JPS625459Y2 - - Google Patents

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JPS625459Y2
JPS625459Y2 JP10399482U JP10399482U JPS625459Y2 JP S625459 Y2 JPS625459 Y2 JP S625459Y2 JP 10399482 U JP10399482 U JP 10399482U JP 10399482 U JP10399482 U JP 10399482U JP S625459 Y2 JPS625459 Y2 JP S625459Y2
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JP10399482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は事務所、事業所等の室内を任意の広さ
に区画し、必要に応じてその広さを変更し、ある
いは取り外すこともできる間仕切りに関し、特
に、その仕切板(パネル)を支持するための間仕
切り用支柱の構造に関する。
情報化社会にあつて事務所の機能もますます複
雑多様化されてきている。事務所の室内機能を有
効に果すべく室内を必要な広さに区画し、特定人
の個室としたり、応接室としたり、あるいは大き
なビルの部屋を床から天井まで完全に仕切つてそ
れぞれ独立した複数の事務所が入れるようにする
ために、所定の大きさのパネルを継いだ所謂パー
テイシヨンと称する間仕切りが使用されている。
間仕りとしては、床面に設置したときの安定性、
堅牢さ、組立て取外しの容易さ等のほかに、外観
が美麗であつてしかも壁面としての機能も果し得
ることが必要である。一般の事務所用間仕切り
は、床面に規定間隔で支柱を立て、パネルの側縁
に仕切板保持枠(以下フレームと称する)を取り
付けるとともに該フレームを前記支柱にビス、ボ
ルトおよびナツト等で固定する構造となつてい
る。このような構造では、間仕切りの組立てに際
し工具を用いてのビス止めの作業を要し、製造上
も支柱およびフレームに長手方向に複数個のビス
穴を形成しておかなければならず、取り外しの際
も同様に労力を要しまた多数のビスの一部を紛失
してしまつたりするという問題があつた。製造上
ビス穴のピツチの精度がきびしく、また支柱、フ
レームとも相当細長い部材であるために運搬中に
変形したりして組立ての際の両部材の位置合せが
非常にやつかいであつた。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であつて、組立ておよび取り外しがきわめて容易
であり、また製造上の工数も少なく、しかも組付
設置したときの強度も高い間仕切り用支柱を提供
することを目的とする。
この目的のために本考案は、角柱に大略コ字形
横断面を成した仕切板保持枠を接合し、前記保持
枠の外側面に、全長にわたつて、仕切板装着用の
凹部を形成した間仕切りの支柱構造において、前
記角柱の両側部中央に先太テーパ状のつばを形成
するとともに該つばの両側で前記両側部の面に角
柱長手方向全長にわたる小形凹溝を形成し、前記
仕切板保持枠の内端縁に連接してL字形角柱当接
部の先端に前記角柱の小形凹溝に嵌合する突条を
形成したことを特徴とするものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る支柱構造を一部
分分解しかつ拡大して示した横断面図である。こ
の支柱は、全体として符号1で示す中央の角柱
(スタツド)とその両側に嵌合状態で取り付けら
れるフレーム2とから成つている。角柱1は、第
1図および第2図に示す如く、全体として中空の
長尺部材であつて、その横断面でみれば、四角形
ないし長方形断面の筒部3の対向した両側部の外
面3a,3a′中央から一対のつば5,5′が側方
へ張り出したつば付角柱部材である。つば5,
5′は前記筒部3との連接部分即ち根元部分の肉
厚がつば先端部分の肉厚よりも若干小さくなつて
いる。つまり、つば5,5′は全体としてその根
元から先端へかけてわずかにテーパ状に太くなつ
ており、これによつてつば側面5a,5a′と筒部
3の前記両側部の外面3a,3a′のなす角は90゜
よりわずかに小さい、即ち鋭角となつている。こ
の実施例ではつば5,5′の先端面はわずかに凹
状のわん曲面に形成されているが、このわん曲形
状についてはそれほど大きな意味はなく、平坦な
先端面に形成してもよい。つば5,5′の両側で
前記筒部の両側部の外面3a,3a′にはそれぞれ
小形凹溝7,7′が形成されている。これらのつ
ば5,5′および小形凹溝7,7′は角柱1の全長
にわたつて互いに平行に形成される。角柱の筒部
3の外側稜部は若干丸味をおびてR形の面取りが
なされている。なお、筒部3およびつば5,5′
は引抜き等の成形加工により一体に形成される。
仕切板保持枠即ちフレーム2は、1本の角柱に
対しその両側にそれぞれ組み付けられる。この実
施例では両側のフレームは同形状であり、その一
方について説明する。第1図および第3図に示す
ように、フレーム2は角柱1に対面する側の中央
部が長手方向に沿つて開口した角形中空の長尺形
材である。その横断面形状について詳しく説明す
れば、全体としてコ字状の形枠部4の外側部即ち
背部4a中央にパネル20の垂直縁部を差し込む
ための凹部6が形成され、横断面におけるコ字状
形枠部4の両先端4b,4b′にそれぞれL字形を
した角柱当接部8,8′が一体に連接されてい
る。各L字形角柱当接部8,8′の内方対向辺8
a,8a′には前記角柱の筒部3の対向両側部外面
3a,3a′に形成した小形凹溝7,7′と嵌合す
る突条10,10′が形成されている。前記凹部
6、L字形角柱当接部8,8′およびその突条1
0,10′は長手方向に平行に形成されかつ角柱
1の場合と同様に引き抜き等の成形加工によつて
コ字状の形枠部4と一体に形成される。
次に角柱1とフレーム2との間の相互の寸法関
係につき説明する。フレーム2の片側部の開口幅
H、即ちL字形角柱当接部8,8′の角部間隔H
は、角柱1の筒部3の両側部外面3a,3a′間の
幅hとほぼ同じ寸法もしくはこれより若干小さめ
に形成する。好ましくは同じ寸法がよい。同様
に、フレーム2のL字形角柱当接部8,8′の先
端に形成した突条10,10′間の間隔Lは、筒
部3の両側部外面3a,3a′に形成した小形凹溝
7,7′間の間隔lと同じ寸法かあるいはこれよ
り若干小さめになるように形成する。好ましくは
同じ寸法がよい。なお、前述の突条10,10′
は小形凹溝7,7′内に緊密に入り込むようにし
かつこの突条と小形凹溝とが嵌合したときL字形
角柱当接部8,8′の内方対向辺8a,8a′が筒
部3の対向両側部外面3a,3a′に密接に嵌合す
ると同時に、この状態でL字形角柱当接部8,
8′の他の辺8b,8b′が角柱1のつば5,5′の
先端部分に当接するように各部の寸法関係を設定
しておく。
角柱1とフレーム2とを組み付けるには、フレ
ーム2の幅Hの開口部を角柱1の筒部3の両側部
外面3a,3a′に挿入し、突条10,10′を強
制的に小形凹溝7,7′に嵌合させる。この場
合、角柱1の側方からフレーム2を押し付けるよ
うにして嵌着してもよいし、また角柱1の長手方
向端部からフレーム2の端部を挿入し、フレーム
2を角柱1の長手方向に沿つて強制的に押し込ん
でもよい。いずれにしても最終的には小形凹溝
7,7′に突条10,10′を嵌合させる。フレー
ム2のコ字状形枠部4はその形状および材質(例
えばアルミ材)の故に、強い外力により横断面内
で若干の弾性変形が可能である。フレーム2を角
柱1の側方から圧入するとき、フレーム2の開口
側は第1図の矢印A方向に弾性的に若干拡開さ
れ、これによつて完全に組み付けたときは両者が
強く嵌着され、小形凹溝7,7′と突条10,1
0′との係合によりフレーム2が角柱1から簡単
に外れることはない。しかも、角柱1のつば5,
5′の根元が先端よりも小肉厚となつているので
L字形角柱当接部8,8′のつば対向辺8b,8
b′との間に第1図に示すような空間部13が生
じ、前記当接部8,8′の直角部がつばに当るこ
とがなく、フレーム2のコ字状形枠部4の弾性復
元力により該形枠部の外側部が角柱1のつば5,
5′の先端部に緊密に、ある程度の押圧力をもつ
て接触し、この接触部で口が開くということもな
い。
この支柱構造を分解するには、上述の組み付け
順と逆に強制的にフレーム2を角柱1から側方あ
るいは長手方向に抜き取ればよい。
次に本考案に係る支柱の実際の使用例を説明す
る。第4図は、上側をガラスのパネルとし下側を
不透明の厚板のパネルとした間仕切りの部分的な
正面図である。第4図で−線に沿つた断面
は、第1図の構造を組み付けた状態に相当する。
まず床面34に桁35を水平に設置し、この桁上
に間仕切りの高さにほぼ相当する角柱1(第2
図)を立設する。この角柱1に対して、ガラスパ
ネル20の上下幅長さに応じた長さのフレーム2
を、前述した如く、角柱上方部分に嵌合させる。
前記桁35とフレーム2との間に、かつ角柱1を
横方向から挾むようにして不透明厚板パネル21
を取り付ける。第5図は第4図の−線に沿つ
た断面図である。厚板パネル21の厚さTは角柱
1のつば5,5′間の距離とほぼ同じ厚さを有す
る。パネル21の横方向端部は第5図のようにL
字形に内側へ折曲し、この部分で角柱1のつば
5,5′の両側を挾み付けるようにする。22は
厚板パネル21の補強用骨材である。次にフレー
ム2の上下部分に必要に応じてフレーム2と同じ
幅および厚みをもつ桁材23を水平に取付け、こ
の桁材の間にかつフレーム2の凹部6(第1図)
の位置にガラスパネル20を設置し、合成樹脂製
のふち充填材24を埋め込んでパネル20を固定
する。第4図および第5図で明らかなように、不
透明厚板パネル21の側面21aは支柱部分と同
一面となり、しかも支柱の一部即ちつば5,5′
の先端面11,11′しか表面に現われないの
で、間仕切り下方部分(厚板パネル部分)にはほ
とんど凹凸ができず、固定壁面と同様な外観を呈
し、安定で重厚な感じを与える。支柱−パネル間
が同一面となるため、例えばポスター、予定表等
を貼るときにも便利である。
第6図は、支柱の横方向片側をガラスパネル2
0とし、他方の片側を不透明厚板パネル21とし
て構成した場合の横断面図である。この場合は、
角柱1に対して片側のフレームを取り除き、第5
図で説明したような厚板パネル21を角柱1のつ
ば5,5′に接して取り付ける。
第7図は支柱を床面から天井まで延在した場合
の、支柱と天井との連結部分を示した外観図であ
る。天井25と支柱との間に上袴26を挾み、ネ
ジ棒およびこれに螺着したダブルナツトによつ
て、上袴に対し支柱を下方へ押し付けるようにし
てあるが、本考案の支柱を用いることにより前記
ネジ棒およびダブルナツトは外面に現われない。
第9図に示す如く、角柱1の上端はつば5,5′
の部分を残して筒部3の先端を所定の深さに切除
してある。第10図は上袴26と支柱上端との間
に組み込まれるダブルナツト組立体27の側面図
である。ネジ棒28にコ字状を成した保持部材2
9が螺着され、さらにこの保持部材29から上方
位置に2個のナツト30,31が螺合されてい
る。第8図および第11図を参照すれば、ダブル
ナツト組立体27は、そのコ字状保持部材29を
角柱1の筒部3内に挿入する如くして、角柱1の
上端に取り付けられる。この場合、保持部材29
はその上面に固着したつば状のストツパ29aが
切除した筒部上端縁に当接するまで該筒部内に緊
密に挿入され、これによつてダブルナツト組立体
27が該筒部に保持される。次に、筒部3の切除
部から上方へ露出したダブルナツト組立体を側方
から覆うようにフレーム2を角柱1に嵌合させ
る。フレーム2は角柱1の切り残したつば5,
5′に接合するため、全体としてはダブルナツト
組立体27は第7図の如くフレーム2内に収納さ
れるが、ただネジ棒28の先端はフレーム2の上
縁からわずか上方へ突出している。上袴26の下
面中央にはこのネジ棒先端の突出部分を受け止め
る深さの凹部が形成されている。天井25とダブ
ルナツト組立体27との間に上袴26を挾み、前
記ネジ棒先端を上袴の前記凹部に嵌め込み、上方
のナツト30を上袴下面に、下方ナツト31を保
持部材のストツパ29aを介して角柱1の筒部3
上端にそれぞれ締め付ける。この後、上袴26の
下面に接する如くしてフレーム2を角柱1に嵌合
させる。なお、上方のナツト30は、該ナツトの
側方を貫通する止めピン、止めビス等によつてネ
ジ棒先端からわずか下方の所定位置で該ネジ棒に
予め固定しておいてもよい。
上述した如く本考案の支柱構造は、パネル組み
付けの際に、支柱の各構成部材を従来のようにボ
ルト、止めビスなどの固定具を用いないにも拘ら
ず、外面からみて角柱1とフレーム2間に何らの
隙間がなく、安定かつ密封的な支柱、間仕切りを
構成できる。ボルト等を用いないので組立て、取
外しもきわめて容易であり、特殊な工具類も必要
としない。また角柱とフレームとを組み合せた支
柱構造としたことにより、第4図ないし第7図の
実施例のように、パネルの種類に応じてフレーム
のみを短かくしたり、その片方を除去したりする
ことができ、これによつて機能および外観のすぐ
れた間仕切りを構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る支柱構造を一部
分分解して示した拡大横断面図、第2図は本考案
に係る角柱の部分的な斜視図、第3図はフレーム
の部分的な斜視図、第4図は本考案を適用した間
仕切りの部分的な正面図、第5図は第4図の−
線に沿つた断面図、第6図は本考案を適用した
間仕切りの他の例を示す横断面図、第7図ないし
第11図は本考案に係る支柱と天井との連結部分
を示した図であつて、第7図はその外観側面図、
第8図はフレームの一方を除去して第7図の矢視
F方向からみた図、第9図は角柱上端の側面図、
第10図はダブルナツト組立体の側面図、第11
図は支柱上端の連結部分を組立順に分解して示し
た図である。 1……角柱、2……フレーム、3……筒部、4
……コ字状形枠部、5,5′……つば、6……凹
部、7,7′……小形凹溝、10,10′……突
条、20……ガラスパネル、21……厚板パネ
ル、25……天井、26……上袴、27……ダブ
ルナツト組立体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角柱に大略コ字形横断面を成した仕切板保持枠
    を接合し、前記保持枠の外側面に、全長にわたつ
    て、仕切板装着用の凹部を形成した間仕切りの支
    柱構造において、前記角柱の両側部中央に先太テ
    ーパ状のつばを形成するとともに該つばの両側で
    前記両側部の面に角柱長手方向全長にわたる小形
    凹溝を形成し、前記仕切板保持枠の内端縁に連接
    してL字形角柱当接部を形成し、前記L字形角柱
    当接部の先端に前記角柱の小形凹溝に嵌合する突
    条を形成したことを特徴とする間仕切りの支柱構
    造。
JP10399482U 1982-07-09 1982-07-09 間仕切りの支柱構造 Granted JPS598421U (ja)

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JPS598421U JPS598421U (ja) 1984-01-19
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JPS61174838U (ja) * 1985-04-19 1986-10-31

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JPS598421U (ja) 1984-01-19

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