JPH0232745Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0232745Y2 JPH0232745Y2 JP11954084U JP11954084U JPH0232745Y2 JP H0232745 Y2 JPH0232745 Y2 JP H0232745Y2 JP 11954084 U JP11954084 U JP 11954084U JP 11954084 U JP11954084 U JP 11954084U JP H0232745 Y2 JPH0232745 Y2 JP H0232745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- panel
- fixing
- fasteners
- corners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000587161 Gomphocarpus Species 0.000 description 1
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築物、住宅、および物置などの出隅
構造に関する。その目的は出隅の外観から固定具
の頭等の露出を一切排除すると共に施工が容易
で、その上、確実に建築物等と一体化でき、しか
も躯体に雨水が漏洩しない出隅構造を形成するこ
とにある。 以下に、図面を用いて本考案に係る出隅構造の
一実施例について詳細に説明する。第1図は上記
構造の代表的な一例を示す斜視図であり、敷目地
材を係止具のガイドとしても機能させた場合の出
隅構造を示すものである。さらに説明すると、1
は敷目地材、4はパネル、7は係止具、13はカ
バー、19は躯体で主柱20、間柱(図示せず)
からなり、21は釘である。さらに説明すると、
敷目地材1は第2図に示すように長尺体、例えば
金属板、合成樹脂板などを押し出し、引き抜き、
射出成形、あるいはプレス、ロール成形などの加
工法により縦断面を略Y字状に形成し、主に防水
材、隔壁材、パネル4と係止具7の案内として役
立つものである。すなわち、敷目地材1は固定部
2と垂直部3からなり、固定部2はθ1=90゜、ま
たは略直角に配設した固定片2aとその先端をは
ぜ状に形成した舌片2bと、固定片2aの途中に
長手方向と平行に形成した防水突起2cとからな
り、垂直部3は固定部2のθ1/2を通つてθ2≒
135゜位に形成し、その先端にガイド突起3aを形
成したものである。また、ガイド突起3aは密実
体(図示せず)、中空体のいずれでもよく、その
断面は3角断面、所謂楔形に形成したものであ
る。さらに、敷目地材1の大きさとしては、長さ
L1が最大7272mm位、W1,W2はW1=W2でW1,
W2=10〜200mm、h1はパネル4の板厚Tより大き
く形成するものである。また、パネル4は第3図
a〜hに示すように、雄型連結部5と雌型連結部
6を有する単体、または複合体、サンドイツチ構
造体からなる長尺体であり、しかも連結した際に
は壁面が少なくとも略面一となる形状のものであ
る。なお、パネル4の化粧面には2点鎖線で示す
ように1本、もしくは2本、あるいは図示しない
が複数本のリブを配設したものも含むものであ
る。その大きさは、長さL2が最大7272mm位、厚
さTが5〜150mm位である。さらに、係止具7は
第4図に示すように、例えば表面処理鋼板(板厚
0.2〜0.6mm)、ガルフアン、アルミニウム板、ス
テンレス板、銅板、およびばね鋼板等の1枚の板
体を成形したものであり、主に敷目地材1の垂直
部3のガイド突起3aと嵌合して出隅の中心位置
に正確に確認すると共に、カバー13のガイド兼
補強部材、およびパネル4の端部固定具として機
能するものである。すなわち、係止具7は第4図
に示すようにθ3を直角、あるいは略直角に形成し
た固定部8とカバー係止用の係止部11とから形
成したものである。さらに説明すると、固定部8
は幅W4、長さL3の固定面9とその根元部端、所
謂角部をθ3/2の中心線イに沿つて外方へ略3角
形断面形状となるように突出した補強兼案内部1
0とから構成し、係止部11は固定面9の先端を
外方へ突出し、角度θ4(90〜160゜)でフツク状断
面形状に形成すると共に、その外側面12を内方
に角度θ5(10〜80゜位)に傾斜し、かつ、フリー端
として弾力性を発輝できるように形成したもので
ある。また、上記外側面12はカバー13と接触
し、これを係止するため、その先端部12aが固
定面9の根元方向に近づくように上記したθ5のよ
うに傾斜し、係合しやすく、かつ、フリー端とし
て弾性変形を容易にしたものである。なお、各部
の寸法の一例としては、L3は5〜200mm、W4は任
意で、例えば20〜100mm、W5は5〜20mmで任意で
ガイド突起3aの幅W3+2t位であり、カバー1
3の化粧面部14の裏面に当接するか、僅かの間
隙を有する大きさであり、高さh2は5〜20mm、h3
はh2と同等か、外側面12の先端部12aが固定
面9aより幾分高い位置から始まつて頂面12b
がh2と同じ寸法、h4=h2であるが、カバー13の
化粧面部14を突出させない寸法、θ6は90゜位と
したものである。またカバー13はパネル4と同
じ材料、もしくはカラー鋼板、亜鉛鉄板、フツソ
樹脂処理鋼板、塩ビ鋼板、ステンレス、アルミニ
ウム、合成樹脂板のように弾性を有する薄板から
なり、主に出隅の化粧、防水材として役立つもの
である。その形状は第5図に示すようにL状の化
粧面部14とフツク状の係合部16とからなり、
化粧面部14はθ7を90゜または略90゜として化粧面
15を配設したものである。なお、化粧面15に
は長手方向と平行に、かつ、係合部近くに凹溝1
5aを形成し、より係合力を強化させると共に、
化粧面15の幅を見掛上、小幅に見せるようにし
たものである。さらに、係合部16は化粧面15
の先端を内方にθ8で傾斜させた化粧側面17とそ
の先端をさらに内方に屈曲した係止舌片18と、
その先端をはぜ折りした舌片18aとからなり、
係止舌片18は化粧面15と平行か、幾分内方へ
傾斜した断面に形成したものである。なお、化粧
側面17を傾斜したため、係止舌片18に弾力を
付加できると共に、係合の際にガイド的に作用し
て係合し易くなるものである。さらに、カバー1
3の具体例としては長さL4を最大7272mm、幅W6
は任意であるが、係止具7より大きく約10〜300
mm位、W7は3〜20mm、高さh3はh2,h3に相当し
て定まるが、施工した際に化粧面の裏面15bと
係止具7の係止部11の高さh2間にあまり空隙が
生じないような寸法である。なお、係止舌片18
の幅W7は係止具7の幅W4と化粧面の幅W6と角
度θ5によつて定まるものである。勿論、これら各
部材間は寸法は相対的に定まるものである。 次に施工例につき説明する。 いま、第1図に示すような横張り壁体の出隅構
造を形成すると仮定する。まず、第6図に示すよ
うに角柱20、間柱(図示せず)を形成した躯体
19において、第2図に示すような敷目地材1を
角柱20に釘21を介して固定する。次に第3図
cに示すようなパネル4を桁から土台(図示せ
ず)に向かつて、かつ、パネル4の端部を敷目地
材1の固定部2と垂直部3の交差点部分に当接し
て桁から土台に向かつて施工する。なお、この場
合は敷目地材1の高さh1がパネル4の厚さTより
大きく、かつ、垂直部3の上端が施工したパネル
4の表面と略同等の高さに位置するものである。
次に、第4図に示す係止具7の突起10をガイド
突起3aに嵌合すると共に、固定面9の裏面9a
をパネル4の表面に当接し、釘21で角柱にパネ
ル4を介して固定する。そこで、第5図に示すよ
うなカバー13の係合部16の1つを係止部11
の1つに第6図において2点鎖線で示すように係
合し、この係合部分を中心にして矢印ロ方向に回
して第6図において実線で示すように係合し、出
隅を構造する。なお、この出隅構造では係止具7
とカバー13の高さにおいて第6図に示すように
△hの差が生ずると逃げと弾性変形の相乗効果で
より係合しやすくなる。また、カバー13を長さ
方向で連結する際には上側になるカバー13の係
止舌片18の1つの端部を切除しておくと連結が
極めて容易となる。 以上、説明したのは本考案に係る出隅構造の一
実施例にすぎず、第7図〜第9図a〜eに示すよ
うに各構成材を形成することもできる。すなわ
ち、敷目地材1は第7図に示すように突条2cを
1本形成した場合であり、第8図は係止具7の係
止部11を逆に形成したものである。第9図a〜
eはカバー13の係合部16の変形例であり、a
図はθ8=90゜b図は係止舌片18を内方へθ9だけ傾
斜させたカバー、c〜eは係止舌片18の先端に
アダ折り状の種々の舌片18aを設けたカバーで
ある。なお、化粧面15に凹溝15aを形成しな
いカバーも形成できるものである。 上述したように、本考案に係る出隅構造によれ
ば、出隅部のパネル端部が敷目地材とカバーでサ
ンドイツチされたため、万一の漏水によつても躯
体まで雨水、結露水が侵入せず、躯体を腐食する
ことがない特徴がある。また、出隅部のパネル端
部は釘によつてバタ付くことなく脳天打ちにより
確実に躯体に固定でき、しかも、その角部に係止
具を釘の脳天打ちで容易に、かつ、確実に位置関
係をみて施工でき、その上、カバーを単に載せ、
押圧するか、一端を係合し、他端を回転させると
容易に係合一体化できるため、釘頭が出隅部分に
一切現れず、防水性、防食性、および施工性にす
ぐれた出隅構造となる特徴がある。また、施工は
係止具の出隅の正しい位置への装置が容易とな
り、しかも係止具に対してカバーの弾性変形を介
して一体化することが簡単であると共に、強固な
出隅構造となる特徴がある。さらに、敷目地材、
係止具、およびカバーは、共にロール成形等で形
成できるため低コストの出隅構造となる利点があ
る。
構造に関する。その目的は出隅の外観から固定具
の頭等の露出を一切排除すると共に施工が容易
で、その上、確実に建築物等と一体化でき、しか
も躯体に雨水が漏洩しない出隅構造を形成するこ
とにある。 以下に、図面を用いて本考案に係る出隅構造の
一実施例について詳細に説明する。第1図は上記
構造の代表的な一例を示す斜視図であり、敷目地
材を係止具のガイドとしても機能させた場合の出
隅構造を示すものである。さらに説明すると、1
は敷目地材、4はパネル、7は係止具、13はカ
バー、19は躯体で主柱20、間柱(図示せず)
からなり、21は釘である。さらに説明すると、
敷目地材1は第2図に示すように長尺体、例えば
金属板、合成樹脂板などを押し出し、引き抜き、
射出成形、あるいはプレス、ロール成形などの加
工法により縦断面を略Y字状に形成し、主に防水
材、隔壁材、パネル4と係止具7の案内として役
立つものである。すなわち、敷目地材1は固定部
2と垂直部3からなり、固定部2はθ1=90゜、ま
たは略直角に配設した固定片2aとその先端をは
ぜ状に形成した舌片2bと、固定片2aの途中に
長手方向と平行に形成した防水突起2cとからな
り、垂直部3は固定部2のθ1/2を通つてθ2≒
135゜位に形成し、その先端にガイド突起3aを形
成したものである。また、ガイド突起3aは密実
体(図示せず)、中空体のいずれでもよく、その
断面は3角断面、所謂楔形に形成したものであ
る。さらに、敷目地材1の大きさとしては、長さ
L1が最大7272mm位、W1,W2はW1=W2でW1,
W2=10〜200mm、h1はパネル4の板厚Tより大き
く形成するものである。また、パネル4は第3図
a〜hに示すように、雄型連結部5と雌型連結部
6を有する単体、または複合体、サンドイツチ構
造体からなる長尺体であり、しかも連結した際に
は壁面が少なくとも略面一となる形状のものであ
る。なお、パネル4の化粧面には2点鎖線で示す
ように1本、もしくは2本、あるいは図示しない
が複数本のリブを配設したものも含むものであ
る。その大きさは、長さL2が最大7272mm位、厚
さTが5〜150mm位である。さらに、係止具7は
第4図に示すように、例えば表面処理鋼板(板厚
0.2〜0.6mm)、ガルフアン、アルミニウム板、ス
テンレス板、銅板、およびばね鋼板等の1枚の板
体を成形したものであり、主に敷目地材1の垂直
部3のガイド突起3aと嵌合して出隅の中心位置
に正確に確認すると共に、カバー13のガイド兼
補強部材、およびパネル4の端部固定具として機
能するものである。すなわち、係止具7は第4図
に示すようにθ3を直角、あるいは略直角に形成し
た固定部8とカバー係止用の係止部11とから形
成したものである。さらに説明すると、固定部8
は幅W4、長さL3の固定面9とその根元部端、所
謂角部をθ3/2の中心線イに沿つて外方へ略3角
形断面形状となるように突出した補強兼案内部1
0とから構成し、係止部11は固定面9の先端を
外方へ突出し、角度θ4(90〜160゜)でフツク状断
面形状に形成すると共に、その外側面12を内方
に角度θ5(10〜80゜位)に傾斜し、かつ、フリー端
として弾力性を発輝できるように形成したもので
ある。また、上記外側面12はカバー13と接触
し、これを係止するため、その先端部12aが固
定面9の根元方向に近づくように上記したθ5のよ
うに傾斜し、係合しやすく、かつ、フリー端とし
て弾性変形を容易にしたものである。なお、各部
の寸法の一例としては、L3は5〜200mm、W4は任
意で、例えば20〜100mm、W5は5〜20mmで任意で
ガイド突起3aの幅W3+2t位であり、カバー1
3の化粧面部14の裏面に当接するか、僅かの間
隙を有する大きさであり、高さh2は5〜20mm、h3
はh2と同等か、外側面12の先端部12aが固定
面9aより幾分高い位置から始まつて頂面12b
がh2と同じ寸法、h4=h2であるが、カバー13の
化粧面部14を突出させない寸法、θ6は90゜位と
したものである。またカバー13はパネル4と同
じ材料、もしくはカラー鋼板、亜鉛鉄板、フツソ
樹脂処理鋼板、塩ビ鋼板、ステンレス、アルミニ
ウム、合成樹脂板のように弾性を有する薄板から
なり、主に出隅の化粧、防水材として役立つもの
である。その形状は第5図に示すようにL状の化
粧面部14とフツク状の係合部16とからなり、
化粧面部14はθ7を90゜または略90゜として化粧面
15を配設したものである。なお、化粧面15に
は長手方向と平行に、かつ、係合部近くに凹溝1
5aを形成し、より係合力を強化させると共に、
化粧面15の幅を見掛上、小幅に見せるようにし
たものである。さらに、係合部16は化粧面15
の先端を内方にθ8で傾斜させた化粧側面17とそ
の先端をさらに内方に屈曲した係止舌片18と、
その先端をはぜ折りした舌片18aとからなり、
係止舌片18は化粧面15と平行か、幾分内方へ
傾斜した断面に形成したものである。なお、化粧
側面17を傾斜したため、係止舌片18に弾力を
付加できると共に、係合の際にガイド的に作用し
て係合し易くなるものである。さらに、カバー1
3の具体例としては長さL4を最大7272mm、幅W6
は任意であるが、係止具7より大きく約10〜300
mm位、W7は3〜20mm、高さh3はh2,h3に相当し
て定まるが、施工した際に化粧面の裏面15bと
係止具7の係止部11の高さh2間にあまり空隙が
生じないような寸法である。なお、係止舌片18
の幅W7は係止具7の幅W4と化粧面の幅W6と角
度θ5によつて定まるものである。勿論、これら各
部材間は寸法は相対的に定まるものである。 次に施工例につき説明する。 いま、第1図に示すような横張り壁体の出隅構
造を形成すると仮定する。まず、第6図に示すよ
うに角柱20、間柱(図示せず)を形成した躯体
19において、第2図に示すような敷目地材1を
角柱20に釘21を介して固定する。次に第3図
cに示すようなパネル4を桁から土台(図示せ
ず)に向かつて、かつ、パネル4の端部を敷目地
材1の固定部2と垂直部3の交差点部分に当接し
て桁から土台に向かつて施工する。なお、この場
合は敷目地材1の高さh1がパネル4の厚さTより
大きく、かつ、垂直部3の上端が施工したパネル
4の表面と略同等の高さに位置するものである。
次に、第4図に示す係止具7の突起10をガイド
突起3aに嵌合すると共に、固定面9の裏面9a
をパネル4の表面に当接し、釘21で角柱にパネ
ル4を介して固定する。そこで、第5図に示すよ
うなカバー13の係合部16の1つを係止部11
の1つに第6図において2点鎖線で示すように係
合し、この係合部分を中心にして矢印ロ方向に回
して第6図において実線で示すように係合し、出
隅を構造する。なお、この出隅構造では係止具7
とカバー13の高さにおいて第6図に示すように
△hの差が生ずると逃げと弾性変形の相乗効果で
より係合しやすくなる。また、カバー13を長さ
方向で連結する際には上側になるカバー13の係
止舌片18の1つの端部を切除しておくと連結が
極めて容易となる。 以上、説明したのは本考案に係る出隅構造の一
実施例にすぎず、第7図〜第9図a〜eに示すよ
うに各構成材を形成することもできる。すなわ
ち、敷目地材1は第7図に示すように突条2cを
1本形成した場合であり、第8図は係止具7の係
止部11を逆に形成したものである。第9図a〜
eはカバー13の係合部16の変形例であり、a
図はθ8=90゜b図は係止舌片18を内方へθ9だけ傾
斜させたカバー、c〜eは係止舌片18の先端に
アダ折り状の種々の舌片18aを設けたカバーで
ある。なお、化粧面15に凹溝15aを形成しな
いカバーも形成できるものである。 上述したように、本考案に係る出隅構造によれ
ば、出隅部のパネル端部が敷目地材とカバーでサ
ンドイツチされたため、万一の漏水によつても躯
体まで雨水、結露水が侵入せず、躯体を腐食する
ことがない特徴がある。また、出隅部のパネル端
部は釘によつてバタ付くことなく脳天打ちにより
確実に躯体に固定でき、しかも、その角部に係止
具を釘の脳天打ちで容易に、かつ、確実に位置関
係をみて施工でき、その上、カバーを単に載せ、
押圧するか、一端を係合し、他端を回転させると
容易に係合一体化できるため、釘頭が出隅部分に
一切現れず、防水性、防食性、および施工性にす
ぐれた出隅構造となる特徴がある。また、施工は
係止具の出隅の正しい位置への装置が容易とな
り、しかも係止具に対してカバーの弾性変形を介
して一体化することが簡単であると共に、強固な
出隅構造となる特徴がある。さらに、敷目地材、
係止具、およびカバーは、共にロール成形等で形
成できるため低コストの出隅構造となる利点があ
る。
第1図は本考案に係る出隅構造の一実施例を示
す一部切欠き斜視図、第2図は敷目地材の一例を
示す斜視図、第3図はa〜hはパネルの一例を示
す斜視図、第4図は係止具の一例を示す斜視図、
第5図はカバーの一例を示す斜視図、第6図は上
記出隅構造の施工順序を示す説明図、第7図、第
8図、第9図a〜eはその他の実施例を示す説明
図である。 1……敷目地材、4……パネル、7……係止
具、13……カバー、19……躯体。
す一部切欠き斜視図、第2図は敷目地材の一例を
示す斜視図、第3図はa〜hはパネルの一例を示
す斜視図、第4図は係止具の一例を示す斜視図、
第5図はカバーの一例を示す斜視図、第6図は上
記出隅構造の施工順序を示す説明図、第7図、第
8図、第9図a〜eはその他の実施例を示す説明
図である。 1……敷目地材、4……パネル、7……係止
具、13……カバー、19……躯体。
Claims (1)
- 2つの固定部と先端に3角形状のガイド突起を
有する1つの垂直部とから横断面をY字状に形成
した長尺状の敷目地材と、雄、雌型連結構造のパ
ネルと、直角に形成した固定部の両先端を外方に
突出し、フツク状の断面形状に形成すると共に、
その外側面を内方へ傾斜して弾性を具備する係止
部と上記固定部の角部を外方へ突出して前記垂直
部のガイドと嵌合する補強兼ガイド用の突起を形
成した係止具と、横断面をL状に形成した化粧面
部と該化粧面部の両先端を内側に傾斜し、再び内
方へ屈曲して弾力ある係合部を形成したカバーと
を備え、出隅の躯体角部に前記敷目地材を垂直に
固定し、該敷目地材の固定部上にパネル端部を固
定して敷目地材の垂直部とパネル端部間に3角形
状の空間を形成し、また前記複数個の係止具の固
定部をパネル端部に一定ピツチで載置すると共
に、該固定部の角部を出隅の角部に合致させて固
定し、該係止具の係止部にカバーの係合部を弾力
性を介して係合し一体に構成したことを特徴とす
る出隅構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11954084U JPS6132447U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 出隅構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11954084U JPS6132447U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 出隅構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132447U JPS6132447U (ja) | 1986-02-27 |
JPH0232745Y2 true JPH0232745Y2 (ja) | 1990-09-05 |
Family
ID=30678410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11954084U Granted JPS6132447U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 出隅構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132447U (ja) |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11954084U patent/JPS6132447U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6132447U (ja) | 1986-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0232745Y2 (ja) | ||
JPH0214592Y2 (ja) | ||
JPH031942Y2 (ja) | ||
JPH0214593Y2 (ja) | ||
JPH0626167A (ja) | 目地構造 | |
JPH0347069Y2 (ja) | ||
JP2966345B2 (ja) | 縦葺外装構造及びその施工方法 | |
JPH0546565Y2 (ja) | ||
JPH031558Y2 (ja) | ||
JPH0245374Y2 (ja) | ||
JP2531412Y2 (ja) | パ−ゴラ | |
JPH031556Y2 (ja) | ||
JPH038733Y2 (ja) | ||
JPH0133710Y2 (ja) | ||
JPH031550Y2 (ja) | ||
JP2551412Y2 (ja) | パネルの接続構造 | |
JPH0518418Y2 (ja) | ||
JP3189238B2 (ja) | 目地構造 | |
JPS6224657Y2 (ja) | ||
JPH0316973Y2 (ja) | ||
JPS5918018Y2 (ja) | ひさしの雨おさえ板 | |
JPH0236820Y2 (ja) | ||
JPS5849298Y2 (ja) | 二段雨切り瓦 | |
JPH0310252Y2 (ja) | ||
JPS6315474Y2 (ja) |