JPH0524804Y2 - - Google Patents

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JPH0524804Y2
JPH0524804Y2 JP1989151975U JP15197589U JPH0524804Y2 JP H0524804 Y2 JPH0524804 Y2 JP H0524804Y2 JP 1989151975 U JP1989151975 U JP 1989151975U JP 15197589 U JP15197589 U JP 15197589U JP H0524804 Y2 JPH0524804 Y2 JP H0524804Y2
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seat
tension member
screw
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contact seat
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JP1989151975U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一対の枠の交錯した角部を結合する装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
一対の枠の交錯した角部を二方向に延びる連絡
具とねじで結合している。この結合手段では、両
枠の交錯した角部の接合面を緊密に接合させるこ
とができず、体裁が悪く、水が侵入しやすく、し
かも組立も容易でない。また2本の横枠を柱に所
定の角度に突き合わせ、結合部材を横枠に引き掛
けて、この結合部材を柱にボルトで引き寄せて柱
に横枠に組立るもの(実開昭53−113965号、実公
昭45−18390号)や、結合部材に棚板に引き掛け
てこの結合部材を柱にボルトで引き寄せて棚を柱
に組立るもの(実開昭53−98618号)が知られて
いる。これらはいずれも柱に対する結合であつて
柱がない場合に枠を結合することができない。ま
たこれらの結合手段は枠の外側にて使用されるも
のであり、枠の中に使用できず体裁が悪い。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は一対の枠の交る角部をその接合面が緊
密状に接合されるように結合することができて、
体裁が良好で水密性に秀れ、しかも組立が容易に
なされるものを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
当て座に引張り部材を移動可能に連結して互い
に交る中空枠の角部空間内に組み込み、当て座を
枠の角部にあてがつて仮止めねじで仮止めし、締
付ねじで引張り部材を当て部材から遠のく方向に
移動させて、引張り部材で枠を互いに突き合う方
向に引き寄せて結合させる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例につき図面を参照しながら
具体的に説明する。
本考案の角部結合具は種々の枠体に使用できる
が、窓枠に適用した例について説明する。
窓枠の横枠1と縦枠2は断面方形の中空体であ
り、互いに直角に交わるように結合される。これ
らの枠1,2の接合面は45度の斜めに形成されて
いる。
当て座3は直方体の基部4と、該基部の両角部
からほゞ90度の末広り状に延びる当て部5を有す
る。基部4はその長手方向に貫通する角孔6が形
成され、相対する各壁7,8に3個の孔9,1
0,11,12が1列に形成され、他の相対する
各壁13,13に線状の隆起部14が形成されて
いる。この当て座3はアルミニウム材で引抜加工
にて簡単に形成されるが、勿論その他の金属や合
成樹脂の材料でも形成される。
ねじ板15は長方形の板状のもので、ステンレ
ス鋼板やその他の鋼板で形成され、前記当て座3
の孔9,10,11,12に対応する位置に3個
のねじ孔16,17を有する。このねじ板16は
当て座の基部4の孔6内に挿入固定されて、後述
のねじの締付に充分耐え得るように構成されてい
る。
締付ねじ18は当て座3の孔9,11を貫通す
ると共にねじ板15のねじ孔16に螺合する。仮
止めねじ19は当て座3の孔10,12に貫通す
ると共にねじ板15のねじ孔17に螺合する。
引張り部材20はステンレス鋼板やその他の鋼
板で形成され、その形態として長方形板状の基部
21と、その両側辺の上下両端に90度より小さい
末広り状に延びる4本の腕部22と、該腕部の先
端をL字形に曲げたフツク部23と、基部21の
両側辺の中間部から腕部22と一体に延びる短い
壁部24と、各壁部の一側辺から互いに相対する
関係に平行に延びる短い腕部25と、基部21の
上下両辺から直角に延びる舌片部26を有し、腕
部25にも隆起部27が形成されている。
当て座3の基部4を引張り部材20の基部21
に接触するように組込みと、基部4の両端が舌片
部26で押えられ、基部4の両側面が腕部25で
挾持され、基部4の隆起部14が腕部25の隆起
部27で係合されて、当て座3を引張り部材20
に固定させる。この状態にて、引張り部材20と
当て座3を、枠1,2の角部の空間内に挿入し、
仮止めねじ19を枠1,2の内壁28,29の接
合部の孔30と、当て座3の孔10に貫通させ、
さらにねじ板15のねじ孔17に螺合させて当て
座3の孔12に貫通させる。これにより、引張り
部材20と当て座3は所定の取付位置に仮止めさ
れる。腕部22のフツク23を枠1,2の内壁2
8,29の孔31,32に移動可能に挿入し、締
付ねじ18を両枠1,2の内壁28,29の接合
部の孔33と、当て座3の孔9を貫通し、さらに
ねじ板15のねじ孔16に螺合させて当て座3の
孔11に貫通させる。
締付ねじ18を締付けると、その先端が引張り
部材20の基部21を押しつけ、当て座3と引張
り部材20は互いに遠ざかる方向に相対的に移動
される。これにより、当て座3はその当て部5が
両枠内壁28,29の角部に押しつけられると共
に、引張り部材20はその腕部22のフツク23
が矢印A方向に移動して孔31,32の端部に掛
合して、両枠1,2を互いに引き寄せる。結合完
了時には、締付ねじ18の頭は両枠1,2の空間
内の位置を取り、仮止めねじ位置9は不用である
ので抜き取る。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、互いに接合面が突き合
つて交る中空枠1,2の内壁28,29の角部内
面にあてがわれる当て座3と、該当て座3に移動
可能に連結されて各枠1,2の内壁の孔31,3
2に引掛けられる二叉状の腕部22を有する引張
り部材20と、これらの当て座3と引張り部材2
0に関する仮止めねじ19と締付ねじ18を具備
し、上記仮止めねじ19は中空枠1,2の角部の
孔30を貫通して当て座3のねじ孔17と螺合し
てこの当て座3を内壁28,29の角部に仮止め
し、上記締付ねじ18も中空枠1,2の角部の孔
33を貫通して当て座3のねじ孔16に螺合して
引張り部材20を当て座3から遠のく方向に移動
させ、この引張り部材の腕部22で枠1,2をそ
の接合面が突き合う方向に引き寄せて結合し、結
合後仮止めねじ19を抜き取るように構成されて
いるので、結合手段が中空枠内に組み込まれて体
裁がよく、しかも結合面がぴつたり接合されてこ
の点でも体裁がよくかつ水密性に秀れ、また結合
手段が中空枠内に組み込まれているにもかかわら
ず組立操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜
視図、第2図は取付状態の平面図、第3図は第2
図の−線断面図、第4図は第3図の−線
断面図、第5図は第3図の−線断面図であ
る。 図中1は横枠、2は縦枠、3は当て座、15は
ねじ板、16と17はねじ孔、18は締付ねじ、
19は案内ねじ、20は引張り部材、23はフツ
ク部、31と32は孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに接合面が突き合つて交る中空枠1,2の
    内壁28,29の角部内面にあてがわれる当て座
    3と、該当て座3に移動可能に連結されて各枠
    1,2の内壁の孔31,32に引掛けられる二叉
    状の腕部22を有する引張り部材20と、これら
    の当て座3と引張り部材20に関する仮止めねじ
    19と締付ねじ18を具備し、上記仮止めねじ1
    9は中空枠1,2の角部の孔30を貫通して当て
    座3のねじ孔17と螺合してこの当て座3を内壁
    28,29の角部内に仮止めし、上記締付ねじ1
    8も中空枠1,2の角部の孔33を貫通して当て
    座3のねじ孔16に螺合して引張り部材20を当
    て座3から遠のく方向に移動させ、この引張り部
    材20の腕部22で枠1,2をその接合面が突き
    合う方向に引き寄せて結合し、結合後仮止めねじ
    19を抜き取る枠の角部結合装置。
JP1989151975U 1989-12-29 1989-12-29 Expired - Lifetime JPH0524804Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0391506U JPH0391506U (ja) 1991-09-18
JPH0524804Y2 true JPH0524804Y2 (ja) 1993-06-23

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ID=31698256

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4606890B2 (ja) * 2005-01-28 2011-01-05 株式会社オチアイ 連結クリップ、嵌合用構造体及び隅部構造

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JPS4518390Y1 (ja) * 1966-06-13 1970-07-27

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JPS588970Y2 (ja) * 1977-02-18 1983-02-18 株式会社伊藤喜工作所 部材の接手装置

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JPS4518390Y1 (ja) * 1966-06-13 1970-07-27

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