JP2839727B2 - 接合部材 - Google Patents

接合部材

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JP2839727B2
JP2839727B2 JP117391A JP117391A JP2839727B2 JP 2839727 B2 JP2839727 B2 JP 2839727B2 JP 117391 A JP117391 A JP 117391A JP 117391 A JP117391 A JP 117391A JP 2839727 B2 JP2839727 B2 JP 2839727B2
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一男 宇治川
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National House Industrial Co Ltd
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、架構上端部において
使用される接合部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、従来、架構上端部に
おける斜め梁50の接合部に棟52を接合する場合、取
付プレート53を用いていた。この取付プレート53
は、二列に取付穴54…が設けてあり、一側を斜め梁5
0の端部に設けたエンドプレート55とともにボルト5
6で接合し、他側を棟52の端部に接合していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、一対の斜め
梁50,50および取付プレート53を共締めにする必
要があるため施工順序に配慮する必要があり、施工に支
障をきたすことがあった。したがって、この発明の目的
は、施工性を向上させることができる接合部材を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の接合部材は、
棟を支持する一対の斜め梁の接合部に介在し、前記斜め
梁に当接する対向面に取付穴が設けられた角筒状であっ
て、前記棟の端部を連結する取付片を前記取付穴が形成
されない側面より突設したことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】この発明の構成によれば、角筒状として対向面
に取付穴を設けたので、一対の斜め梁と接合部材を共締
めする必要はなく、例えば、先に一方の斜め梁とこの接
合部材を接合して取付片に棟を接合し、最後に他方の斜
め梁を接合部材に接合するといった手順でも施工でき
る。
【0006】
【実施例】この発明の第1の実施例の接合部材を図1お
よび図2に基づいて説明する。この接合部材1は、棟1
0およびこれを支持する斜め梁5等で構成される架構上
端部において使用されるものであり、全体形状が概略角
筒状である。また、一方の対向面6,6には取付穴2…
が設けてあり、他方の対向面7,7には取付穴3…を有
する取付片4,4が両側に突設してある。また、取付穴
2に相当する角筒の内側面にはナットが溶接してあり、
取付穴2に挿通されるボルトを螺着できるようにしてあ
る。
【0007】図2は施工状態を示したものである。すな
わち、断面H形の一対の斜め梁5,5の接合部に接合部
材1を介在させてある。この場合、斜め梁5の端部に設
けた取付穴を有するエンドプレート8と上記対向面6を
当接させてボルト9で固着している。また、端部に取付
穴を設けた棟10の端部を、取付片4に当接させてボル
ト11で固着してある。なお、施工手順については、一
対の斜め梁5,5と接合部材1を接合した後で棟10と
接合部材1を接合してもよく、また一方の斜め梁5と接
合部材1を接合した後で棟10と接合部材1を接合し次
いで他方の斜め梁5と接合部材1を接合してもよい。
【0008】この実施例によれば、一対の斜め梁5,5
と接合部材1とを共締めする必要はない。このため施工
手順に配慮しなくてもよいので施工性が向上する。ま
た、取付片4の突出方向等を変えた接合部材1を数種類
用意することにより、多様な形状の架構に対応できる。
なお、取付片4は一方向に突設するだけでもよい。図3
は第2の実施例を示したものである。この接合部材12
は、角筒の下端に施工治具取付用の凹部13が設けてあ
る。その他の構成効果は、第1の実施例と同様である。
また、この実施例では、図4に示すように、施工用タラ
ップ14を凹部13に差し込むことにより、施工がし易
くなるという利点がある。
【0009】図5は第3の実施例を示したものである。
この接合部材15は、角筒の部分を下方に延出してあ
る。その他の構成効果は、第1の実施例と同様である。
また、この実施例では、図6に示すように、接合部材1
の延出した下端に補強用の水平梁16を連結することが
できる。これにより、例えば、寸法Aが長い場合等にお
いて水平梁16が必要となるときでも、水平梁16の座
屈を防止できる。
【0010】
【発明の効果】この発明の接合部材によれば、角筒状と
して対向面に取付穴を設けたので、一対の斜め梁と接合
部材を共締めする必要はない。このため、施工手順に配
慮する必要はなく、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の接合部材の斜視図で
ある。
【図2】その施工状態を示す斜視図である。
【図3】第2の実施例の接合部材の斜視図である。
【図4】その作用説明図である。
【図5】第3の実施例の接合部材の斜視図である。
【図6】その作用説明図である。
【図7】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1,12,15 接合部材 2 取付穴 4 取付片 5 斜め梁 6 対向面 10 棟

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棟を支持する一対の斜め梁の接合部に介
    在し、前記斜め梁に当接する対向面に取付穴が設けられ
    た角筒状であって、前記棟の端部を連結する取付片を前
    記取付穴が形成されない側面より突設したことを特徴と
    する接合部材。
JP117391A 1991-01-09 1991-01-09 接合部材 Expired - Lifetime JP2839727B2 (ja)

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