JP2596212Y2 - 分電盤の内機取り付けレールの固定構造 - Google Patents
分電盤の内機取り付けレールの固定構造Info
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- JP2596212Y2 JP2596212Y2 JP1993059731U JP5973193U JP2596212Y2 JP 2596212 Y2 JP2596212 Y2 JP 2596212Y2 JP 1993059731 U JP1993059731 U JP 1993059731U JP 5973193 U JP5973193 U JP 5973193U JP 2596212 Y2 JP2596212 Y2 JP 2596212Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種電気機器を収納し
てなる分電盤の内機取り付けレールの固定構造に関す
る。
てなる分電盤の内機取り付けレールの固定構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図8のように箱体本体31の内側
背面31aの左右側面31b,31b近傍に夫々対向す
る2本の内機取り付けレール32,32を設け、その内
機取り付けレール32,32には複数個の透孔33が設
けられ、上下端部は略U字状の切欠部34が形成され、
透孔33を利用して内機取り付けレール32,32の間
に機器取り付け板35を設けると共に、上下端部の切欠
部34は箱体本体31の内側背面31aの四隅に立設さ
れたボルト36に挿通させ、四隅のボルト36をすべて
ナット37によって螺着していた。
背面31aの左右側面31b,31b近傍に夫々対向す
る2本の内機取り付けレール32,32を設け、その内
機取り付けレール32,32には複数個の透孔33が設
けられ、上下端部は略U字状の切欠部34が形成され、
透孔33を利用して内機取り付けレール32,32の間
に機器取り付け板35を設けると共に、上下端部の切欠
部34は箱体本体31の内側背面31aの四隅に立設さ
れたボルト36に挿通させ、四隅のボルト36をすべて
ナット37によって螺着していた。
【0003】また、箱体本体31の内側背面31aの四
隅に立設されたボルト35は、図9のように取り付け金
具38にボルト36の頭部36aを挿通して立設させ、
ボルトサポータ39によってボルト36を抜け止めする
と共に、ナット40によってボルト36を立設した状態
で固定する。
隅に立設されたボルト35は、図9のように取り付け金
具38にボルト36の頭部36aを挿通して立設させ、
ボルトサポータ39によってボルト36を抜け止めする
と共に、ナット40によってボルト36を立設した状態
で固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、箱体本体31の内側背面31aの四隅
に立設されたボルト36に内機取り付けレール32をナ
ット37で螺着しているため、例えば、箱体本体31を
予め壁面に設置した状態で各種電気機器を取り付けた内
機取り付けレール32を取り付ける場合、機器取り付け
板35に各種電気機器を備え、重量が増した内機取り付
けレール32を持ち上げ、その状態において、下端部の
切欠部34,34を箱体本体31の下側に位置するボル
ト36’,36’に直接載置してなければならないた
め、切欠部34,34とボルト36’,36’との位置
合わせ及び重量のある内機取り付けレール32を持ち上
げ続けているのは非常に困難な作業であるという欠点が
あった。
来技術によると、箱体本体31の内側背面31aの四隅
に立設されたボルト36に内機取り付けレール32をナ
ット37で螺着しているため、例えば、箱体本体31を
予め壁面に設置した状態で各種電気機器を取り付けた内
機取り付けレール32を取り付ける場合、機器取り付け
板35に各種電気機器を備え、重量が増した内機取り付
けレール32を持ち上げ、その状態において、下端部の
切欠部34,34を箱体本体31の下側に位置するボル
ト36’,36’に直接載置してなければならないた
め、切欠部34,34とボルト36’,36’との位置
合わせ及び重量のある内機取り付けレール32を持ち上
げ続けているのは非常に困難な作業であるという欠点が
あった。
【0005】また、図10(a)のように各種電気機器
を取り付けた内機取り付けレール32を箱体本体31に
取り付けられた分電盤41において、各種電気機器によ
る重量または運搬時の落下等による衝撃でボルト36’
や取り付け金具38、または図8における内機取り付け
レール32の下側の切欠部34が変形し、図10(b)
のように内機取り付けレール32が下がり、分電盤41
の内扉42の開閉ができなくなるという欠点が生じてい
た。
を取り付けた内機取り付けレール32を箱体本体31に
取り付けられた分電盤41において、各種電気機器によ
る重量または運搬時の落下等による衝撃でボルト36’
や取り付け金具38、または図8における内機取り付け
レール32の下側の切欠部34が変形し、図10(b)
のように内機取り付けレール32が下がり、分電盤41
の内扉42の開閉ができなくなるという欠点が生じてい
た。
【0006】そこで本考案の目的は、内機取り付けレー
ルの取り付け作業が容易であり、且つ衝撃による耐久力
が非常に優れた分電盤の内機取り付けレールの固定構造
を提供することにある。
ルの取り付け作業が容易であり、且つ衝撃による耐久力
が非常に優れた分電盤の内機取り付けレールの固定構造
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案の分電盤の内機取り付けレールの固定構造
は、箱体本体の内側背面の四隅に設けられた取り付け金
具の下側左右の取り付け金具から箱体本体の底面近傍ま
で延設されたレール支承金具を設け、そのレール支承金
具と内機取り付けレールの下端部は、その下端部を箱体
本体の底面に載置した状態で内機取り付けレールの下端
部とレール支承金具とが夫々掛止し合う形状に形成した
ものである。
に、本考案の分電盤の内機取り付けレールの固定構造
は、箱体本体の内側背面の四隅に設けられた取り付け金
具の下側左右の取り付け金具から箱体本体の底面近傍ま
で延設されたレール支承金具を設け、そのレール支承金
具と内機取り付けレールの下端部は、その下端部を箱体
本体の底面に載置した状態で内機取り付けレールの下端
部とレール支承金具とが夫々掛止し合う形状に形成した
ものである。
【0008】また、内機取り付けレールの下端部に緩衝
材を設け、その緩衝材の一端には内機取り付けレールの
下端部が挿着可能に成る溝部を形成すると共に、他端に
は箱体本体の底面に載置した状態でレール支承金具と夫
々掛止し合う形状に形成したものである。
材を設け、その緩衝材の一端には内機取り付けレールの
下端部が挿着可能に成る溝部を形成すると共に、他端に
は箱体本体の底面に載置した状態でレール支承金具と夫
々掛止し合う形状に形成したものである。
【0009】
【作用】各種電気機器を備えた機器取り付け板を設けた
内機取り付けレールの下端部を箱体本体の底面に載置
し、その状態で内機取り付けレールの下端部を箱体本体
の背面へスライドさせ、下側左右の取り付け金具に設け
たレール支承金具に当接した位置で内機取り付けレール
の上端部を箱体本体の背面方向へ起こすことによって内
機取り付けレールの下端部とレール支承金具とが夫々掛
止され、更に内機取り付けレールの上端部を螺着するこ
とによって分電盤の内機取り付けレールが箱体本体の背
面に固定される。
内機取り付けレールの下端部を箱体本体の底面に載置
し、その状態で内機取り付けレールの下端部を箱体本体
の背面へスライドさせ、下側左右の取り付け金具に設け
たレール支承金具に当接した位置で内機取り付けレール
の上端部を箱体本体の背面方向へ起こすことによって内
機取り付けレールの下端部とレール支承金具とが夫々掛
止され、更に内機取り付けレールの上端部を螺着するこ
とによって分電盤の内機取り付けレールが箱体本体の背
面に固定される。
【0010】
【実施例】本考案にかかる分電盤の内機取り付けレール
の固定構造の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
の固定構造の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】図1は本考案にかかる請求項1の分電盤の
内機取り付けレールの固定構造の説明図、図2は図1に
おける要部の説明図であり、箱体本体1の内側背面1a
の四隅に設けられた取り付け金具2の下側左右の取り付
け金具2’,2’から箱体本体1の底面1b近傍まで延
設されたレール支承金具3を背面1aに平行して設け、
そのレール支承金具3の下側端部には左右両側端縁部よ
り鍔部3a,3aを垂直に形成され、その鍔部3a,3
aには軸体3bを枢設し、内機取り付けレール4の下端
部4aには箱体本体1の底面1bに載置する載置部4b
と、レール支承金具3の軸体3bに掛止する掛止溝4c
とが形成され、内機取り付けレール4を容易に取り付け
られるように構成したものである。
内機取り付けレールの固定構造の説明図、図2は図1に
おける要部の説明図であり、箱体本体1の内側背面1a
の四隅に設けられた取り付け金具2の下側左右の取り付
け金具2’,2’から箱体本体1の底面1b近傍まで延
設されたレール支承金具3を背面1aに平行して設け、
そのレール支承金具3の下側端部には左右両側端縁部よ
り鍔部3a,3aを垂直に形成され、その鍔部3a,3
aには軸体3bを枢設し、内機取り付けレール4の下端
部4aには箱体本体1の底面1bに載置する載置部4b
と、レール支承金具3の軸体3bに掛止する掛止溝4c
とが形成され、内機取り付けレール4を容易に取り付け
られるように構成したものである。
【0012】図3は本考案にかかる請求項2の分電盤の
内機取り付けレールの固定構造の要部の説明図であり、
内機取り付けレール4の下端部4aを断面コ字状に形成
し、その下端部4aに緩衝材5を設け、その緩衝材5の
一端には断面コ字状に形成した内機取り付けレール4の
下端部4aが挿着可能に成る溝部5aを形成すると共
に、他端には箱体本体1の底面1bに載置する載置部5
bと、その状態でレール支承金具3の軸体3bと夫々掛
止し合う図1及び図2と同形状の掛止溝5cを形成した
ものである。
内機取り付けレールの固定構造の要部の説明図であり、
内機取り付けレール4の下端部4aを断面コ字状に形成
し、その下端部4aに緩衝材5を設け、その緩衝材5の
一端には断面コ字状に形成した内機取り付けレール4の
下端部4aが挿着可能に成る溝部5aを形成すると共
に、他端には箱体本体1の底面1bに載置する載置部5
bと、その状態でレール支承金具3の軸体3bと夫々掛
止し合う図1及び図2と同形状の掛止溝5cを形成した
ものである。
【0013】例えば、図1のように機器取り付け板Pを
設けた内機取り付けレール4を箱体本体1に取り付ける
場合、図4(a)のように内機取り付けレール4の下端
部4aに形成した載置部4bを箱体本体1の底面1bに
載置し、その状態で内機取り付けレール4の下端部4a
を箱体本体1の背面1aへスライドさせ、図4(b)の
ように内機取り付けレール4の載置部4bが図1におけ
る箱体本体1の下側左右の取り付け金具2’,2’に設
けたレール支承金具3の軸体3bに当接した位置で内機
取り付けレール4の上端部4dを箱体本体1の背面1a
方向へ起こすことによって、図5のようにレール支承金
具3の軸体3bが内機取り付けレール4の下端部4aの
掛止溝4cのA部に沿って摺動し、図4(c)のように
掛止され、更に図1の内機取り付けレール4の上端部4
dをナット7によって螺着することによって分電盤の内
機取り付けレール4が箱体本体1の背面1aに固定され
る。
設けた内機取り付けレール4を箱体本体1に取り付ける
場合、図4(a)のように内機取り付けレール4の下端
部4aに形成した載置部4bを箱体本体1の底面1bに
載置し、その状態で内機取り付けレール4の下端部4a
を箱体本体1の背面1aへスライドさせ、図4(b)の
ように内機取り付けレール4の載置部4bが図1におけ
る箱体本体1の下側左右の取り付け金具2’,2’に設
けたレール支承金具3の軸体3bに当接した位置で内機
取り付けレール4の上端部4dを箱体本体1の背面1a
方向へ起こすことによって、図5のようにレール支承金
具3の軸体3bが内機取り付けレール4の下端部4aの
掛止溝4cのA部に沿って摺動し、図4(c)のように
掛止され、更に図1の内機取り付けレール4の上端部4
dをナット7によって螺着することによって分電盤の内
機取り付けレール4が箱体本体1の背面1aに固定され
る。
【0014】上記のように構成された分電盤の内機取り
付けレール4の固定構造は、箱体本体1の内側背面1a
の四隅に設けられた取り付け金具2の下側左右の取り付
け金具2’,2’にレール支承金具3を設け、そのレー
ル支承金具3と内機取り付けレール4の下端部4aに
は、その下端部4aを箱体本体1の底面1bに載置し、
その状態で箱体本体1の背面1a方向にスライドさせ、
内機取り付けレール4の下端部4aがレール支承金具3
に当接した位置で内機取り付けレール4の上端部4dを
起こすことによって、内機取り付けレール4の下端部4
aとレール支承金具3とが夫々掛止し合う形状に形成し
たものである。または、レール支承金具3と夫々掛止し
合う形状に形成した緩衝材5を内機取り付けレール4の
下端部4aに挿着したものであるため、内機取り付けレ
ール4の取り付け作業の際、一旦箱体本体1の底面1b
に載置することができ、容易に内機取り付けレール4の
取り付け作業が行える他、内機取り付けレール4を取り
付けた後も内機取り付けレール4の下端部4aが箱体本
体1の底面1bに載置されているため、衝撃による耐久
力が非常に優れているというものである。
付けレール4の固定構造は、箱体本体1の内側背面1a
の四隅に設けられた取り付け金具2の下側左右の取り付
け金具2’,2’にレール支承金具3を設け、そのレー
ル支承金具3と内機取り付けレール4の下端部4aに
は、その下端部4aを箱体本体1の底面1bに載置し、
その状態で箱体本体1の背面1a方向にスライドさせ、
内機取り付けレール4の下端部4aがレール支承金具3
に当接した位置で内機取り付けレール4の上端部4dを
起こすことによって、内機取り付けレール4の下端部4
aとレール支承金具3とが夫々掛止し合う形状に形成し
たものである。または、レール支承金具3と夫々掛止し
合う形状に形成した緩衝材5を内機取り付けレール4の
下端部4aに挿着したものであるため、内機取り付けレ
ール4の取り付け作業の際、一旦箱体本体1の底面1b
に載置することができ、容易に内機取り付けレール4の
取り付け作業が行える他、内機取り付けレール4を取り
付けた後も内機取り付けレール4の下端部4aが箱体本
体1の底面1bに載置されているため、衝撃による耐久
力が非常に優れているというものである。
【0015】尚、上記実施例のレール支承金具3と内機
取り付けレール4の下端部4a及び緩衝材5の掛止部の
構造において、レール支承金具3には鍔部3a,3aが
形成されて軸体3bが枢設され、内機取り付けレール4
の下端部4aまたは緩衝材5には軸体3bに掛止する掛
止溝4cとが形成されているが、これは一例であり、レ
ール支承金具3と内機取り付けレール4の下端部4a及
び緩衝材5の掛止部の構造はこれに限定するものではな
く、例えば、図6または図7のように構成することもで
きる。
取り付けレール4の下端部4a及び緩衝材5の掛止部の
構造において、レール支承金具3には鍔部3a,3aが
形成されて軸体3bが枢設され、内機取り付けレール4
の下端部4aまたは緩衝材5には軸体3bに掛止する掛
止溝4cとが形成されているが、これは一例であり、レ
ール支承金具3と内機取り付けレール4の下端部4a及
び緩衝材5の掛止部の構造はこれに限定するものではな
く、例えば、図6または図7のように構成することもで
きる。
【0016】図6及び図7は本考案にかかる請求項2の
分電盤の内機取り付けレールの固定構造の変形実施例の
説明図であり、図6はレール支承金具6の下側端縁部を
L字状に折曲形成して折曲部6aを形成すると共に、折
曲部6aの略中心部に開口部7を形成し、緩衝材8の他
端には図1における箱体本体1の底面1bに載置する載
置部8aと、レール支承金具6の開口部7に嵌合する凸
部8bを形成したものである。
分電盤の内機取り付けレールの固定構造の変形実施例の
説明図であり、図6はレール支承金具6の下側端縁部を
L字状に折曲形成して折曲部6aを形成すると共に、折
曲部6aの略中心部に開口部7を形成し、緩衝材8の他
端には図1における箱体本体1の底面1bに載置する載
置部8aと、レール支承金具6の開口部7に嵌合する凸
部8bを形成したものである。
【0017】また、図7はレール支承金具9の下側端縁
部をコ字状に折曲形成し、折曲端縁部9aの略中央部に
爪部10を形成し、緩衝材11の他端には図1における
箱体本体1の底面1bに載置する載置部11aと、レー
ル支承金具9の爪部10に嵌合する凹部11bを形成し
たものである。
部をコ字状に折曲形成し、折曲端縁部9aの略中央部に
爪部10を形成し、緩衝材11の他端には図1における
箱体本体1の底面1bに載置する載置部11aと、レー
ル支承金具9の爪部10に嵌合する凹部11bを形成し
たものである。
【0018】尚、図6及び図7は請求項2による変形実
施例であるが、これは一例であり、例えば、図6及び図
7と同一形状のレール支承金具6,9を用いた場合、緩
衝材8,11を用いることなく、請求項1の内機取り付
けレールの下端部を図6及び図7の緩衝材8,11と同
一の形状に形成することもできる。また、その他の部材
の形状や構成も本考案の目的を逸脱しない範囲におい
て、適宜変更することができる。
施例であるが、これは一例であり、例えば、図6及び図
7と同一形状のレール支承金具6,9を用いた場合、緩
衝材8,11を用いることなく、請求項1の内機取り付
けレールの下端部を図6及び図7の緩衝材8,11と同
一の形状に形成することもできる。また、その他の部材
の形状や構成も本考案の目的を逸脱しない範囲におい
て、適宜変更することができる。
【0019】以上説明したように、本考案に係る分電盤
の内機取り付けレールの固定構造は、分電盤の箱体本体
の内側背面の左右側面近傍に夫々対向する2本の内機取
り付けレールを設け、該内機取り付けレール間に機器取
り付け板を設けて各種電気機器を収納して成る分電盤の
内機取り付けレールの固定構造において、前記箱体本体
の内側背面の四隅に設けられた取り付け金具の下側左右
の取り付け金具から前記箱体本体の底面近傍まで延設さ
れたレール支承具を設け、該レール支承具と前記内機取
り付けレールの下端部は、該下端部を前記箱体本体の底
面に載置した状態で前記内機取り付けレールの下端部と
前記レール支承金具とが夫々掛止し合う形状に形成した
ことにより、内機取り付けレールの取り付け作業が容易
であり、且つ衝撃による耐久力が非常に優れている他、
内機取り付けレールの下端部はレール支承金具に掛止す
るのみで固定できるため、内機取り付けレールの螺着点
数が削減でき、而も重量物を空中に浮かせた状態で作業
する必要がないため作業時間が著しく短縮できるという
効果が得られるものです。
の内機取り付けレールの固定構造は、分電盤の箱体本体
の内側背面の左右側面近傍に夫々対向する2本の内機取
り付けレールを設け、該内機取り付けレール間に機器取
り付け板を設けて各種電気機器を収納して成る分電盤の
内機取り付けレールの固定構造において、前記箱体本体
の内側背面の四隅に設けられた取り付け金具の下側左右
の取り付け金具から前記箱体本体の底面近傍まで延設さ
れたレール支承具を設け、該レール支承具と前記内機取
り付けレールの下端部は、該下端部を前記箱体本体の底
面に載置した状態で前記内機取り付けレールの下端部と
前記レール支承金具とが夫々掛止し合う形状に形成した
ことにより、内機取り付けレールの取り付け作業が容易
であり、且つ衝撃による耐久力が非常に優れている他、
内機取り付けレールの下端部はレール支承金具に掛止す
るのみで固定できるため、内機取り付けレールの螺着点
数が削減でき、而も重量物を空中に浮かせた状態で作業
する必要がないため作業時間が著しく短縮できるという
効果が得られるものです。
【0020】また、内機取り付けレールの下端部に緩衝
材を設け、その緩衝材の一端には内機取り付けレールの
下端部が挿着可能に成る溝部を形成すると共に、他端に
は箱体本体の底面に載置した状態でレール支承金具と夫
々掛止し合う形状に形成したしたことにより、内機取り
付けレールの取り付け作業が容易であり、且つ衝撃によ
る耐久力が非常に優れている他、内機取り付けレールの
下端部はレール支承金具に掛止するのみで固定できるた
め、内機取り付けレールの螺着点数が削減でき、作業時
間も著しく短縮できるという優れた効果を有するもので
ある。
材を設け、その緩衝材の一端には内機取り付けレールの
下端部が挿着可能に成る溝部を形成すると共に、他端に
は箱体本体の底面に載置した状態でレール支承金具と夫
々掛止し合う形状に形成したしたことにより、内機取り
付けレールの取り付け作業が容易であり、且つ衝撃によ
る耐久力が非常に優れている他、内機取り付けレールの
下端部はレール支承金具に掛止するのみで固定できるた
め、内機取り付けレールの螺着点数が削減でき、作業時
間も著しく短縮できるという優れた効果を有するもので
ある。
【図1】本考案にかかる請求項1の分電盤の内機取り付
けレールの固定構造の説明図である。
けレールの固定構造の説明図である。
【図2】図1における要部の説明図である。
【図3】本考案にかかる請求項2の分電盤の内機取り付
けレールの固定構造の要部の説明図である。
けレールの固定構造の要部の説明図である。
【図4】内機取り付けレールの取り付け方法の説明図で
ある。
ある。
【図5】図4における要部の説明図である。
【図6】本考案にかかる請求項2の分電盤の内機取り付
けレールの固定構造の変形実施例の説明図である。
けレールの固定構造の変形実施例の説明図である。
【図7】本考案にかかる請求項2の分電盤の内機取り付
けレールの固定構造の変形実施例の説明図である。
けレールの固定構造の変形実施例の説明図である。
【図8】従来技術の分電盤の内機取り付けレールの固定
構造の説明図である。
構造の説明図である。
【図9】箱体本体の取り付け金具の説明図である。
【図10】従来技術の分電盤の内機取り付けレールの固
定構造の説明図である。
定構造の説明図である。
1・・・箱体本体、1a・・・背面、1b・・・底面、
2,2’・・・取り付け金具、3・・・レール支承金
具、3a・・・鍔部、3b・・・軸体、4・・・内機取
り付けレール、4a・・・下端部、4b・・・載置部、
4c・・・掛止溝、4d・・・上端部、5・・・緩衝
材、5a・・・溝部、5b・・・載置部、5c・・・掛
止溝、6・・・レール支承金具、6a・・・折曲部、7
・・・開口部、8・・・緩衝材、8a・・・載置部、8
b・・・凸部、9・・・レール支承金具、9a・・・折
曲端縁部、10・・・爪部、11・・・緩衝材、11a
・・・載置部、11b・・・凹部。
2,2’・・・取り付け金具、3・・・レール支承金
具、3a・・・鍔部、3b・・・軸体、4・・・内機取
り付けレール、4a・・・下端部、4b・・・載置部、
4c・・・掛止溝、4d・・・上端部、5・・・緩衝
材、5a・・・溝部、5b・・・載置部、5c・・・掛
止溝、6・・・レール支承金具、6a・・・折曲部、7
・・・開口部、8・・・緩衝材、8a・・・載置部、8
b・・・凸部、9・・・レール支承金具、9a・・・折
曲端縁部、10・・・爪部、11・・・緩衝材、11a
・・・載置部、11b・・・凹部。
Claims (2)
- 【請求項1】 分電盤の箱体本体の内側背面の左右側面
近傍に夫々対向する2本の内機取り付けレールを設け、
該内機取り付けレール間に機器取り付け板を設けて各種
電気機器を収納して成る分電盤の内機取り付けレールの
固定構造において、前記箱体本体の内側背面の四隅に設
けられた取り付け金具の下側左右の取り付け金具から前
記箱体本体の底面近傍まで延設されたレール支承金具を
設け、該レール支承金具と前記内機取り付けレールの下
端部は、該下端部を前記箱体本体の底面に載置した状態
で前記内機取り付けレールの下端部と前記レール支承金
具とが夫々掛止し合う形状に形成したことを特徴とする
分電盤の内機取り付けレールの固定構造。 - 【請求項2】 前記内機取り付けレールの下端部に緩衝
材を設け、該緩衝材の一端には前記内機取り付けレール
の下端部が挿着可能に成る溝部を形成すると共に、他端
には前記箱体本体の底面に載置した状態で前記レール支
承金具と夫々掛止し合う形状に形成したことを特徴とす
る請求項1に記載の分電盤の内機取り付けレールの固定
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059731U JP2596212Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 分電盤の内機取り付けレールの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1993059731U JP2596212Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 分電盤の内機取り付けレールの固定構造 |
Publications (2)
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JPH0723913U JPH0723913U (ja) | 1995-05-02 |
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ID=13121643
Family Applications (1)
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JP1993059731U Expired - Lifetime JP2596212Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 分電盤の内機取り付けレールの固定構造 |
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JP (1) | JP2596212Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7462519B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-04-05 | 河村電器産業株式会社 | 分電盤の機器取付レール |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-10-08 JP JP1993059731U patent/JP2596212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7462519B2 (ja) | 2020-08-28 | 2024-04-05 | 河村電器産業株式会社 | 分電盤の機器取付レール |
Also Published As
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JPH0723913U (ja) | 1995-05-02 |
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