JPH0649688Y2 - 上・下間仕切り間の継手構造及び中間目地 - Google Patents

上・下間仕切り間の継手構造及び中間目地

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JPH0649688Y2
JPH0649688Y2 JP11143589U JP11143589U JPH0649688Y2 JP H0649688 Y2 JPH0649688 Y2 JP H0649688Y2 JP 11143589 U JP11143589 U JP 11143589U JP 11143589 U JP11143589 U JP 11143589U JP H0649688 Y2 JPH0649688 Y2 JP H0649688Y2
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joint
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intermediate joint
piece
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JP11143589U
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隆 松村
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Comany Inc
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は縦方向(上下方向)に配列された間仕切り間の
継手構造及び継手片となる中間目地に関するものであ
る。
(従来技術) 第6図は一般的な間仕切り壁であって、同図に示すよう
に複数枚の間仕切り(イ)、(ロ)…は天井に固定され
た笠木(ホ)と床面に敷設された巾木(ヘ)の間に装着
されている。そして隣接する左右の間仕切り(イ)、
(ロ)間、(ロ)、(ハ)間…にはスタッドが起立して
これら間仕切り(イ)、(ロ)…を装着し、一方上下の
間仕切り(イa)、(イb)間、(ロa)、(ロb)間
には中間目地が介在している。第7図は第6図A−A断
面拡大図で、間仕切り(イa)と間仕切り(イb)間の
継手部構造を示す従来例であって、両間仕切り(イ
a)、(イb)間には上記中間目地(ト)が介在してい
る。このように従来の継手部構造においては、同図から
も明らかなごとく、表裏相対向する間仕切り間距離を中
間目地(ト)によって保つことが出来得るが、矢印方向
の外力が作用したり、又間仕切り自体が外方向に湾曲し
ている場合には、上下間仕切り間の多少の段差を生じ、
同一面とならない。第8図も従来の継手部構造を示した
もので、中間目地(ト)として両サイドに係止溝(チ)
を形成し、該係止溝(チ)に上下間仕切り(イa)、
(イb)端の係止片(リa)、(リb)が係合してい
て、内・外方向への外力に対して間仕切り(イ)のたわ
みを防止し、継手部における両間仕切り間の段差を無く
している。
しかし、この中間目地(ト)は所定形状をもって打抜き
加工された平板であって、該中間目地(ト)の継手部へ
の取付け作業が面倒である。すなわち、一旦水平に倒し
た状態で挿入し、上記係止溝(チ)内に係止片(リ
a)、(リb)が係合するように垂直に起立させなけれ
ばならず、起立した中間目地(ト)が外力の作用で再び
倒れてしまう事態も発生する。
(本考案の目的) このように、上下間仕切り間の継手部構造には上記のご
とき問題が存在する。本考案はこれら問題点の解決を図
る目的をもって考案されたもので、より簡単な構造によ
り上下間仕切り間継手部に段差を生じることなく、安定
した連結を可能とする継手部構造を提供する。
(本考案の構成) 本考案の上下間仕切り間継手構造及び中間目地は上記問
題点の解決を図るために次の特徴をもって構成されてい
る。すなわち、本考案の継手部は中間目地と該中間目地
に係合する間仕切りの係止片から成っており、中間目地
は一定間隔をもって平行に形成された両側片を有し、
(一般には略H状断面を有し)、側片からはさらに下向
きに開口したカギを突出形成している。そしてこのカギ
が係止されるための係止片を下間仕切り上端に形成し、
該係止片には係止孔が設けられている。又上方に位置す
る上間仕切りの下端にも同じく係止片が形成され、該係
止片先端は中間目地の側片と下間仕切りの係止片との間
に挟持される。この継手部構造は、上下に間仕切りを配
置する場合に限らず、一方のガラス窓を形成する場合に
は、その枠材に上記係止片が形成される。
以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
(実施例) 第1図は本考案の継手部構造を示す実施例であり、1は
上間仕切り、2は下間仕切り、3は中間目地を示し、上
下間仕切り1、2は中間目地3を介して互いに連結され
ている。ここで、上記中間目地3は第2図に示すごとく
断面略H状のピースであって、一定長さの水平片4の両
端には側片5が上下方向に伸び、両側片5、5は平行を
保っている。そして上記側片5の外側にはカギ6、6…
が下向きに開口部を持って形成されている。同図で片側
片に設けられたカギ6、6は一定間隔を隔てているが、
必ずしも分離しなければならないものではなく、中間目
地3の長手方向に連続させて形成してもよい。上記カギ
6は前記第1図の断面図からも明らかなごとく、下間仕
切り2の上端に屈曲して形成された係止片7と係合して
中間目地3からの離脱を防止しており、逆に側片5は外
方向からの力に対するストッパーとして機能する。
第3図は下間仕切り2の表面材8を上方へ伸ばして屈曲
させて形成された係止片7を示したもので、該係止片7
の内角部には係止孔9を有していて、係止孔9に上記中
間目地3のカギ6が挿入され、カギ6と側片5との間に
係止片7先端10が挟持されることになる。
ここで、上記中間目地3を用いての上・下間仕切り1、
2の組立て手順を説明すると、まず下間仕切り2、2が
一定間隔をおいて巾木上に垂直に取り付けられた後、中
間目地3を両下間仕切り2、2間に挿入し、両側片5、
5のカギ6、6…を係止片7の係止孔9、9…に係合さ
せる。この状態で下間仕切り2の内側面11は中間目地3
の側片5に密着するとともに、係止片7の先端10はカギ
6と当接するため、下間仕切り2は内側へ押されること
もなく、逆に中間目地3の側片5から離れることもな
い。そして、このように中間目地3が下間仕切り2の係
止片7と係合した後、上間仕切り1を上に組み付けする
訳であって、上間仕切り1下端に形成された係止片12を
上記下間仕切り2の係止片7と当接させ、先端13を中間
目地3の側片5と上記係止片7の先端10との間に挿入す
る。したがって、上間仕切り1の下端部は中間目地3に
よってその位置が定められ、下間仕切り2とその表面材
8は同一面に保たれる。
第5図は上間仕切り1の代りに窓ガラス14を用いた実施
例であり、窓ガラス14はガラス枠15によって枠組みさ
れ、該ガラス枠15に形成された係止片16が中間目地3の
側片5と先端10の間に挿入されて位置決めされる。
以上述べた実施例は本考案の具体例であって、該実施例
に限定されるものではないが、次のような効果を得るこ
とが出来る。
(効果) (1)上・下間仕切りの連結手段として本考案の中間目
地を用い、間仕切りの上下端に形成した係止片を係合さ
せることで、間仕切りの表面材を常に所定の位置に保つ
ことが出来、上下間仕切り間の継手部での段差を無く
し、同一面とすることが出来る。又中間目地と係止片は
カギと係止孔の係合により連結されるために、係合状態
が外力の作用に対して安定している。
(2)一方、この中間目地を用いての間仕切りの組み付
け作業もいたって便利である。すなわち、前記のごとく
一定間隔をおいて垂直に取り付けした下間仕切り間に中
間目地を挿入し、その上に上間仕切り、時には窓ガラス
のガラス枠をセットするだけでよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の上下間仕切り間の継手構造を示す実施
例を、第2図は中間目地の具体的形態を、第3図は下間
仕切り上端に形成される係止片を、第4図は上間仕切り
下端に形成される係止片を、第5図は本考案の他の実施
例であって、上間仕切りの代りに窓ガラスを用いた場合
を、第6図は各間仕切りの装着状態を、第7図、第8図
は従来型式の継手構造をそれぞれ示している。 1…上間仕切り、2…下間仕切り、 3…中間目地、4…水平片、 5…側片、6…カギ、 7,12,16…係止片、8…表面材、 9…係止孔、10,13…先端、 11…内側面、14…窓ガラス、 15…ガラス枠。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に、一定間隔をおいて垂直に取
    り付けられた下間仕切りの上に上間仕切りを載せ、上・
    下間仕切り間を連結する継手構造において、下間仕切り
    の上端に表面材を伸ばして係止片を形成し、該係止片の
    内角部には係止孔を設け、両側片間が両間仕切り間隔と
    なっている中間目地を、上記側片に形成したカギが上記
    係止孔に挿入されることで両間仕切り間に係合させ、又
    上間仕切り下端には表面材を伸ばして係止片を形成し、
    該係止片と下間仕切りの係止片を当接させるとともにそ
    の先端を中間目地の側片と下間仕切りの係止片先端との
    間に挿入したことを特徴とする上・下間仕切り間の継手
    構造。
  2. 【請求項2】上記上間仕切りに代えて窓ガラスを用い、
    該窓ガラスのガラス枠に形成した係止片を下間仕切りの
    係止片と係合させた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の上・下間仕切り間の継手構造。
  3. 【請求項3】互いに平行に、一定間隔をおいて垂直に取
    り付けられた下間仕切りの上に上間仕切りを載せ、上・
    下間仕切り間を連結する継手片となる中間目地におい
    て、該中間目地は所定の間隔をおいて平行に形成された
    両側片を有し、該側片の外方向には下間仕切りの係止片
    の係止孔に係合するカギを下方に向いて設けたことを特
    徴とする中間目地。
  4. 【請求項4】上記中間目地の断面を略H状とし、両側片
    を水平片によって連結した実用新案登録請求の範囲第3
    項記載の中間目地。
JP11143589U 1989-09-22 1989-09-22 上・下間仕切り間の継手構造及び中間目地 Expired - Lifetime JPH0649688Y2 (ja)

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JPH0350106U JPH0350106U (ja) 1991-05-16
JPH0649688Y2 true JPH0649688Y2 (ja) 1994-12-14

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