JPH0639036Y2 - 窓枠の枠部材シーリング装置 - Google Patents
窓枠の枠部材シーリング装置Info
- Publication number
- JPH0639036Y2 JPH0639036Y2 JP2660491U JP2660491U JPH0639036Y2 JP H0639036 Y2 JPH0639036 Y2 JP H0639036Y2 JP 2660491 U JP2660491 U JP 2660491U JP 2660491 U JP2660491 U JP 2660491U JP H0639036 Y2 JPH0639036 Y2 JP H0639036Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- frame
- peripheral surface
- frame members
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、窓枠を構成する枠部材
間の継ぎ目をシーリングするシーリング装置に関する。
間の継ぎ目をシーリングするシーリング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばカーテンウォールやサンドームの
ような窓装置の大型窓枠では、その窓枠を構成する枠部
材の長さが一般に短いため、枠部材どうしを継ぎ足し、
その継ぎ目をシーリングする必要があり、従来、そのシ
ーリングは、図４に示すように、互いに対向する枠部材
１，１の端面を所定の間隙αをおいて同心状に突き合わ
せし、その対向端部間にシーリング材２を充填すること
により行われていた。なお同図において、３は上記枠部
材１の内周面に取付けた一対の額縁部材、４は該両額縁
部材３に挟持された窓ガラスである。
ような窓装置の大型窓枠では、その窓枠を構成する枠部
材の長さが一般に短いため、枠部材どうしを継ぎ足し、
その継ぎ目をシーリングする必要があり、従来、そのシ
ーリングは、図４に示すように、互いに対向する枠部材
１，１の端面を所定の間隙αをおいて同心状に突き合わ
せし、その対向端部間にシーリング材２を充填すること
により行われていた。なお同図において、３は上記枠部
材１の内周面に取付けた一対の額縁部材、４は該両額縁
部材３に挟持された窓ガラスである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
シーリング材２により雨水が枠部材１間の継ぎ目から室
内側に浸入するのを阻止しているが、そのシーリング材
２が室内側に露出しているため、室内側から見て枠部材
１間の継ぎ目が目立って体裁が悪いという欠点があっ
た。
シーリング材２により雨水が枠部材１間の継ぎ目から室
内側に浸入するのを阻止しているが、そのシーリング材
２が室内側に露出しているため、室内側から見て枠部材
１間の継ぎ目が目立って体裁が悪いという欠点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、窓枠においてその枠部材１とこれに
隣接対向する枠部材１との間をシーリングするシーリン
グ装置において、両枠部材１の互いの対向端面間に、所
要厚みＴを有し、且つ枠部材１の室外周辺面１ｂよりも
没入状になる幅狭な目地板５を、該目地板５の室内周辺
面５ａが枠部材１の室内周辺面１ａに面一になるよう介
在させ、しかして両枠部材１の対向端面間の上記没入状
部７にシーリング材２を充填してなる構成を採用するも
のである。
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、窓枠においてその枠部材１とこれに
隣接対向する枠部材１との間をシーリングするシーリン
グ装置において、両枠部材１の互いの対向端面間に、所
要厚みＴを有し、且つ枠部材１の室外周辺面１ｂよりも
没入状になる幅狭な目地板５を、該目地板５の室内周辺
面５ａが枠部材１の室内周辺面１ａに面一になるよう介
在させ、しかして両枠部材１の対向端面間の上記没入状
部７にシーリング材２を充填してなる構成を採用するも
のである。
【０００５】
【作用】両枠部材１間の継ぎ目をシーリングするにあた
っては、まず所要の間隔をおいて対向する両枠部材１の
対向端面間に、目地板５を、その室内周辺面５ａが両枠
部材１の室内周辺面１ａと面一状となるように介在さ
せ、次に該目地板５の室外周辺面と両枠部材１の対向端
面間に生じた没入状部７にシーリング材２を充填すれば
よい。これによりシーリング材７が目地板５により隠蔽
されて室内側に露出せず、、両枠部材１間の継ぎ目が室
内側から見てほとんど目立たない。しかも上記シーリン
グ材２により両枠部材１間の継ぎ目をシーリングしてい
るので、その継ぎ目から雨水が室内側に浸入する恐れが
ない。
っては、まず所要の間隔をおいて対向する両枠部材１の
対向端面間に、目地板５を、その室内周辺面５ａが両枠
部材１の室内周辺面１ａと面一状となるように介在さ
せ、次に該目地板５の室外周辺面と両枠部材１の対向端
面間に生じた没入状部７にシーリング材２を充填すれば
よい。これによりシーリング材７が目地板５により隠蔽
されて室内側に露出せず、、両枠部材１間の継ぎ目が室
内側から見てほとんど目立たない。しかも上記シーリン
グ材２により両枠部材１間の継ぎ目をシーリングしてい
るので、その継ぎ目から雨水が室内側に浸入する恐れが
ない。
【０００６】
【実施例】図１〜図３は本考案の一実施例たる枠部材シ
ーリング装置により窓枠を構成する両枠部材１間の継ぎ
目をシーリングしている状態を示すものであって、該両
枠部材１の互いの対向端面間に、目地板５を介在させる
と共に、シーリング材２を充填している。
ーリング装置により窓枠を構成する両枠部材１間の継ぎ
目をシーリングしている状態を示すものであって、該両
枠部材１の互いの対向端面間に、目地板５を介在させる
と共に、シーリング材２を充填している。
【０００７】上記目地板５は、アルミ押出形材からなる
前記両枠部材１と同一材質で所要厚さＴの矩形板からな
り、その高さＨが両枠部材１の高さと同一で、その室内
外方向の幅Ｌが両枠部材１の幅よりも若干狭小とされ、
更にその室外側上角部が切欠されており、これによりそ
の室内周辺面５ａが両枠部材１の室内周辺面１ａと面一
に形成されると共に、その室外周辺面５ｂが両枠部材１
の室外周辺面１ｂよりも没入状に形成されている。また
この目地板５は一方の枠部材１の端面にビス６により止
着されている。
前記両枠部材１と同一材質で所要厚さＴの矩形板からな
り、その高さＨが両枠部材１の高さと同一で、その室内
外方向の幅Ｌが両枠部材１の幅よりも若干狭小とされ、
更にその室外側上角部が切欠されており、これによりそ
の室内周辺面５ａが両枠部材１の室内周辺面１ａと面一
に形成されると共に、その室外周辺面５ｂが両枠部材１
の室外周辺面１ｂよりも没入状に形成されている。また
この目地板５は一方の枠部材１の端面にビス６により止
着されている。
【０００８】上記両枠部材１の対向端面と目地板５の室
外周辺面５ｂとの間には側面視略Ｌ字状の没入状部７が
形成され、該没入状部７には前記シーリング材２が充填
されている。
外周辺面５ｂとの間には側面視略Ｌ字状の没入状部７が
形成され、該没入状部７には前記シーリング材２が充填
されている。
【０００９】上記構成によれば、両枠部材１間の室内側
に目地板５を介在させているので、その両枠部材１間を
シーリングするシーリング材２が室内側へ露出せず、ま
た両枠部材１及び目地板５の室内周辺面１ａ，５ａを面
一状とし、その両者１，５の材質を同一にしているか
ら、両枠部材１間の継ぎ目、即ち該両枠部材１と目地板
５との間に境界線Ａ，Ａがほとんど目立たない。
に目地板５を介在させているので、その両枠部材１間を
シーリングするシーリング材２が室内側へ露出せず、ま
た両枠部材１及び目地板５の室内周辺面１ａ，５ａを面
一状とし、その両者１，５の材質を同一にしているか
ら、両枠部材１間の継ぎ目、即ち該両枠部材１と目地板
５との間に境界線Ａ，Ａがほとんど目立たない。
【００１０】また図２に示すように、額縁部材３の継ぎ
目も、上述の枠部材１の継ぎ目と同様に、シーリング材
２によりシーリングしている。更に上記没入状部７の室
内側端部を室外側額縁部材３の下まで延長し、更に室外
側額縁部材３の室外側の側面下部に形成した凹部から枠
部材１の内周面にかけてシーリング材９を充填すること
により、室外側額縁部材３と枠部材１との間から雨水が
室内側に浸入しないようにしている。
目も、上述の枠部材１の継ぎ目と同様に、シーリング材
２によりシーリングしている。更に上記没入状部７の室
内側端部を室外側額縁部材３の下まで延長し、更に室外
側額縁部材３の室外側の側面下部に形成した凹部から枠
部材１の内周面にかけてシーリング材９を充填すること
により、室外側額縁部材３と枠部材１との間から雨水が
室内側に浸入しないようにしている。
【００１１】なお図２及び図３において、１０は両枠部
材１間に渡し掛けられ、その一端が一方の枠部材１にビ
ス１１により止着されたジョイントレベル合わせ板、１
２は窓枠下辺側枠部材１の継ぎ目下方に配設した集水皿
であり、該集水皿１２に集められた雨水は水抜きパイプ
１３を通って室外に排出される。１５は枠部材１の外周
面に突設された係合枠であって、建物躯体１６内のアン
カー金具（図示せず）に係合することにより、該枠部材
１を建物躯体１６に一体的に連結するものである。
材１間に渡し掛けられ、その一端が一方の枠部材１にビ
ス１１により止着されたジョイントレベル合わせ板、１
２は窓枠下辺側枠部材１の継ぎ目下方に配設した集水皿
であり、該集水皿１２に集められた雨水は水抜きパイプ
１３を通って室外に排出される。１５は枠部材１の外周
面に突設された係合枠であって、建物躯体１６内のアン
カー金具（図示せず）に係合することにより、該枠部材
１を建物躯体１６に一体的に連結するものである。
【００１２】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、両枠
部材の互いの対向端面間の室内側に目地板を介在させる
ことにより、その対向端面間の室外側に充填したシーリ
ング材が室内側に露出しないようにし、また目地板の室
内周辺面を両枠部材の室内周辺面と面一状に形成してい
るので、室内側から両枠部材間の継ぎ目がほとんど目立
たず、外観上の体裁がよい。
部材の互いの対向端面間の室内側に目地板を介在させる
ことにより、その対向端面間の室外側に充填したシーリ
ング材が室内側に露出しないようにし、また目地板の室
内周辺面を両枠部材の室内周辺面と面一状に形成してい
るので、室内側から両枠部材間の継ぎ目がほとんど目立
たず、外観上の体裁がよい。
【００１３】また前記シーリング材により両枠部材の互
いの対向端面間の室外側を確実にシーリングしているの
で、雨水がその対向端面間から室内側に浸入する恐れも
ない。
いの対向端面間の室外側を確実にシーリングしているの
で、雨水がその対向端面間から室内側に浸入する恐れも
ない。
【図１】窓枠を構成する両枠部材の互いの対向端面間を
本考案の一実施例たるシーリング装置によりシーリング
している状態の要部の斜視図である。
本考案の一実施例たるシーリング装置によりシーリング
している状態の要部の斜視図である。
【図２】同横断面図である。
【図３】同縦断面図である。
【図４】従来例を示す要部の斜視図である。
１ 枠部材 １ａ 枠部材の室内周辺面 １ｂ 枠部材の室外周辺面 ２ シーリング材 ５ 目地板 ５ａ 目地板の室内周辺面
Claims (1)
- 【請求項１】窓枠においてその枠部材とこれに隣接対向
する枠部材との間をシーリングするシーリング装置にお
いて、両枠部材の互いの対向端面間に、所要厚みを有
し、且つ枠部材の室外周辺面よりも没入状になる幅狭な
目地板を、該目地板の室内周辺面が枠部材の室内周辺面
に面一になるよう介在させ、しかして両枠部材の対向端
面間の上記没入状部にシーリング材を充填してなる窓枠
の枠部材シーリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2660491U JPH0639036Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 窓枠の枠部材シーリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2660491U JPH0639036Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 窓枠の枠部材シーリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114984U JPH04114984U (ja) | 1992-10-12 |
| JPH0639036Y2 true JPH0639036Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31911041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2660491U Expired - Lifetime JPH0639036Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 窓枠の枠部材シーリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639036Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9089747B2 (en) | 2010-11-30 | 2015-07-28 | Nike, Inc. | Golf club heads or other ball striking devices having distributed impact response |
| US9168435B1 (en) | 2014-06-20 | 2015-10-27 | Nike, Inc. | Golf club head or other ball striking device having impact-influencing body features |
| US9192831B2 (en) | 2009-01-20 | 2015-11-24 | Nike, Inc. | Golf club and golf club head structures |
| US9278265B2 (en) | 2009-07-24 | 2016-03-08 | Nike, Inc. | Golf club head or other ball striking device having impact-influencing body features |
| US9409076B2 (en) | 2011-04-28 | 2016-08-09 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP2660491U patent/JPH0639036Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9192831B2 (en) | 2009-01-20 | 2015-11-24 | Nike, Inc. | Golf club and golf club head structures |
| US9278265B2 (en) | 2009-07-24 | 2016-03-08 | Nike, Inc. | Golf club head or other ball striking device having impact-influencing body features |
| US9089747B2 (en) | 2010-11-30 | 2015-07-28 | Nike, Inc. | Golf club heads or other ball striking devices having distributed impact response |
| US9409076B2 (en) | 2011-04-28 | 2016-08-09 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads |
| US9168435B1 (en) | 2014-06-20 | 2015-10-27 | Nike, Inc. | Golf club head or other ball striking device having impact-influencing body features |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04114984U (ja) | 1992-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950418 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |