JPH0133710Y2 - - Google Patents

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JPH0133710Y2
JPH0133710Y2 JP1982181040U JP18104082U JPH0133710Y2 JP H0133710 Y2 JPH0133710 Y2 JP H0133710Y2 JP 1982181040 U JP1982181040 U JP 1982181040U JP 18104082 U JP18104082 U JP 18104082U JP H0133710 Y2 JPH0133710 Y2 JP H0133710Y2
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JP
Japan
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panel
decorative surface
corner panel
decorative
engaging
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JP1982181040U
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JPS5984150U (ja
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築、構築物の出隅パネル、特に装着
が容易で、外観が美しく、その上、連結部の防水
性、施工が簡単な出隅パネルに関するものであ
る。
従来から使用されている住宅、物置、仮設ハウ
ス等における出隅パネルは、L字状横断面のコー
ナ用パネルをその化粧面側から釘等を脳天打ちし
て固定した構造となつていた。そのため、化粧面
はハンマの打痕により凹凸になつたり、損傷して
塗膜が破損し錆たりする欠点があつた。さらに、
防水性は化粧面に釘頭が露出しているため、その
釘孔部分から雨水等が侵入して釘、化粧パネル、
および下地材を腐食する不利があつた。また、一
般にこの種パネルの長さは1818〜3030mmが普通で
あるため出隅全部を被覆するのに出隅パネルを連
結する必要が多々あつた。しかし、連結部は単な
る重合構造のため段差が生じ、外観を損ねたり、
木口が錆たり、風による剥離、雨水が侵入する等
の不利があつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、出隅
パネル自体は釘等による打設で装着しないでパネ
ルによりカバーされる係止具に弾性変形を利用し
て係合する構造とし、施工が容易で、かつ化粧面
に打痕もなく、その上、防水性、防食性にすぐれ
ると共に、外観も美しい出隅パネルを提案するも
のである。
以下、図面を用いて本考案に係る出隅パネル
(以下、単にパネルという)の一実施例について
詳細に説明する。第1図a,bは上記パネルの一
例を示す斜視図であり、はパネルで弾性を有す
る長尺板体、例えば表面処理鋼板、アルミニウム
板、ガルフアン、ステンレス板を所定形状に成形
したものである。すなわち、パネルは長尺板状
の化粧面2,3をθ1=90゜(直交)とした化粧面部
4と、化粧面2,3の長手方向の側端縁を内方に
鈍角に屈曲し、横断面をフツク状とした係合部
5,6とを1枚の長尺板材から形成し、しかもパ
ネルの少なくとも一端縁部、例えば上端縁から
下端に向かつてある幅l1だけ化粧面2,3の表面
より板厚分位の寸法に窪ませた連結部7を設けた
ものである。さらに説明すると、化粧面部4は長
尺板状で幅W1,W1がW1 =W2の寸法に設定して
等辺山形状、もしくは不等辺山形状とし、かつ、
弾性変形し得るものである。また、係合部5,6
は化粧面2,3の長手方向の側端縁を内方に角度
θ2(鋭角)で傾斜し、再び内方に屈曲して化粧面
2,3とa図に示すように平行に、もしくはb図
に示すようにθ3だけ内方へ傾斜して延ばした係合
舌片5a,6aとから横断面をフツク状としたも
のである。なお、係合舌片5a,6aの長さl2
図示しない係止具、θ2の角度、係合力の関係で任
意に選択し得るものである。さらに、連結部7は
パネルの上下方向の少なくとも上端縁から下端
に向かつて幅l1で化粧面部4、係合部5,6を第
2図に示すような断面となるように段差Δtを設
けたものである。すなわち、Δtはパネルの板
厚か、これより幾分大きい寸法としたものであ
る。
次に施工例につき説明する。
いま、第3図に示すような出隅を構成すると仮
定する。そこで、角柱Aに胴縁Bを固定した躯体
に雄、雌構造の外装材Cを例えば縦張りして図の
ような出隅下地を形成する。次に、係止具Dを釘
Eを介して上記下地に450mmのピツチで固定する。
一方、パネルとしては第1図aに示す形状のも
のを用意し、これを第4図において2点鎖線で示
すようにその一端部の係合部を係止具Dの一端に
係合し、次にここを中心にして矢印Fで示すよう
に回転し、パネルを実線で示すように固定す
る。
次にパネル′の下端部をパネルの上端部の
連結部7に第5図に示す断面となるように装着す
る。
このパネル′の装着法はパネルと同じであ
る。なお、パネル′,′の寸法としては、L=
3030mm,H=8mm,W1=W2=67mm,θ1=90゜,θ2
=60゜,l1=50mm,Δt=0.6mmとしたものである。
以上、説明したのは本考案に係るパネルの一
実施例にすぎず、第6図a,bに示すように形成
することができる。すなわち、a図は係合部5,
6をL字状に形成したパネルであり、b図は連
結部7の段差部分に傾斜を設けたものである。
上述したように本考案に係るパネルによれば、
パネルを等辺、もしくは不等辺山形状の横断面に
形成すると共に、その両端部に係止具と係合容易
な係合部を形成し、かつ、構造が簡単なためロー
ル成形ができ、低コストで量産できる特徴があ
る。また、パネルへの連結は弾性変形を介してき
わめて容易に、しかも外観上も美しく、その上、
雨水の侵入、および連結部での空〓のない連結部
となる特徴がある。さらに、パネルの係合には化
粧面の弾性変形を利用して容易に係合できると共
に、係合後は弾力を付与された状態で係合される
ため離脱がなく、しかも確実で、さらに化粧面、
係合部には釘頭など一切現われずに装着できる特
徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に係る出隅パネルの一実
施例を示す斜視図、第2図は上記パネルの上端部
を抽出、拡大して示す縦断面図、第3図は上記パ
ネルの施工例を示す斜視図、第4図は上記パネル
の施工順序を示す説明図、第5図は第3図X−X
線における切断端面図、第6図a,bは上記パネ
ルのその他の実施例を示す横断面図である。 ′……出隅パネル、2,3……化粧面、
5,6……係合部、7……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺板状の等辺、または不等辺山形状の化粧面
    を直交させた化粧面部と、上記化粧面の長手方向
    の側端縁を内方に鈍角で屈曲し、かつ、その先端
    を前記化粧面とほぼ平行に延ばして係合舌片を設
    けた係合部とを弾性を有する1枚の板材から成形
    した出隅パネルにおいて、少なくとも上端縁から
    下端に向つて5〜100mmの幅に亘つて出隅パネル
    の板厚位の寸法だけ上記パネルの化粧面より窪む
    ように段差を設けたことを特徴とする出隅パネ
    ル。
JP18104082U 1982-11-29 1982-11-29 出隅パネル Granted JPS5984150U (ja)

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JP18104082U JPS5984150U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 出隅パネル

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JP18104082U JPS5984150U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 出隅パネル

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Publication Number Publication Date
JPS5984150U JPS5984150U (ja) 1984-06-07
JPH0133710Y2 true JPH0133710Y2 (ja) 1989-10-13

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JP18104082U Granted JPS5984150U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 出隅パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067563A (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 Panasonic Corp 外壁角部納め部材と外壁角部納め構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5183020U (ja) * 1974-12-25 1976-07-03
JPS56110239U (ja) * 1980-01-28 1981-08-26

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JPS5984150U (ja) 1984-06-07

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