JP2003003595A - カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造 - Google Patents

カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造

Info

Publication number
JP2003003595A
JP2003003595A JP2001189052A JP2001189052A JP2003003595A JP 2003003595 A JP2003003595 A JP 2003003595A JP 2001189052 A JP2001189052 A JP 2001189052A JP 2001189052 A JP2001189052 A JP 2001189052A JP 2003003595 A JP2003003595 A JP 2003003595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
vertical frame
vertical
horizontal frame
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001189052A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3912577B2 (ja
Inventor
Kiyoto Ono
清人 小野
Haruhisa Kamata
晴久 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Shin Nikkei Co Ltd
Priority to JP2001189052A priority Critical patent/JP3912577B2/ja
Publication of JP2003003595A publication Critical patent/JP2003003595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3912577B2 publication Critical patent/JP3912577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】縦枠と横枠との組み立て後に、縦枠の板材端面
が横枠上面またか下面に当接する部位において、縦枠の
部材断面の内、室内外方向に沿う横枠当接面(線)のほ
ぼ全幅に亘るシール施工を省略し、一部分のみのシール
施工で水密性を確保する。 【解決手段】縦枠3Aの断面の内、カーテンウォールパ
ネル面に近接する室内側部分において、水密的に室内外
を分断する水密ラインKを設定し、この水密ラインKに
沿ってシールを施工することにより、前記縦枠3Aの部
材断面の内、室内外方向に沿う横枠当接面(線)のほぼ
全幅に亘るシール施工を省略する。前記水密ラインKを
封鎖するシール態様としては、例えば下横枠4Bとの間
に間隙を空けた状態で前記縦枠3Aの板材面に対しバッ
クアップ材51を固定し、このバックアップ材51と、
前記縦枠板材3a、3f、3bと、下横枠4Bの上面と
によって囲まれた凹部内に不定形シール材52を充填す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンウォール
における縦枠および横枠の接合部シール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルなどの建築工事においては、
予め工場で製作されたカーテンウォールを外壁部分に順
に建て込んでいくカーテンウォール工法が主流となって
いる。
【0003】かかるカーテンウォール工法においては、
縦枠および横枠を主たる構成部材としてガラス取付け枠
部を形成するようにしているが、前記縦枠と横枠との接
合部では、水密性を確保するためにシールを施工してい
る。
【0004】たとえば、図15に示されるカーテンウォ
ール構造において、縦枠61と横枠62との接合部、具
体的には縦枠61の板材端部が横枠の上面に当接する部
位において、室外側にシール材がはみ出さないようにシ
ールするには、縦枠の板材端面と横枠上面との間隙部分
に前記縦枠板材の肉厚相当幅でシールを行わなければな
らず、実質的にはかなりの困難が伴う。そこで、縦枠6
1の中空部内側にシール面を確保するため、図16に示
されるように、予め縦枠61の板材61a下端部に発泡
ポリエチレン、合成ゴム等からなるL字形状の1次バッ
クアップ材63を接着剤により固定するとともに、前記
バックアップ材63の凹部に一次不定形シール材64を
充填しておき、前記縦枠61を横枠62に対して接合し
た後、二次バックアップ材65を深部に詰め込んだ後、
二次不定形シール材66を充填するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た縦枠61と横枠62との接合部シール構造の場合に
は、一次不定形シール材64が固まるまで二次不定形シ
ール材66の施工が出来ないため、作業手順の調整に日
数が掛かっているとともに、図15に示されるように、
縦枠61と横枠62との接合部において、縦枠61の部
材断面の内、室内外方向に沿う横枠当接面(線)のほぼ
全幅に亘ってシールを施工しなければならず、シール施
工に多くの時間と手間が掛かっていた。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、縦枠と横枠
との組み立て後に、縦枠の板材端部が横枠上面またか下
面に当接する部位において、縦枠の部材断面の内、室内
外方向に沿う横枠当接面(線)のほぼ全幅に亘るシール
施工を省略し、一部分のみのシール施工で水密性を確保
するとともに、縦枠の板材端面でのシール施工を行うこ
となく、1回のシール施工で水密性を確実に確保するよ
うにしたカーテンウォールにおける縦枠および横枠の接
合部シール構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に係る本発明として、縦枠と横枠との組み立
て状態で前記縦枠の板材端部が横枠の上面または下面に
当接する部位における接合部シール構造であって、前記
縦枠断面の内、カーテンウォールパネル面に近接する室
内側部分において、水密的に室内外を分断する水密ライ
ンを設定し、該水密ラインに沿って縦枠の板材端部と横
枠の上面または下面との隙間を封鎖するシールを施工す
ることにより、前記縦枠の板材端部が横枠の上面または
下面に当接する部位における、室内外方向に沿う横枠当
接面のほぼ全幅に亘るシール施工を省略したことを特徴
とするカーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合
部シール構造が提供される。
【0008】請求項2に係る本発明として、前記水密ラ
インのシール施工は、縦枠の室外側に断面コ字状の凹部
壁面を構成し、その室外側で行うようにしてある請求項
1記載のカーテンウォールにおける縦枠および横枠の接
合部シール構造が提供される。
【0009】請求項3に係る本発明として、前記水密ラ
インに沿うシール施工は、横枠との間に間隙を空けた状
態で前記縦枠の板材面に対しバックアップ材を固定し、
このバックアップ材と、前記縦枠板材と、横枠の上面ま
たは下面とによって囲まれた凹部内に不定形シール材を
充填することにより行う請求項1、2いずれかに記載の
カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シー
ル構造が提供される。
【0010】請求項4に係る本発明として、前記水密ラ
インに沿うシール施工は、前記縦枠板材と、横枠の上面
または下面とに接着面を有する定形ブロック状シール材
を設置することにより行う請求項1,2いずれかに記載
のカーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シ
ール構造が提供される。
【0011】請求項5に係る本発明として、記水密ライ
ンに沿うシール施工は、前記縦枠板材と、横枠の上面ま
たは下面とに接着面を有する定形シート状シール材を設
置することにより行う請求項1,2いずれかに記載のカ
ーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール
構造が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0013】〔カーテンウォール構造〕図1は本発明に
係るユニット式カーテンウォールの正面図、図2は図1
のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図、図
4は図1のIV−IV線矢視図である。
【0014】同図に示されるカーテンウォール構造は、
図2〜図4に示されるように、方立を左右に分割構造と
し、分割方立13A、13Bを一体的に備える縦枠3
A、3B、上・下横枠4A、4Bおよび図示の例では中
間横枠5を含んで枠状部材を構成するとともに、この枠
状部材の室外面側に縦押縁6A、6Bおよび横押縁7
A、7Bを取付け、ガラスG、G(複層ガラス)を嵌め
込んだパネルユニットUを、建物躯体(床)の端部に固
定された方立支持金具に順に取り付けるようにしたフル
ユニット方式スプリットマリオン工法の例である。
【0015】以下、具体的に詳述すると、前記方立13
は、左右対の分割方立13A、13Bからなり、左右の
関係で組み合わされ一体を成すもので、一方側の分割方
立13Aは、略方形状の中空断面を成し、対向面の室内
がわ寄り位置には凹部13aが形成されているととも
に、室外側の面には部材長手方向に沿って板状突片13
b、L字状突片13cが夫々形成されている。他方の分
割方立13Bも同様に、略方形状の中空断面を成し、対
向面の室内がわ寄り位置には突片13dが形成され、室
外側の面には部材長手方向に沿って板状突片13f、L
字状突片13eが夫々形成されている。
【0016】前記分割方立13Aを縦枠3Aの室内がわ
面に一体的に組み付けるには、前記分割方立13Aの室
外がわ面に形成されたL字状突片13cを縦枠3Aの室
内がわ面に形成された断面L字状係止片26aに係止す
るとともに、分割方立13Aの室外がわ面に形成された
板状突片13bを縦枠3Aの室内がわ面に形成された板
状突片27aと重ね合わせ、両者を貫通する連結ビス4
3,43…によって連結を図る。この連結部には縦方向
に沿ってカバー材33が取り付けられる。
【0017】一方の分割方立13Bを縦枠3Bの室内が
わ面に一体的に組み付ける場合も同様に、前記分割方立
13Bの室外がわ面に形成されたL字状突片13eを縦
枠3Bの室内がわ面に形成された断面L字状係止片26
bに係止するとともに、分割方立13Bの室外がわ面に
形成された板状突片13fを縦枠3Bの室内がわ面に形
成された板状突片27bと重ね合わせ、両者を貫通する
連結ビス43,43…によって連結を図る。この連結部
にも縦方向に沿ってカバー材33が取り付けられる。
【0018】前記パネルユニットUを構成する縦枠3
A、3Bの内、一方の縦枠3Aは図2に示されるよう
に、略方形断面の縦枠本体の室外がわ面において、その
内方側にガラス支持部20を備えるとともに、外方側に
室外がわに延在する板部21に押縁取付け片3c、3c
を備え、かつ外側見込み面にはウインドバリア取付け片
22aとレインバリア取付け片22bとが形成されてい
る。他方の縦枠3Bも同様に、略方形断面の縦枠本体の
室外がわ面において、その内方側にガラス支持部20を
備えるとともに、外方側に室外がわに延在する板部21
を備えるが、外側見込み面には前記ウインドバリア取付
け片22aに係止されたウインドバリア23が当接する
突片24aと、前記レインバリア取付け片22bに係止
されたレインバリア25が当接する突片24bとが形成
されている。前記押縁取付け片3c、3cにはそれぞれ
縦押縁6A、6Bが取り付けられ、ガラスG、Gを間に
挟んで、室内側および室外側にそれぞれ施工されたバッ
クアップ材・シーリング材34、34により前記ガラス
G、Gが嵌合溝内に支持されている。前記縦枠3A、3
BはパネルユニットUが隣接配置された状態で左右対の
関係で組み合わされる。
【0019】一方、前記パネルユニットUを構成する上
・下横枠4A、4Bの内、一方の上横枠4Aは図4に示
されるように、断面略方形状の横枠本体の室外がわに延
在して下方側に向けてガラス嵌合溝を形成するように押
縁取付け用延在片28が形成され、この押縁取付け用延
在片28に横押縁7Aが取付けられ、前記横枠本体に取
り付けられたガラス背面支持用ガスケット30と、バッ
クアップ材・シーリング材31によってガラスG、Gが
前記ガラス嵌合溝内に支持されている。
【0020】また、他方の下横枠4Bは、断面略方形状
の横枠本体の室外がわに延在して上方側に向けてガラス
嵌合溝を形成するように押縁取付け用延在片32が形成
され、この押縁取付け用延在片32に横押縁7Bが取付
けられ、ガラスG、Gを間に挟んで、室内側および室外
側にそれぞれ施工されたバックアップ材・シーリング材
34、34により前記ガラスG、Gがガラス嵌合溝内に
支持されている。前記上横枠4A、下横枠4Bは、パネ
ルユニットUが隣接配置された状態で上下対の関係で組
み合わされる。
【0021】他方、中間横枠5は、図3に示されるよう
に、単一中空断面の横枠本体の室外がわ面に、上下段配
置でそれぞれ上側ガラス用押縁取付け片35と、下側ガ
ラス用押縁取付け片36とが設けられ、前記上側ガラス
用押縁取付け片35に取り付けられた横押縁8Aによっ
て上側ガラス嵌合溝が形成されるとともに、前記下側ガ
ラス用押縁取付け片36に取り付けられた横押縁8Bに
よって下側ガラス嵌合溝が形成されている。ガラスG、
Gは、室内側および室外側にそれぞれ施工されたバック
アップ材・シーリング材34またはガラス背面支持用ガ
スケット30によりガラス嵌合溝内に支持されている。
【0022】以上、分割方立13A、13Bを含みなが
ら構成されたパネルユニットUは、躯体(床)に固定さ
れた方立支持金具に対して順に取り付けられる。前記方
立支持金具は、図5および図6に示されるように、躯体
Fの端部にアンカー金具50が埋設固定されるととも
に、このアンカー金具50に頭部が嵌合支持され、かつ
ネジ部を外部に突出させて設けられた固定用ボルト51
およびナット51Aによってファスナー52が固定され
た構造のもので、前記分割方立13の上部側に取付け金
具53をボルト54,54によって固定しておき、図示
しないクレーン設備等によって前記パネルユニットUを
取付け位置まで吊り運搬したならば、前記取付け金具5
3とファスナー52との間にライナー金具55を介在さ
せた状態で固定用ボルト56およびナット56Aによっ
て締結し固定する。なお、前記取付け金具53の上部に
はボルト保持用筒53aが一体的に設けられ、かつこの
ボルト保持用筒53aに螺入された上下方向調整ボルト
57の先端が前記ライナー金具55より延在する上部フ
ランジ片55aの水平面に当接することにより据え付け
時に分割方立13の鉛直方向の建付けが調整されるよう
になっている。前記カーテンウォール支持部は、各フロ
ア毎に設けられ、相対的に下段側の方立13頭部に下半
部が嵌合され、ボルト54によって固定された接合用部
材58の上部が上段側方立13の中空部に挿入されるこ
とによって方立13の連続性が確保されるようになって
いる。なお、前記ボルト保持用筒53aの内面に雌ネジ
を設け、上下方向調整ボルト57を螺入してもよい。
【0023】前記パネルユニットU、U…を上下左右に
隣接配置した状態において、水平方向に隣接するパネル
ユニットU間では、図2に示されるように、隣接する縦
枠3A、3B間においてレインバリア25,ウインドバ
リア23によって気水密性が確保されるようになってい
るとともに、上下方向に隣接するパネルユニットU、U
間では、図4に示されるように、上枠は室内がわ寄り位
置に部材長手方向に沿ってシールパッキン42を有する
起立壁40を有し、上段側に設置されたパネルユニット
Uの下枠4Bから垂下する垂下片41が前記シールパッ
キン42に接触することにより気水密性が確保されるよ
うになっている。
【0024】一方、各パネルユニットU,U…の隅部が
交合する目地交点部においては、図4に示されるよう
に、隣接する上・下横枠4A、4B間では、室外がわ寄
り位置に上横枠4Aの上面側に気密バリヤ39を一体的
に備えるレインバリア38が縦目地Mを交差しながら両
上枠4A、4A間に跨る所定区間に配設されるととも
に、上枠4Aの室内がわ寄り位置に、縦目地Mを交差し
ながら両上枠間に跨る所定区間にウインドバリヤ29が
夫々配設されている。この場合、前記レインバリヤ38
とウインドバリヤ29との間に形成されている横樋44
が、水平方向目地ラインLの基準線(下側)よりも深
く形成されていることにより、前記ウインドバリヤ29
との間で高低差が確保され、水密性能の向上が図られて
いる。
【0025】前記レインバリヤ38は、断面略L字状を
成すゴム系材料からなる定形シール材が用いられ、その
上面側に、ある程度以上の弾性を有するように樹脂・ゴ
ム等の発泡体等(以下、成形体という。)よりなる気密
バリヤ39を一体的に備え、縦目地Mを交差しながら両
上枠4A、4A間に跨る所定区間に配設されている。設
置状態では、上段側に設置されるユニットUの下枠4B
から垂下する垂下片45の先端が前記気密バリヤ39に
当接するようになっているとともに、レインバリア38
の舌片38aが下横枠4Bの下面に接触するようになっ
ており、目地交点部からの雨水浸入を防止するととも
に、後述のように、上段パネルユニットUの縦目地から
落下する雨水Rを受け止め、そのまま外部に排出するよ
うになっている。
【0026】一方、前記ウインドバリヤ29は、前記シ
ールパッキン42および垂下片41による水平方向のシ
ール部よりも上部側に縦目地Mを交差しながら両上枠4
A、4A間に跨る所定区間に配設される成形体よりなる
第1の気密バリヤ46と、前記左右のパネルユニット
U,U間において前記起立壁40,40同士の間隙部分
に挿入されるとともに、前記シールパッキン42の端面
が当接する目地部気密バリヤ47と、前記垂下片41の
下方側位置に縦目地Mを交差しながら両上枠4A、4A
間に跨る所定区間に配設されるとともに、前記垂下片4
1の先端が当接する成形体よりなる第2の気密バリヤ4
8と、この第2の気密バリヤ48の設置座面を形成する
所定断面形状のゴム部材49とが一体的に形成された定
形シール材で、パネルユニットU,Uの設置状態では、
前記第1の気密バリヤ46が上枠4Aと下枠4Bとに密
着し、かつ下枠4Bから垂下する垂下片41の先端が第
2の気密バリヤ48に当接することにより水密性が確保
される。また、前記目地部気密バリヤ47が起立壁4
0、40の間隙に嵌挿されることにより隙間が封鎖され
ると共に、シールパッキン42の端面が当接することに
より水平方向に沿ってシールの連続性が確保されるよう
になっている。なお、前記ゴム部材49は、ウインドバ
リヤ29の設置時に全体の変形を抑えるなど形状保持材
を兼用するものである。
【0027】パネルユニットUの一般部においては、等
圧空間とされる前記横樋44に雨水が浸入するが、この
雨水は横樋44の底面が室外がわに傾斜する傾斜面とな
っているため、図4に示されるように、横樋44の室外
がわ寄り位置から縦目地Mに落下した後、縦目地Mに沿
って流れ、下段のパネルユニットU,U間のレインバリ
ヤ38上面に落下し、外部に排出される。一方、目地交
点部では、不定形シール材を一切使用することなく、単
に上枠4A、4A間に跨って設置されたウインドバリヤ
29により、すべての隙間が封鎖され完全な止水性が確
保されるようになっている。
【0028】〔縦枠および横枠の接合部構造〕次いで、
図7〜図10に基づいて、縦枠3A、3Bと上下横枠4
A、4Bとの接合部構造について詳述する。
【0029】前記縦枠3A、3Bは、図7に示されるよ
うに、見込み方向の側板部3aと、縦枠側板部3aの内
面側であって相対的に室内側に位置する枠部3bと、縦
枠側板部3aの相対的に室外側に位置する押縁取付け片
3c、3cと、ウインドバリア取付け片22aと、レイ
ンバリア取付け片22bとを有する断面形状を成してい
る。これら各部分の内、横枠4A、4Bとの接合に関係
する部分は、前記縦枠側板部3a、枠部3bおよび押縁
取付け片3c、3cの部分である。
【0030】先ず、前記縦枠3A、3Bと上横枠4Aと
の接続に当たっては、縦枠3A、3Bの上端部を、図8
に太鎖線Tで示されるとともに、図9に斜視図で示さ
れるように、縦枠3A,3Bの上端を横樋44形状に合
わせて凹状部3dを形成するように切断する。また、図
9に示されるように、上横枠4Aの中空部下面形状に合
わせるように、枠部3bを切除し、縦枠側板部3aの板
面を露出させるようにする。一方、上横枠4Aの端部仕
口は、図7に太鎖線Yで示すように、段部を設けるこ
となく同一面で切断する。
【0031】以上の縦枠3Aおよび上横枠4Aの仕口処
理を終えたならば、同図に示されるように、上横枠4A
の端面を前記縦枠側板部3aの板面に当接させるように
接合する。この際、縦枠3A、3Bの押縁取付け片3
c、3cは、縦枠側板部3aの板面よりも外方側に位置
させるようにしてあるため、前記押縁取付け片3c、3
cについては加工処理を必要としない。また、前記押縁
取付け片3cを縦枠見込み板面よりも外方側に位置させ
ることにより、縦枠側板部3aによって周囲が封鎖され
た水抜き部50が形成されるようになっている。
【0032】次いで、前記縦枠3A、3Bと下横枠4B
との接続に当たっては、縦枠3A、3Bの下端部を、図
8に太鎖線Tで示されるとともに、図10に斜視図で
示されるように、縦枠3A,3Bの下端は下横枠4Bの
中空部形状に合わせて段状部3eを形成するように切断
する。また、図10に示されるように、下横枠4Aの中
空部下面形状に合わせるように、枠部3bを切除し、縦
枠側板部3aの板面を露出させるようにする。一方、下
横枠4Bの端部仕口は、図7に太鎖線Yで示すよう
に、段部を設けることなく同一面で切断する。
【0033】以上の縦枠3Aおよび下横枠4Bの仕口処
理を終えたならば、同図に示されるように、下横枠4B
の端面を前記縦枠側板部3aの板面に当接させるように
接合する。この際、縦枠3A、3Bの押縁取付け片3
c、3cは、縦枠見込み板面よりも外方側に位置させる
ようにしてあるため、前記押縁取付け片3c、3cにつ
いては加工処理を必要としない。なお、図11に縦枠3
A、3Bと下横枠4Bとの接合状態を示す。
【0034】〔縦枠と横枠との接合部シール構造〕次い
で、前記縦枠3A、3Bと横枠4A、4Bとの接合部シ
ール構造について詳述する。なお、説明は代表的に縦枠
3Aと下横枠4Bとの接合部について行い、上横枠4A
との接合部分については上下対称となるだけであるため
説明は省略する。
【0035】前記縦枠3Aと下横枠4Bとの接合部で
は、縦枠断面の内、図12(C)に斜線で示される複数の
板材、具体的には室内側後部側壁3e、内面がわ側板部
3bおよび室外側前部側壁3fの各板材端部が下横枠4
Bの上面に当接している。
【0036】従来のシール構造であれば、前記内面がわ
側板部3bの横枠当接面(線)に沿ってシールを施工し
水密ラインを形成するのであるが、本発明では前記内面
がわ側板部3bの横枠当接面(線)のほぼ全幅に亘るシ
ール施工を省略し、一部分のシール施工のみで水密性を
確保するようにする。
【0037】具体的には、縦枠3Aの断面の内で、カー
テンウォールパネル面に近接する室内側部分において、
水密的に室内外を分断する水密ラインKを設定する。本
例の場合には、側板部3aと、室外側前部側壁3fと、
内面がわ側板部3bとで囲まれたライン、すなわち図1
2(C)に太鎖線で示されたコ字状線が水密ラインKとし
て設定されている。そして、前記水密ラインKに沿って
前記側板部3a、室外側前部側壁3f、内面がわ側板部
3bの各板材端部と、下横枠4B上面との隙間を封鎖す
るシールを施工することにより、前記前記内面がわ側板
部3bの横枠当接面(線)のほぼ全幅に亘るシール施工
を省略する。この場合、前記水密ラインKは、縦枠の断
面形状にもよるが、本例のように、縦枠が中空部を有す
る場合には縦枠中空部の外側に設定するようにするのが
望ましく、かつ室外側へ開放する断面コ字状の凹部を形
成し、この凹部の室外側でシールを行うようにするのが
望ましい。
【0038】前記水密ラインKを封鎖するシール施工の
第1例としては、図12に示されるように、前記縦枠3
A、3Bの枠部板材3fの下端よりやや上方位置に下横
枠4Bとの間に間隙を有するようにバックアップ材51
を接着剤により固定し、前記バックアップ材51と、側
板部3aと、室外側前部側壁3fと、内面がわ側板部3
bと、下横枠4B上面との5面によって囲まれた凹部内
に不定形シール材52を充填するようにする。充填され
たシール材52は、側板部3a、室外側前部側壁3f、
内面がわ側板部3bの鉛直方向面と、下横枠4B上面の
水平方向面との2面間に跨るように施工される。
【0039】上記第1例に係るシール態様においては、
バックアップ材をシール材の裏当材として使用するので
はなく、シール充填空間の上面または下面形成材として
使用し、縦枠板材を裏当材としながら、バックアップ
材、前記縦枠板材および横枠の上面によって囲まれた凹
部内にシール材を充填するようにしているため、従来は
縦枠の端面を含めて2回に分けて行っていたシール工事
が1回のシール工事で済むようになり施工性が格段に向
上するようになる。すなわち、充填されたシール材は、
縦枠および横枠の室外側に露出する接合部を縦枠板材と
横枠面との二表面間に跨ってシールするため、接合隙間
を確実に封鎖するようになる。さらに、バックアップ材
を用いることで接着部形状を規定でき、接着面を広く取
ることが可能となり、長期に亘り水密性を確保できるよ
うになるとともに、シール部が目視できるためシール施
工が不良箇所無く確実に行えるようになる。
【0040】前記水密ラインKを封鎖するシール施工の
第2例としては、図13に示されるように、側板部3
a、室外側前部側壁3f、内面がわ側板部3bの鉛直方
向面および横枠上面の水平方向面に夫々接着面を有する
定形ブロック状シール材53によりシールを行うように
してもよい。さらには、図14に示されるように、側板
部3a、室外側前部側壁3f、内面がわ側板部3bの鉛
直方向面および横枠上面の水平方向面に夫々接着面を有
する定形シート状シール材54によりシールを行うよう
にしてもよい。
【0041】なお、前記水密ラインKを封鎖するシール
施工は、前記側板部3aと、室外側前部側壁3fと、内
面がわ側板部3bとによって囲まれた方形部分とする以
外に、前記コ字状の水密ラインKに沿ってコ字状に行う
ようにしてもよい。要は、水密ラインKが隙間無く封鎖
される態様でシールが施工できればよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳説のとおり本発明によれば、縦枠
と横枠との組み立て後に、縦枠の板材端面が横枠上面ま
たか下面に当接する部位において、縦枠の部材断面の
内、室内外方向に沿う横枠当接面(線)のほぼ全幅に亘
るシール施工を省略でき、一部分のみのシール施工で水
密性を確保することが可能となる。すなわち、水密的に
室内外を分断する水密ラインを、好ましくは縦枠の室外
側に断面コ字状の凹部面に設定し、縦枠と横枠の接合面
の側面を室外側からシールする構成としたため、従来の
ように、縦枠当接端面と横枠表面(上下面)との間を室
内外の全長に亘って端面でシールすることなくシール施
工できるようになるとともに、1回のシール施工で水密
性を確保できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット式カーテンウォールの正面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】図1のIV−IV線矢視図である。
【図5】方立支持部を示す平面図である。
【図6】その側面図である。
【図7】横枠仕口形状を示す横断面図である。
【図8】縦枠仕口形状を示す縦断面図である。
【図9】縦枠3A、3Bと上横枠4Aとの接合部分解斜
視図である。
【図10】縦枠3A、3Bと下横枠4Bとの接合部分解
斜視図である。
【図11】その接合状態斜視図である。
【図12】縦枠と横枠との接合部シール構造を示す、
(A)は正面図、(B)は(A)のB-B線矢視図、(C)は(A)のC-C
線矢視図である。
【図13】水密ラインKを封鎖するシール態様の他例を
示す断面図である。
【図14】水密ラインKを封鎖するシール態様の他例を
示す断面図である。
【図15】従来例における縦枠と横枠との接合部シール
構造を示すカーテンウォール背面図である。
【図16】図15のXVI-XVI矢視図である。
【符号の説明】
1…カーテンウォール、3A・3B…縦枠、4A…上
枠、4B…下枠、5…中間横枠、6A・6B…縦押縁、
7A・7B…横押縁、38…レインバリヤ、29…ウイ
ンドバリヤ、39…気密バリヤ、40…起立壁、42…
シールパッキン、44…横樋、46…第1の気密バリ
ヤ、47…目地部気密バリヤ、48…第2の気密バリ
ヤ、49…ゴム部材、M…縦目地、U…パネルユニッ
ト、L…横目地水平ライン、3a…側板部、3b…枠
部、3c…押縁取付け片、3f…枠部板材、51…バッ
クアップ材、52…不定形シール材、53…ブロック状
定形シール材、54…シート状定形シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E002 NA04 NB02 NC04 PA01 QA08 QB01 QC05 SA01 SA02 UA03 UB01 UB16 WA19 XA05 XA08 XA11 XA14 XA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦枠と横枠との組み立て状態で前記縦枠の
    板材端部が横枠の上面または下面に当接する部位におけ
    る接合部シール構造であって、 前記縦枠断面の内、カーテンウォールパネル面に近接す
    る室内側部分において、水密的に室内外を分断する水密
    ラインを設定し、該水密ラインに沿って縦枠の板材端部
    と横枠の上面または下面との隙間を封鎖するシールを施
    工することにより、前記縦枠の板材端部が横枠の上面ま
    たは下面に当接する部位における、室内外方向に沿う横
    枠当接面のほぼ全幅に亘るシール施工を省略したことを
    特徴とするカーテンウォールにおける縦枠および横枠の
    接合部シール構造。
  2. 【請求項2】前記水密ラインのシール施工は、縦枠の室
    外側に断面コ字状の凹部壁面を構成し、その室外側で行
    うようにしてある請求項1記載のカーテンウォールにお
    ける縦枠および横枠の接合部シール構造。
  3. 【請求項3】前記水密ラインに沿うシール施工は、横枠
    との間に間隙を空けた状態で前記縦枠の板材面に対しバ
    ックアップ材を固定し、このバックアップ材と、前記縦
    枠板材と、横枠の上面または下面とによって囲まれた凹
    部内に不定形シール材を充填することにより行う請求項
    1、2いずれかに記載のカーテンウォールにおける縦枠
    および横枠の接合部シール構造。
  4. 【請求項4】前記水密ラインに沿うシール施工は、前記
    縦枠板材と、横枠の上面または下面とに接着面を有する
    定形ブロック状シール材を設置することにより行う請求
    項1,2いずれかに記載のカーテンウォールにおける縦
    枠および横枠の接合部シール構造。
  5. 【請求項5】前記水密ラインに沿うシール施工は、前記
    縦枠板材と、横枠の上面または下面とに接着面を有する
    定形シート状シール材を設置することにより行う請求項
    1,2いずれかに記載のカーテンウォールにおける縦枠
    および横枠の接合部シール構造。
JP2001189052A 2001-06-22 2001-06-22 カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造 Expired - Fee Related JP3912577B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001189052A JP3912577B2 (ja) 2001-06-22 2001-06-22 カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001189052A JP3912577B2 (ja) 2001-06-22 2001-06-22 カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003003595A true JP2003003595A (ja) 2003-01-08
JP3912577B2 JP3912577B2 (ja) 2007-05-09

Family

ID=19028036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001189052A Expired - Fee Related JP3912577B2 (ja) 2001-06-22 2001-06-22 カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3912577B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101352173B1 (ko) 2011-11-30 2014-01-16 (주)엘지하우시스 커튼월 밀봉부재 및 이를 포함하는 이중외피 커튼월
CN104453037A (zh) * 2014-11-11 2015-03-25 无锡鸿声铝业有限公司 一种具有密封功能的连接铝框
CN104453038A (zh) * 2014-11-11 2015-03-25 无锡鸿声铝业有限公司 一种具有密封功能的连接铝框

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101932983B1 (ko) 2016-03-23 2018-12-27 윤순봉 커튼월 창호 시공 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841891U (ja) * 1981-09-14 1983-03-19 三協アルミニウム工業株式会社 サツシコ−ナ部の密封装置
JPH08239924A (ja) * 1995-03-01 1996-09-17 Nippon Kentetsu Co Ltd ユニットカ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841891U (ja) * 1981-09-14 1983-03-19 三協アルミニウム工業株式会社 サツシコ−ナ部の密封装置
JPH08239924A (ja) * 1995-03-01 1996-09-17 Nippon Kentetsu Co Ltd ユニットカ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101352173B1 (ko) 2011-11-30 2014-01-16 (주)엘지하우시스 커튼월 밀봉부재 및 이를 포함하는 이중외피 커튼월
CN104453037A (zh) * 2014-11-11 2015-03-25 无锡鸿声铝业有限公司 一种具有密封功能的连接铝框
CN104453038A (zh) * 2014-11-11 2015-03-25 无锡鸿声铝业有限公司 一种具有密封功能的连接铝框
CN104453038B (zh) * 2014-11-11 2017-01-25 无锡鸿声铝业有限公司 一种具有密封功能的连接铝框

Also Published As

Publication number Publication date
JP3912577B2 (ja) 2007-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101527077B1 (ko) 단열 커튼월 창호 시스템
US20040074174A1 (en) Building curtain wall mullion and sill assembly
US4662136A (en) Prefabricated curtain wall assembly having both window and spandrel units
KR101450628B1 (ko) 단열 커튼월 창호 시스템
JP3871249B2 (ja) カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部構造
US4914884A (en) Expansion joints
JP2003003595A (ja) カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造
JP3809995B2 (ja) ユニット式カーテンウォールにおける止水構造
JP3078174B2 (ja) カーテンウォールユニット
JPH0639036Y2 (ja) 窓枠の枠部材シーリング装置
JP2755892B2 (ja) ユニット式カーテンウォールの水密構造
JP3093595B2 (ja) 外壁における面材の保持装置
JPH0734982Y2 (ja) 出隅部のパネル取付け構造
JP2755899B2 (ja) ユニット式カーテンウォールにおける突出棒の取付構造
JP2003293499A (ja) カーテンウォールの水密構造
JPH06316979A (ja) 壁パネル
JP2660893B2 (ja) 方立連結部のシール材接続構造
JP2867099B2 (ja) パネルユニット
JP2939250B1 (ja) 目地交差部の構造
JP2602241Y2 (ja) フレーム一体型鋼板パネル
JP3837305B2 (ja) カーテンウォールの出隅コーナー部構造
JP2779108B2 (ja) 外壁目地部の防水構造
JP4247047B2 (ja) 外壁パネル及び外壁パネル間の縦目地止水構造
JP3851422B2 (ja) 乾式目地材および外壁の目地構造
JP3058596B2 (ja) 建具枠及び建具枠の取付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees