JPH0531986Y2 - - Google Patents

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JPH0531986Y2
JPH0531986Y2 JP16104688U JP16104688U JPH0531986Y2 JP H0531986 Y2 JPH0531986 Y2 JP H0531986Y2 JP 16104688 U JP16104688 U JP 16104688U JP 16104688 U JP16104688 U JP 16104688U JP H0531986 Y2 JPH0531986 Y2 JP H0531986Y2
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drive box
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wall
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bed
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ベツド架台を不使用時に天井部に収
納することができる電動式昇降ベツドにおける駆
動ボツクスの取付構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種電動式昇降ベツドのなかには、
第1図に示す如く、壁面に立設したガイドレール
にベツド架台を上下昇降自在に取付けると共に、
該ベツド架台を、壁面上部の駆動ボツクスに内装
される電動モータの駆動力で昇降作動せしめるよ
う構成されるものがある。ところで、この様な電
動式昇降ベツドの取付け施工時には、まず上記駆
動ボツクスを取付けることになるが、駆動ボツク
スは、上記電動モータ許りでなく巻取ドラム等数
多くの部品を内装してかなりの重量を有するもの
であるため、従来の駆動ボツクスの取付けにおい
ては、駆動ボツクスを持ち上げている者と、これ
を螺子等で固定する者との最低二人の作業者を必
要として作業効率に劣り、また上記作業は長時間
駆動ボツクスを持ち上げなければならない相当の
重労働であつて作業性も問題となつていた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる電動式昇降ベツドにおけ
る駆動ボツクスの取付構造を提供することを目的
として創案されたものであつて、壁面に立設され
るガイドレールに上下昇降自在に支持されるベツ
ド架台を、壁面上部に設けた駆動ボツクスに内装
される電動モータの駆動力で昇降作動せしめるべ
く構成される電動式昇降ベツドにおいて、前記壁
面の駆動ボツクス取付部に、駆動ボツクスの裏面
に突設される係合部に係合して駆動ボツクスを保
持する取付部材を固設する一方、駆動ボツクスに
は、上記取付部材および駆動ボツクス係合部に係
合して駆動ボツクス係合部の取付部材からの外れ
規制をする規制レバーを設けたことを特徴とする
ものである。
また、壁面に立設されるガイドレールに上下昇
降自在に支持されるベツド架台を、壁面上部に設
けた駆動ボツクスに内装される電動モータの駆動
力で昇降作動せしめるべく構成される電動式昇降
ベツドにおいて、前記壁面の駆動ボツクス取付部
に、駆動ボツクスを係合保持する取付部材を固設
すると共に、該取付部材に、駆動ボツクスに係合
して駆動ボツクスが取付部材から外れる方向への
移動規制をする規制レバーを設けるようにしても
よい。
そして本考案は、この構成によつて、駆動ボツ
クスの取付けにおける作業効率並びに作業性を著
しく向上させることができるようにしたものであ
る。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は電動式昇降ベツドのベ
ツド架台であつて、該ベツド架台1は、側板2、
底板2a等により長方形に形成されており、さら
にベツド架台1の四隅からはそれぞれアーム3が
突設されている。4は対向する壁面にそれぞれ二
本立設されるガイドレールであつて、該ガイドレ
ール4の前面開口には上記アーム3の先端部が上
下方向摺動自在に嵌入されている。
5は天井と壁部の角部に設けられる駆動ボツク
スであつて、該駆動ボツクス5には、電動モータ
6、該電動モータ6の駆動で正逆回動する巻取ド
ラム7等が内装されており、そして巻取ドラム7
が電動モータ6の正逆駆動に伴つて前記アーム3
に連結されるベルト8を巻取り、巻戻しすること
によりベツド架台1を昇降作動させるようになつ
ている。
一方、9は前記角部に螺子固定される取付バー
であつて、該取付バー9は、天井面と壁部にそれ
ぞれ接当するL字状の接当辺9a、該接当辺9a
の下端から水平方向に延びる受け辺9b、該受け
辺9bの先端から上方に曲折する係止辺9cを有
するべく鋼材で形成されるが、このものは前記駆
動ボツクス5を係止保持するようになつている。
即ち、駆動ボツクス5の左右側面を形成するブラ
ケツト10の後部上端には、切欠き部10a,並
びに該切欠き部10a内に水平方向に突出する突
片10bが形成されており、該突片10bの下面
に形成される突起10cが上記係止辺9cに係合
することで駆動ボツクス5が取付バー9に保持さ
れるようになつている。
さらに、11は上記ブラケツト10の背板10
d内面部に設けられるクランク状の係止レバーで
あつて、該係止レバー11は、ブラケツト10に
設けられるガイドピン10eの案内で上下摺動自
在となつているが、上位置においてその上端部
は、取付バー9の受け辺9bに形成される穿孔9
dを経て前記ブラケツト10の突片10bに形成
した係合孔10fに係合することで、突片10b
の取付バー9からの外れ止めをするようになつて
いる。またさらに、係止レバー11の下端部に
は、係合突起11aおよび螺子孔11bが設けら
れているが、係合突起11aは、ブラケツト10
の下端から下方に突設されるレールジヨイント1
2に形成の係止孔12aに係合することによつ
て、係止レバー11の上位置からの落下を規制す
るようになつており、また螺子孔11bは、上記
係合突起11aと係止孔12aの係合状態におい
てレールジヨイント12に形成される螺子孔12
bと一致するようになつている。即ち、係止レバ
ー11は、前記ガイドレール4をレールジヨイン
ト12に固定するための螺子13によつて上位置
を維持するべくレールジヨイント12に固定され
るようになつている。尚、係止レバー11の上下
摺動案内をするガイドピン10eのうち最下位置
のものは、係止レバー11の下端部をレールジヨ
イント12に弾圧状に接当させるべく前方の偏倚
した位置に設けられている。
一方、14は角柱状の木材で形成されるアジヤ
スターであつて、該アジヤスター14は、下端に
ベース板14a並びに足ゴム14bを有するもの
であり、そして、ガイドレール4の中空部4aに
下方から嵌入されると共に、任意の位置でガイド
レール4に螺子固定されることでガイドレール4
の長さ調整を行うものであるが、このものはガイ
ドレール4の前面に嵌合するカバー15によつて
外観には露見しないようになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、駆動ボツクス5を取付けるには、天井角部に
取付バー9を取付け、該取付バー9の係止辺9c
に駆動ボツクス5の突片10bを係合させて駆動
ボツクス5を仮取付けする。そして次に係止レバ
ー11を、該係止レバー11の係合突起11aが
レールジヨイント12の係止孔12aに係合する
まで上方に押上げれば、係止レバー11の上端部
が取付バー9並びに駆動ボツクス5の突片10b
に係合して駆動ボツクス5を固定することにな
り、またさらに、係止レバー11をガイドレール
4を取付けるための螺子13により押上げ位置に
固定すれば駆動ボツクス5は完全な固定状態とな
る。
この様に、本考案にあつては、天井角部に設け
た駆動ボツクス5に内装の電動モータ6によりベ
ツド架台1の昇降作動を行うべく構成されるもの
であるが、駆動ボツクス5は、天井角部に予め取
付けた取付バー9に仮保持させた後、係止レバー
11を押し上げるだけで取付けられることにな
る。従つて。従来の様に駆動ボツクス5を持ち上
げている者とこれを固定する者との二人の作業者
を要することなく一人で容易に取付けることがで
き、この結果、電動式昇降ベツドの取付けにおけ
る作業効率を著しく向上させることができる。し
かも、駆動ボツクス5を取付バー9に仮保持する
ことができるので、長時間駆動ボツクス5を持ち
上げている必要がなく、もつて作業性の向上も併
せて計ることがきる。
尚、本考案は、前記実施例に限定されないもの
であることは勿論であつて、例えば第13図〜第
14図に示すものの如く、前記実施例の取付バー
に相当する取付プレート16に、係止レバー17
およびレールジヨイント18を設けて構成される
取付ユニツト19により駆動ボツクス5を取付け
るようにしてもよい。即ち、取付プレート16に
水平方向に突出する突片10aが一体的に設けら
れ、該突片16aの上面に形成される突起16b
がブラケツト20の取付孔20a上縁に係合する
ことにより駆動ボツクス5を仮保持するようにな
つており、さらに上下摺動自在な係止レバー17
の上端部に形成したフツク部17aが、作業者に
よる係止レバー17の下動に伴い上記取付孔20
aの下縁に係合することで突起16bと取付孔2
0a上縁の係合が外れることを規制している。ま
た、係止レバー17に形成した係合突起17b、
螺子孔17c、レールジヨイント18に形成した
係止孔18a、螺子孔18bは前記実施例のもの
と同様の作用を成すものである。
また、ガイドレール4の長さ調整構造として
は、第15図のものの如くボルト21の螺じ込み
長さを変化せしめて長さ調整を行うアジヤスター
22を設けて構成してもよい。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、壁面上部に設けた駆動ボツクス
に内装の電動モータによりベツド架台の昇降作動
を行うものであるが、駆動ボツクスの取付けは、
該駆動ボツクスを壁面上部に固設した取付部材に
仮保持すると共に、規制レバーを係合操作するだ
けで成されることになる。従つて、駆動ボツクス
を固定するまでの間駆動ボツクスを持ち上げてい
る従来の補助作業者が不要となつて、駆動ボツク
スの取付けを作業者一人で容易に行い得ることに
なり、もつて、電動式昇降ベツド取付け時の作業
効率を著しく向上させることができる。しかも、
駆動ボツクスは取付部材に仮保持されるので、長
時間駆動ボツクスを持ち上げている必要がない。
この結果、作業性も著しく向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る電動式昇降ベツドにおけ
る駆動ボツクスの取付構造の実施例を示したもの
であつて、第1図A,B,C,Dはそれぞれ電動
式昇降ベツドの平面図、正面図、側面図、第2図
は駆動ボツクスの内部を示す正面図、第3図はブ
ラケツトの内部側面図、第4図は同上側面図、第
5図A,B,C,Dはそれぞれ取付バーの平面
図、正面図、底面図、側面図、第6図は取付バー
の取付け状態を示す斜視図、第7図は駆動ボツク
スの斜視図、第8図は取付け状態を示す要部側面
図、第9図は駆動ボツクスの要部斜視図、第10
図は要部拡大斜視図、第11図A,Bはそれぞれ
アジヤスターの正面図、側面図、第12図は同上
斜視図、第13図A,Bはそれぞれ他例の取付ユ
ニツトを示す側面図、正面図、第14図は他例の
ブラケツトを示す背面図、第15図は他例のアジ
ヤスターを示す斜視図である。 図中、1はベツド架台、5は駆動ボツクス、6
は電動モータ、9は取付バー、10はブラケツ
ト、10bは突片、10cは突起、11は係止レ
バーである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 壁面に立設されるガイドレールに上下昇降自
    在に支持されるベツド架台を、壁面上部に設け
    た駆動ボツクスに内装される電動モータの駆動
    力で昇降作動せしめるべく構成される電動式昇
    降ベツドにおいて、前記壁面の駆動ボツクス取
    付部に、駆動ボツクスの裏面に突設される係合
    部に係合して駆動ボツクスを保持する取付部材
    を固設する一方、駆動ボツクスには、上記取付
    部材および駆動ボツクス係合部に係合して駆動
    ボツクス係合部の取付部材からの外れ規制をす
    る規制レバーを設けたことを特徴とする電動式
    昇降ベツドにおける駆動ボツクスの取付構造。 2 壁面に立設されるガイドレールに上下昇降自
    在に支持されるベツド架台を、壁面上部に設け
    た駆動ボツクスに内装される電動モータの駆動
    力で昇降作動せしめるべく構成される電動式昇
    降ベツドにおいて、前記壁面の駆動ボツクス取
    付部に、駆動ボツクスを係合保持する取付部材
    を固設すると共に、該取付部材に、駆動ボツク
    スに係合して駆動ボツクスが取付部材から外れ
    る方向への移動規制をする規制レバーを設けた
    ことを特徴とする電動式昇降ベツドにおける駆
    動ボツクスの取付構造。
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