JPS6336088Y2 - - Google Patents

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JPS6336088Y2
JPS6336088Y2 JP18132680U JP18132680U JPS6336088Y2 JP S6336088 Y2 JPS6336088 Y2 JP S6336088Y2 JP 18132680 U JP18132680 U JP 18132680U JP 18132680 U JP18132680 U JP 18132680U JP S6336088 Y2 JPS6336088 Y2 JP S6336088Y2
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mounting grooves
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gap
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JP18132680U
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JPS57102610U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は構造体相互間に設けられている隙間を
カバーするための伸縮継手装置に関する。
コンクリート建造物、道路など構造物相互間に
は、その一方の構造物に生じた振動、変形などの
変動の影響を他方の構造体に及ぼさしめないよう
にするために、第1図に示したように数十ミリな
いし百数十ミリ程度の隙間Sが設けられている。
この隙間Sは、常時は雨水の浸入や塵芥類の吹き
溜りとならないようにカバーされていなければな
らないが、変動が生じた場合には、その変動に適
応して変動し、隙間を充分カバーすることができ
なければならない。
本考案はそのような目的に使用せられる伸縮継
手装置であつて、本考案は、 (a) 断面形状において、裏側の長さ方向両側縁部
にパツキン取付溝11,11′が設けられる蓋
板10であつて、その蓋板10の幅方向(第1
図の左右方向)の両端部の間で幅方向に間隔l
をおいて2つのスプリング40の1端係着リブ
12,12′を有する隙間巾よりも十分巾広な
長尺な型材製板体である蓋板10、 (b) 左右対称な一対の金属押出型材製基台20,
20′であつて、各基台20,20′は、 (b1) 取付状態において、カバーされるべき隙
間Sに面して、下部に止水板取付溝22,2
2′、その上側に前記スプリングの他端係着
リブ23,23′を有する基壁21,21′、 (b2) その基壁21,21′の上部において前
記隙間Sと反対向きに派出され、かつパツキ
ン取付溝25,25′を有する上壁24,2
4′、および (b3) その上壁24,24′の下側に上壁24
と同じ向きに派設された固着壁26,26′
が一体に賦形されている、そのような基台2
0,20′、 (c) 前記隙間Sの間隔Lよりも巾広で、長さ方向
(第1図の紙面に垂直方向)に沿つて両側縁に
止着突条32,32′が延設され、止着突条3
2,32′は止水板取付溝22,22′に嵌め込
まれ、非透水性かつ可撓性材料製の長尺な止水
板30、 (d) 蓋板10の係着リブ12,12′および基台
20,20′の係着リブ23,23′にわたつて
係着される複数個のスプリング40、 (e) 蓋板10のパツキン取付溝11,11′に嵌
め込まれて取付けられ、構造体1,1′の上面
に当接するパツキン6,6、ならびに (f) 基台20,20′のパツキン取付溝25,2
5′に嵌め込まれて取付けられ、蓋板10の下
面に当接するパツキン7,7′とを主要部材と
したことを特徴とする伸縮継手装置である。
本考案の一実施例を、第1図に従つてこれを説
明する。本例の装置は同図に示した通り、蓋板1
0、1対の基台20、止水板30、複数個のスプ
リング40およびパツキン6,6′,7,7′とか
ら成る。
蓋板10は、その断面形状において裏側の長さ
方向左・右両側縁部に、下向きのパツキン取付溝
11,11′が設けられ、同じく裏側のほぼ中間
部(すなわち蓋板10の巾方向、すなわち第1図
の左右方向の両端部の間)で巾方向に間隔lをお
いて、2つのスプリング41,42それぞれの1
端係着リブ12,12′を有するところの隙間巾
Lをカバーするに十分な巾広の長尺な型材製板体
である。スプリング係着リブ12,12′の間隔
lは、必要要件ではないが隙間巾Lよりも少し小
さい方が本装置の取付操作がやり易い。しかしあ
まりに両リブ12,12′が接近しすぎてlが小
さい場合には、それが広い場合に比し蓋板10の
取付が安定でない。取付リブ12,12′はスプ
リングの1端係止孔13,13′が設けられる。
蓋板10は如上のような極めて単純な形状である
から、金属もしくは合成樹脂を材料として押出成
型の手法により容易かつ安価に製出できる。
1対の基台20,20′は、左右対象であるか
ら、いま第1図右側の基台20に符示した符号に
したがつて説明する。即ち、図示の通り、取付状
態下の断面形状において、カバーさるべき隙間S
に面して、下側に止水板取付溝22、その上側に
前記スプリングの他端係着リブ23を有する基壁
21その上部において前記隙間Sの反対向きに派
出され、かつ上向きにパツキンを取付けるための
取付溝25を有する上壁24、その下側に同じ向
きに派設された固着壁26とが一体に賦形されて
いる金属押出型材製品である。なお符28は係着
リブ23の所々に設けられたスプリング係止孔で
ある。また、この図の場合、固着壁から下向きに
派出している3枚の矢符状の部分は脚片27であ
つて、該基台を構造体に恰もアンカーのように堅
強に固定するに役立つ。
止水板30は、構造体1,1′の隙間Sの間隔
Lよりも巾広で、長さ方向両側縁に止着突条3
2,32′を有する非透水性かつ可撓性材料製の
長尺体である。
スプリング40は、蓋板10の係着リブと基台
20の係着リブとの間に適宜間隔をおいて複数本
係着され、両者を摺動自在に結合するために用い
られるものである。この係着を容易化するよう、
各リブには係着孔13,13′,28,28′が設
けられているものであることは既述したところで
ある。なお第1図のスプリング41,42は、そ
れぞれスプリングが中間環43を介して41−4
1′,42−42′と結合されている状態を示して
いるが、それは余り長いと取付操作がやりにくい
ので、短かなものゝ2本継ぎとした場合を例示す
るものである。この場合42aと42b、41a
と41bの方向に相互に斜めに引寄せられる。
このほか、本案装置の必要とする部品は蓋板に
取付けるパツキン6,6′、基台の取付溝に取付
けるパツキン7,7′であるが、それらには特に
新規な点はない。
このような各部品を用いて、本案装置を組立て
るには、まず隙間Sの左・右両側上隅のコンクリ
ート欠部に敷モルタル2,2′を施こし、該モル
タルの完全な固化に先立つて、予じめパツキン
7,7′を嵌め込んでおいた基台20,20′を当
てがい、該モルタル中に脚片27,27′を押し
込んで固化させることによつて該基台を固着させ
る。ついで止水板30をもつてきて、その両側の
突条32,32′を基台の取付溝22,22′に嵌
め込むことによつて止水板30を両基台20,2
0′にわたつて取付ける。そうすると、止水板の
巾は隙間巾Lよりも大きいので、該板は中央部3
1が垂れ下つて樋状となる。
それがすんだら、敷モルタル2,2′ならびに
構造体1,1′の上面にモルタル仕上げ3を施こ
しその仕上層3,3′と基台上壁25,25′との
間に、常法通り必要なコーキン4,4′を施こす。
ついで蓋板10のパツキン取付溝にはパツキン
6,6′をそれぞれ嵌め込み、さらに、スプリン
グの他端41b,42bを基台20,20′の係
着孔28,28′にそれぞれ係着し、またその一
端41a,42aをそれぞれ蓋板側の係着孔1
3,13′に係着させることによつてこゝに装置
の組立は完了した。その状態下では、パツキン
6,6′は、モルタル仕上層3,3′上面に当接
し、パツキン7,7′は蓋板裏面に当接し、蓋板
10によつてカバーされた隙間Sと外界とは、
ほゞ完全に遮断される。万一入つて来た雨水は、
樋状を呈する止水板上に捕集され、図示しない排
水路に導出される。また蓋板は基台とスプリング
を介して結合しているので、構造体の多少の変動
では、蓋板10が隙間Sをカバーできなくなるよ
うなことはない。
蓋板10は、必ずしも一枚板状である必要はな
い。巾が広すぎる場合とか、スプリング係着操作
をやり易いようにするために第2図に示したよう
に10aと10′aとに2分割し、その分割線部
分において図示のように係合構造10b,10′
bとすることもできる。
なおまた、蓋板10を第3図に示したように表
板15aと裏板15bとの2つものとなし、結合
ネジ5で一体化してもよい。この場合、裏板とし
てアルミ押出型材の矩片とし、蓋板の補強という
役割を負わすがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案装置一実施例の取付状態を示す
縦断面図、第2図は他の実施例装置における蓋板
ならびにその取付状態を示す部分縦断面図、第3
図は今一つの実施例蓋板の断面図である。 1,1′は構造体、2,2′は敷モルタル層、
3,3′はモルタル仕上層、4,4′はコーキン
グ、5は結合ネジ、6,7はパツキン、10は蓋
板、11,11′はパツキン取付溝、12,1
2′はスプリング係着リブ、13,13′はスプリ
ング一端係着孔、14,14′は一対の蓋板、1
5aは蓋板表板、15bは、蓋板裏板20,2
0′は基台、21,21′には基壁、22は止水板
取付溝、23,23′はスプリング係着リブ、2
4,24′は上壁、25,25′はパツキン取付
溝、26,26′は固着壁、27,27′は脚片、
30は止水板、32,32′は止着突条、40は
スプリング、Lは構造体隙間隔、lは蓋板スプリ
ング取付リブ間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 断面形状において、裏側の長さ方向両側縁部
    にパツキン取付溝11,11′が設けられる蓋
    板10であつて、その蓋板10の幅方向(第1
    図の左右方向)の両端部の間で幅方向に間隔l
    をおいて2つのスプリング40の1端係着リブ
    12,12′を有する隙間巾よりも十分巾広な
    長尺な型材製板体である蓋板10、 (b) 左右対称な一対の金属押出型材製基台20,
    20′であつて、各基台20,20′は、 (b1) 取付状態において、カバーされるべき隙
    間Sに面して、下部に止水板取付溝22,2
    2′、その上側に前記スプリングの他端係着
    リブ23,23′を有する基壁21,21′、 (b2) その基壁21,21′の上部において前
    記隙間Sと反対向きに派出され、かつパツキ
    ン取付溝25,25′を有する上壁24,2
    4′、および (b3) その上壁24,24′の下側に上壁24
    と同じ向きに派設された固着壁26,26′
    が一体に賦形されている、そのような基台2
    0,20′、 (c) 前記隙間Sの間隔Lよりも巾広で、長さ方向
    (第1図の紙面に垂直方向)に沿つて両側縁に
    止着突条32,32′が延設され、止着突条3
    2,32′は止水板取付溝22,22′に嵌め込
    まれ、非透水性かつ可撓性材料製の長尺な止水
    板30、 (d) 蓋板10の係着リブ12,12′および基台
    20,20′の係着リブ23,23′にわたつて
    係着される複数個のスプリング40、 (e) 蓋板10のパツキン取付溝11,11′に嵌
    め込まれて取付けられ、構造体1,1′の上面
    に当接するパツキン6,6、ならびに (f) 基台20,20′のパツキン取付溝25,2
    5′に嵌め込まれて取付けられ、蓋板10の下
    面に当接するパツキン7,7′とを主要部材と
    したことを特徴とする伸縮継手装置。
JP18132680U 1980-12-16 1980-12-16 Expired JPS6336088Y2 (ja)

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JP18132680U JPS6336088Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

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JP18132680U JPS6336088Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

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JPS57102610U JPS57102610U (ja) 1982-06-24
JPS6336088Y2 true JPS6336088Y2 (ja) 1988-09-26

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JP18132680U Expired JPS6336088Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

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Families Citing this family (8)

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JPS5919802U (ja) * 1982-07-28 1984-02-07 佐野 誠一 継手装置
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JPS59131409U (ja) * 1983-02-23 1984-09-03 三協アルミニウム工業株式会社 継手装置
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KR100812102B1 (ko) 2007-04-13 2008-03-12 이강일 핑거형 교량 신축이음장치

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JPS57102610U (ja) 1982-06-24

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