JPH0213611Y2 - - Google Patents

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JPH0213611Y2
JPH0213611Y2 JP1480188U JP1480188U JPH0213611Y2 JP H0213611 Y2 JPH0213611 Y2 JP H0213611Y2 JP 1480188 U JP1480188 U JP 1480188U JP 1480188 U JP1480188 U JP 1480188U JP H0213611 Y2 JPH0213611 Y2 JP H0213611Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、構造体相互間に設けられている〓間
をカバーするための伸縮継手装置に関する。
典型的な先行技術は、〓間を有する構造体にそ
れぞれ固定された基台間にわたつて、単一枚の蓋
体が配置されて構成され、構造体の変位が生じて
も蓋板によつて〓間が覆われている状態を保つよ
うにした伸縮継手装置である。
このような先行技術では、〓間が大きいときに
は蓋板の幅をそれに応じて大きくする必要があ
り、過度に大きな幅を有する蓋板をたとえばアル
ミニウムなどで押出成型して製造することは困難
である。
本考案の目的は、複数の蓋板を連結することに
より1つの蓋板を構成することにより、上述の問
題点を解決する伸縮継手装置を提供することにあ
る。
本考案は、〓間Sを有する一対の各構造体1,
1′の角にそれぞれ取付けた基台20,20′の角
部から〓間S内下方に延設した基壁21,21′
の下端部近傍に、〓間Sに面する係着部28,2
8′を形成し、 裏面に係着リブ12,12′を設けた蓋板10
が基台20,20′および〓間Sを覆つており、 蓋板10の係着リブ12,12′と基台20,
20′の係着部28,28′に係着されるスプリン
グ40により、蓋板10を構造体下方側に付勢す
る伸縮継手装置において、 蓋板10が幅方向に分割される数片の板材を組
み立てて成ることを特徴とする伸縮継手装置であ
る。
本考案の基礎となる構成を、第1図に従つて説
明する。
コンクリート建造物、道路など構造物相互間に
は、その一方の構造物に生じた振動、変形などの
変動の影響を他方の構造体に及ぼさないようにす
るために、第1図に示したように数十ミリないし
百数十ミリ程度の〓間Sが設けられている。この
〓間Sは、常時は雨水の侵入や塵芥類の吹き溜り
とならないようにカバーされていなければならな
いが、変動が生じた場合には、その変動に適応し
て変動し、〓間を充分カバーすることができなけ
ればならない。本例の装置は同図に示した通り、
蓋板10、1対の基台20、止水板30、複数個
のスプリング40およびパツキン6,6′,7,
7′とから成る。
蓋板10は、その断面形状において裏側の長さ
方向左・右両側縁部に、下向きのパツキン取付溝
11,11′が設けられ、同じく裏側のほぼ中間
部(すなわち蓋板10の巾方向、すなわち第1図
の左右方向の両端部の間)で巾方向に〓間幅Lを
カバーするのに十分な幅広の長尺な型材製板体で
ある。スプリング係着リブ12,12′の間隔l
は、必要条件ではないが〓間巾Lよりも少し小さ
い方が本装置の取付操作がやり易い。しかしあま
りに両リブ12,12′が接近しすぎてlが小さ
い場合には、それが広い場合に比し蓋板10の取
付が安定でない。係着リブ12,12′には、ス
プリングの一端を係着する係着孔13,13′が
設けられる。蓋板10は如上のような極めて単純
な形状であるから、金属もしくは合成樹脂を材料
として押出成型の手法により容易かつ安価に製出
できる。
1対の基台20,20′は、左右対称であるか
ら、いま第1図右側の基台20に符示した符号に
したがつて説明する。即ち、図示の通り、取付状
態下の断面形状において、カバーさるべき〓間S
に面して、下側に止水板取付溝22、その上側に
前記スプリングの他端係着リブ23を有する基壁
21その上部において前記〓間Sの反対向きに派
出され、かつ上向きにパツキンを取付けるための
取付溝25を有する上壁24、その下側に同じ向
きに派設された固着壁26とが一体に賦形されて
いる金属押出型材製品である。なお符28は係着
リブ23の所々に設けられたスプリングを係着す
るための係着部である係着孔である。また、この
図の場合、固着壁26から下向きに派出している
3枚の矢符状の脚片27であつて、該基台を構造
体に恰もアンカーのように堅強に固定するのに役
立つ。基台20,20′は〓間Sを有する一対の
各構造体1,1′の角にそれぞれ取付けられてお
り、この基台20,20′の角部から〓間S内下
方に延設した基壁21,21′の下端部近傍に、
〓間Sに面する係着孔28,28′が形成される。
止水板30は、構造体1,1′の〓間Sの間隔
Lよりも幅広で、長さ方向両側縁に止着突条3
2,32′を有する非透水性かつ可撓性材料製の
長尺体である。
スプリング40は、蓋板10の係着リブと基台
20の係着リブとの間に適宜間隔をおいて複数本
係着され、両者を摺動自在に結合するために用い
られるものである。この係着を容易化するよう、
各リブには係着孔13,13′,28,28′が設
けられているものであることは既述したところで
ある。なお第1図のスプリング41,42は、そ
れぞれスプリングが中間環43を介して41−4
1′,42−42′と結合されている状態を示して
いるが、それは余り長いと取付操作がやりにくい
ので、短かなものの2本継ぎとした場合を例示す
るものである。この場合42aと42b、41a
と41bの方向に相互に斜めに引寄せられる。
このほか、本案装置の必要とする部品は蓋板に
取付けるパツキン6,6′、基台の取付溝に取付
けるパツキン7,7′であるが、それらには特に
新規な点はない。
このような各部品を用いて、本案装置を組立て
るには、まず〓間Sの左・右両側上隅のコンクリ
ート欠部に敷モルタル2,2′を施こし、該モル
タルの完全な固化に先立つて、予じめパツキン
7,7′を嵌め込んでおいて基台20,20′を当
てがい、該モルタル中に脚片27,27′を押し
込んで固化させることによつて該基台を固着させ
る。ついで止水板30をもつてきて、その両側の
突条32,32′を基台の取付溝22,22′に嵌
め込むことによつて止水板30を両基台20,2
0′にわたつて取付ける。そうすると、止水板3
0の幅は〓間幅Lよりも大きいので、該板は中央
部31が垂れ下つて樋状となる。
それがすんだら、敷モルタル2,2′ならびに
構造体1,1′の上面にモルタル仕上層3を施こ
しその仕上層3,3′と基台上壁25,25′との
間に、常法通り必要なコーキン4,4′を施こす。
ついで蓋板10のパツキン取付溝にはパツキン
6,6′をそれぞれ嵌め込み、さらに、スプリン
グの他端41b,42bを基台20,20′の係
着孔28,28′にそれぞれ係着し、またその一
端41a,42aをそれぞれ蓋板側の係着孔1
3,13′に係着させることによつてここに装置
の組立は完了した。その状態下では、パツキン
6,6′は、モルタル仕上層3,3′上面に当接
し、パツキン7,7′は蓋板裏面に当接し、蓋板
10によつてカバーされた〓間Sと外界とは、ほ
ぼ完全に遮断される。万一入つて来た雨水は、樋
状を呈する止水板上に捕集され、図示しない排水
路に導出される。また蓋板は基台とスプリングを
介して結合しているので、構造体の多少の変動で
は、蓋板10が〓間Sをカバーできなくなるよう
なことはない。
上述した蓋板10は一枚板状に形成されている
が、〓間Sが広い場合は蓋板10を大きく形成す
る必要がある。蓋板10は容易かつ安価に製造す
るため、押出成型の手法により製造されるが、蓋
板10が大きくなると型を大きくする必要があ
り、製造が困難になるとともに製造コストの上昇
をまねくという問題点がある。
第2図は、このような問題を解決する本考案の
一実施例の一部を示す断面図である。〓間Sの幅
が広すぎる場合とか、スプリング係着操作をやり
易いようにするために第2図に示したように50
aと50′aとに2分割し、その分割線部分にお
いて図示のような係合構造片50b,50′bと
することもできる。すなわち第1の蓋板50aの
一端には凸状係合片50bを設け、第2の蓋板5
0′aの一端には凹状係合片50′bを設ける。第
1の蓋板50aと第2の蓋板50′aは、凸状係
合片50bと凹状係合片50′bが蓋板50中央
部で嵌合することにより連結される。
第1の蓋体50aおよび第2の蓋体50′aの
他端下方部にはパツキン取付溝11,11′が設
けられ、中間部下方にはスプリング係着リブ1
2,12′が突設されている。スプリング係着リ
ブ12,12′にはスプリングの係着孔13,1
3′が設けられている。
以上のように本考案は、複数の蓋板を連結し1
つの蓋板が構成されているので、蓋板を押出成型
するための型が小形でよく、蓋板の製造が容易で
ある。また、蓋板を分解することができるので、
運搬が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎となる構成を示す縦断面
図、第2図は本考案の一実施例の一部を示す断面
図である。 1,1′は構造体、2,2′は敷モルタル層、
3,3′はモルタル仕上層、4,4′はコーキン
グ、6,7はパツキン、10は蓋板、11,1
1′はパツキン取付溝、12,12′はスプリング
係着リブ、13,13′は係着孔、20,20′は
基台、21,21′は基壁、22は止水板取付溝、
23,23′はスプリング係着リブ、24,2
4′は上壁、25,25′はパツキン取付溝、2
6,26′は固着壁、27,27′は脚片、30は
止水板、32,32′は止着突条、40はスプリ
ング、Lは構造体〓間隔、lは蓋板スプリング取
付リブ間隔、50は蓋板、50aは第1の蓋体、
50′aは第2の蓋体、50bは凸状係合片、5
0′bは凹状係合片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〓間Sを有する一対の各構造体1,1′の角に
    それぞれ取付けた基台20,20′の角部から〓
    間S内下方に延設した基壁21,21′の下端部
    近傍に、〓間Sに面する係着部28,28′を形
    成し、 裏面に係着リブ12,12′を設けた蓋板10
    が基台20,20′および〓間Sを覆つており、 蓋板10の係着リブ12,12′と基台20,
    20′の係着部28,28′に係着されるスプリン
    グ40により、蓋板10を構造体下方側に付勢す
    る伸縮継手装置において、 蓋板10が幅方向に分割される数片の板材を組
    み立てて成ることを特徴とする伸縮継手装置。
JP1480188U 1988-02-06 1988-02-06 Expired JPH0213611Y2 (ja)

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