JPH0214593Y2 - - Google Patents

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JPH0214593Y2
JPH0214593Y2 JP12818883U JP12818883U JPH0214593Y2 JP H0214593 Y2 JPH0214593 Y2 JP H0214593Y2 JP 12818883 U JP12818883 U JP 12818883U JP 12818883 U JP12818883 U JP 12818883U JP H0214593 Y2 JPH0214593 Y2 JP H0214593Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築物、住宅、および物置などの出隅
構造に関する。その目的は出隅の外観から固定具
の頭等の露出を一切排除すると共に施工が容易
で、その上確実に建築物等と一体化でき、しかも
パネルの連結部、および表面から内部へ雨水など
が漏洩するのを防止した出隅構造を形成すること
にある。 以下に、図面を用いて本考案に係る出隅構造の
一実施例について詳細に説明する。第1図a,b
は上記構造の代表的な一例を示す斜視図であり、
a図は敷目地材を係止具のガイドとしても機能さ
せた場合の出隅構造を示し、b図は敷目地材を単
なる防水材、パネル施工時のガイドとしてのみ機
能させた場合の出隅構造を示す。さらに説明する
と、は敷目地材、はパネル、はスペーサ、
8は係止具、14はカバー、20は躯体で主柱2
1、間柱(図示せず)からなり、22は釘であ
る。さらに説明すると、敷目地材は第2図a,
bに示すように長尺体、例えば金属板、合成樹脂
板などをa図に示すように押し出し、引き抜き、
射出成形、あるいはb図に示すようにプレス、ロ
ール成形などの加工法により縦断面を略Y字状に
形成し、主に防水材、隔壁材、パネルと係止具
8の案内として役立つものである。なお、b図は
係止具の案内を行わない場合を示す。すなわ
ち、敷目地材は固定部2と垂直部3からなり、
固定部2はθ1=90゜、または略直角に配設した固
定片2aとその先端をはぜ状に形成した舌片2
b,2b′、b図に示すように固定片2aの途中に
長手方向に沿つて形成した防水突起2cとからな
り、垂直部3は固定部2のθ1/2を通つてθ2≒135゜ に形成し、その先端に必要に応じてガイド突起3
aを形成したものである。なお、舌片2b′は、は
ぜにより形成したものである。また、ガイド突起
3aは密実体、中空体のいずれでもよく、その断
面は菱形、正方形、あるいは図示しないが楔形、
半円形、楕円形などの1種に形成したものであ
る。なお、b図に示す敷目地材の場合は固定部
2、および垂直部3が2分割された構成となつて
いるが、全体の断面形状、機能としてはa図と同
様である。さらに、敷目地材の大きさとして
は、長さL1が最大7272mm位、W1W2、W1=W2
でW1,W2=10〜200mm、h1はパネルの板厚T
より大きく形成するか、第1図bに示すように無
関係な寸法に形成するものである。また、パネル
4は第3図a〜hに示すように、雄型連結部5と
雌型連結部6を有する単体、または複合体、サン
ドイツチ構造体からなる長尺体であり、しかも連
結した際には壁面が少なくとも略面一となる形状
のものである。なお、パネルの化粧面には2点
鎖線で示すように1本、もしくは2本、あるいは
図示しないが複数本のリブを配設したものも含む
ものである。その大きさは、長さL2が最大7272
mm位、厚さTが5〜150mm位である。さらに、ス
ペーサは第4図a〜fに示すように、縦断面が
3角形、もしくは正方形で、長尺体からなり、し
かも防水性、クツシヨン性、およびパツキング
性、必要により耐候性を有し、例えばプラスチツ
クフオーム、合成ゴム、ゴム、プラスチツクフオ
ームに無機材を含浸させたものなどの成形体から
なるものである。その形状としては、長さL3
最大7272mm、高さHはパネルの厚さTと同等か
幾分大きい寸法であり、a図は縦断面を2等辺3
角形としたスペーサ、b図は2辺の角部を曲面に
形成したスペーサ、c図は2辺の角部を面取り状
としたスペーサ、d図は正方形で1つの角部から
対角線に沿つて嵌挿溝7aを設けたスペーサ、e
図は中空状芯材7bの2面にのみクツシヨン性、
防水性のあるフオームを被覆したスペーサ、f図
は密実の芯材7b′に上記のような材料を被覆した
スペーサである。また、係止具は第5図に示す
ように、例えば表面処理鋼板(板厚0.2〜0.6mm)、
ガルフアン、アルミニウム板、ステンレス板、銅
板、およびばね鋼板等の1枚の板体を成形したも
のであり、主に敷目地材の垂直部3と嵌合して
出隅の中心位置を正確に確認すると共に、カバー
14のガイド兼補強部材、およびパネルの端部
固定具として機能するものである。すなわち、係
止具は第5図に示すようにθ3を直角、あるいは
略直角に形成した固定部9とカバー係止用の係止
部12とから形成したものである。さらに説明す
ると、固定部9は幅W3、長さL4の固定面10と
その根元部端、所謂角部をθ3/2の中心線イに沿つ て外方へ、任意形状、図では略3角形断面形状と
なるように突出した補強兼案内部11とから構成
し、係止部12は固定面10の先端を外方へ突出
し、角度θ4(90〜160゜)でフツク状断面形状に形
成すると共に、その外側面13を内方に角度θ5
(10〜80゜位)に傾斜し、かつ、フリー端として弾
力性を発揮できるように形成したものである。ま
た、上記外側面13はカバー14と接触し、これ
を係止するため、その先端部13aが固定面10
の根元方向に近づくように上記したθ5のように傾
斜し、係合しやすく、かつ、フリー端として弾性
変形を容易にしたものである。なお、各部の寸法
の一例としては、L4は5〜200mm、W3は任意で、
例えば20〜100mm、W4はW3+5〜20mm、W5は任
意でカバー14の化粧面部15の裏面に当接する
か、僅かの間隙を有する大きさであり、高さh2
5〜20mm位、h3はh2と同等か、外側面13の先端
部13aが固定面10より幾分高い位置から始ま
つて頂面12aがh2と同じ寸法、h4は任意である
が、カバー14の化粧面部15を突出させない寸
法、θ6は90゜位としたものである。また、カバー
14はパネルと同じ材料、もしくは、カラー鋼
板、亜鉛鉄板、フツソ樹脂処理鋼板、塩ビ鋼板、
ステンレス、アルミニウム、合成樹脂板のように
弾性を有する薄板からなり、主に出隅の化粧、防
水材として役立つものである。その形状は第6図
に示すように山形状の化粧面部15とフツク状の
係合部17とからなり、化粧面部15はθ7を90゜、
または略90゜として化粧面16を配設したもので
ある。さらに、係合部17はカバー面16の先端
を内方にθ8で傾斜した化粧側面18とその先端を
さらに内方に屈曲した舌片19とからなり、舌片
19はカバー面16と平行か、幾分内方へ傾斜し
た断面に形成したものである。なお、化粧側面1
8を傾斜したため、舌片19に弾力を付加できる
と共に、係合の際にガイド的に作用して係合し易
いものである。さらに、カバー14の具体例とし
ては長さL5を最大7272mm、幅W6は任意であるが、
約10〜300mm位、W7は3〜20mm、高さh5はh2,h3
に相応して定まるが、施工した際にカバー面の裏
面16aと係止具の係止部12の高さh2間にあ
まり空隙が生じないような寸法である。なお、舌
片19の幅W7は係止具の幅W4とカバー面の幅
W6と角度θ5によつて定まるものである。勿論、
これら各部材間の寸法は相対的に定まるものであ
る。 次ぎに施工例につき説明する。 いま、第1図aに示すような横張り壁体の出隅
構造を形成すると仮定する。まず、第7図に示す
ように角柱21、間柱(図示せず)を形成した躯
体20において、第2図bに示すような敷目地材
1を角柱21に釘22を介して固定する。次ぎに
第3図cに示すようなパネルを桁から土台(図
示せず)に向かつて、かつ、パネルの端部を敷
目地材の固定部2と垂直部3の交差点部分に当
接して桁から土台に向かつて施工する。なお、こ
の場合は敷目地材の高さh1がパネルの厚さT
より大きく、かつ、垂直部3の上端が施工したパ
ネルの表面と略同等の高さに位置するものであ
る。次ぎに、第4図aに示すようなスペーサ
(ポリウレタンフオームで独立気泡からなり、密
度が40Kg/m3、スキン層あり)を垂直部3とパネ
の側端面間に形成される3角形の空間にそれ
ぞれ充填し、パネルの雄型、雌型の連結部(横
目地)、および出隅部の縦目地間の空隙を閉塞す
る。次ぎに、第5図に示す係止具の突起11を
ガイド部3aに嵌合すると共に、固定面10の裏
面10aをパネルの表面に当接し、釘22で角
柱にパネルを介して固定する。この際、スペー
は係止具によつて前記空隙から離脱しない
ように支持される。そこで、第7図に示すような
カバー14の係合部17の1つを係止部12の1
つに第7図において2点鎖線で示すように係合
し、この係合部分を中心にして矢印ロ方向に回転
して第7図において実線で示すように係合し、出
隅を構成する。なお、この出隅構造では係止具
とカバー14の高さにおいて第7図に示すように
Δhの差が生ずると逃げと弾性変形の相乗効果で
より係合しやすくなる。また、カバー14を長さ
方向で連結する際には上側になるカバー14の舌
片19の1つの端部を切除しておくと連結が極め
て容易となる。 以上、説明したのは本考案に係る出隅構造の一
実施例にすぎず、第8図〜第12図に示すように
形成したり、施工することもできる。すなわち、
敷目地材は第8図a〜lに示すように形成した
場合であり、a図は舌片2bを90゜に屈曲した敷
目地材、b図はガイド部3aを5角形とした敷目
地材、c図はガイド部3aを円形に形成した敷目
地材、d図は垂直部3に窪部3bを形成した敷目
地部、e図はガイド部3aを変則8角形とした敷
目地材、f図はガイド部3aを3角形に形成した
敷目地材、g図はガイド部3aを半円形に形成し
た敷目地材、h図はガイド部3aを2重の3角形
に形成した敷目地材、i,j図はガイド部3aを
削除し、i図は単に屈曲、j図は楔状に屈曲した
敷目地材、k,l図は射出成形により図のように
形成した敷目地材である。また、第9図a〜dは
係止具の係止部12の変形を示し、a図はθ4
90゜、b図はθ4を鋭角、c図はθ4=90゜、d図は外
側面13の先端を図のように突出し、かつ、Δt
だけ先端を固定面10より上に位置させたもので
ある。なお、b,c図では係止部12の頂部12
aを平面からなる傾斜面としたものである。第1
0図a〜eは係止具の突起11の変形を示すも
のであり、a図はハート形、b図は正方形、c図
は5角形、d図は間隔ΔWを大きくした3角形、
e図は長方形に形成した場合である。第11図は
突起11のない係止具、第12図a〜eはカバー
14の係合部17の変形例であり、a図はθ8
90゜、b図は舌片19を内方へθ9だけ傾斜させた
カバー、c〜eは舌片19の先端にアダ折りを設
けたカバーである。 上述したように、本考案に係る出隅構造によれ
ば、出隅部のパネル端部が敷目地材とカバーでサ
ンドイツチされたため、万一の漏水によつても躯
体まで雨水、結露水が浸入せず、躯体を腐食する
ことがない特徴がある。また、敷目地材の垂直部
とパネルの側面間に形成される3角形の空間に対
し、パネル全厚さに対応すると共に、クツシヨン
性、防水性、パツキング性を有するスペーサを介
在してこれら空隙、およびパネル側面とスペーサ
間の空隙も閉塞するため、壁体の横目地、縦目
地、およびパネル化粧面端から内部へ雨水が浸入
せず、断熱性にもすぐれているため結露も生じな
い特徴がある。しかも、出隅部のパネル端部は釘
によつてバタ付くことなく脳天打ちにより確実に
躯体に固定でき、しかも、その角部に係止具を釘
の脳天打ちで容易に、かつ、確実に位置関係をみ
て施工でき、その上、カバーを単に載せ、押圧す
るか、一端を係合し、他端を回転させると容易に
係合一体化できるため、釘頭が出隅部分に一切現
れず、防水性、防食性、および施工性にすぐれた
出隅構造となる特徴がある。また、施工は係止具
とカバーの弾性変形を利用しての一体化のため非
常に簡単であると共に、強固な出隅構造となる特
徴がある。さらに、敷目地材、係止具およびカバ
ーは、共にロール成形等で形成できるため低コス
トの出隅構造となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に係る出隅構造の一実施
例を示す一部切欠き斜視図、第2図a,bは敷目
地材の一例を示す斜視図、第3図a〜hはパネル
の一例を示す斜視図、第4図a〜fはスペーサの
一例を示す斜視図、第5図は係止具の一例を示す
斜視図、第6図はカバーの一例を示す斜視図、第
7図は上記出隅構造の施工順序を示す説明図、第
8図a〜l、第9図a〜d、第10図a〜e、第
11図および第12図a〜eはその他の実施例を
示す説明図である。 ……敷目地材、……パネル、……スペー
サ、……係止具、14……カバー、20……躯
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの固定部と1つの垂直部とから横断面をY
    字状に形成した長尺状の敷目地材と、雄、雌型連
    結構造のパネルと、直角に形成した固定部の両先
    端を外方に突出し、フツク状の断面形状に形成す
    ると共に、その外側面を内方へ傾斜して弾性を具
    備する係止部と上記固定部の角部を外方へ突出し
    て補強兼ガイド用の突起を形成した係止具と、横
    断面を山形状とした化粧面部と該化粧面部の両先
    端を内側に傾斜し、再び内方へ屈曲して弾力ある
    係合部を形成したカバーと高さがパネルの板厚と
    同じ位で断面を3角形に形成した長尺状のクツシ
    ヨン性、防水性、パツキング性を有するスペーサ
    とを備え、出隅の躯体角部に前記敷目地材を垂直
    に固定し、該敷目地材の固定部上にパネル端部を
    固定して敷目地材の垂直部とパネル端部間に3角
    形状の空間を形成すると共に、該空間にスペーサ
    を充填して密実状の角部にし、また前記係止具の
    固定部をパネル端部に載置すると共に、該固定部
    の角部を出隅の角部に合致させて固定し、該係止
    具の係止部にカバーの係合部を弾力性を介して係
    合し一体に構成したことを特徴とする出隅構造。
JP12818883U 1983-08-18 1983-08-18 出隅構造 Granted JPS6035837U (ja)

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