JPH043041Y2 - - Google Patents

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JPH043041Y2
JPH043041Y2 JP14318387U JP14318387U JPH043041Y2 JP H043041 Y2 JPH043041 Y2 JP H043041Y2 JP 14318387 U JP14318387 U JP 14318387U JP 14318387 U JP14318387 U JP 14318387U JP H043041 Y2 JPH043041 Y2 JP H043041Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、立上側壁と、床面,天井面等の平面
部とを有し、該立上側壁相互及び平面部相互をほ
ぼ面一として隣接する二つの構築物間に適用する
ものであつて、前記平面部間の目地を覆う目地カ
バー装置の改良に関する。
<従来技術> この種の目地カバー装置として、第9図に示す
ように、カバー板cを、一方の平面部z1に固定
し、他方の平面部z2に差渡してなるものがある。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、同図のように、このカバー板cの幅
が目地sの間隔よりも大きく、その端部において
構築物x1,x2の側壁y1,y2を跨ぐ配置がなされて
いる場合にあつて、構築物x2が矢線方向に移動す
ると、該側壁y2によりカバー板cを破損させるこ
ととなる。また、カバー板cが構築物x1,x2の側
壁y1,y2を跨いだ配置関係は、その取付け状態で
避け得たとしても、構築物x1,x2の複合的な相対
移動により発生することがあり、同じ課題を生ず
る。
本考案は、かかる構築物x1,x2相互の相対移動
に対して、無理なく追従し得る目地カバー装置の
提供を目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、隣接する構築物の、面一となる平面
部間に掛渡して目地を覆うカバー板と、立上側壁
間で、コーナー板を目地上に配設し、コーナー板
とカバー板との連接端に、コーナー板の端縁がカ
バー板の端縁にかぶさつて面一状に当接する案内
端縁対を形成するとともに、コーナー板を目地側
に引きばねを介して付勢保持したことを特徴とす
るものである。
<作用> 前記二平面部相互が目地に沿つて相対移動し、
カバー板と、コーナー板とが相対的接近方向に移
動した場合、コーナー板とカバー板との連接端に
形成した案内端縁対に案内作用により、コーナー
板の端縁が引きばねの付勢力に抗してカバー板の
端縁上に乗上がる。このため、カバー板への負荷
を生じない。
<実施例> 本考案を面一となる床面f1,f2及び天井面g1
g2とを備えた構築物x1,x2相互の目地sを覆うた
めに適用した実施例を示す。
まず、床面f1,f2相互間に生ずる目地sを覆う
構成を、第1〜4図について説明する。
前記目地sの両側の床面f1,f2には、夫々支持
板2a,2bが固定され、かつその側傍位置に目
地sに沿つた側枠3a,3bが固定される。そし
て前記側枠3a,3b間には、カバー板4が配設
される。該カバー板4は側枠3aにその外端を位
置決めして一方の床面f1に螺子5で固定され、目
地sを越えて他方の床面f2上に側端が延長され
る。
また前記カバー板4の端縁と側壁y1,y2間には
前記カバー板4と同幅のコーナー板7が配設され
る。前記コーナー板7の裏面には、床面f1の支持
板2aの下面に固定したばね受8に一端を掛けた
引きばね9の他端が係止され、前記コーナー板7
を目地s側に付勢して、支持板2a,2bに圧接
している。さらに前記カバー板4の端縁と、コー
ナー板7の端縁には、第3図イ,ロで示すよう
に、約30°の角度の、傾斜状案内端縁10a,1
0bが夫々形成され、コーナー板7の案内端縁1
0bをカバー板4の案内端縁10a上に位置さ
せ、相互の案内作用によりコーナー板7の案内端
縁10bが案内端縁10a上に乗上げるのを可能
としている。
前記案内端縁対10a,10bは第4図に示す
ように、厚み方向で半割状とし、その端縁を円弧
面11a,11bとした形状にしてもよい。
かかる構成にあつて、構築物x2が構築物x1に対
して第1図実矢線のように右方向に移動すると、
コーナー板7は構築物x2の側壁y2に後端を右方向
に押し付けられ、前記案内端縁10a,10bの
相互案内作用により、端縁10bが第3図イの状
態から第3図ロのようにカバー板4の端縁10a
上に乗り上がる。
また構築物x2が第1図点矢線のように左方向に
移動すると、床面f2は、カバー板4,コーナー板
7下面を摺擦して移動することとなり、カバー板
4,コーナー板7間の相対移動は無い。
而て、構築物x1,x2に、地震等によつて相対移
動が発生しても常に目地sは、カバー板4,コー
ナー板7により覆われるとともに、カバー板4へ
の破損を生じない。
かかる実施例にあつて、床面f2とコーナー板7
間に引きばねを作用して、前記引きばね9を除去
するようにしてもよい。この場合には、床面f2
右方向に移動した場合には、該引きばねを介して
コーナー板7が床面f2側に引張され、その端縁が
カバー板4上に乗り上げることとなり、左方向に
移動した場合には、コーナー板7は構築物x1の側
壁y1にさえぎられて追従不能となり、引きばねの
伸張のみを生ずる。
さらに前記コーナー板7と、床面f1及び床面f2
の間に夫々引きばねを介装するようにしてもよ
い。
次に、天井板g1,g2の目地sを覆うために適用
した構成を第5〜8図について説明する。
前記天井板g1,g2の裏面に差渡した介装バー2
0,20上には目地sが跨がつて断面コ字状の長
尺状保持片21が乗載され、その中央部から目地
s側に螺子杆22を該保持片21に対して傾斜可
能に垂持している。
23は摺動案内片であつて図中左側面には、下
端開口を内側へ直角屈曲してなる係止端25を有
する上下方向の長溝案内26が設けられている。
また摺動案内片23上端の直角屈曲部には前記螺
子杆22が挿通する透孔27が設けられ、前記螺
子杆22の螺子頭に透孔27周面を係止されて下
方に垂下している。さらにまたその図中右方には
ばね掛け片28が突成されている。
30は前記隣接する天井板g1,g2の表面側に圧
接して目地sを覆うカバー板であつて、両端のコ
字状端部31,31に、舌片を裏側に突出した軟
質塩化ビニル製等のパツキング32,32が嵌着
している。またカバー板30の内面には、前記摺
動案内片23の数と同数の複数の板状のホルダー
33が摺動案内片23と同一間隔毎にビス固着さ
れている。
前記ホルダー33の略中央部には、前記長溝案
内26の横巾に一致する直角屈曲状の係止端を先
端に形成された連係腕34が突設され、該連係腕
34を摺動案内片23の側方から長溝案内26に
嵌入し、前記係止端25との係合により下方脱出
不能に係止している。
さらにホルダー33の略中央部にはL形の係止
鈎片35が連係腕34と隣接して設けられてい
て、前記摺動案内片23のばね掛け片28と、前
記係止鈎片35とに引きばね36の両端が掛けら
れ、これにより保持片21とカバー板30とを接
近方向に付勢している。そして該付勢により、カ
バー板30は、両端のパツキング32,32の舌
片が外方に屈撓して、天井板g1,g2の壁面に圧接
する。
前記目地sの側壁y1,y2と、カバー板30間に
は、該カバー板30と同幅のコーナー板40が隙
間なく配設される。前記コーナー板40の両端に
も、パツキング32,32が嵌着されるコ字状端
部41,41が形成される。さらに、その上面に
は取付け桟42が形成され、保持片21側に一端
を掛けた引きばね43の他端が係止され、天井板
g1,g2側に付勢している。
前記カバー板30の端縁は、上方へ30°屈曲し
て折り代37を形成し、その外面を傾斜状案内端
縁50aとし、コーナー板40の端部41,41
を等角度落して、その端縁を案内端縁50bと
し、該案内端縁50a,50bを当接させてい
る。また前記折り代37の取付け桟42の対応す
る部分は、該取付け桟42の嵌入を可能とするた
めに切溝51を形成している。
かかる構成にあつて、構築物x1と構築物x2とが
左右方向に相対移動すると、コーナー板40は側
壁y1,y2に後端をX側に押し付けられ、前記案内
端縁50a,50bの相互案内作用により、第7
図イの位置から、第7図ロに示すように、その端
縁50bがカバー板30の端縁50aに乗り上げ
る。
而て、構築物x1,x2に、地震等によつて相対移
動が発生しても、その天井g1,g2間の目地sはカ
バー板30,コーナー板40により常に遮閉され
ることとなる。
<考案の効果> 本考案は、上述のように、カバー板4とコーナ
ー板7またはカバー板30とコーナー板40の当
接側に案内端縁10a,10b,50a,50b
を形成し、かつコーナー板7,40を引きばね
9,43により目地s側に付勢するようにしたか
ら、構築物x1,x2が目地sに沿つた移動をして
も、カバー板4,30を破損することがなく、常
に良好に目地sを覆うことができる等の優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は床面f1,f2をカバー板4で覆つた
場合の実施例を示し、第1図は一部切欠平面図、
第2図は第1図A−A線断面図、第3図イは第1
図B−B線断面図、第3図ロは作動状態を示す断
面図、第4図は案内端縁10a,10bの他の実
施例の縦断側面図である。また第5〜8図は天井
面g1,g2をカバー板30で覆つた場合の実施例を
示し、第5図は底面図、第6図は第5図C−C線
断面図、第7図イは第5図D−D線断面図、第7
図ロは同作動状態を示す断面図、第8図はカバー
板30とコーナー板40の分離斜視図である。ま
た、第9図は従来装置の平面図である。 4……カバー板、7……コーナー板、9……引
きばね、10a,10b……案内端縁、30……
カバー板、40……コーナー板、43……引きば
ね、50a,50b……案内端縁、x1,x2……構
築物、y1,y2……側壁、f1,f2……床面、g1,g2
……天井面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立上側壁と、平面部とを有し、該立上側壁相互
    及び平面部相互をほぼ面一として隣接する二つの
    構築物間の目地を覆うものであつて、前記構築物
    の平面部間に掛渡して目地を覆うカバー板と、立
    上側壁間で、コーナー板を目地上に配設し、コー
    ナー板とカバー板との連接端に、コーナー板の端
    縁がカバー板の端縁にかぶさつて面一状に当接す
    る案内端縁対を形成するとともに、コーナー板を
    目地側に引きばねを介して付勢保持したことを特
    徴とする目地カバー装置。
JP14318387U 1987-09-19 1987-09-19 Expired JPH043041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14318387U JPH043041Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

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JP14318387U JPH043041Y2 (ja) 1987-09-19 1987-09-19

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JPS6449502U JPS6449502U (ja) 1989-03-28
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557461Y2 (ja) * 1991-10-21 1997-12-10 株式会社日本アルミ 壁用の伸縮継手
JP2526530Y2 (ja) * 1993-04-28 1997-02-19 ドーエイ外装有限会社 車路等の目地カバー装置

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JPS6449502U (ja) 1989-03-28

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