置する天井板4の端部下面に
重ねられるものである。ここで、逆U字状をした凹部片
19の短い方の側片の下端部と壁面に形成したタイル仕
上げ面9の上端との間にコーキング10を充填してこの
部分の水密性、気密性を保つものである。
【0011】天井板4の上記被引っ掛け片3を設けた端
部と直交する側の端部は図2に示すように壁5際におい
ては同様にして回り縁7を取付けるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、長尺
の取付け部材に略逆T字状をした引っ掛け片を一定間隔
をあけて垂設し、両端部の上部に被引っ掛け片を有する
天井板を引っ掛け片間に配置して両端部の被引っ掛け片
を両側の引っ掛け片に引っ掛けたので、天井板の吊り下
げ施工に当たっては固着具を必要とせず施工できて天井
板の施工が簡単且つ迅速に行えるのはもちろん、このよ
うに天井板を固着具なしで簡単に取付けることができる
ように引っ掛け構造により天井板を取付け部材に引っ掛
けて取付けるようにしているにもかかわらず、天井板の
裏面と取付け部材との間に弾性を有する浮き上がり防止
部材を介在するので、天井板のがたつき、特に上方への
浮き上がりを防止することができるものである。また取
付け部材の略逆T字状をした下部両側の引っ掛け片のう
ち一方の引っ掛け片が他方の引っ掛け片よりも側方への
突出長さが短くなるように形成され、天井板の両端部の
上部に設けられる被引っ掛け片のうち上記突出長さの長
い被引っ掛け片を引っ掛ける方の被引っ掛け片が上記突
出長さの短い被引っ掛け片を引っ掛ける方の被引っ掛け
片よりも側方への突出長さが長くなるように形成されて
いるので、天井板の突出長さが長い被引っ掛け片を取付
け部材の突出長さが長い引っ掛け片の上に差込み、その
後、天井板の突出長さが短い被引っ掛け片を取付け部材
の突出長さが短い引っ掛け片の上に載置するようにすれ
ば、突出長さが長い被引っ掛け片と突出長さが長い引っ
掛け片との掛かり代が大きいために、天井板を取付け部
材に取り付ける途中で天井板が脱落する恐れがなくなる
と共に、天井板の両端部の下端から側方に重複片が突設
され、一方の重複片を他方の重複片よりも一段上方に位
置させたので、引っ掛け方式であっても、天井板を取付
け部材に対して確実に且つ容易に取付けることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により施工した天井の正面断面図であ
る。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 取付け部材 2 引っ掛け片 3 被引っ掛け片 4 天井板 30 浮き上がり防止部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の取付け部材に略逆T字状をした引
    っ掛け片を一定間隔をあけて垂設し、両端部の上部に被
    引っ掛け片を有する天井板を引っ掛け片間に配置して両
    端部の被引っ掛け片を両側の引っ掛け片に引っ掛け、天
    井板の裏面と取付け部材との間に弾性を有する浮き上が
    り防止部材を介在して成る天井板の取付け構造であっ
    て、取付け部材の略逆T字状をした下部両側の引っ掛け
    片のうち一方の引っ掛け片が他方の引っ掛け片よりも側
    方への突出長さが短くなるように形成され、天井板の両
    端部の上部に設けられる被引っ掛け片のうち上記突出長
    さの長い被引っ掛け片を引っ掛ける方の被引っ掛け片が
    上記突出長さの短い被引っ掛け片を引っ掛ける方の被引
    っ掛け片よりも側方への突出長さが長くなるように形成
    され、天井板の両端部の下端から側方に重複片が突設さ
    れ、一方の重複片を他方の重複片よりも一段上方に位置
    させて成ることを特徴とする天井板の取付け構造。
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